JP2589089Y2 - スライドプリンタにおけるオートフォーカス用センサの位置調整装置 - Google Patents

スライドプリンタにおけるオートフォーカス用センサの位置調整装置

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JP2589089Y2
JP2589089Y2 JP1991018937U JP1893791U JP2589089Y2 JP 2589089 Y2 JP2589089 Y2 JP 2589089Y2 JP 1991018937 U JP1991018937 U JP 1991018937U JP 1893791 U JP1893791 U JP 1893791U JP 2589089 Y2 JP2589089 Y2 JP 2589089Y2
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義彦 中嶋
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Noritsu Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、スライドプリンタに
おけるオートフォーカス用センサの位置調整装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】スライドプリンタは図5に示すように、
光源20からの光をイエローY、マゼンタM、シアンC
の3補色フィルタ21およびミラー22を通してマウン
トキャリアXに保持されたスライド23に照射し、その
スライド23を通過した透過光をレンズユニット24お
よび開放状態にあるシャッタ25を介して露光台26上
に引き出された印画紙Pに照射し、上記スライド23の
ポジ像を印画紙Pに焼付けるようにしている。
【0003】マウントキャリアXは、図6に示すよう
に、一対の平行に配置したガイド27、27の対向面に
V溝28を形成し、そのV溝28でスライド23の両側
部を支持する構成であるため、そのスライド23のマウ
ント29の厚みが異なる場合であっても、マウント29
に支持されたフィルム30を同一平面上に配置すること
ができ、マウント29の厚さによるピントのずれを防止
することができる。
【0004】ところで、スライド23においては、フィ
ルム30をマウント29で挾持する際にフィルムホール
ドの影響によってフィルム30にたわみを生じることが
多く、そのようなスライド23を焼付処理する場合、フ
ィルム30のたわみ分だけピントがずれ、印画紙P上に
クリアな像を結像することができない。
【0005】そのような不都合の発生を防止するため、
図6に示すように、赤外線光源31からの赤外線を赤外
線透過フィルタ32および発光レンズ33を通してスラ
イド23のフィルム30に照射し、そのフィルム30に
映る赤外線の映像を受光レンズ34および赤外線透過フ
ィルタ35を通して一対の受光素子をもつ赤外線検出セ
ンサ10で受光し、フィルム30のたわみによる映像の
基準点OからのずれA1 、A2 とそのずれ方向とを上記
センサ10で検出し、その検出信号に基づいて制御回路
を介してモータ36を制御し、マウントキャリアXをレ
ンズユニット24に対して遠近調整してフィルム30を
適正位置に保持するオートフォーカス装置を既に提案し
ている(実願平2−62506号明細書(実開平4ー2
0038号公報))。
【0006】上記のようなフィルム30の位置調整にお
いて、赤外線の映像を受光する検出センサ10の組付け
後の初期の取付位置にずれがあると、フィルム30を適
正位置に位置調整することができない。このため、オー
トフォーカス装置においては、検出センサ10の取付
置を調整できるようにしてある。
【0007】検出センサの位置調整装置として、図7に
示すように、一対の受光素子11a、11bを有するデ
ュアルタイプの検出センサ10を支持板40に取付け、
その支持板40をセンサフレーム41で昇降自在に支持
し、その支持板40の下縁に設けた折曲板42の両端部
に一対の挿入孔(図示省略)を設け、各挿入孔に挿入し
た調整ねじ43、43をセンサフレーム41にねじ係合
し、かつ調整ねじ43、43の外側にスプリング44を
設け、上記調整ねじ43の回転によって支持板40を上
下動させるようにしたものが従来から知られている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
位置調整装置においては、一対の調整ねじ43、43の
回転量が相違すると、支持板40が傾むき、その傾むき
によって図8に示すように、検出センサ10の一対の受
光素子11a、11bと赤外線の映像17とが相対的に
傾斜するため、検出センサ10の位置調整に際し、一対
の調整ねじ43、43を等回転させる必要があり、調整
がきわめて困難であるという不都合がある。
【0009】この考案は上記の不都合を解消し、オート
フォーカス検出センサの取付位置をきわめて容易に調
整できるようにすることを技術的課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案においては、光軸と直交する平面上に
要の間隔をおいて設けられた2つの受光素子を有する検
出センサをセンサ支持体に取付け、そのセンサ支持体に
上記2つの受光素子を含む上記平面と平行する単一の
じ孔およびガイド孔を形成し、上記ねじ孔にねじ係合し
た調整ねじの両端部をセンサフレームで回転自在に支持
し、この調整ねじに摘みを設け、上記ガイド孔に挿通し
たガイド軸の両端部をセンサフレームに固定した構成を
採用したのである。
【0011】
【作用】検出センサの位置調整操作に際しては、摘みの
操作によって調整ねじを回動し、検出センサを支持する
センサ支持体をガイド軸に沿って平行移動させ、一対の
受光素子間に赤外線の映像が映し出されるまでセンサ支
持体を移動させる。
【0012】
【実施例】以下、この考案の実施例を図1乃至図4に基
づいて説明する。図1乃至図3に示すように、センサフ
レーム1は、支持台2と、その上側に設けられた上板3
とから成り、支持台2には前後に貫通する孔4が形成さ
れ、その孔4にレンズ5を保持する筒状のレンズホルダ
6の後端部が挿入されている。
【0013】センサフレーム1は、レンズホルダ6の軸
心が図6に示す反射光路と一致するようにスライドプリ
ンタの内部に組込まれる。
【0014】前記支持台2の背面側にはセンサ支持体7
が設けられ、そのセンサ支持体7の前面両側に設けた一
対の突出部8a、8bが支持台2の両側面に形成した開
口部9に配置されている。
【0015】センサ支持体7には、孔4と対向する位置
に検出センサ10が取付けられている。検出センサ10
は図4に示すように、パッケージ内に2個の受光素子1
1a、11bを組込んだデュアルタイプのものであり、
その検出センサ10は一対の受光素子11a、11bが
上下に位置するようセンサ支持体7にねじ等の手段で固
定されている。
【0016】また、センサ支持体7の突出部8a、8b
の一方には上下面に貫通するねじ孔12が設けられ、他
方にはガイド孔13が形成されている。
【0017】ねじ孔12には調整ねじ14がねじ係合さ
れ、その調整ねじ14の上下端部は支持台2および上板
3に回転自在に支持されている。また、調整ねじ14の
上部には摘み15が取付けられ、この摘み15によって
調整ねじ14が回転される。
【0018】一方、ガイド孔13にはガイド軸16が挿
通され、そのガイド軸16の上下端部は支持台2および
上板3に固定されている。
【0019】実施例で示すセンサの位置調整装置は上記
の構造から成り、検出センサ10の位置調整に際して
は、図5に示すスライドプリンタのマウントキャリアX
にフィルムにたわみのないマウントをセットした状態に
おいて、摘み15を操作し、調整ねじ14を回転する。
この調整ねじ14の回転によって、これにねじ係合する
センサ支持体7が上下動する。このとき、センサ支持体
7はガイド軸16に沿って移動するため、センサ支持体
7は水平状態を保って上下方向に平行移動する。検出セ
ンサ10の一対の受光素子11a、11b間に図4に示
すように、赤外線の映像17が映し出されると、摘み1
5の回転を停止する。これによって位置調整が完了す
る。
【0020】検出センサ10の一対の受光素子11a、
11bは、受光量によって抵抗値が変化するものである
ため、実施例では、一対の受光素子11a、11bより
出力される抵抗値を比較器で比較し、両値が略等しくな
るとアラームを鳴らすようにしている。すなわち、一対
の受光素子11a、11b間に赤外線の映像が映し出さ
れ、両受光素子11a、11bが等量の光を受けると、
アラームを鳴らすようにしている。
【0021】なお、実施例では、図1に示すように、支
持台2の側面にロック板18をねじ止めし、そのロック
板18の側縁を摘み15の外周に形成した軸方向の筋目
19に係合させて摘み15を調整位置に固定している。
【0022】
【考案の効果】以上のように、この考案に係る位置調整
装置においては、摘みが回転すると、検出センサを支持
するセンサ支持体がガイド軸に沿って平行移動するた
め、検出センサの取付位置の調整時に、検出センサの2
つの受光素子に傾きが生じるという不都合の発生がな
く、検出センサをきわめて容易に位置調整することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る位置調整装置の一実施例を示す
斜視図
【図2】同上の縦断平面図
【図3】同上の横断平面図
【図4】同上の検出センサの正面図
【図5】スライドプリンタの概略図
【図6】同上のオートフォーカス装置の概略図
【図7】従来の位置調整装置を示す斜視図
【図8】同上の検出センサの位置調整時に、その検出セ
ンサが傾むいた状態を示す正面図
【符号の説明】
1 センサフレーム 7 センサ支持体 10 検出センサ 12 ねじ孔 13 ガイド孔 14 調整ねじ 15 摘み 16 ガイド軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸と直交する平面上に所要の間隔をお
    いて設けられた2つの受光素子を有する検出センサをセ
    ンサ支持体に取付け、そのセンサ支持体に上記2つの
    光素子を含む上記平面と平行する単一のねじ孔およびガ
    イド孔を形成し、上記ねじ孔にねじ係合した調整ねじの
    両端部をセンサフレームで回転自在に支持し、この調整
    ねじに摘みを設け、上記ガイド孔に挿通したガイド軸の
    両端部をセンサフレームに固定したスライドプリンタに
    おけるオートフォーカス用センサの位置調整装置。
JP1991018937U 1991-03-27 1991-03-27 スライドプリンタにおけるオートフォーカス用センサの位置調整装置 Expired - Lifetime JP2589089Y2 (ja)

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JPH04114016U JPH04114016U (ja) 1992-10-07
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