JP2590959B2 - セレン層の剥離方法 - Google Patents

セレン層の剥離方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の技術分野 本発明は電子写真感光体から無定形セレン含有感光層
を除去する方法に関する。
従来の技術 電子写真感光体を使用した電子写真複写装置は、近年
著しく普及し、多用されており、それに伴ない廃棄され
る電子写真複写装置も増加してきている。これ等廃棄さ
れた電子写真複写装置に用いられている電子写真感光体
としては、導電性金属支持体、例えばアルミニウムドラ
ム上に無定形セレン含有感光層が蒸着されたものが一般
的である。ところで、導電性金属支持体、特にドラム状
支持体は、表面平滑性及び寸法精度が要求されるため、
廃棄することなく再利用をはかるのが有利である。
従来、電子写真感光体における無定形セレン含有感光
層を金属支持体から分離する方法としては、種々のもの
が提案されている。例えば(1)無定形セレン含有感光
層を切削する方法、(2)加熱冷却を繰り返し、セレン
層と金属支持体との熱膨張率の差を利用して剥離する方
法、(3)ノズルから噴射した高圧の温水で剥離する方
法(特開昭59−18104号公報)、(4)真空中で加熱し
てセレンを蒸発させる方法(特開昭55−149949号公
報)、(5)無定形セレン含有感光層を加熱処理した
後、又は加熱下に薬剤で処理する方法(特開昭58−2174
12号公報、特開昭53−147703号公報)等が知られてい
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、これ等従来知られている方法はいずれ
も満足すべきものではなかった。例えば、(1)〜
(4)の方法では、セレンの粉塵が空中に浮遊したり、
セレン酸化物或いはセレンと共に含まれるAs、Teなどの
酸化物等の蒸気が発生したりして、人体に有害であり、
それ等を回収するための装置及び設備が必要となった。
又、無定形セレン含有感光層が剥離された後の金属支持
体の表面は粗れたものになったり、或いは熱の作用を受
けて生じた内部応力により、表面に変形が生じたりする
欠点があった。又(5)の方法は、無定形セレン含有感
光層をかなりの高温において処理しないと十分な剥離効
果を得ることができなかったり、セレンが薬剤と反応し
て有毒な物質を形成したり、或いは薬剤によって金属支
持体が損傷を受けるという欠点があり、未だ充分満足の
いくものではなかった。
本出願人等は、先に、抱水ヒドラジンを用いる方法を
提案した(特願昭62−138292号公報)。この方法によれ
ば、金属支持体の表面を粗らしたり変形を起こすことな
く、比較的低温の温和な条件でSe層を分離することがで
き、上記従来の技術における問題点が解決されるのであ
る。
ところで、この方法において、抱水ヒドラジン水溶液
を浸漬槽に入れ、その中で処理を続けて行くと、抱水ヒ
ドラジン水溶液のSe除去能力が低下していく。そこで抱
水ヒドラジン水溶液のSe除去能力が低下しないように管
理する必要がある。抱水ヒドラジン水溶液のSe除去能力
を管理する場合、ヒドラジン濃度を測定すればよいが、
ヒドラジン濃度の測定には時間がかかり、剥離処理を効
率良く実施することができない。即ち、ヒドラジン濃度
の測定法としては、KIO3滴定法が知られているが、KIO3
滴定法は、測定に要する時間が長く、また、抱水ヒドラ
ジン水溶液中にSeが溶け込んだ場合、SeがKIO3と反応し
てしまうため、正確なヒドラジン濃度を測定するには、
原子吸光法で測定したSe濃度を差し引く必要があり、そ
のため、Se除去能力を管理する上で、適しているもので
はなかった。
したがって、上記抱水ヒドラジン水溶液を用いる方法
において、剥離操作を繰り返して実施するに際して、抱
水ヒドラジン水溶液のSe除去能力を充分に発揮させるこ
とは困難であった。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもの
である。
問題点を解決するための手段 本発明者等は、検討の結果、抱水ヒドラジン水溶液の
比重がSe除去能力に関係することに着目して、本発明を
完成するに至った。
本発明はの無定形セレン含有感光層の剥離方法は、導
電性金属支持体上に無定形セレン含有感光層を設けてな
る電子写真感光体を、抱水ヒドラジン水溶液で処理して
無定形セレン含有感光層を剥離するに際し、抱水ヒドラ
ジン水溶液の比重を1.2以下に維持しながら処理するこ
とを特徴とする。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において処理される電子写真感光体は、導電性
金属支持体上に無定形セレン含有感光層が設けられたも
のである。導電性金属支持体としては、アルミニウム、
真鍮、クロム、ステンレススチール等、抱水ヒドラジン
によって腐食されないものであれば如何なるものでもよ
いが、アルミニウム又はアルミニウム合金よりなるもの
が最も多く使用されている。又、その形状は如何なるも
のでもよいが、ドラム状の形状を有する場合に、本発明
が特に効果的に適用できる。上記導電性支持体上に設け
られた無定形セレン含有感光層としては、例えば、セレ
ン蒸着層のほか、Se−As蒸着層、Se−Te蒸着層等を例示
することができる。
本発明を実施するに際して、電子写真感光体が表面層
を有する場合には、例えば、溶剤処理などによって予め
表面層を除去するのが好ましい。次いで必要に応じて水
洗、或いはアルコールその他の有機溶剤による洗浄を行
う。
本発明においては、電子写真感光体を抱水ヒドラジン
の水溶液で処理するのであるが、無定形セレン含有感光
層のセレンは抱水ヒドラジンと次のように反応し、それ
によって無定形セレン含有感光層が導電性金属支持体か
ら分離される。
6H2H4・H2O+3Se→2(N2H4・H2Se +(N2H42H2SeO3・3H2O 抱水ヒドラジン水溶液による処理は、電子写真感光体
を、30〜50℃に保温した抱水ヒドラジン水溶液中に10〜
30分間浸漬することによって行なわれる。
浸漬槽中の抱水ヒドラジン水溶液は、比重が1.2より
高くならないように管理する必要がある。比重が1.2よ
り高くなると、Se除去能力が低くなり、処理に長時間を
要することになる。比重が1.2に達した場合には、抱水
ヒドラジン水溶液の一部或いは全部を新しい抱水ヒドラ
ジン水溶液と交換する。それによって浸漬槽中の抱水ヒ
ドラジン水溶液のSe除去能力が常に一定の範囲に維持さ
れることになる。
抱水ヒドラジンにより処理された電子写真感光体から
は無定形セレン層が除去されるので、回収された導電性
金属支持体は、必要に応じて、水洗、酸処理、フレオン
処理等による処理が行われる。
実施例 以下、実施例によって本発明を説明する。
抱水ヒドラジン70%と水30%とを混合して得られた比
重1.01の水溶液を浸漬槽に入れ、45℃に加温し、この溶
液中にアルミニウム基板及びセレン蒸着層よりなる複写
ドラムを浸漬した。浸漬後、20〜25分間でセレン蒸着層
がアルミニウム基板から完全に除去された。次いで、ア
ルミニウム基板は、実施例1と同様に処理され、変形が
なく平滑な表面のアルミニウム基板が回収された。
この回収操作を繰返し行ったところ、浸漬槽中の水溶
液の比重は漸次増加していった。比重測定を適宜行い、
比重が1.2に達した時点で、剥離されたセレン層がドラ
ム面に再付着し始めたので、剥離操作を取り止め、浸漬
槽中に新たな抱水ヒドラジン水溶液を導入し、回収操作
を続行して行った。
発明の効果 本発明は、上記のように電子写真感光体を抱水ヒドラ
ジン水溶液で処理するに際して、比重が1.2以下に維持
して行うから、抱水ヒドラジン水溶液のSe除去能力を十
分発揮させることができ、安定してセレン除去操作を実
施することができる。
そして、本発明によれば、従来の技術におけるような
欠点がなく、すなわち、環境汚染がなく安全であって、
温和な条件で剥離処理を実施することができ、そして、
剥離後の金属支持体の表面が損傷を受けたり、変形した
りすることがない。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性金属支持体上に無定形セレン含有感
    光層を設けてなる電子写真感光体を、抱水ヒドラジン水
    溶液で処理して無定形セレン含有感光層を剥離するに際
    し、抱水ヒドラジン水溶液の比重を1.2以下の状態に維
    持しながら処理することを特徴とする無定形セレン含有
    感光層の剥離方法。
JP28223987A 1987-11-10 1987-11-10 セレン層の剥離方法 Expired - Lifetime JP2590959B2 (ja)

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