JP2589231B2 - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JP2589231B2
JP2589231B2 JP3128272A JP12827291A JP2589231B2 JP 2589231 B2 JP2589231 B2 JP 2589231B2 JP 3128272 A JP3128272 A JP 3128272A JP 12827291 A JP12827291 A JP 12827291A JP 2589231 B2 JP2589231 B2 JP 2589231B2
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JP
Japan
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cordless telephone
security
frequency
identification number
transmitter
Prior art date
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JP3128272A
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Inventor
徹 塩野
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス電話装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のコードレス電話装置の構成
を示すブロック図で、図において、1−1は親機の空中
線、2は空中線共用回路、3は局線、4は送信部、5は
受信部、6は制御部、8は子機、1−2は子機の空中線
である。また、子機8内にも、空中線共用回路,送信
部,受信部が設けられている。なお、コードレス電話装
置の動作は良く知られているので、その説明は省略す
る。
【0003】図4は従来のセキュリティ通信装置を示す
ブロック図であって、1−3,1−4はそれぞれ送信ア
ンテナ、1−5は受信アンテナ、9−1,9−2はそれ
ぞれセキュリティ通信装置の発信器(以下、これをセキ
ュリティ発信器とも言う)、10−1,10−2はそれ
ぞれセンサ、11はセキュリティ通信装置の親機を示
す。センサ10−1は例えばガス漏れを検知するセン
サ、センサ10−2は例えば火災発生を検知するセンサ
である。ガス漏れや火災発生をこれらのセンサが検知す
ると、対応する発信器9を起動させ、当該発信器9に対
して予め定められた識別番号で変調した周波数fsの電
波を自動的に送信する。
【0004】この電波が親機11で受信されると、親機
はその電波により伝送された識別番号を検出し、検出し
た識別番号に対応して予め定められている相手局を局線
を介して自動的に呼び出し、当該発信器の起動を通報す
るようになっており、ガス漏れ,火災,盗難等の緊急事
態が発生した場合、予め定める場所まで自動的に通報さ
れ対策が講じられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、セキュリティ通信装置が動作する機会は極めて稀
にも係わらず、コードレス電話装置とセキュリティ通信
装置とが個別に設けられる点にある。このため、セキュ
リティ通信装置として特別の親機を備え、且つ、局線を
1回線占有しており不経済である。また、一般家庭では
局線は1回線しか無い場合が多く、従来の装置では1回
線をコードレス電話とセキュリティ通信に共用できない
という問題点があった。
【0006】本発明の目的はかかる課題を解決するため
になされたもので、コードレス電話とセキュリティ通信
とで共用できる構成をコードレス電話装置の構成で共用
させることとし、コードレス電話機能とセキュリティ通
信機能とを1台の親機と共通の局線とで行うコードレス
電話装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレス電話
装置は、マルチチャネルアクセス方式のコードレス電話
装置の親機に、待ち受け状態においては当該コードレス
電話装置に割り当てられている制御チャネルの周波数と
セキュリティ発信器からのセキュリティ電波の周波数と
を時分割切り換えにより待ち受け、何れかの周波数の受
信を確認した後、確認した周波数の連続受信に切り換え
る共用受信部を備え、この共用受信部がセキュリティ電
波を連続受信したときそのセキュリティ電波によって伝
送される識別番号を検出し、検出した識別番号に対応し
て予め定められている相手局に対し当該セキュリティ発
信器の起動を自動的に通報する構成とした。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であっ
て、図において、図3,図4と同一符号は同一又は相当
部分を示し、50はこの実施例におけるコードレス電話
装置の親機の共用受信部を示す。
【0009】図2は、図1の共用受信部50の待ち受け
周波数の切り換えを示す動作タイムチャートで、fsは
セキュリティ発信器9からのセキュリティ電波の周波
数、fcはコードレス電話装置に割り当てられている制
御チャネルの周波数を示す。図2に示すように、待ち受
け時にはfsとfcとを時分割切り換えで待ち受けてお
り、どちらかの周波数が受信されると、受信されたその
周波数を連続受信するような切り換えを行う。
【0010】ここで、共用受信部50がコードレス電話
装置に割り当てられている制御チャネルの周波数fcを
連続受信した場合には、通常のコードレス電話装置とし
ての動作が行われるが、この動作は図3に示す従来のコ
ードレス電話装置の動作と同様であり、ここではその説
明は省略する。
【0011】また、周波数fsのセキュリティ電波が何
れかの発信器9から送出され、共用受信部50でこの電
波を連続受信した場合、当該電波によって伝送された識
別番号が検出され、この識別番号が制御部6へ入力され
る。制御部6には各識別番号に対応する相手局の電話番
号が記憶されており、入力された識別番号に対応する相
手局を局線3を介して自動的に呼び出し、当該識別番号
の発信器9が起動したことを通報する。
【0012】なお、図1に示す実施例では、コードレス
電話装置を使用中はセキュリティ電波を割り込ませるこ
とができないが、コードレス電話装置を使用中に何れか
の発信器9が起動される確率は十分に低く、またコード
レス電話装置を使用中であることは、電話機の側に人が
いることを意味するので、緊急事態を何らかの方法で電
話機側の人まで通知し、その人が適当な手段を講ずるこ
とが可能であり、従って特に問題は生じない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ードレス電話装置の親機に簡単な機能を付加するだけで
セキュリティ通信における親機として使用できるように
なり、重複する構成を備える無駄を排除し、コードレス
電話とセキュリティ通信とを1台の親機と局線1回線の
構成で実現できる簡便で安価な装置を提供できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例における待ち受け状態を示す動作
タイムチャートである。
【図3】従来のコードレス電話装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来のセキュリティ通信装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】 1 空中線 3 局線 4 親機の送信部 6 親機の制御部 8 コードレス電話装置の子機 9 セキュリテイ通信装置の発信器(セキュリティ発信
器) 10 センサ 50 親機の共用受信部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチチャネルアクセス方式のコードレ
    ス電話装置の親機に 待ち受け状態においては当該コードレス電話装置に割り
    当てられている制御チャネルの周波数とセキュリティ通
    信装置の発信器(以下、これをセキュリティ発信器とも
    言う)からのセキュリティ電波の周波数とを時分割切り
    換えにより待ち受け、何れかの周波数の受信を確認した
    後、確認した周波数の連続受信に切り換える共用受信部
    と、 この共用受信部がセキュリティ電波を連続受信したとき
    そのセキュリティ電波によって伝送される識別番号を検
    出し、検出した識別番号に対応して予め定められている
    相手局に対し当該セキュリティ発信器の起動を自動的に
    通報する手段とを備えたことを特徴とするコードレス電
    話装置。
JP3128272A 1991-05-02 1991-05-02 コードレス電話装置 Expired - Lifetime JP2589231B2 (ja)

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JPS59144264A (ja) * 1983-02-08 1984-08-18 Miki Yoshiki 緊急時における電話通報システム
JPS62196932A (ja) * 1986-02-25 1987-08-31 Japan Radio Co Ltd 呼出通話装置

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