JP2590948Y2 - コンシールド型ドアクローザを備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイドレール - Google Patents

コンシールド型ドアクローザを備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイドレール

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JP2590948Y2 JP1992093483U JP9348392U JP2590948Y2 JP 2590948 Y2 JP2590948 Y2 JP 2590948Y2 JP 1992093483 U JP1992093483 U JP 1992093483U JP 9348392 U JP9348392 U JP 9348392U JP 2590948 Y2 JP2590948 Y2 JP 2590948Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、断面C型の溝形材より
なり溝内にストッパを備えていてドア上枠またはドアに
埋め込まれるストッパ付ガイドレールであって、ガイド
レールがコンシールド型ドアクローザの出力軸に固定さ
れたアームの他端に枢着されたローラを溝内に案内し、
ドアを所要角度に全開したときにストッパがローラを当
接停止するようになっている,コンシールド型ドアクロ
ーザを備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイドレールに
関する。
【0002】
【従来の技術】図3(a),(b)は、従来のコンシー
ルド型ドアクローザを用いたドアの自動閉扉装置を示
す。該ドアの自動閉扉装置は、断面C型の溝形材のガイ
ドレール10の溝内にストッパ20を備えてなるストッ
パ付ガイドレールがドア上枠W(またはドア)に埋め込
まれ、コンシールド型ドアクローザKがドアD(または
ドア上枠)に埋め込まれ、コンシールド型ドアクローザ
Kの出力軸に固定されたアームAの他端に枢着されたス
ライド体であるローラRをガイドレール10の溝内に案
内しかつドアDを所要角度に全開したときに矢印の方向
に転動するローラRをストッパ20で当接停止するよう
になっている。ガイドレール10は、ドア上枠Wのガイ
ドロール用凹部に収容されタッピンネジにより固定され
ている。ストッパ20は、ガイドレール10の溝内の正
面部壁にL形止め具2aが小ねじ2bで止められ該L形
止め具2aの垂直面部より張設された「く」の字形に屈
曲した一対のばね板2c,2cがローラRを受け入れて
挟持するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、ドアDが所
要角度に全開しローラRがストッパ2を押圧するときに
は、ガイドレール10のドア開放側の側面部12を広げ
る分力が該ローラRから該側面部12に対して作用し、
ガイドレール10のストッパ付近のドア開放側の側面部
12が拡がり変形や破損を生ずることがあった。また、
ドアDを全開したときにローラRがストッパ20を押圧
する力を、ガイドレール10の正面部11にL形止め具
2aを止めている小ねじ2bで受けるため、該小ねじ2
bが弛まないように該小ねじ2bをかなり強く締め付け
ており、かつばね座金2dを必要としている。さらに、
ドアDの全開角度を変更に合わせてストッパ20の固定
位置を変更する場合に、小ねじ2bの取外し再取付けが
難しく該ストッパ20の固定位置が面倒であった。小ね
じ2bの取外しが難しい理由は、小ねじ2bをかなり強
く締め付けているからで、取り外しに際して小ねじ2b
のヘッドの十字孔等の係止凹部をねじ回し(ドライバ
ー)の先で潰してしまうことが多いためであり、また、
小ねじの再取付けが難しい理由は、小ねじ2bのヘッド
がガイドレール10の溝の奥に位置していることと、ば
ね座金2dを必要としていてばね座金2dが小ねじ2b
から外れてしまうためである。従って、ドアDの全開角
度の変更に伴うストッパ20の固定位置の変更は、作業
が面倒であった。また、小ねじ2bやばね座金2dを取
り外してしまうために紛失してしまう虞れがあった。
【0004】本願第一考案は、上述した点に鑑み案出し
たもので、ドアを所要角度に全開する度にローラの押圧
力がストッパに繰り返し作用する際にガイドレールのド
ア開放側の側面部を広げる分力がローラからガイドレー
ルの側面部に対して作用し、ガイドレールのストッパ付
近のドア開放側の側面部が拡がり変形や破損を生ずるこ
とがなく、さらにドアを所要角度に全開する度にローラ
の押圧力がストッパに繰り返し作用してもストッパを止
めているねじが弛まずストッパの位置ずれが生じないよ
うに改善された,コンシールド型ドアクローザを備えた
自動閉扉装置のストッパ付ガイドレールを提供すること
目的としている。
【0005】また本願第二考案は、ガイドレールを取り
外すことなくストッパの位置変更が容易かつ確実にで
き、ドアを所要角度に全開する度にローラの押圧力がス
トッパに繰り返し作用する際にガイドレールのドア開放
側の側面部を広げる分力がローラからガイドレールの側
面部に対して作用し、ガイドレールのストッパ付近のド
ア開放側の側面部が拡がり変形や破損を生ずることがな
く、さらにドアを所要角度に全開する度にローラの押圧
力がストッパに繰り返し作用してもストッパを止めてい
るねじが弛まずストッパの位置ずれが生じないように改
善された,コンシールド型ドアクローザを備えた自動閉
扉装置のストッパ付ガイドレールを提供すること目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願第一考案は、上記の
課題を解決するための手段として、ドア上枠Wまたはド
アDのいずれか一方に埋め込まれる断面C型の溝形材よ
りなるガイドレール10と、該ガイドレール10の溝内
に設けられたストッパ20とからなるストッパ付ガイド
レールであって、前記ガイドレール10が、ドア上枠W
またはドアDのいずれか他方に埋め込まれたコンシール
ド型ドアクローザKの出力軸と固定されたアームAの他
端に枢着されるローラRを溝内に案内し、前記ストッパ
20がドアDが所要角度に全開したときにガイドレール
10の溝内を移動するローラRを当接停止するようにか
つ位置調整自在にねじ固定されているストッパ付ガイド
レールにおいて、 前記ストッパ20は、ローラRが当接
する面にストッパゴム22が設けられ、ガイドレール1
0の両側の側面部12a,12bを締結する連結ねじ3
0が前記ストッパ20のローラRと反対側の面に当接し
て設けられていることを特徴とするコンシールド型ドア
クローザを備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイドレー
ルを提供するものである。
【0007】本願第二考案は、上記の課題を解決するた
めの手段として、ドア上枠WまたはドアDのいずれか一
方に埋め込まれる断面C型の溝形材よりなるガイドレー
ル10と、該ガイドレール10の溝内に設けられたスト
ッパ20とからなるストッパ付ガイドレールであって、
前記ガイドレール10が、ドア上枠WまたはドアDのい
ずれか他方に埋め込まれたコンシールド型ドアクローザ
Kの出力軸と固定されたアームAの他端に枢着されるロ
ーラRを溝内に案内し、前記ストッパ20がドアDが所
要角度に全開したときにガイドレール10の溝内を移動
するローラRを当接停止するようにかつ位置調整自在に
ねじ固定されているストッパ付ガイドレールにおいて、
前記ストッパ20は、ローラRが当接する面にストッパ
ゴム22が設けられ、 前記ストッパ20のローラRと反
対側に延在する側面部21c,21cとガイドレール1
0の両側の側面部12a,12bとが、一対の連結ねじ
31,31で締結されていることを特徴とするコンシー
ルド型ドアクローザを備えた自動閉扉装置のストッパ付
ガイドレールを提供するものである。
【0008】
【作用】本願第一考案のコンシールド型ドアクローザを
備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイドレールについて
説明する。ドアDを所望の全開角度に開けば、ストッパ
ゴム22がガイドレール10の溝内を接近移動してくる
ローラRを緩衝停止する。この場合、ストッパゴム22
が、小ねじ23の弛み止めの役目を果す。そして、スト
ッパ20がローラRから受ける力を連結ねじ30が受け
るので、該ストッパ20は、ローラRによる押圧力が繰
り返し作用しても、ガイドレール1の溝内に位置ずれし
ないように確実に固定される。そうして、ローラRがス
トッパ20を押圧するときにガイドレール10のドア開
放側の側面部12aを広げる分力が該ローラRによって
作用するが、連結ねじ30がガイドレール10のストッ
パ付近の両側の側面部12a,12bを連結補強してい
るから、側面部12aのストッパ付近が前記分力で拡が
り変形や破損を生ずることがない。
【0009】本願第二考案のコンシールド型ドアクロー
ザを備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイドレールにつ
いて説明する。ドアDの全開角度を変更するためストッ
パ20を位置変更したい場合、ガイドレール10を取外
す必要はなく、小ねじ23と連結ねじ31,31を弛め
てストッパ20をスライド自在にし、ドアDを所望の全
開角度に開き、そのとき位置するローラRに近接するよ
うにストッパ20をスライドさせ、連結ねじ31,31
をねじ孔15に螺合した後、小ねじ23をねじ締めして
ストッパ20をガイドレール10の溝内に固定する。し
かして、ドアDを所望の全開角度に開けば、ストッパゴ
ム22がガイドレール10の溝内を接近移動してくるロ
ーラRを緩衝停止する。この場合、ストッパゴム22
が、小ねじ23の弛み止めの役目を果す。ストッパ20
がローラRから受ける力を連結ねじ31,31が受ける
ので、該ストッパ20は、ローラRによる押圧力が繰り
返し作用しても、ガイドレール1の溝内に位置ずれしな
いように確実に固定される。ドアDが全開されると、
トッパゴム22はガイドレール10の溝内を接近移動し
てくるローラRを緩衝停止する。そうして、ローラRが
ストッパ20を押圧するときにガイドレール10のドア
開放側の側面部12aを広げる分力が該ローラRに作用
するが、連結ねじ31,31がガイドレール10の側面
部12a,12bのストッパ付近を連結しているから、
側面部12a,12bのストッパ付近のドア開放側の側
面部12aが前記分力で拡がり変形や破損を生ずること
がない。
【0010】
【実施例】以下、本願第一考案のコンシールド型ドアク
ローザを備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイドレール
の実施例を図1(a),(b),(c),(d)を参照
して説明する。この実施例のストッパ付ガイドレール
は、ドア上枠WのドアDとの対向面に埋め込まれたガイ
ドレール10と、該ガイドレール10の溝内に位置変更
可能にねじ固定されるストッパ20と、ガイドレール1
0に位置変更可能にねじ固定されガイドレール10の両
側の側面部12a,12bを連結しかつストッパ20の
力を受ける連結ねじ(皿小ねじ)30とからなる。
【0011】ガイドレール10は、C形の溝形材(アル
ミ材または鋼材)よりなりドア上枠Wのドア対向面に形
成されたガイドレール用凹部W1に収容されタッピンネ
ジ40で固定されていて、コンシールド型ドアクローザ
Kの出力軸と固定されたアームAの他端に枢着されたロ
ーラRを溝内に嵌合してガイドするようになっている。
なお、コンシールド型ドアクローザKは、ドアDのドア
上枠対向面に形成されたドアクローザ用凹部D1に収容
されタッピンネジ41で固定されている。ガイドレール
10は、溝内の正面部11に所要間隔で皿ザグリ形状の
係止用凹部11a,・・・が設けられ、ドア開放側の側
面部12aには前記係止用凹部11a,・・・と位相を
ずらして同ピッチとなるように皿ザグリ形状のねじ通し
孔14,14・・・が設けられ、また側面部12bには
ねじ通し孔14,14・・・に対向するようにねじ孔1
5,15・・・が設けられている。なお、側面部12a
にねじ孔15が、また側面部12bにねじ通し孔14が
それぞれ設けられ連結ねじ30が反対側から取り付けら
れても良い。
【0012】ストッパ20は、ストッパ金具21とスト
ッパゴム22と小ねじ(皿小ねじ)23とからなる。ス
トッパゴム22は例えばウレタンゴムよりなる。図2
(a),(b)に示すように、ストッパ金具21は、鋼
製のプレス成形品であり、水平部21aと垂直部21b
とを有している。ストッパ20は、ストッパ金具21の
水平部21aにストッパゴム22を載せて小ねじ23を
該ストッパゴム22にねじ込みさらにストッパ金具21
の水平部21aに設けられたねじ孔21a’にねじ込
み、該小ねじ23の先端でガイドレール10に設けられ
た所望箇所の係止用凹部11aを突っ張るとともに、ス
トッパ金具21の垂直部21bの端面並びにストッパゴ
ム22でガイドレール10の両側のリブ13,13を突
っ張ることによりガイドレール10の溝内に固定される
ようになっている。そうして、ストッパ20は、ガイド
レール10の溝内に案内され開扉動作に伴い接近移動し
てくるローラRを当接停止するようにストッパゴム22
が該ローラRに対向し、ストッパ金具21の水平部21
aの端面と垂直部21bがストッパゴム22に密着して
該ストッパゴム22に加わるローラRの力を受けるとと
もに、ストッパゴム22の変形を小さく抑えるようにな
っている。従って、ストッパ20は、ドアDを所要角度
に全開したときにガイドレール10の溝内を接近移動し
てくるローラRを当接停止する役目を果たす。
【0013】連結ねじ30は、側面部12aに設けられ
たねじ通し孔14に外方より通され側面部12bに設け
られたねじ孔15に締結されストッパ20に密着してお
り、ストッパ20にローラRが当接停止するとき、スト
ッパ20がローラRの力を受けられるように該ストッパ
20を受け止めるとともに、ガイドレール10の閉扉側
側面部12bにかかる側圧で該側面部12bが拡がろ
うとするのを他側の側面部12aの強度の助けを借りて
抑制する役目を果たす。
【0014】次に、上記構成の実施例の作用を説明す
る。ストッパ20の固定位置を変更する際に、連結ねじ
30で側面部12a,12bを連結した場合にはガイド
レール10を取外して連結ねじ30を取外し、小ねじ2
3を弛めて小ねじ23の先端をガイドレール10の正面
部11から離間させストッパ20がスライド自在となる
ようにする。そして、ガイドレール10を仮取付けの状
態に嵌めて、ドアDを所望の全開角度に開き、その時に
位置するローラRに近接するようにストッパ20をスラ
イドさせ、小ねじ23を再びねじ締めしてストッパ20
をガイドレール10の溝内に固定する。ドアDを閉じ
て、ガイドレール10を取外し、連結ねじ30をストッ
パ20に近接するようにねじ通し孔14に通してねじ孔
15に螺合し、その後ストッパ20を連結ねじ30に当
接するように移動調整し小ねじ23をねじ締め固定す
る。そうして、ガイドレール10を取付け固定して、ド
アDを所望の全開角度に開けば、ストッパゴム22がガ
イドレール10の溝内を接近移動してくるローラRを緩
衝停止する。この場合、ストッパゴム22が、小ねじ2
3とストッパ金具21の水平部21aのねじ孔21a’
との螺合の弛み止めの役目を果し、このため、小ねじ2
3の係止用凹部11aに対する突っ張りとストッパ金具
21の垂直部21bの端面のガイドレール10の両側の
リブ13,13に対する突っ張りが維持され、加えて、
ストッパ20がローラRから受ける力を連結ねじ30が
受けるので、該ストッパ20は、ローラRによる押圧力
が繰り返し作用しても、ガイドレール1の溝内に位置ず
れしないように確実に固定される。そして、ローラRが
ストッパ20を押圧するときにガイドレール10のドア
開放側の側面部12aを広げる分力が該ローラRによっ
て作用するが、連結ねじ30がガイドレール10のスト
ッパ付近の両側の側面部12a,12bを連結補強して
いるから、側面部12aのストッパ付近が前記分力で拡
がり変形や破損を生ずることがない。
【0015】図2(a),(b),(c),(d)は、
本願第二考案の実施例のコンシールド型ドアクローザを
備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイドレールの要部を
示す。この実施例では、ストッパ20は、ストッパ金具
21とストッパゴム22と小ねじ(皿小ねじ)23とか
らなり、図2(c),(d)に示すようにストッパ金具
21は、水平部21aと垂直部21bと側面部21c,
21cからなり、側面部21c,21cは、垂直部21
bの両側より後方へ延在している。連結ねじ(六角穴付
小ねじ)31,31は、ストッパ金具21の側面部21
c,21cに設けられたねじ通し孔21c’,21c’
に通してさらにガイドレール10の両側の側面部12
a,12bに螺設されたねじ孔15,15に螺合締結す
るようになっている。しかして、連結ねじ31,31
は、ストッパ20にローラRが当接停止するとき、スト
ッパ20がローラRから受ける力を受けるとともに、ガ
イドレール10の閉扉側の側面部12bにかかる側圧で
該側面部12bが拡がろうとするのを他側の側面部12
の強度の助けを借りて抑制する役目を果たす。従っ
て、ドアDの全開角度の変更に合わせてストッパ20と
連結具30の固定位置を変更するには、小ねじ23を弛
めて該小ねじ23の先端をガイドレール10の正面部1
1の係止用凹部11aから離間させるとともに、連結ね
じ31,31を弛めてストッパ20とガイドレール10
の側面部12a,12bとの連結を解くと、ストッパ2
0がスライド自在となる。そこで、ドアDを所望の全開
角度に開き、ローラRに近接するようにストッパ20を
スライドさせ、小ねじ23を再びねじ締めして該小ねじ
23の先端を係止用凹部11aに突っ張るとともに、ス
トッパ金具21の垂直部21bの端面でガイドレール1
0の両側のリブ13,13を突っ張ることによりガイド
レール10の溝内に固定し、次いで、連結ねじ31,3
1をガイドレール10の側面部12a,12bのねじ孔
15,15に螺合締結する。すると、該位置変更したス
トッパ20にローラRが当接する位置は、僅かにずれる
ことになるが、ドアDは前記所望の全開角度に近似して
全開することができる。そうして、ローラRがストッパ
20を押圧するときにガイドレール10のドア開放側の
側面部12aを広げる分力が該ローラRに作用するが、
一対の連結具31,31を介してガイドレール10の両
側の側面部12a,12bのストッパ付近が連結され、
補強されているから、ガイドレール10のストッパ付近
のドア開放側の側面部12aが前記分力で拡がり変形や
破損を生ずることがない。
【0016】上記実施例はいずれも、ストッパ付ガイド
レールがドア上枠のドア対向面に埋め込まれる場合を示
しているが、本考案は、ストッパ付ガイドレールがドア
のドア上枠対向面に埋め込まれる場合も含むものであ
る。本願第一考案の実施例はストッパを位置調整可能に
設けてあるが、側面部12a,12bにねじ通し孔14
とねじ孔15が各一個しか設けられていない場合も含
む。また、本願第一考案の実施例及び本願第二考案の実
施例は、いずれもガイドレール10の正面部11に係止
用凹部11aが設けられているが、連結ねじ30または
31,31がストッパ20を停止させるから無くても良
い。
【0017】
【考案の効果】以上説明してきたように、本願第一考案
のコンシールド型ドアクローザを備えた自動閉扉装置の
ストッパ付ガイドレールによれば、ドアを所要角度に全
開する度にローラの押圧力がストッパに作用しても該ス
トッパの固定が弛むことがなくまた位置ずれがないよう
に改善され、しかもガイドレールのドア開放側の側面部
が拡がり変形や破損を生ずることがない。また、本願第
二考案のコンシールド型ドアクローザを備えた自動閉扉
装置のストッパ付ガイドレールによれば、ドアの全開角
度を変更したい場合に、ガイドレールを取り外すことな
くストッパの固定位置の変更を簡単かつ確実に行うこと
ができ、特にドアを所要角度に全開する度にローラの押
圧力がストッパに作用しても該ストッパの固定が弛むこ
とがなくまた位置ずれがないように改善され、しかもガ
イドレールのドア開放側の側面部が拡がり変形や破損を
生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本願第一考案の実施例に係るコンシー
ルド型ドアクローザを備えた自動閉扉装置のストッパ付
ガイドレールの縦断正面図、(b)は(a)におけるI
b−Ib面図、(c)は要部拡大縦断正面図、(d)は
(c)におけるId−Id矢視図。
【図2】(a)は本願第二考案の実施例に係るコンシー
ルド型ドアクローザを備えた自動閉扉装置のストッパ付
ガイドレールの要部拡大縦断正面図、(b)は(a)に
おけるIIb−IIb矢視図、(c)はストッパ金具の
正面図、(d)は(c)におけるIId−IId矢視
図。
【図3】(a)は従来のコンシールド型ドアクローザを
備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイドレールの側面
図、(b)は(a)におけるIIIb−IIIb矢視
図。
【符号の説明】
W ・・・ドア上枠、 D ・・・ドア、 K ・・・コンシールド型ドアクローザ、 A ・・・アーム、 R ・・・ローラ、 10 ・・・ガイドレール、 11 ・・・正面部、 12a ・・・ドア開放側の側面部、 12b ・・・閉扉側の側面部、 14 ・・・ねじ通し孔、 15 ・・・ねじ孔、 20 ・・・ストッパ、 21 ・・・ストッパ金具、 21a ・・・水平部、 21a’ ・・・ねじ孔、 21b ・・・垂直部、 21c ・・・側面部、 22 ・・・ストッパゴム、 23 ・・・小ねじ、 30 ・・・連結ねじ、 31 ・・・連結ねじ、

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア上枠またはドアのいずれか一方に埋
    め込まれる断面C型の溝形材よりなるガイドレールと、
    該ガイドレールの溝内に設けられたストッパとからなる
    ストッパ付ガイドレールであって、前記ガイドレール
    が、ドア上枠またはドアのいずれか他方に埋め込まれた
    コンシールド型ドアクローザの出力軸と固定されたアー
    ムの他端に枢着されるローラを溝内に案内し、前記スト
    ッパがドアが所要角度に全開したときにガイドレールの
    溝内を移動するローラを当接停止するようにかつ位置調
    整自在にねじ固定されているストッパ付ガイドレールに
    おいて、 前記ストッパは、ローラが当接する面にストッパゴムが
    設けられ、ガイドレールの両側の側面部を締結する連結
    ねじが前記ストッパのローラと反対側の面に当接して設
    けられていることを特徴とするコンシールド型ドアクロ
    ーザを備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイドレール。
  2. 【請求項2】 ドア上枠またはドアのいずれか一方に埋
    め込まれる断面C型の溝形材よりなるガイドレールと、
    該ガイドレールの溝内に設けられたストッパとからなる
    ストッパ付ガイドレールであって、前記ガイドレール
    が、ドア上枠またはドアのいずれか他方に埋め込まれた
    コンシールド型ドアクローザの出力軸と固定されたアー
    ムの他端に枢着されるローラを溝内に案内し、前記スト
    ッパがドアが所要角度に全開したときにガイドレールの
    溝内を移動するローラを当接停止するようにかつ位置調
    整自在にねじ固定されているストッパ付ガイドレールに
    おいて、 前記ストッパは、ローラが当接する面にストッパゴムが
    設けられ、 前記ストッパのローラと反対側に延在する
    側面部とガイドレールの両側の側面部とが、一対の連結
    ねじで締結されていることを特徴とするコンシールド型
    ドアクローザを備えた自動閉扉装置のストッパ付ガイド
    レール。
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