JP2588937B2 - タイミングpll方式 - Google Patents

タイミングpll方式

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JP2588937B2
JP2588937B2 JP63178541A JP17854188A JP2588937B2 JP 2588937 B2 JP2588937 B2 JP 2588937B2 JP 63178541 A JP63178541 A JP 63178541A JP 17854188 A JP17854188 A JP 17854188A JP 2588937 B2 JP2588937 B2 JP 2588937B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 モデムの受信信号からタイミング成分を抽出するタイ
ミングPLL方式に関し、 トレーニング信号の前半の部分で一次PLLを追従させ
ると共に、この間に抽出した周波数情報によって二次PL
Lを初期化した後に切り換えて後半の部分で当該二次PLL
を高精度に追従させることを目的とし、 モデムの受信信号から抽出したタイミング位相に追従
する一次PLLと、この一次PLLの制御信号から周波数情報
を抽出して二次PLLの第1積分回路の初期設定を行うと
共に、該モデムの受信信号を受信した後、所定時間経過
した後に上記一次PLLから二次PLLに切り換えるように構
成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、モデムの受信信号からタイミング成分を抽
出するタイミングPLL方式に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
従来の2400bpsおよび4800bpsモデムは、ROF率が大で
あるため、タイミング成分の抽出が容易であり、タイミ
ングPLLも一次のPLLで十分な性能が得られていた。
しかし、最近、システムの保守性の向上が望まれ、モ
デム自身で回線状態の監視を行う必要が高まってきた
が、タイミング系の劣化が大きな場合、このタイミング
系の乱れによって回線の劣化原因が消されてしまい、正
確な監視が不可能になってしまう。例えば、現状の殆ど
のモデムは、第4図(イ)に示すような一次のPLLで実
現されているため、実際の回線上でキャリアジッタが発
生していなくても、タイミングのジッタが大であると擬
似的にキャリアジッタが検出されてしまい、正確に回線
状態を監視し得ないという問題があった。
また、このタイミング成分を高精度に抽出するために
第4図(ロ)に示すような二次のPLLの採用が考えられ
るが、トレーニングシーケンスの長さが短いために、十
分に追従させることができず、実現し得ないという問題
があった。
本発明は、トレーニング信号の前半の部分で一次PLL
を追従させると共に、この間に抽出した周波数情報によ
って二次PLLを初期化した後に切り換えて後半の部分で
当該二次PLLを高精度に追従させることを目的としてい
る。
〔課題を解決する手段〕
第1図を参照して課題を解決する手段を説明する。
第1図において、TIM抽出部2は、トレーニング信号
からタイミングを抽出するものである。
一次PLL3は、TIM抽出部2によって抽出したタイミン
グの位相に追従する一次のPLL(Phase Locked Loop)で
ある。
切換器4は、一次PLL3から二次PLL5に切り換えるもの
である。
二次PLL5は、TIM抽出部2によって抽出したタイミン
グの位相および周波数に追従する二次のPLLである。
〔作用〕
本発明は、第1図に示すように、トレーニング信号の
前半の部分で一次PLL3をTIM抽出部2によって抽出した
タイミングの位相に追従させると共にこの間に当該一次
PLL3の制御信号から周波数情報を抽出して二次PLL5を初
期化し、トレーニング信号の後半の部分で二次PLL5に切
り換えて追従させるようにしている。
従って、トレーニング信号の短い時間内に二次PLL5を
十分に追従させて高精度にタイミング成分を抽出するこ
とが可能となる。これにより、低速のモデムにおいても
回線状態を正確に監視することが可能となる。
〔実施例〕
次に、第1図から第3図を用いて本発明の1実施例の
構成および動作を順次詳細に説明する。
第1図において、A/D1は、受信信号(トレーニング信
号など)をディジタル信号に変換するものである。
CD(キャリアディテクト)6は、キャリア信号を検出
するものである。
タイマ7は、CD6によって検出されたキャリア信号に
基づいて、一次PLL3から二次PLL5に切り換える時間Tを
計測するものである。
切換器4は、一次PLL3から二次PLL5に切り換えるもの
である。
第2図を用いて第1図構成の動作を説明する。
第2図において、は、受信信号を示す。これは、回
線から受信した信号であって、図示のようにトレーニン
グ信号およびデータ信号から構成されている。
は、一次PLL3が自走状態から、トレーニング信号の
タイミングの位相に追従する様子を示したものである。
この一次PLL3は、図示のように追従した際のジッタ(変
動)が大きい。
は、本発明のPLLが自走状態から、トレーニング信
号のタイミングの位相に一次PLL3として追従した後、二
次PLL5に切り換える様子を示す。これは、トレーニング
信号の前半の部分で一次PLL3としてタイミングの位相に
追従すると共にこの間に抽出した周波数情報によって二
次PLL5を初期化する。そして、所定時間T経過後の切
り換え点で一次PLL3から二次PLL5に切り換えてトレーニ
ング信号のタイミングの位相および周波数に追従するよ
うにしている。これにより、トレーニング信号の短い時
間内に、二次PLL5として高精度にタイミングに追従する
ことが可能となる。
第3図は本発明の具体的構成例を示す。
一次PLL3は、TIM抽出部2および積分器3−1などか
ら構成されている。
二次PLL5は、TIM抽出部2および積分器5−1、5−
2などから構成されている。
積分器5−3は、一次PLL3の制御信号から周波数情報
を抽出して、二次PLL3を初期化するものである。
次に、動作を説明する。
第1に、トレーニング信号が受信された当初、切換器
4を図示実線の状態に切り換え、一次PLL3としてTIM抽
出部2によって抽出されたタイミングの位相に追従させ
る。この間に積分器3−1および切換器4を介して送出
された制御信号の位相情報によって二次PLL5を構成する
積分器5−1を初期化すると共に、更に積分器5−3に
よって抽出した周波数情報によって二次PLL5を構成する
積分器5−2を初期化する。
第2に、タイマ7がキャリア検出部6によって検出さ
れたキャリア信号に基づいて、所定時間T計数した時
に、切換器4および積分器5−3を切り換え、二次PLL5
としてTIM抽出部2によって抽出されたタイミングの位
相および周波数に追従させる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、トレーニング
信号の前半の部分は一次PLL3によって追従させ、この間
に抽出した周波数情報を用いて二次PLL5を初期化し、後
半の部分で二次PLL5に切り換えて追従させる構成を採用
しているため、トレーニング信号の短い時間内に二次PL
L5によって追従させて高精度にタイミング成分を抽出す
ることができる。これにより、低速のモデムにおいても
受信側で回線状態などを正確に監視することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例構成図、第2図は本発明の動
作説明図、第3図は本発明の具体的構成例、第4図は従
来技術の説明図を示す。 図中、1はA/D、2はTIM抽出部、3は一次PLL、4は切
換器、5は二次PLL、6はCD、7はタイマを表す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モデムの受信信号からタイミング成分を抽
    出するタイミングPLL方式において、 モデムの受信信号からタイミング成分を抽出するタイミ
    ング抽出部と、 前記タイミング抽出部によって抽出されたタイミング位
    相に追従する一次PLLと、 前記タイミング抽出部によって抽出されたタイミング位
    相に追従する二次PLLと、 前記受信信号を受信してから所定時間経過した後に、前
    記一次PLLから前記二次PLLに切り換える切換器とを有す
    るとともに、 前記二次PLLは更に前記一次PLLの制御信号から周波数情
    報を抽出する周波数情報抽出部を備え、前記二次PLLの
    第一積分器は前記周波数抽出部により抽出された周波数
    情報に基づいて初期化されることを特徴とするタイミン
    グPLL方式。
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