JP2591757Y2 - リニアモーターカー - Google Patents

リニアモーターカー

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JP2591757Y2
JP2591757Y2 JP1990048175U JP4817590U JP2591757Y2 JP 2591757 Y2 JP2591757 Y2 JP 2591757Y2 JP 1990048175 U JP1990048175 U JP 1990048175U JP 4817590 U JP4817590 U JP 4817590U JP 2591757 Y2 JP2591757 Y2 JP 2591757Y2
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JP
Japan
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linear motor
passage
motor car
primary coils
secondary conductor
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JP1990048175U
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JPH0410501U (ja
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正人 森
武 平
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Taisei Corp
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はあらゆる方向に移動可能なリニアモーターカ
ーに関する。
〈従来の技術〉 車両側に設ける一次コイルと通路側に設ける二次導体
の組み合わせにより移動力を発生するリニアモーターカ
ーの移動方向は、一次コイルの巻線方向で決まる。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 前記した従来のリニアモーターカーにはつぎの問題点
がある。
〈イ〉一次コイルの巻線方向が決まっているため、リニ
アモーターカーの移動方向が限られてしまい、全方向に
移動できない。
〈ロ〉二次導体を曲線的に設ければリニアモーターカー
の移動方向を変えられるが、直線に曲がったり鋭角に曲
がることが困難である。
〈本考案の目的〉 本考案は以上の問題点を解決するために成されたもの
で、その目的とするところは、直角に曲がったり鋭角に
曲がることは勿論、全方向に移動できるリニアモーター
カーを提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 即ち本考案はリニアモータ用の一次コイルを底面に備
えた台車と、連続して二次導体を設置した通路で構成す
るリニアモーターカーにおいて、2つの一次コイルを台
車の両側面に水平軸を中心に回転自在に取り付け、立体
的に分岐させて通路を形成し、前記台車側面の一次コイ
ルと対向する通路の側面に二次導体を設け、二次導体に
対する前記2つの一次コイルの巻線方向を一緒に可変可
能に構成したことを特徴とする、リニアモーターカーで
ある。
〈考案の説明〉 以下図面を参照しながら本考案について説明する。
〈イ〉リニアモーターカー 第1図,第2図に本考案に係るリニアモーターカーの
一例を示す。
リニアモーターカーは走行体である台車1と、台車1
の両側に設けた2つの一次コイル2,2と、通路3の両側
に設けた2つの二次導体4,4で構成される。
〈ロ〉台車 台車1は荷物や人を搭載するもので、搭載物に最適な
形状や構造等に設計する。
〈ハ〉一次コイル 一次コイル2,2は一緒に二次導体4,4に対する巻線方向
を変えられるように、台車1の両側面に水平軸を中心に
回転自在に取り付けてある。
一次コイル2,2の回転範囲は、360°の範囲に設定して
おけば、通路3がどのような角度で屈曲している場合で
も対応できる。
一次コイル2,2の回転手段としては例えばモータと歯
車を組み合わせた歯車機構や、公知のカム機構やシリン
ダ機構等を適用できる。
また、一次コイル2,2の回転は、遠隔制御または手動
制御のいづれでもよい。
要は、2つの一次コイル2,2が個別に回転制御される
のではなく、2つの一次コイル2,2が一緒に通路3の交
差角度(屈曲角度)の範囲で回転制御できる状態で台車
1に取り付けてあれば良い。
〈ニ〉二次導体 二次導体4,4は一次コイル2,2と対向する通路3の両側
面に連続して設ける。
二次導体4,4の材料としては、アルミニュウムや鉄を
裏打ちした公知のものを使用できる。
〈作用〉 つぎに台車の移動動作について説明する。
第2図は立体的に形成した通路を示し、図中3aは水平
通路、3bは縦通路、3cは傾斜通路、3dはこれらの通路3a
〜3cが交差する交差点である。
これらの各通路3a〜3cの両側には二次導体4,4が連続
して取り付けてある。
水平通路3aの左側に位置する台車1が交差点3dを経て
縦通路3bに直角に移動する場合は、台車1が交差点3dへ
入った時点で一次コイル2,2を一緒に90°回転すればよ
い。
一次コイル2,2の回転に伴い巻線方向が90°移動する
から、台車1は交差点3dで直角に向きを変え、縦通路3b
へ直角に曲がって進行する。
また傾斜通路3cに曲がる場合は、交差点3dへ入った時
点で傾斜通路3cの傾斜角度に応じて一次コイル2,2を一
緒に回転すればよい。
また台車1の前進及び後退を切り替えるときは、一次
コイル2,2を180°回転するか、或いは一次コイル2,2の
電流の極を変えて行う。
このように、2つの一次コイル2,2を進行方向に向け
て回転するだけで、立体的に構成した各通路3a〜3dを自
由に移動することができる。
〈本考案の効果〉 本考案は以上説明したようになるから次の効果が得ら
れる。
〈イ〉二次導体に対して2つの一次コイルの巻線方向を
一緒に変えることで、立体的に構成した通路上に沿って
任意の方向に移動できる。
〈ロ〉2つの一次コイルの巻線方向を一緒に変えること
で、台車を直角に曲がったり、鋭角に曲がって移動でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案に係るリニアモーターカーの斜視図 第2図:立体的に構成した通路の正面図 1……台車、2,2……一次コイル、3……通路、4,4……
二次導体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リニアモータ用の一次コイルを備えた台車
    と、連続して二次導体を設置した通路で構成するリニア
    モーターカーにおいて、 2つの一次コイルを台車の両側面に水平軸を中心に回転
    自在に取り付け、立体的に分岐させて通路を形成し、 前記台車側面の一次コイルと対向する通路の側面に二次
    導体を設け、二次導体に対する前記2つの一次コイルの
    巻線方向を一緒に可変可能に構成したことを特徴とす
    る、 リニアモーターカー。
JP1990048175U 1990-05-10 1990-05-10 リニアモーターカー Expired - Lifetime JP2591757Y2 (ja)

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JPH0410501U JPH0410501U (ja) 1992-01-29
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JPS63253413A (ja) * 1987-04-10 1988-10-20 Hitachi Ltd リニアモ−タ搬送台車

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JPH0410501U (ja) 1992-01-29

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