JP2589805B2 - バイオリアクター - Google Patents

バイオリアクター

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裕三 岡本
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は汚水の嫌気処理等に使用されるバイオリアク
ターに関するものである。
(従来の技術) 上記のようなバイオリアクターは、筒状の槽本体の内
部に例えばセラミックス製の担体を収納したものであ
り、従来は担体とそのケースとを槽本体の形状に合わせ
て製作するのが普通であった。しかしこのような製作方
法は手数とコストがかかるため、予め一定形状に量産し
ておいた担体及びケースを各種サイズの槽本体中に収納
してバイオリアクターを構成することが望まれる。しか
しこの場合には断面が矩形状の担体の外側と円筒形の槽
本体の内周との間に不可避的に隙間が発生し、この隙間
から流体がショートパスしてしまい、担体と流体が接触
し難くなるという問題があった。またこの隙間を流体が
ショートパスしないように完全に封止することも考えら
れるが、隙間の断面積は槽本体の充填部断面積の15〜20
%にも達するので、この部分が全く無駄な容積となって
しまうという問題もあった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解決して、槽
本体の形状に合わせて担体やそのケースを製作する必要
がなく、また流体のショートパスを生ずるおそれがない
うえに槽本体の内部の無駄な容積をなくしたバイオリア
クターを提供するために完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた本発明は、筒状
の槽本体の内部に設置した担体の外周と槽本体の内周と
の隙間あるいは担体相互の隙間に、生物膜を形成し得る
粒状体を充填したことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本発明を図示の実施例によって更に詳細に説明す
ると、(1)は円筒形の槽本体、(2)はその内部に設
置されたセラミックス製の担体である。各担体(2)は
予め一定寸法の矩形状に製作されたもので、ABS樹脂等
からなるケース(3)の内部に一定数ずつ整列状態で配
置されている。この担体(2)の形状は櫛歯状あるいは
ハニカム状で、1個当たりの容積が500〜5000cm3、空隙
率60〜80%、細孔径5〜300μmである。櫛歯状の担体
(2)の歯の間隔やハニカム状の担体(2)の孔径は3
〜20mmとし、担体(2)の内部を流れる流量のバランス
や槽の大きさによって決定される。
前述したように、これらの担体(2)の外周と槽本体
(1)の内周との間には不可避的に隙間が生ずる。そこ
で本発明では担体(2)の外周にプラスチックネットの
ような硬質のネット(4)を当てたうえで、槽本体
(1)の内周との間に粒状体(5)を充填してある。粒
状体(5)として用いられる焼結軽量骨材は無機多孔質
セラミックスで、表面での生物膜の形成に適しており、
また粒径は粒状体相互間の生物膜肥大による閉塞を避け
るために、5〜50mmが好ましい。なお、(4)は粒状体
(5)がこぼれないようにするためのネットであり、
(6)は担体(2)を支持する有孔の支持板である。
本実施例では粒状体(5)を担体(2)の外周と槽本
体(1)の内周との隙間のみに充填したが、粒状体
(5)を担体(2)、(2)の相互間の隙間に充填して
もよい。
(作用) このように構成された本発明のバイオリアクターは、
担体(2)の表面に嫌気性微生物等を固定化させたうえ
で汚水のような流体をその内部に流し、生物処理を行わ
せるものであることは従来のバイオリアクターと同様で
ある。しかし本発明においては担体(2)の外周と槽本
体(1)の内周との隙間あるいは担体(2)、(2)の
相互の隙間に粒状体(5)を充填したので、この隙間か
ら流体がショートパスしてしまうおそれがない。またこ
の隙間部分に充填された粒状体(5)の表面にも担体
(2)と同様に生物膜が形成され、この部分も有効なリ
アクター容積として作用するので、無駄な容積となる部
分がない。
(発明の効果) 本発明のバイオリアクターは以上のように構成された
ものであるから、以下に列記するとおりの多くの作用効
果を発揮する。
本発明のバイオリアクターは予め一定寸法に製作され
た担体とケースとを槽本体の内部に設置して製作するも
のであるから、槽本体に合わせて担体やそのケースを製
作する必要がなく、製作コストを従来の1/8にまで引下
げることができる。
本発明のバイオリアクターは担体の外周に不可避的に
生ずる隙間に焼結軽量骨材のような粒状体を充填したの
で、流体のショートパスを防止できる。
本発明のバイオリアクターは粒状体を充填した部分も
有効なリアクター容積とすることができ、スペースの無
駄を生じない。
よって、本発明は従来の問題点を一掃したバイオリア
クターとして、産業の発展に寄与するところは極めて大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバイオリアクターを示す一部切欠正面
図、第2図はその水平断面図である。 (1):槽本体、(2):担体、(5):粒状体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の槽本体(1)の内部に設置した担体
    (2)の外周と槽本体(1)の内周との隙間あるいは担
    体(2)、(2)の相互の隙間に、粒状体(5)を充填
    したことを特徴とするバイオリアクター。
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