JP2588828B2 - テント幕緊張装置 - Google Patents

テント幕緊張装置

Info

Publication number
JP2588828B2
JP2588828B2 JP10720093A JP10720093A JP2588828B2 JP 2588828 B2 JP2588828 B2 JP 2588828B2 JP 10720093 A JP10720093 A JP 10720093A JP 10720093 A JP10720093 A JP 10720093A JP 2588828 B2 JP2588828 B2 JP 2588828B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tent curtain
tent
screw
circular
curtain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10720093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06299737A (ja
Inventor
道治 並木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FUREKO KK
Original Assignee
NIPPON FUREKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FUREKO KK filed Critical NIPPON FUREKO KK
Priority to JP10720093A priority Critical patent/JP2588828B2/ja
Publication of JPH06299737A publication Critical patent/JPH06299737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2588828B2 publication Critical patent/JP2588828B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、保管所,作業所,そ
の他各種の場所を覆うテント幕に弛みが生じて風でばた
ついたり雨水が溜ったりしないように、テント幕を緊張
させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテント幕の緊張手段は、幕布の縁
部に列設した鳩目に固縛紐を通し、この固縛紐をテント
の支持部材等に巻き付けるとか結び付けるとかして、幕
布を引っ張って緊張させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のテント幕の緊張
手段は上記のようであるが、テント幕には鳩目の箇所に
間欠的な集中力がかかるのでテント幕にとって好ましく
ない。また、固縛紐を巻き結び解きする作業は面倒であ
り、また、テントの使用にともない、テント幕や固縛紐
に延びが生じると、テント幕に弛みが生じて風でばたつ
いたり雨水が溜ったりするようになるというような課題
があった。
【0004】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、テント幕に均一に力をかけて緊張させるこ
とができ、使用にともなってテント幕が弛んでも簡単に
増し締めすることができるテント幕緊張装置を得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテント幕
緊張装置は、テントの各屋根支材の下端部にねじ軸軸心
線を上下方向にして装着されたねじ伝動機構と、この各
ねじ伝動機構の下端部に渡して設けられた円材と、この
円材にかけ回し可能な長さに形成され縁部に細長材が装
着されたテント幕と、前記細長材が引っ掛けられるよう
に前記各屋根支材に設けられた細長材掛けとからなるも
のである。
【0006】
【作用】この発明におけるテント幕緊張装置の円材にテ
ント幕をかけ回し、このテント幕の縁部に装着された細
長材を細長材掛けに掛け、ねじ伝動機構を下方に延伸す
る方向に回転駆動して円材を降下させれば、円材は、細
長材掛けに掛けられた細長材により端縁部が拘束された
テント幕を押し下げて均一に緊張させる。テント幕が弛
んだときは、ねじ伝動機構を下方に延伸する方向に回転
駆動して円材を降下させることにより簡単容易に増し締
めをすることができる。テント幕を取り外すときは、ね
じ伝動機構を上記と逆方向に回転駆動して円材を引き上
げれば、テント幕は緩むので、細長材掛けから細長材を
外してテント幕を簡単に取り外すことができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、10はテント幕、20はテント幕
10を支持する屋根支材であり、屋根支材20は結合部
材23を介してテント支柱25に支持されている。40
はテント幕10を押し下げる円材、50はテント幕10
の縁部に装着された細長材(バテン)、60はねじ伝動
機構であり、ねじ伝動機構60は、ねじ軸61と、ねじ
軸61に固着されてねじ軸61を回転駆動する駆動ナッ
ト63と、屋根支材20に固着されてねじ軸61に螺合
して支持するねじ受け65とからなる。70は屋根支材
20の下端部に設けられて細長材50を掛けるように形
成された細長材掛けである。45は円材40を昇降可能
に支持する円材支材であり、31はこの円材支材45を
屋根支材20に仮止めする仮止めボルトである。
【0008】図1に示すように、屋根支材20の下端部
にはねじ伝動機構60が取り付けられている。ねじ伝動
機構60は、駆動ナット63が固着されたねじ軸61
と、屋根支材20の下端部に固着されたねじ受け65と
からなり、ねじ受け65はねじ軸61のねじに螺合し、
ねじ軸61の軸心線が上下方向になるようにして屋根支
材20に取り付けられている。円材40には円材支材4
5が取り付けられており、円材支材45は屋根支材20
内に挿入可能であり、円材40は仮止めボルト31で締
止することにより、昇降可能に屋根支材20に支持させ
ることができる。ねじ軸61の下端部は円材40に当接
可能となっている。駆動ナット63はレンチ等ををかけ
てねじ軸61を容易に回転駆動できるように形成されて
いる。また、各駆動ナット63に回転駆動手段を設けて
おくこともできる。
【0009】図1に示すように、テント幕10は円材4
0にかけ回し可能な長さに形成され、テント幕10の縁
部は折り曲げて縫い付けて袋耳が形成されており、この
袋耳に細長材50が挿入して装着されている。細長材5
0はある程度の曲げ剛性を有するように形成されてい
る。また、屋根支材20の下端部には、細長材50を受
けるように鈎状に形成された細長材掛け70が取り付け
られている。この細長材掛け70に掛けられる細長材5
0の下のテント幕10には細長材掛け70を差し込むた
めの穴があけられている。
【0010】次に、この実施例の使用法と動作について
説明する。図1において、テント幕10を張るときは、
事前に、各駆動ナット63を回転駆動してねじ軸61を
上昇させておき、また、円材40を押し上げて仮止めボ
ルト31で止めておき、屋根支材20上にかけたテント
幕10の縁部の袋耳に挿入した細長材50をもって円材
40の下側をかけ回し、細長材50を各細長材掛け70
に掛ける。次に、仮止めボルト31を緩めると、円材4
0が下がってテント幕10をある程度緊張させるので、
その状態で仮止めボルト31を円材支材45に締め込ん
で円材40の位置を固定する。次に、各駆動ナット63
にレンチをかけてねじ軸61を回転駆動すれば、ねじ受
け65のねじ穴に螺合するねじ軸61は回転にともな
い、ねじ作用により下降し、円材40に当接すれば、円
材40を押して下降させる。テント幕10の縁部は細長
材掛け70に掛けた細長材50により拘束されているの
で、円材40が下降すれば円材40に押されてテント幕
10は次第に緊張させられる。各ねじ伝動機構60の駆
動ナット63をほぼ等しいトルクで回転駆動すれば円材
40を介してテント幕10は均一に緊張させられ、弛み
や凹凸等がないようにテント幕10を張ることができ
る。
【0011】図1において、テントを展張して長時間に
なると、テント幕10が次第に延びるので、緊張が緩
み、テント幕10が風でばたついたり、テント幕10上
に弛みができるとそこに雨水が溜り、益々弛みが大きく
なるというような不具合が従来生じていた。その時、こ
の実施例によるテント幕緊張装置においては、ねじ伝動
機構60の駆動ナット63を回転駆動してねじ軸61を
下降させ、円材40を押し下げれば、円材40はテント
幕10を押して緊張させ、テント幕10の弛みを簡単容
易に除去することができる。なお、テント幕10を取り
外すときは、ねじ伝動機構60の駆動ナット63を前記
と逆方向に回転駆動してねじ軸61を上昇させ、要すれ
ば、円材40を引き上げて仮止めボルト31で止めれ
ば、テント幕10は緩むので、細長材掛け70から細長
材50を外し、テント幕10を取り外すことができる。
【0012】なお、上記実施例によるねじ伝動機構60
は、駆動ナット63でねじ軸61を回転駆動することに
よりねじ軸61を昇降させる構成としたが、ねじ受け6
5の雌ねじを回転駆動可能に屋根支材20に取り付け、
ねじ軸61を回転不可能かつ昇降可能に支持して、ねじ
受け65の雌ねじを回転駆動してねじ軸61を昇降させ
る構成としてもよい。また、ねじ軸61を回転可能かつ
昇降不可能に屋根支材20に取り付け、ねじ受け65を
回転不可能かつ昇降可能にねじ軸61に螺合させ、ねじ
軸61を回転駆動することによりねじ受け65を昇降さ
せ、ねじ受け65を下方に延長した下端部で円材40を
押し下げる構成としてもよい。また、ねじ軸61を回転
昇降共不可能に屋根支材20に固定して取り付け、ねじ
受け65を回転昇降可能にねじ軸61に螺合させ、ねじ
受け65を回転駆動してねじ受け65を昇降させ、ねじ
受け65の下方に延長した下端部で円材40を押し下げ
る構成としてもよい。
【0013】また、上記実施例においては、円材40は
円材支材45に支持させたが、ねじ伝動機構60に支持
させて、円材支材45は省略してもよい。また、上記実
施例における円材40は、回転可能なローラとすること
もでき、ローラとすればそれだけ価格は高くなるが、テ
ント幕10を緊張させる動作は円滑になる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、屋根
支材の下端部に設けたねじ伝動機構により円材を押しさ
げて、縁部に装着した細長材を細長材掛けに掛けて止め
たテント幕を緊張させるようにしたので、テント幕を均
一に緊張させることができ、テント幕が緩んだときも簡
単容易に増し締めして緊張させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるテント幕緊張装置を
示し、(A)は側面断面図、(B)は正面図である。
【符号の説明】
10:テント幕、20:屋根支材、31:仮止めボル
ト、40:円材、 45:円材支材、50:細長材(バ
テン)、60:ねじ伝動機構、 61:ねじ軸、63:
駆動ナット、 65:ねじ受け、70:細長材掛け。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テントの各屋根支材の下端部にねじ軸軸
    心線を上下方向にして装着されたねじ伝動機構と、この
    各ねじ伝動機構の下端部に渡して設けられた円材と、こ
    の円材にかけ回し可能な長さに形成され縁部に細長材が
    装着されたテント幕と、前記細長材が引っ掛けられるよ
    うに前記各屋根支材に設けられた細長材掛けとからなる
    テント幕緊張装置。
JP10720093A 1993-04-12 1993-04-12 テント幕緊張装置 Expired - Fee Related JP2588828B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10720093A JP2588828B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 テント幕緊張装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10720093A JP2588828B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 テント幕緊張装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06299737A JPH06299737A (ja) 1994-10-25
JP2588828B2 true JP2588828B2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=14453026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10720093A Expired - Fee Related JP2588828B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 テント幕緊張装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2588828B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2368076B (en) 2000-10-18 2004-06-09 Ian Edward Milton Fabric tensioner and method of tensioning fabric
DE202017105101U1 (de) * 2017-08-04 2017-09-06 Zingerlemetal Ag Vorrichtung zur Spannung eines Stoffes eines Zeltes

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06299737A (ja) 1994-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2588828B2 (ja) テント幕緊張装置
JP4807840B2 (ja) カーテン開閉用ドラム
JP2588827B2 (ja) テント側幕緊張装置
JP4338687B2 (ja) ハウス用保護ネットと保護ベルトの同時締め付け構造と使用方法
ATE219545T1 (de) Markise mit elastischen zugmitteln
US4373721A (en) Racket stringer tensioner
JP2005052082A (ja) ビニールハウス
JPH0937659A (ja) ハウス用フィルム巻上げ装置
US5655267A (en) Wire tightening apparatus
KR200247591Y1 (ko) 현수막 지지 장치
JP4396837B2 (ja) 日除け及び雨避け用のロールスクリーン装置
KR200237756Y1 (ko) 현수막 걸이 장치
KR100799726B1 (ko) 현수막 게시대
JPH0224450Y2 (ja)
JPS6146133Y2 (ja)
JP2003239660A (ja) シート類の巻き取り,引出し装置
KR200170393Y1 (ko) 비닐하우스의 비닐 개폐장치
JPH0125191Y2 (ja)
JPH0237973Y2 (ja)
RU31098U1 (ru) Каркасно-тентовая конструкция
JPH07926B2 (ja) 日除け装置の動力伝達機構
KR950011441B1 (ko) 전선권회드럼이 장탈착 되는 전선 풀림기
JPH0644904U (ja) オーニング装置
JP2964027B2 (ja) テントにおけるテント布の取付け装置
JPH048171Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees