JPS641275Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641275Y2 JPS641275Y2 JP6718784U JP6718784U JPS641275Y2 JP S641275 Y2 JPS641275 Y2 JP S641275Y2 JP 6718784 U JP6718784 U JP 6718784U JP 6718784 U JP6718784 U JP 6718784U JP S641275 Y2 JPS641275 Y2 JP S641275Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- tank
- container
- valve
- liquid storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 61
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、液体貯蔵用タンクに対する液体の過
充填を防止する装置に関する。
充填を防止する装置に関する。
従来のこの種の過充填防止装置として、タンク
内よりオーバフローした液体を小タンクに流入さ
せ、この小タンクの重量増加に基づく下降動作を
利用して液体供給用のバルブを閉止させるものが
提案されている。しかしこの従来装置は、一度作
動したのち上記小タンク内の液体を人為的に排出
させなければ再動作が不可能であるという欠点、
つまり人手を要するという欠点があつた。
内よりオーバフローした液体を小タンクに流入さ
せ、この小タンクの重量増加に基づく下降動作を
利用して液体供給用のバルブを閉止させるものが
提案されている。しかしこの従来装置は、一度作
動したのち上記小タンク内の液体を人為的に排出
させなければ再動作が不可能であるという欠点、
つまり人手を要するという欠点があつた。
なお、タンク内にレベルスイツチを配設し、こ
のスイツチの出力信号に基づいて上記バルブを閉
止させる電気作動式の過充填防止装置も実用され
ているが、この装置は上記液体が引火性の場合に
発火防止のために配慮を払わねばならず、かつ上
記バルブとして電磁バルブを使用しなければなら
ないので高価になる等の問題点があつた。
のスイツチの出力信号に基づいて上記バルブを閉
止させる電気作動式の過充填防止装置も実用され
ているが、この装置は上記液体が引火性の場合に
発火防止のために配慮を払わねばならず、かつ上
記バルブとして電磁バルブを使用しなければなら
ないので高価になる等の問題点があつた。
本考案は、かかる従来装置の問題点に鑑み、人
手を要することなく繰り返し動作を行なわせるこ
とができ、かつ電気的手段を全く使用することな
く作動させることができる過充填防止装置を提供
しようとするものである。
手を要することなく繰り返し動作を行なわせるこ
とができ、かつ電気的手段を全く使用することな
く作動させることができる過充填防止装置を提供
しようとするものである。
この目的を達成するため本考案では、タンク内
の液体が所定のレベル以上になつたさいの該液体
の位置水頭によつてこの液体を流入させ、かつ流
入した液体の位置水頭と上記タンク内の液体が所
定のレベル以下になつたさいの該液体の位置水頭
との差によつて上記流入した液体を上記タンク内
に戻すように構成された液溜め用容器を上下動可
能に支持するとともに、上記タンクへの液体供給
路にバルブを介在させ、このバルブを上記液溜め
用容器の上下動を利用して開閉させるよう構成し
ている。
の液体が所定のレベル以上になつたさいの該液体
の位置水頭によつてこの液体を流入させ、かつ流
入した液体の位置水頭と上記タンク内の液体が所
定のレベル以下になつたさいの該液体の位置水頭
との差によつて上記流入した液体を上記タンク内
に戻すように構成された液溜め用容器を上下動可
能に支持するとともに、上記タンクへの液体供給
路にバルブを介在させ、このバルブを上記液溜め
用容器の上下動を利用して開閉させるよう構成し
ている。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図は、本考案に係る過充填防止装置の一実
施例を示している。同図において、タンク1は油
等の液体を貯蔵するものであり、その底部近傍に
連結された管路3を介して液体2が供給される。
なお、この管路3には図示されていないポンプが
逆止弁を介して連結されている。
施例を示している。同図において、タンク1は油
等の液体を貯蔵するものであり、その底部近傍に
連結された管路3を介して液体2が供給される。
なお、この管路3には図示されていないポンプが
逆止弁を介して連結されている。
上記タンク1の上部側方に配設された液溜め用
容器4は、該タンクからのオーバフロー液をフレ
キシブルチユーブ5を介して導入するものであ
る。この容器4は、タンク1の側方に突設された
台6上にスプリング7を介して配置されており、
その周囲は案内部材8によつて上下動可能に支承
されている。またこの容器4の底部はフレキシブ
ルチユーブ9と逆止弁10を介してタンク1内と
連通され、かつその上部にはワイヤ11が接続さ
れている。
容器4は、該タンクからのオーバフロー液をフレ
キシブルチユーブ5を介して導入するものであ
る。この容器4は、タンク1の側方に突設された
台6上にスプリング7を介して配置されており、
その周囲は案内部材8によつて上下動可能に支承
されている。またこの容器4の底部はフレキシブ
ルチユーブ9と逆止弁10を介してタンク1内と
連通され、かつその上部にはワイヤ11が接続さ
れている。
上記ワイヤ11は、シーブ12,13を経由し
て前記管路3の途中に介在されたゲートバルブ1
4の開閉レバー15に接続されている。上記ゲー
トバルブ14のレバー15にはウエイト16が付
設されており、したがつて上記容器4が空の状態
においては、上記ウエイト16の重量によりレバ
ー15が反時計回りに回動され上記バルブ14が
開かれている。なお、第1図は、このバルブ14
が開かれている場合のレバー15の作動位置を示
している。
て前記管路3の途中に介在されたゲートバルブ1
4の開閉レバー15に接続されている。上記ゲー
トバルブ14のレバー15にはウエイト16が付
設されており、したがつて上記容器4が空の状態
においては、上記ウエイト16の重量によりレバ
ー15が反時計回りに回動され上記バルブ14が
開かれている。なお、第1図は、このバルブ14
が開かれている場合のレバー15の作動位置を示
している。
いま、タンク1内の液体2が所定レベル以上と
なり、その位置水頭によつて該液体2がフレキシ
ブルチユーブ5を介して容器4内に流入すると、
該容器4の重量がこの液体2の流入量に比例して
増大する。しかして容器4の重量が大きくなる
と、上記ワイヤ11およびスプリング7による上
方への付勢力に抗して容器4が下降を開始し、こ
れに伴つてゲートバルブ14のレバー15が時計
回りに回動されて該バルブ14が絞られる。つま
り、タンク1内への液体2の供給量が減少する。
そして、さらに容器4の重量が増加して上記容器
4の外側に突設されているストツパ17が案内部
材8の上端に当接する位置まで容器4が下降する
と、第2図に示す如くレバー15がストロークエ
ンドまで回動され、これによりバルブ14は閉止
状態におかれる。
なり、その位置水頭によつて該液体2がフレキシ
ブルチユーブ5を介して容器4内に流入すると、
該容器4の重量がこの液体2の流入量に比例して
増大する。しかして容器4の重量が大きくなる
と、上記ワイヤ11およびスプリング7による上
方への付勢力に抗して容器4が下降を開始し、こ
れに伴つてゲートバルブ14のレバー15が時計
回りに回動されて該バルブ14が絞られる。つま
り、タンク1内への液体2の供給量が減少する。
そして、さらに容器4の重量が増加して上記容器
4の外側に突設されているストツパ17が案内部
材8の上端に当接する位置まで容器4が下降する
と、第2図に示す如くレバー15がストロークエ
ンドまで回動され、これによりバルブ14は閉止
状態におかれる。
かくしてタンク1内への液体2の供給が止めら
れ、これによりタンク1内への液体の過充填が防
止される。
れ、これによりタンク1内への液体の過充填が防
止される。
つぎに、タンク1内の液体2が消費されてその
液面が容器4内の液体の液面よりも下降すると、
容器4内の液体の位置水頭とタンク1内の液体の
位置水頭との差によつて前記逆止弁10が開か
れ、容器4内の液体がタンク1内に戻される。こ
れに伴つて該容器4の重量が減少し、そして上記
容器4の重量が一定以上減少すると、前記ウエイ
ト16によりワイヤ11の引張力とスプリング7
の反撥力とによつて該容器4が上動し、この容器
4が第1図に示した位置まで上動されると、レバ
ー15が反時計回りにストロークエンドまで回動
されてバルブ14は全開状態になる。
液面が容器4内の液体の液面よりも下降すると、
容器4内の液体の位置水頭とタンク1内の液体の
位置水頭との差によつて前記逆止弁10が開か
れ、容器4内の液体がタンク1内に戻される。こ
れに伴つて該容器4の重量が減少し、そして上記
容器4の重量が一定以上減少すると、前記ウエイ
ト16によりワイヤ11の引張力とスプリング7
の反撥力とによつて該容器4が上動し、この容器
4が第1図に示した位置まで上動されると、レバ
ー15が反時計回りにストロークエンドまで回動
されてバルブ14は全開状態になる。
第3図は、液溜め用容器4の底部のみをフレキ
シブルチユーブ18を介してタンク1内に連通さ
せた本考案の他の実施例を示している。この実施
例の装置においては、タンク1内の液体2の液面
高さが容器4の底部の高さ以上になると、該液体
2の位置水頭によりフレキシブルチユーブ18を
介してタンク1内の液体2が容器4内に流入し、
そのさいU字管の原理により該容器内の液体の液
面高さとタンク1内のそれとが等しくなる。
シブルチユーブ18を介してタンク1内に連通さ
せた本考案の他の実施例を示している。この実施
例の装置においては、タンク1内の液体2の液面
高さが容器4の底部の高さ以上になると、該液体
2の位置水頭によりフレキシブルチユーブ18を
介してタンク1内の液体2が容器4内に流入し、
そのさいU字管の原理により該容器内の液体の液
面高さとタンク1内のそれとが等しくなる。
上記容器4内の液体の量が増加すると、前記実
施例の場合と同様に該容器4が下降し、これに伴
つてバルブ14が絞られる。そして上記タンク1
内の液体2の量が所定以上になると、第4図に示
す如くレバー15がストロークエンドまで回動さ
れてバルブ14が閉止される。
施例の場合と同様に該容器4が下降し、これに伴
つてバルブ14が絞られる。そして上記タンク1
内の液体2の量が所定以上になると、第4図に示
す如くレバー15がストロークエンドまで回動さ
れてバルブ14が閉止される。
上記バルブ14の閉止後、タンク1内の液体が
消費されてその液面が下降すると、容器4内の液
体の液面位置も下降する。そして、容器4内の液
体が一定以上減少すると、該容器4が上動して上
記バルブ14が開かれる方向に作動され、タンク
1内の液体の消費量が多い場合には、第3図に示
す位置まで容器4が上動されてバルブ14が全開
状態となる。
消費されてその液面が下降すると、容器4内の液
体の液面位置も下降する。そして、容器4内の液
体が一定以上減少すると、該容器4が上動して上
記バルブ14が開かれる方向に作動され、タンク
1内の液体の消費量が多い場合には、第3図に示
す位置まで容器4が上動されてバルブ14が全開
状態となる。
なお、図示されていないが、上記容器4の上面
には外気に連通する穴が形成されている。
には外気に連通する穴が形成されている。
上記各実施例では、ウエイト16とスプリング
7とで容器4を上方に付勢させているが、ウエイ
ト16の重量を適宜選択することによりスプリン
グ7を省略することが可能である。また、別途設
けたスプリングによつてレバー15を反時計回り
に所定の張力で付勢することにより、上記ウエイ
ト16およびスプリング7を省略することも可能
である。
7とで容器4を上方に付勢させているが、ウエイ
ト16の重量を適宜選択することによりスプリン
グ7を省略することが可能である。また、別途設
けたスプリングによつてレバー15を反時計回り
に所定の張力で付勢することにより、上記ウエイ
ト16およびスプリング7を省略することも可能
である。
上述する実施例の作用から明らかなとおり、本
考案によれば、液溜め用容器内の液体が自動的に
タンク内に戻されるので、人手を要することなく
繰り返し作動させることができる。また電気的な
レベル検出手動や電動アクチユエータを必要とし
ないので低廉に構成しうる。
考案によれば、液溜め用容器内の液体が自動的に
タンク内に戻されるので、人手を要することなく
繰り返し作動させることができる。また電気的な
レベル検出手動や電動アクチユエータを必要とし
ないので低廉に構成しうる。
第1図は本考案に係る過充填防止装置の一実施
例を示す概念図、第2図は第1図に示した装置の
作用を示す概念図、第3図は本考案に係る装置の
他の実施例を示した概念図、第4図は第3図に示
した装置の作用を示す概念図である。 1……タンク、2……液体、4……液溜め用容
器、5,9……フレキシブルチユーブ、7……ス
プリング、10……逆止弁、11……ワイヤ、1
4……ゲートバルブ、15……レバー、16……
ウエイト、18……フレキシブルチユーブ。
例を示す概念図、第2図は第1図に示した装置の
作用を示す概念図、第3図は本考案に係る装置の
他の実施例を示した概念図、第4図は第3図に示
した装置の作用を示す概念図である。 1……タンク、2……液体、4……液溜め用容
器、5,9……フレキシブルチユーブ、7……ス
プリング、10……逆止弁、11……ワイヤ、1
4……ゲートバルブ、15……レバー、16……
ウエイト、18……フレキシブルチユーブ。
Claims (1)
- タンク内の液体が所定のレベル以上になつたさ
いの該液体の位置水頭によつてこの液体を流入さ
せ、かつ流入した液体の位置水頭と上記タンク内
の液体が所定のレベル以下になつたさいの該液体
の位置水頭との差によつて上記流入した液体を上
記タンク内に戻すように構成された液溜め用容器
を備え、この液溜め用容器を上下動可能に支持す
るとともに、上記タンクへの液体供給路にバルブ
を介在させ、このバルブを上記液溜め用容器の上
下動を利用して開閉させるようにした液体貯蔵用
タンクの過充填防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6718784U JPS60179697U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 液体貯蔵用タンクの過充填防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6718784U JPS60179697U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 液体貯蔵用タンクの過充填防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179697U JPS60179697U (ja) | 1985-11-29 |
JPS641275Y2 true JPS641275Y2 (ja) | 1989-01-12 |
Family
ID=30600768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6718784U Granted JPS60179697U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 液体貯蔵用タンクの過充填防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179697U (ja) |
-
1984
- 1984-05-09 JP JP6718784U patent/JPS60179697U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60179697U (ja) | 1985-11-29 |
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