JP2589526Y2 - 水位制御装置 - Google Patents
水位制御装置Info
- Publication number
- JP2589526Y2 JP2589526Y2 JP1993011373U JP1137393U JP2589526Y2 JP 2589526 Y2 JP2589526 Y2 JP 2589526Y2 JP 1993011373 U JP1993011373 U JP 1993011373U JP 1137393 U JP1137393 U JP 1137393U JP 2589526 Y2 JP2589526 Y2 JP 2589526Y2
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- JP
- Japan
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- water level
- float
- mounting plate
- container
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- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、容器内の水面の微少上
昇や波立，傾斜等に対する誤動作を防止するようにした
水位制御装置に関する。
昇や波立，傾斜等に対する誤動作を防止するようにした
水位制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の水位制御装置を、図３及び図４に
ついて説明する。１は容器、２は容器１の天板３を貫通
し容器１へ水４を流入する流入パイプ、５は容器１の天
板３に透設された開口、６は取付板７を上下動自在に貫
通した支柱、８は取付板７の上，下において支柱６に螺
合したナットであり、取付板７に対し支柱６を所定の位
置に固着し、支柱６が開口５に挿入され、取付板７が天
板３に固着されている。
ついて説明する。１は容器、２は容器１の天板３を貫通
し容器１へ水４を流入する流入パイプ、５は容器１の天
板３に透設された開口、６は取付板７を上下動自在に貫
通した支柱、８は取付板７の上，下において支柱６に螺
合したナットであり、取付板７に対し支柱６を所定の位
置に固着し、支柱６が開口５に挿入され、取付板７が天
板３に固着されている。
【０００３】９は支柱６に上下動自在に設けられた環状
のフロート、１０はフロート９の上部内側に埋設された
移動磁石、１１は支柱６内に設けられた水位制御用のリ
ードスイッチ、１２は支柱６の下端に設けられフロート
９の下方への逸脱を防止する止体である。
のフロート、１０はフロート９の上部内側に埋設された
移動磁石、１１は支柱６内に設けられた水位制御用のリ
ードスイッチ、１２は支柱６の下端に設けられフロート
９の下方への逸脱を防止する止体である。
【０００４】そして、流入パイプ２から水４が容器１内
に滴下し、水位の上昇とともにフロート９が上昇し、フ
ロート９の移動磁石１０がリードスイッチ１１に近接す
ると、移動磁石１０の磁力によりリードスイッチ１１が
閉又は開に動作し、その電気信号により流入パイプ２か
らの水の流入が制御される。
に滴下し、水位の上昇とともにフロート９が上昇し、フ
ロート９の移動磁石１０がリードスイッチ１１に近接す
ると、移動磁石１０の磁力によりリードスイッチ１１が
閉又は開に動作し、その電気信号により流入パイプ２か
らの水の流入が制御される。
【０００５】今、図５の実線で示すように、容器１内の
水位が時間とともに等速度で上昇するとすると、止体１
２に位置していたフロート９が上昇開始点Ａ点で上昇し
始め、破線で示すように、フロート９が水位の上昇とと
もに上昇し、動作点Ｂ点で移動磁石１０がリードスイッ
チ１１を動作させる。
水位が時間とともに等速度で上昇するとすると、止体１
２に位置していたフロート９が上昇開始点Ａ点で上昇し
始め、破線で示すように、フロート９が水位の上昇とと
もに上昇し、動作点Ｂ点で移動磁石１０がリードスイッ
チ１１を動作させる。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】従来の前記水位制御装
置の場合、水位の上昇が微少のとき、リードスイッチ１
１の動作点近傍のフロート９の移動が遅く、リードスイ
ッチが開，閉を繰返し、チャタリング動作し、正確な動
作をしない。又、水面が波立ったり或いは傾斜すると、
フロート９も上下に移動し、同様にチャタリング動作す
るという問題点がある。本考案は、前記の点に留意し、
リードスイッチのチャタリングによる誤動作を防止し、
構成が簡単であり、安価になる水位制御装置を提供する
ことを目的とする。
置の場合、水位の上昇が微少のとき、リードスイッチ１
１の動作点近傍のフロート９の移動が遅く、リードスイ
ッチが開，閉を繰返し、チャタリング動作し、正確な動
作をしない。又、水面が波立ったり或いは傾斜すると、
フロート９も上下に移動し、同様にチャタリング動作す
るという問題点がある。本考案は、前記の点に留意し、
リードスイッチのチャタリングによる誤動作を防止し、
構成が簡単であり、安価になる水位制御装置を提供する
ことを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案の水位制御装置は、水が流入し水位が上昇す
る容器と、前記容器の天板に透設された開口と、前記開
口の上面に固着された取付板と、前記取付板を上下動自
在に貫通し，前記開口から前記容器内に挿入された支柱
と、前記取付板の下において前記支柱に螺合した下ナッ
トと、前記下ナットの上面に設けた板状の固定磁石と、
前記取付板の上において前記支柱に螺合し，前記下ナッ
トとともに，前記支柱を前記取付板に対し所定の位置に
固着した上ナットと、前記支柱内に設けられた水位制御
用のリードスイッチと、前記支柱に沿い上下動自在に設
けられ，水位の上昇とともに上昇する環状のフロート
と、前記フロートの上部内側に装着され，所定の位置で
前記固定磁石に吸引され，前記スイッチを作動する移動
磁石と、前記支柱の下端に設けられ，前記フロートの下
方への逸脱を防止する止体とを備えたものである。
に、本考案の水位制御装置は、水が流入し水位が上昇す
る容器と、前記容器の天板に透設された開口と、前記開
口の上面に固着された取付板と、前記取付板を上下動自
在に貫通し，前記開口から前記容器内に挿入された支柱
と、前記取付板の下において前記支柱に螺合した下ナッ
トと、前記下ナットの上面に設けた板状の固定磁石と、
前記取付板の上において前記支柱に螺合し，前記下ナッ
トとともに，前記支柱を前記取付板に対し所定の位置に
固着した上ナットと、前記支柱内に設けられた水位制御
用のリードスイッチと、前記支柱に沿い上下動自在に設
けられ，水位の上昇とともに上昇する環状のフロート
と、前記フロートの上部内側に装着され，所定の位置で
前記固定磁石に吸引され，前記スイッチを作動する移動
磁石と、前記支柱の下端に設けられ，前記フロートの下
方への逸脱を防止する止体とを備えたものである。
【０００８】
【作用】前記のように構成された本考案の水位制御装置
は、リードスイッチの上方に、フロートの移動磁石に作
動する固定磁石を設けたため、フロートが下方の所定位
置以下に位置しているとき、固定磁石の吸引作用の影響
を受けず、水位の上昇によりフロートが上昇し、所定位
置に達すると、固定磁石の吸引作用によりフロートの上
昇速度が増大し、一気にリードスイッチの動作点まで移
動し、リードスイッチのチャタリングによる誤動作が防
止される。
は、リードスイッチの上方に、フロートの移動磁石に作
動する固定磁石を設けたため、フロートが下方の所定位
置以下に位置しているとき、固定磁石の吸引作用の影響
を受けず、水位の上昇によりフロートが上昇し、所定位
置に達すると、固定磁石の吸引作用によりフロートの上
昇速度が増大し、一気にリードスイッチの動作点まで移
動し、リードスイッチのチャタリングによる誤動作が防
止される。
【０００９】しかも、容器の天板の開口に固着された取
付板に、上下動自在に貫通した支柱が、支柱に螺合した
上ナットと，上面に固定磁石を設けた下ナットとにより
固着されているため、支柱及び固定磁石を簡単に固着す
ることができ、安価にすることができる。その上、止体
によりフロートの逸脱を防止することができ、かつ、容
器に何ら細工を施す必要がない。
付板に、上下動自在に貫通した支柱が、支柱に螺合した
上ナットと，上面に固定磁石を設けた下ナットとにより
固着されているため、支柱及び固定磁石を簡単に固着す
ることができ、安価にすることができる。その上、止体
によりフロートの逸脱を防止することができ、かつ、容
器に何ら細工を施す必要がない。
【００１０】
【実施例】実施例について図１を参照して説明する。容
器１の天板３を貫通した流入パイプ２から容器１に水４
が流入し、天板３の開口５に取付板７が固着され、 取
付板７に支柱６が上下動自在に貫通し、支柱６内に図４
に示す水位制御用のリードスイッチ１１が設けられ、支
柱６が開口５から容器１内に挿入されている。
器１の天板３を貫通した流入パイプ２から容器１に水４
が流入し、天板３の開口５に取付板７が固着され、 取
付板７に支柱６が上下動自在に貫通し、支柱６内に図４
に示す水位制御用のリードスイッチ１１が設けられ、支
柱６が開口５から容器１内に挿入されている。
【００１１】支柱６は、取付板７の上，下において支柱
６に螺合した上ナット８及び下ナット８により、取付板
７に対し所定の位置に固着され、かつ、下ナット８の上
面に樹脂等でコーティングされた板状の固定磁石１３が
取り付けて設けられている。従って、支柱６の固着と同
時に固定磁石１３が固着され、固定磁石１３の固着が簡
単である。支柱６には、上下動自在の環状のフロート９
が設けられ、フロート９の上部内側に図４に示す移動磁
石１０が埋設され、支柱６の下端にフロート９の下方へ
の逸脱を防止する止体１２が設けられている。従って、
図２に示すように、フロート９の上昇開始点Ａ点は従来
と同様であり、磁力非影響点Ｄ点迄は従来と同様、水位
の上昇とともにフロート９が上昇し、Ｄ点を過ぎると、
固定磁石１３の吸引作用によりフロート９の上昇速度が
増大し、動作点Ｂ点でリードスイッチ１１が動作する。
６に螺合した上ナット８及び下ナット８により、取付板
７に対し所定の位置に固着され、かつ、下ナット８の上
面に樹脂等でコーティングされた板状の固定磁石１３が
取り付けて設けられている。従って、支柱６の固着と同
時に固定磁石１３が固着され、固定磁石１３の固着が簡
単である。支柱６には、上下動自在の環状のフロート９
が設けられ、フロート９の上部内側に図４に示す移動磁
石１０が埋設され、支柱６の下端にフロート９の下方へ
の逸脱を防止する止体１２が設けられている。従って、
図２に示すように、フロート９の上昇開始点Ａ点は従来
と同様であり、磁力非影響点Ｄ点迄は従来と同様、水位
の上昇とともにフロート９が上昇し、Ｄ点を過ぎると、
固定磁石１３の吸引作用によりフロート９の上昇速度が
増大し、動作点Ｂ点でリードスイッチ１１が動作する。
【００１２】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本考案の水
位制御装置は、リードスイッチ１１の上方に、フロート
９の移動磁石１０に作動する固定磁石１３を設けたた
め、フロート９が上昇し、所定位置に達したとき、固定
磁石１３の吸引作用によりフロート９の上昇速度が増大
し、一気にリードスイッチ１１の動作点まで移動し、水
面の微少な上昇や波立，傾斜等に対し、リードスイッチ
１１のチャタリングによる誤動作を防止することができ
る。しかも、容器１の天板３の開口５に固着された取付
板７に、上下動自在に貫通した支柱６が、支柱６に螺合
した上ナット８と，上面に固定磁石１３を設けた下ナッ
ト８とにより固着されているため、支柱６及び固定磁石
１３を簡単に固着することができ、安価にすることがで
きる。その上、止体１２によりフロート９の逸脱を防止
することができ、かつ、容器１に何ら細工を施す必要が
なく、容易にチャタリングによる誤動作を防止すること
ができる。
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本考案の水
位制御装置は、リードスイッチ１１の上方に、フロート
９の移動磁石１０に作動する固定磁石１３を設けたた
め、フロート９が上昇し、所定位置に達したとき、固定
磁石１３の吸引作用によりフロート９の上昇速度が増大
し、一気にリードスイッチ１１の動作点まで移動し、水
面の微少な上昇や波立，傾斜等に対し、リードスイッチ
１１のチャタリングによる誤動作を防止することができ
る。しかも、容器１の天板３の開口５に固着された取付
板７に、上下動自在に貫通した支柱６が、支柱６に螺合
した上ナット８と，上面に固定磁石１３を設けた下ナッ
ト８とにより固着されているため、支柱６及び固定磁石
１３を簡単に固着することができ、安価にすることがで
きる。その上、止体１２によりフロート９の逸脱を防止
することができ、かつ、容器１に何ら細工を施す必要が
なく、容易にチャタリングによる誤動作を防止すること
ができる。
【図１】本考案の１実施例の切断正面図である。
【図２】図１の動作説明図である。
【図３】従来例の切断正面図である。
【図４】図３の一部の拡大断面図である。
【図５】図３の動作説明図である。
【符号の説明】 １ 容器 ３ 天板 ４ 水 ５ 開口 ６ 支柱 ７ 取付板 ８ ナット ９ フロート １０ 移動磁石 １１ リードスイッチ １２ 止体 １３ 固定磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G05D 9/00 G01F 23/00
Claims (1)
- 【請求項１】 水が流入し水位が上昇する容器と、前記
容器の天板に透設された開口と、 前記開口の上面に固着された取付板と、前記取付板を上
下動自在に貫通し，前記開口から前記容器内に挿入され
た支柱と、 前記取付板の下において前記支柱に螺合した下ナット
と、 前記下ナットの上面に設けた板状の固定磁石と、 前記取付板の上において前記支柱に螺合し，前記下ナッ
トとともに，前記支柱を前記取付板に対し所定の位置に
固着した上ナットと、 前記 支柱内に設けられた水位制御用のリードスイッチ
と、前記支柱に沿い上下動自在に設けられ，水位の上昇
とともに上昇する環状のフロートと、前記フロートの上
部内側に装着され，所定の位置で前記固定磁石に吸引さ
れ，前記スイッチを作動する移動磁石と、前記支柱の下
端に設けられ，前記フロートの下方への逸脱を防止する
止体とを備えた水位制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993011373U JP2589526Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 水位制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993011373U JP2589526Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 水位制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0665907U JPH0665907U (ja) | 1994-09-16 |
| JP2589526Y2 true JP2589526Y2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=11776217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993011373U Expired - Fee Related JP2589526Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 水位制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589526Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP1993011373U patent/JP2589526Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0665907U (ja) | 1994-09-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |