JP2590987Y2 - 自動車のバックミラー装置 - Google Patents
自動車のバックミラー装置Info
- Publication number
- JP2590987Y2 JP2590987Y2 JP1991068263U JP6826391U JP2590987Y2 JP 2590987 Y2 JP2590987 Y2 JP 2590987Y2 JP 1991068263 U JP1991068263 U JP 1991068263U JP 6826391 U JP6826391 U JP 6826391U JP 2590987 Y2 JP2590987 Y2 JP 2590987Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- rearview mirror
- introduction space
- compressor
- air introduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のバックミラー装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、実願昭61−24688号(実開
昭62−137165号公報)のマイクロフィルムによ
って、ミラーの前面にエア・カーテンを形成するエア・
カーテン装置及びエア・カーテン装置にエアを供給する
コンプレッサを持つバックミラー装置(以下、第1従来
例という。)について記載され、 また、エンジンを駆動
源とするエアーコンプレッサーから供給される高圧空気
をミラーに直に吹きつけて、ミラーに付着した水滴を除
去する形式(以下、第2従来例という。)が特開昭56
−163931号公報に記載され、 また、マフラーから
排出される排気ガスを直に導管および開閉弁を介してミ
ラーに向って噴出させる形式(以下、第3従来例とい
う。)が特開昭52−73431号公報に記載され、 更
に、車両において暖房過給機を制御する目的で、排気ガ
スにより作動するコンプレッサを用いている構成 (以
下、第4従来例という。)は、特開平1−208217
号公報、特開平1−202515号公報に記載されてい
る。
昭62−137165号公報)のマイクロフィルムによ
って、ミラーの前面にエア・カーテンを形成するエア・
カーテン装置及びエア・カーテン装置にエアを供給する
コンプレッサを持つバックミラー装置(以下、第1従来
例という。)について記載され、 また、エンジンを駆動
源とするエアーコンプレッサーから供給される高圧空気
をミラーに直に吹きつけて、ミラーに付着した水滴を除
去する形式(以下、第2従来例という。)が特開昭56
−163931号公報に記載され、 また、マフラーから
排出される排気ガスを直に導管および開閉弁を介してミ
ラーに向って噴出させる形式(以下、第3従来例とい
う。)が特開昭52−73431号公報に記載され、 更
に、車両において暖房過給機を制御する目的で、排気ガ
スにより作動するコンプレッサを用いている構成 (以
下、第4従来例という。)は、特開平1−208217
号公報、特開平1−202515号公報に記載されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記第1従来例および
第2従来例は、ドロ水等の付着による運転のし辛さや当
該付着によって運転者が車外に出なければならない煩わ
しさを解消することができて好ましいものであるが、コ
ンプレッサの駆動源としてエンジンの排気ガスを利用し
ていないものであって、バッテリーに負担をかけるもの
であった。 上記の負担を軽減するために上記第4従来例
の暖房過給機制御用の排気ガス作動コンプレッサを利用
しようとする場合、当該コンプレッサによるエアを運転
席において運転者が必要に応じて任意にオン・オフ操作
でききるものではなく、容易且つ安易に採用できるもの
ではない。 上記第3従来例は、コンプレッサーを介さず
に直にミラーに噴出された排気ガス中から油分、煙等を
除去する排気清浄装置が無い場合には、排気ガスがミラ
ーを汚してしまう欠陥があった。
第2従来例は、ドロ水等の付着による運転のし辛さや当
該付着によって運転者が車外に出なければならない煩わ
しさを解消することができて好ましいものであるが、コ
ンプレッサの駆動源としてエンジンの排気ガスを利用し
ていないものであって、バッテリーに負担をかけるもの
であった。 上記の負担を軽減するために上記第4従来例
の暖房過給機制御用の排気ガス作動コンプレッサを利用
しようとする場合、当該コンプレッサによるエアを運転
席において運転者が必要に応じて任意にオン・オフ操作
でききるものではなく、容易且つ安易に採用できるもの
ではない。 上記第3従来例は、コンプレッサーを介さず
に直にミラーに噴出された排気ガス中から油分、煙等を
除去する排気清浄装置が無い場合には、排気ガスがミラ
ーを汚してしまう欠陥があった。
【0004】 本考案は上記したような事実に鑑み、ミラ
ーに排気ガスが直に接しないようにする工夫および運転
席において運転者が必要に応じて任意にエア・カーテン
をオン・オフ操作で形成できるようにする工夫を施した
ものであって、すなわち、排気ガスを駆動源として作動
するコンプレッサにより圧縮エア・タンクに圧縮エアを
貯蔵しておき、この貯蔵したエアを運転者が運転席にお
いて任意にオン・オフしてエア・カーテン形成用ノズル
5から噴出される空気流によってバックミラーの前で雨
水やホコリ、ドロを遮断するようにしたものである。
ーに排気ガスが直に接しないようにする工夫および運転
席において運転者が必要に応じて任意にエア・カーテン
をオン・オフ操作で形成できるようにする工夫を施した
ものであって、すなわち、排気ガスを駆動源として作動
するコンプレッサにより圧縮エア・タンクに圧縮エアを
貯蔵しておき、この貯蔵したエアを運転者が運転席にお
いて任意にオン・オフしてエア・カーテン形成用ノズル
5から噴出される空気流によってバックミラーの前で雨
水やホコリ、ドロを遮断するようにしたものである。
【0005】 本考案は上記のように工夫した新規な自動
車のバックミラー装置を提供することを目的とする。
車のバックミラー装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係わる自動車のバックミラー装置は、バック
ミラー1におけるカバー部2の内側にエア導入空間3を
設け、このエア導入空間3にエアを送り込む圧縮エア・
タンク6をエンジンルーム7内に設け、圧縮エア・タン
ク6と上記エア導入空間3を供給チューブ4で連結する
と共にエア導入空間3の先端縁にミラー1の前面の上か
ら下方に向ってエアを噴出するエア・カーテン形成用ノ
ズル5を設け、またエンジン12のエキゾーストパイプ
8から分流した排気ガスにより作動するコンプレッサ9
をエンジンルーム7内に設け、このコンプレッサ9と上
記圧縮エア・タンク6を送りチューブ10により連結す
ると共に上記供給チューブ4の途中に運転席からの操作
でオン・オフする開閉弁11を設けたものである。
に本考案に係わる自動車のバックミラー装置は、バック
ミラー1におけるカバー部2の内側にエア導入空間3を
設け、このエア導入空間3にエアを送り込む圧縮エア・
タンク6をエンジンルーム7内に設け、圧縮エア・タン
ク6と上記エア導入空間3を供給チューブ4で連結する
と共にエア導入空間3の先端縁にミラー1の前面の上か
ら下方に向ってエアを噴出するエア・カーテン形成用ノ
ズル5を設け、またエンジン12のエキゾーストパイプ
8から分流した排気ガスにより作動するコンプレッサ9
をエンジンルーム7内に設け、このコンプレッサ9と上
記圧縮エア・タンク6を送りチューブ10により連結す
ると共に上記供給チューブ4の途中に運転席からの操作
でオン・オフする開閉弁11を設けたものである。
【0007】
【作用】本考案に係る自動車のバックミラー装置はエン
ジンの排気ガスによりコンプレッサを作動して圧縮エア
・タンク6に圧縮エアを常にストックし、このストック
した圧縮エアの供給を運転者が運転席において任意にオ
ン・オフして行い、よって必要とするときにバックミラ
ーの前にエア・カーテンをつくれるようにしたものであ
る。
ジンの排気ガスによりコンプレッサを作動して圧縮エア
・タンク6に圧縮エアを常にストックし、このストック
した圧縮エアの供給を運転者が運転席において任意にオ
ン・オフして行い、よって必要とするときにバックミラ
ーの前にエア・カーテンをつくれるようにしたものであ
る。
【0008】
【考案の効果】本考案は上記の通りであるので、ミラー
に排気ガスが直に接しないようにする工夫および運転席
において運転者が必要に応じて任意にエア・カーテンを
オン・オフ操作で形成できるようにする工夫を施した新
規な自動車のバックミラー装置を提供するという所期の
目的を完全に達成する優れた効果を奏するものである。
に排気ガスが直に接しないようにする工夫および運転席
において運転者が必要に応じて任意にエア・カーテンを
オン・オフ操作で形成できるようにする工夫を施した新
規な自動車のバックミラー装置を提供するという所期の
目的を完全に達成する優れた効果を奏するものである。
【0009】
【実施例】図に示す実施例は、サイドミラーと通称され
ているバックミラー1におけるカバー部2の内側にエア
導入空間3を設け、このエア導入空間3にエアを送り込
む圧縮エア・タンク6をエンジンルーム7内に設け、圧
縮エア・タンク6と上記エア導入空間3を供給チューブ
4等で連結すると共にエア導入空間3の先端縁にミラー
1の前面の上から下方に向ってエアを噴出するエア・カ
ーテン形成用ノズル5を設け、このノズル5から噴出さ
れる空気流によって雨水やホコリの遮断を果たす幕(エ
ア・カーテン)を形成するようにする。
ているバックミラー1におけるカバー部2の内側にエア
導入空間3を設け、このエア導入空間3にエアを送り込
む圧縮エア・タンク6をエンジンルーム7内に設け、圧
縮エア・タンク6と上記エア導入空間3を供給チューブ
4等で連結すると共にエア導入空間3の先端縁にミラー
1の前面の上から下方に向ってエアを噴出するエア・カ
ーテン形成用ノズル5を設け、このノズル5から噴出さ
れる空気流によって雨水やホコリの遮断を果たす幕(エ
ア・カーテン)を形成するようにする。
【0010】 また、エンジン12のエキゾーストパイプ
8から分流した排気ガスにより作動するコンプレッサ
(ターボチャジー)9をエンジンルーム7内に設け、こ
のコンプレッサ9と上記圧縮エア・タンク6を送りチュ
ーブ10により連結すると共に上記供給チューブ4の途
中に運転席からの操作でオン・オフする開閉弁11を設
けたものである。
8から分流した排気ガスにより作動するコンプレッサ
(ターボチャジー)9をエンジンルーム7内に設け、こ
のコンプレッサ9と上記圧縮エア・タンク6を送りチュ
ーブ10により連結すると共に上記供給チューブ4の途
中に運転席からの操作でオン・オフする開閉弁11を設
けたものである。
【図1】本考案の実施例を示す全体の概略図である。
【図2】要部の断面図である。
1 バックミラー 2 カバー部 3 エア導入空間 4 供給チュー
ブ 5 ノズル 6 エア・タン
ク 7 エンジンルーム 8 エキゾース
トパイプ 9 コンプレッサ 10 送りチュー
ブ 11 開閉弁 12 エンジン
ブ 5 ノズル 6 エア・タン
ク 7 エンジンルーム 8 エキゾース
トパイプ 9 コンプレッサ 10 送りチュー
ブ 11 開閉弁 12 エンジン
Claims (1)
- 【請求項1】 バックミラー1におけるカバー部2の内
側にエア導入空間3を設け、このエア導入空間3にエア
を送り込む圧縮エア・タンク6をエンジンルーム7内に
設け、圧縮エア・タンク6と上記エア導入空間3を供給
チューブ4で連結すると共にエア導入空間3の先端縁に
ミラー1の前面の上から下方に向ってエアを噴出するエ
ア・カーテン形成用ノズル5を設け、またエンジン12
のエキゾーストパイブ8から分流した排気ガスにより作
動するコンプレッサ9をエンジンルーム7内に設け、こ
のコンプレッサ9と上記圧縮エア・タンク6を送りチュ
ーブ10により連結すると共に上記供給チューブ4の途
中に運転席からの操作でオン・オフする開閉弁11を設
けたことを特徴とする自動車のバックミラー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991068263U JP2590987Y2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 自動車のバックミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991068263U JP2590987Y2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 自動車のバックミラー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540065U JPH0540065U (ja) | 1993-05-28 |
JP2590987Y2 true JP2590987Y2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=13368695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991068263U Expired - Lifetime JP2590987Y2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 自動車のバックミラー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590987Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019089466A (ja) * | 2017-11-15 | 2019-06-13 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用視認装置 |
JP2020121605A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | 京セラ株式会社 | カメラ清浄装置および制御方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5273431A (en) * | 1975-12-15 | 1977-06-20 | Manzou Wakabayashi | Automatic cleaner for vehicle |
JPS56163931A (en) * | 1980-05-16 | 1981-12-16 | Hironobu Hori | Device for removing drops of water on rear-view mirror of transport facilities |
JPS62137165U (ja) * | 1986-02-22 | 1987-08-29 | ||
JPH01208217A (ja) * | 1988-02-16 | 1989-08-22 | Toyota Motor Corp | 車両用暖房過給制御装置 |
JPH01202515A (ja) * | 1988-02-08 | 1989-08-15 | Toyota Motor Corp | 車両用暖房装置 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP1991068263U patent/JP2590987Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0540065U (ja) | 1993-05-28 |
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