JP2591446Y2 - 放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置 - Google Patents

放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置

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JP2591446Y2
JP2591446Y2 JP1993003040U JP304093U JP2591446Y2 JP 2591446 Y2 JP2591446 Y2 JP 2591446Y2 JP 1993003040 U JP1993003040 U JP 1993003040U JP 304093 U JP304093 U JP 304093U JP 2591446 Y2 JP2591446 Y2 JP 2591446Y2
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radiation
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雄太郎 谷
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、放射性廃棄物の貯蔵庫
のように放射性物質を格納する放射線遮蔽壁内に、放射
線を遮蔽しつつ検査機器を挿入する装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電プラント等で発生す
る高レベル廃液等の放射性廃棄物は、例えば、ガラス固
化処理することによって取り扱い性を向上させることが
できる。そして、ガラス固化等の処理がなされた固化体
はコンクリート製放射線遮蔽壁によって囲まれたセル室
の中で自然通風により冷却しつつ貯蔵するようにしてい
る。
【0003】ところで、このように構成された貯蔵庫に
あって、その内部に貯蔵されている固化体が、含有する
放射性物質の崩壊熱によって高温状態となるため、定期
的に、あるいは、必要に応じて、該固化体の貯蔵状態お
よび貯蔵庫自体の健全性を点検する必要がある。放射線
遮蔽壁の内部は、高レベルの放射線雰囲気であって、作
業者が放射線遮蔽壁の内部に入って直接点検作業を実施
することができないため、従来は、放射線遮蔽壁の内壁
面にテレビカメラ等の検査機器を放射性廃棄物の収納前
に設置しておき、遠隔操作によってテレビカメラの角度
を調整する等して点検作業を実施することとしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにテレビカメラを放射線遮蔽壁の内壁面に設置状態
として放置すると、テレビカメラ自体が放射線被曝によ
ってその健全性を低下させてしまうという不都合があっ
た。特に、放射性廃棄物の貯蔵庫のように数10年の長
期間に亘って健全性を維持しなければならない設備にあ
っては、テレビカメラの稼働率はきわめて低く、点検時
に稼働させることができない状態となってしまうことが
考えられる。さらに、故障したテレビカメラを修理する
ときは、貯蔵状態の放射性廃棄物の固化体等を取り除い
て放射線の被曝線量を低減した後に、作業者が放射線遮
蔽壁内に入って修理作業を行わねばならず、多くの作業
工数を必要としていた。
【0005】本考案は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、テレビカメラ等の検査機器に長期間に亘
って放射線が照射されることを回避し、検査機器の健全
性の向上、検査の信頼性の向上等を図ることができる検
査機器挿入装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、放射線遮蔽壁に形成される収納孔と、該
収納孔に摺動可能に挿入され検査機器を着脱可能な遮蔽
体とを具備し、前記収納孔が、放射線遮蔽壁の内側に貫
通状態に形成される貫通孔と、該貫通孔の外方に形成さ
れ該貫通孔よりも大きな開口面積を有しかつ貫通孔と平
行な内壁面を有する収納段部とからなり、前記遮蔽体
が、前記貫通孔と同じ断面形状の摺動孔を有しかつ前記
収納段部に摺動可能に嵌合される筒状の外部遮蔽体と、
該外部遮蔽体の摺動孔および前記貫通孔を遮蔽しつつそ
の内部を摺動させられるとともに放射線遮蔽壁内部に面
する端面に検査機器を着脱する機器取付部を有する内部
遮蔽体とを具備し、前記外部遮蔽体に、該外部遮蔽体が
収納孔から抜き出される途中位置において、前記摺動孔
と放射線遮蔽壁の外部空間とを連通状態とする連通孔
と、該連通孔に嵌合状態に挿入されかつ内部遮蔽体が外
部遮蔽体から抜き出される途中位置において前記摺動孔
を閉塞する閉塞手段と、前記連通孔の外側位置に配置さ
れプラグ手段によって前記摺動孔と外部空間とを密封可
能とする作業孔とが配設されている放射線遮蔽壁内検査
機器挿入装置を提案している。
【0007】
【作用】本考案に係る放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置
によれば、通常時には、放射線遮蔽壁に形成された貫通
孔が内部遮蔽体によって閉塞され、また、貫通孔の外部
に形成された収納段部が外部遮蔽体によって閉塞される
ことにより、放射線遮蔽壁内の放射線が遮蔽される。そ
して、検査時等に、必要に応じて検査機器を挿入する場
合には、まず、外部遮蔽体を収納段部の内面に摺動さ
せ、かつ、内部遮蔽体を貫通孔に摺動させながら両遮蔽
体を収納孔から徐々に抜き出す。次いで、この抜き出し
作業の途中において外部遮蔽体に形成された連通孔が放
射線遮蔽壁の外部に開口したところで、該連通孔内に閉
塞手段を挿入することにより、該連通孔を閉塞する。こ
の状態で、内部遮蔽体を外部遮蔽体の摺動孔内に摺動さ
せつつ抜き出し、内部遮蔽体が前記連通孔の外方に配さ
れたところで、前記閉塞手段によって該摺動孔を閉塞す
る。これにより、閉塞手段によって放射線が遮蔽された
位置に内部遮蔽体が配され、プラグ手段を取り外して作
業孔を開口させることにより、摺動孔内に配される内部
遮蔽体の内側端面に形成された機器取付部に検査機器を
取り付けることが可能となる。そして、逆の手順により
内部遮蔽体を貫通孔に嵌合させることにより、放射線を
遮蔽しつつ検査機器が放射線遮蔽壁内に挿入されること
になる。
【0008】
【実施例】以下、本考案に係る放射線遮蔽壁内検査機器
挿入装置の一実施例について、図1ないし図7を参照し
て説明する。これら各図において、符号1は検査機器挿
入装置(放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置)、2は放射
線遮蔽壁、3は収納孔、4は遮蔽体、5はスライド式遮
蔽体、5bは摺動孔閉塞板(閉塞手段)、6は貫通孔、
7は収納段部、8は内部遮蔽体、9は摺動孔、10は外
部遮蔽体、11はテレビカメラ(検査機器)、12は機
器取付部、13はコネクタ、14はケーブル、15は連
通孔、16は作業孔、17はプラグ(プラグ手段)、1
8は支持部材、Gは外部配線である。
【0009】本実施例の検査機器挿入装置1は、放射線
遮蔽壁2に設けられた収納孔3と、該収納孔3を閉塞す
るように収納される遮蔽体4と、前記収納孔3の外部開
口3aを閉塞するスライド式遮蔽体5とを具備してい
る。
【0010】前記収納孔3は、放射線遮蔽壁2の内側に
貫通状態に形成される矩形断面の貫通孔6と、その外方
に一段大きな開口面積を有し前記貫通孔6と平行な内面
を有する収納段部7とから構成されている。
【0011】前記遮蔽体4は、前記収納孔3の貫通孔6
に嵌合するように挿入され貫通孔6の開口面積よりも若
干小さい断面形状を有する直方体形状の内部遮蔽体8
と、該内部遮蔽体8を嵌合させる摺動孔9を有しかつ前
記収納孔3の収納段部7に嵌合する筒状の外部遮蔽体1
0とを具備している。
【0012】前記内部遮蔽体8には、放射線遮蔽壁2の
内部に配される端面8aに小型ITV等のテレビカメラ
11を取り付けるためのボルト類(図示略)およびコネ
クタ12aからなる機器取付部12が形成されており、
また、他の端面8bには外部配線Gに接続されるコネク
タ13が配設されているとともに、両コネクタ12a・
13の間には、これらを接続するケーブル14が配設さ
れている。該ケーブル14は、図2に示すように、放射
線の直進性に鑑みて蛇行した経路を採ることにより、放
射線の外部への漏洩を回避し得るように配慮されてい
る。
【0013】前記外部遮蔽体10には、長手方向の途中
位置に、上面から摺動孔9まで貫通する連通孔15が形
成されている。該連通孔15は、前記摺動孔9よりも左
右に長い寸法を有しており、摺動孔9の両内側面および
底面に挿入溝15aを形成している。そして、摺動孔9
に対して直交する方向から後述するスライド式遮蔽体を
挿入させて前記収納溝15aに填め込むことにより、摺
動孔9を完全に閉塞するようになっている。また、連通
孔15の後方位置の外部遮蔽体10上面には、該上面と
摺動孔9とを連通する作業孔16が形成されている。そ
して、該作業孔16には、該作業孔16を密封状態に閉
塞するプラグ17が配設されている。
【0014】前記スライド式遮蔽体5は、放射線遮蔽壁
2の外面に密接状態に配され、例えば、クレーン等の吊
り下げ手段(図示略)によって昇降させられる遮蔽扉5
aと、該遮蔽扉5aの外面に密接状態に配され遮蔽扉5
aと独立して昇降させられる摺動孔閉塞板5b(閉塞手
段)とを具備している。遮蔽扉5aは、前記収納孔3の
収納段部7よりも広い面積を有し、遮蔽体4が収納孔3
に収納状態とされたときに下降させられて、収納段部7
を閉塞状態に保持するようになっている。また、前記摺
動孔閉塞板5bは、前記外部遮蔽体10の連通孔15と
一致させられたときに下降させられて、該連通孔15を
閉塞するとともに、さらに下降させられることによって
摺動孔9を閉塞するようになっている。
【0015】また、収納段部7の開口部の上下面には、
板状の支持部材18が配設され、収納孔3から引き出さ
れ放射線遮蔽壁2の外部に突出状態に配された状態の外
部遮蔽体10を支持するようになっている。
【0016】このように構成された検査機器挿入装置1
によって、テレビカメラ11を放射線遮蔽壁2内に挿入
する場合には、次の手順によって実施する。まず、図1
のように、遮蔽体4が収納孔3に収納状態とされかつス
ライド式遮蔽体5の遮蔽扉5aが収納孔3を閉鎖状態に
保持している通常時の状態から、図2に示すようにスラ
イド式遮蔽体5を上昇させ、内部遮蔽体8および外部遮
蔽体10の相対位置関係を保持したまま、外部遮蔽体1
0の連通孔15が摺動孔閉塞板5bと一致する位置ま
で、遮蔽体4を収納孔3の外方に向けて抜き出す。次
に、図3に示すように、摺動孔閉塞板5bを連通孔15
の途中位置まで挿入して連通孔15を閉塞状態とした後
に、内部遮蔽体8を摺動孔9内部で摺動させることによ
り、該内部遮蔽体8の内側端面8aが、外部遮蔽体10
の作業孔16位置よりも外方に配される位置まで抜き出
す。この状態で、図4に示すように、摺動孔閉塞板5b
を下降させ摺動孔9を完全に閉塞することにより、放射
線が遮蔽された外側に内部遮蔽体8を配置することと
し、外部遮蔽体10のプラグ17を取り外して作業孔1
6を開口させることが可能となる。このようにして開口
された作業孔16からテレビカメラ11を挿入し内部遮
蔽体8の内側端面8aに形成された機器取付部12に装
着する。そして、内部遮蔽体8の外側端面8bに配され
るコネクタ13と外部に配されるモニター(図示略)等
とを接続し、前記プラグ17によって、再度、作業孔1
6を閉塞する。
【0017】以上の操作によって、内部遮蔽体8にテレ
ビカメラ11が取り付けられたので、上記手順と逆の手
順に従って、テレビカメラ11を放射線遮蔽壁2内に挿
入する。すなわち、連通孔15を閉塞しかつ摺動孔9を
開通させる位置まで摺動孔閉塞板5bを上昇させ、テレ
ビカメラ11を搭載した内部遮蔽体8を摺動孔9内を摺
動させて外部遮蔽体10の前端面から突出状態に配置す
る。この状態で、内部遮蔽体8と外部遮蔽体10の相対
位置関係を保持したまま、収納孔3内において遮蔽体4
を放射線遮蔽壁2の内方に向けて摺動させ、内部遮蔽体
8を放射線遮蔽壁2の貫通孔6に嵌合状態とする。以上
の操作によって、放射線の漏洩を回避しつつ放射線遮蔽
壁2内にテレビカメラ11を挿入することができ、該テ
レビカメラ11に接続されたモニターによって放射線遮
蔽壁2内の様子を検査することが可能となる。この場合
にあって、貫通孔6と内部遮蔽体8との間隔寸法および
収納段部7と外部遮蔽体10との間隔寸法等は、約2m
m程度とすることにより、相互の摺動を容易にすること
ができるとともに、ストリーミング効果によって、放射
線を十分に減衰させかつ遮蔽することができる。
【0018】このようにして、本実施例の検査機器挿入
装置1を使用することにより、放射線の漏洩を回避しつ
つ放射線遮蔽壁2内にテレビカメラ11を挿入すること
ができるので、検査時等、必要に応じてテレビカメラ1
1を挿入することにより、テレビカメラ11に放射線が
照射される時間を最小限に抑えることができ、該テレビ
カメラ11の健全性を維持することができる。また、テ
レビカメラ11を放射線遮蔽壁2の内外に容易に出し入
れすることができるので、テレビカメラ11を常に正常
な状態に保守することができ、検査の信頼性を向上させ
ることができる。テレビカメラ11の装着、取り外し、
保守等の作業を、放射線遮蔽壁2の外側において実施す
ることができるので、作業者の安全性を確保することが
できることになる。
【0019】なお、本考案の放射線遮蔽壁内検査機器挿
入装置1にあっては、以下の技術を採用することができ
る。 内部遮蔽体8を直方体とし、外部遮蔽体10を四角
い筒状としたが、これに代えて、内部遮蔽体8を円柱状
とし外部遮蔽体10を円筒状とする等、任意の形状とす
ること。 内部遮蔽体8の内側端面8aに取り付ける検査機器
11をテレビカメラとしたが、これに代えて、任意の検
査機器を取り付けること。
【0020】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案に係る放射
線遮蔽壁内検査機器挿入装置は、放射線遮蔽壁の収納孔
に挿入される遮蔽体が、収納孔の収納段部に摺動可能に
嵌合される筒状の外部遮蔽体と、その摺動孔および収納
孔の貫通孔を遮蔽しつつその内部を摺動させられる内部
遮蔽体とを具備し、外部遮蔽体に、収納孔から抜き出さ
れる途中位置で摺動孔と外部空間とを連通する連通孔
と、該連通孔に嵌合状態に挿入され内部遮蔽体が外部遮
蔽体から抜き出される途中位置で摺動孔を閉塞する閉塞
手段と、連通孔の外側に配置されプラグ手段によって摺
動孔と外部空間とを密封可能とする作業孔とが配設され
ているので、以下の効果を奏する。 放射線の漏洩を回避しつつ必要に応じて検査機器を
放射線遮蔽壁内に挿入することにより、検査機器に放射
線が照射される時間を最小限に抑え、検査機器を健全な
状態に維持することができる。 検査機器を放射線遮蔽壁の内外に容易に出し入れす
ることができるので、検査機器を常に正常な状態に保守
しておくことにより、検査の信頼性を向上させることが
できる。 検査機器の装着、取り外し、保守等の作業を、放射
線遮蔽壁の外側において実施することができるので、作
業者の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置の通常
時における放射線遮蔽状態を示す縦断面図である。
【図3】図1の放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置の遮蔽
体抜き出し工程を示す縦断面図である。
【図4】図1の放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置の内部
遮蔽体抜き出し工程を示す縦断面図である。
【図5】図1の放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置の摺動
孔閉塞工程を示す縦断面図である。
【図6】図1の放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置の検査
機器取付工程を示す縦断面図である。
【図7】図1の放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置の検査
機器挿入工程を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 検査機器挿入装置(放射線遮蔽壁内検査機器挿入装
置) 2 放射線遮蔽壁 3 収納孔 4 遮蔽体 5b 摺動孔閉塞板(閉塞手段) 6 貫通孔 7 収納段部 8 内部遮蔽体 8a 端面 9 摺動孔 10 外部遮蔽体 11 テレビカメラ(検査機器) 12 機器取付部 15 連通孔 16 作業孔 17 プラグ(プラグ手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射性物質を格納する放射線遮蔽壁内
    に、放射線を遮蔽しつつ検査機器を挿入する装置であっ
    て、放射線遮蔽壁に形成される収納孔と、該収納孔に摺
    動可能に挿入され検査機器を着脱可能な遮蔽体とを具備
    し、 前記収納孔は、放射線遮蔽壁の内側に貫通状態に形成さ
    れる貫通孔と、該貫通孔の外方に形成され該貫通孔より
    も大きな開口面積を有しかつ貫通孔と平行な内壁面を有
    する収納段部とからなり、 前記遮蔽体は、前記貫通孔と同じ断面形状の摺動孔を有
    しかつ前記収納段部に摺動可能に嵌合される筒状の外部
    遮蔽体と、該外部遮蔽体の摺動孔および前記貫通孔を遮
    蔽しつつその内部を摺動させられるとともに放射線遮蔽
    壁内部に面する端面に検査機器を着脱する機器取付部を
    有する内部遮蔽体とを具備し、 前記外部遮蔽体に、該外部遮蔽体が収納孔から抜き出さ
    れる途中位置において、前記摺動孔と放射線遮蔽壁の外
    部空間とを連通状態とする連通孔と、該連通孔に嵌合状
    態に挿入されかつ内部遮蔽体が外部遮蔽体から抜き出さ
    れる途中位置において前記摺動孔を閉塞する閉塞手段
    と、前記連通孔の外側位置に配置されプラグ手段によっ
    て前記摺動孔と外部空間とを密封可能とする作業孔とが
    配設されていることを特徴とする放射線遮蔽壁内検査機
    器挿入装置。
JP1993003040U 1993-02-05 1993-02-05 放射線遮蔽壁内検査機器挿入装置 Expired - Lifetime JP2591446Y2 (ja)

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JPH0662400U JPH0662400U (ja) 1994-09-02
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