JP2591244B2 - レーダ信号の圧縮方式 - Google Patents

レーダ信号の圧縮方式

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレーダ信号の圧縮方式に係り、特にディジタ
ル伝送するレーダビデオのディジタル圧縮方式に関す
る。
(従来の技術) 周知のように、レーダ装置の受信機で取得されたレー
ダビデオをディジタル化して遠隔地に伝送しそこに設け
られる表示装置にレーダ画像を描画することが行われて
いる。
ここに、レーダビデオは、例えば第4図に示すよう
に、航空機等の高速移動物体からの反射信号(以下、
「ターゲット信号」)、建物や山等の固定物及び雨雲等
からの反射信号(以下、「クラッタ信号」)、及び受信
機のノイズ信号で構成されるが、クラッチ信号にターゲ
ット信号が重畳される場合にはそれらを分離識別できる
ようにする必要がある。
そこで、従来では、例えば第3図(a)に斜線を付し
て示すように、レーダビデオの振幅方向において全てを
一様に細い量子化単位でサンプリングして8ビット〜12
ビットのディジタル信号に変換し、クラッタ信号やター
ゲット信号を忠実に伝送できるようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のディジタル化方式では、レーダビデオ
の全てを一様にA/D変換するようにしているので、膨大
なデータ量となる。従って、遠隔地への伝送に際して
は、大容量のディジタル回線を使用するか、あるいは、
小容量のディジタル回線を多数束ねて時分割伝送する必
要があり、ディジタル回線の使用料等の維持費が高額に
なるという問題がある。
本発明は、このような従来の問題に鑑みなされたもの
で、その目的は、伝送データ量の低減を図り得るレーダ
信号の圧縮方式を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明のレーダ信号の圧
縮方式は次の如き構成を有する。
即ち、本発明のレーダ信号の圧縮方式は、レーダ信号
をディジタル化するA/D変換器と;レーダ装置の全探知
範囲内で定常的に取得される振幅情報を角度単位ごとに
予め記憶するパターンメモリと;前記A/D変換器の出力
と前記パターンメモリの出力との減算を行い差分信号を
出力する減算器と;前記減算器の出力を受けてスレッシ
ュホールドレベル以上と以下との信号に分離して出力す
る差分信号分離回路;前記差分信号分離回路の出力を受
けて、スレッシュホールド以上の信号には角度情報及び
距離情報を付加し、スレッシュホールド以下の信号には
角度情報を付加し、各々の信号を多重化して出力する多
重化回路と;レーダ装置からトリガ信号及び角度情報を
得、前記各要素にタイミング信号を、また前記多重化回
路に角度/距離の情報をそれぞれ出力するタイミング制
御回路と;を備えたことを特徴とするものである。
(作 用) 次に、前記の如く構成される本発明のレーダ信号の圧
縮方式の作用について説明する。
本発明では、レーダ装置の全探知範囲内で定常的に取
得される振幅情報をパターン信号として角度単位ごとに
パターンメモリに予め格納し、このパターン信号とディ
ジタル化したレーダ信号との間で減算処理をする。その
結果、クラッタ成分が除去され、高い振幅レベルの信号
が抑圧される。そして、この差分信号をスレッシュホー
ルドレベル以上と以下の信号に分離し、各信号を多重化
して送出する。ここで、スレッシュホールドレベルと
は、航空機ビデオを連続的信号のノイズ信号と弁別して
離散的信号として取り出すための境界レベルのことであ
る。
斯くして、スレッシュホールドレベルを越えない信号
は低振幅レベル数で伝送でき、またスレッシュホールド
レベルを越えるような高振幅レベルの信号は従来と同様
のビット数となるがその数が従来よりも格段と少なくな
るので、総じて伝送データ量が大幅に低減されることに
なる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るレーダ信号の圧縮
方式を示す。第1図において、タイミング制御回路12
は、図外のレーダ装置からトリガ信号と角度信号とを
得、クロックや距離信号を生成し、クロック13をA/D変
換器1へ、角度信号14をパターンROM11へ、角度/距離
の信号15を多重化回路8へそれぞれ出力する。
パターンROM11には、レーダ装置の全探知範囲内で定
常的に取得される振幅情報がパターン信号として角度単
位ごとに予め格納してあり、角度信号14に従ってパター
ン信号10を減算器3の一方の出力に出力する。
レーダ装置の受信機から出力されるレーダ信号たるレ
ーダビデオは、A/D変換器1にて従来と同様の振幅量子
化ビット数でディジタル信号2に変換され、減算器3の
他方の入力となる。
レーダビデオが例えば第2図(a)に示す通りである
とすれば、パターンROM11内の対応するパターン信号は
第2図(b)に示すようにクラッタ信号に相当するもの
であるから、減算器3にて両入力信号間で減算された差
分信号4は第2図(c)に示すようになる。即ち、レー
ダビデオの中、ターゲット信号のみの部分(図中右方の
場合)はA/D変換器1の出力がそのまま減算器3の出力
となるが、クラッタ信号のある部分(図中左方の場合)
ではそのクラッタ信号が除かれるのでそこに重畳してい
たターゲット信号のみが低い振幅レベルの信号として減
算器3から出力される。レーダビデオ中の高い振幅レベ
ルの信号が抑圧されたのである。
差分信号分離回路5では、第2図(c)に示すように
スレッシュホールドレベルが設定してあり、このスレッ
シュホールドレベルと差分信号4の振幅レベルとを比較
し、その差分信号をスレッシュホールド以上の信号6
(第2図(d))とスレッシュホールド以下の信号7
(第2図(e))とに分離し、それぞれを多重化回路8
へ出力する。
多重化回路8では、両入力信号にスレッシュホールド
レベルを越える信号か否かのデータ種別を示す符号を付
加するとともに、スレッシュホールドレベル以上の信号
6には角度情報と距離情報を付加し、スレッシュホール
ドレベル以下の信号7には角度情報を付加し、それらを
時分割多重化して出力する。
つまり、スレッシュホールドレベルを越えない信号は
低振幅ビット数で送出される。また、スレッシュホール
ドレベルを越えるような高振幅レベルの信号は従来と同
様のビット数とで送出される。しかし、高振幅ビット数
の信号は、第3図(b)の斜線で示すように格段に少な
くなるので、総じて伝送データ量を少なくできる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のレーダ信号の圧縮方式
によれば、レーダ装置の全探知範囲内で定常的に取得さ
れる振幅情報をパターン信号として角度単位ごとに予め
記憶し、このパターン信号とディジタル化したレーダ信
号との間で減算処理をし、即ち、高い振幅レベル信号を
抑圧し、それをスレッシュホールド以上と以下の信号に
分離し、各信号を多重化するようにしたので、本来的に
スレッシュホールドレベルを越えない信号は低振幅ビッ
ト数で伝送でき、またスレッシュホールドレベルを越え
るような高振幅レベルの信号は従来と同様のビット数と
なるがその数が従来よりも格段と少なくなり、総じて伝
送データ量を大幅に低減できる。
従って、回線の低容量化を図ることができ、回線の使
用料等の維持費の低減が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るレーダ信号の圧縮方式
の構成ブロック図、第2図は動作説明図、第3図はレー
ダビデオのディジタル化方式を従来方式と本発明方式と
で比較して示す図、第4図はレーダビデオの一例を示す
図である。 1……A/D変換器、3……減算器、5……差分信号分離
回路、8……多重化回路、11……パターンROM、12……
タイミング制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーダ信号をディジタル化するA/D変換器
    と;レーダ装置の全探知範囲内で定常的に取得される振
    幅情報を角度単位ごとに予め記憶するパターンメモリ
    と;前記A/D変換器の出力と前記パターンメモリの出力
    との減算を行い差分信号を出力する減算器と;前記減算
    器の出力を受けてスレッシュホールドレベル以上と以下
    との信号に分離して出力する差分信号分離回路と;前記
    差分信号分離回路の出力を受けて、スレッシュホールド
    以上の信号には角度情報及び距離情報を付加し、スレッ
    シュホールド以下の信号には角度情報を付加し、各々の
    信号を多重化して出力する多重化回路と;レーダ装置か
    らトリガ信号及び角度情報を得、前記各要素にタイミン
    グ信号を、また前記多重化回路に角度/距離の情報をそ
    れぞれ出力するタイミング制御回路と;を備えたことを
    特徴とするレーダ信号の圧縮方式。
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