JP2588810B2 - ゴムの冷却のための二段階空気輸送方法 - Google Patents

ゴムの冷却のための二段階空気輸送方法

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JP2588810B2
JP2588810B2 JP3507895A JP50789591A JP2588810B2 JP 2588810 B2 JP2588810 B2 JP 2588810B2 JP 3507895 A JP3507895 A JP 3507895A JP 50789591 A JP50789591 A JP 50789591A JP 2588810 B2 JP2588810 B2 JP 2588810B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、大まかに述べると、乾燥した弾性ポリマー
粒子の冷却方法に関する。さらに詳細に述べると、本発
明は、粒子を一つの流体流れから他の流体流れに移す中
間の(interstage)サイクロン分離器により、ゴム粒子
を、高温の湿り空気流れを含む第一段空気コンベヤか
ら、低温の乾き空気流れを含む第二段空気コンベヤに移
すことにより乾燥ゴムクラムを強力に冷却する方法に関
する。
本書において「分離器」を修飾するために時々用いる
「サイクロン」という用語は、引用の便宜のためのみで
あり、それによって特定の要素に限定することを意味し
ない。
エラストマーの一般的な乾燥方法は、空気輸送装置に
排出する脱蔵押出し機を用いる。ゴム粒子は空気コンベ
ヤ内で冷却され、つぎに、密閉型振動コンベヤに排出さ
れる。ゴム粒子はこの振動コンベヤ内でさらに冷却さ
れ、そこから、一連の開放型振動コンベヤを経由して荷
造りまたは包装区域に運搬される。
ゴムクラム[(rubber crumb)ゴムの小片]を空気コ
ンベヤ内で冷却できる程度は、空気コンベヤ中の空気と
蒸気の混合物の飽和温度によって制限される。もし、空
気温度が飽和温度より低くなると、弾性製品は生成する
遊離水により望ましくない程度にまで湿る。
前述の制限が、ゴムクラムの特徴とする特有の性質と
ともに、装置性能及び品質上の問題をもたらす多くの煩
わしい欠陥を生じさせる。空気コンベヤから密閉型振動
コンベヤに入るゴム粒子はまだ高温であるから、粒子は
コンベヤ表面に粘着し、塊状になる。その結果、空気コ
ンベヤの下流の装置の汚れを生じる。その上、汚れの原
因である高温のゴムは分解し、剥離して製品を汚染する
傾向がある。さらに、生成するゴムの集塊は包装区域に
おける重量管理を不規則なものにする。
それ故、エラストマー乾燥装置のゴム粒子の冷却方法
において、粒子を密閉型振動コンベヤに供給する前に、
空気コンベヤにおいて現在達成されている冷却より強度
の冷却が必要である。本発明は、独特な中間サイクロン
分離器により、ゴムを第一段空気コンベヤの、水蒸気で
飽和された空気流れから、第二段空気コンベヤの、低温
の乾き空気流れに移す方法を提供とすることにより前記
の目的を実現する。ゴム粒子が第二段空気コンベヤ内の
低温の乾き空気中に導入されると、粒子は、第一段空気
コンベヤ内で冷却され得る以上に冷却される。事実、第
二段空気コンベヤにおいて、密閉型振動コンベヤ及びそ
れに伴う不利益が全く解消される程度までゴム粒子を冷
却できる。
それ故、本発明の方法によれば、エラストマー乾燥装
置のゴムクラムを空気輸送装置内で冷却し、そして、現
在使用している付属の冷却及び輸送機器を必要としない
で梱包または包装区域に運ぶことができる。その結果、
振動冷却及び運搬装置に現在起因している製品の汚染を
根絶できる。さらに、二段階の空気輸送方法によって、
脱蔵押出し機からの毒性の恐れがある化合物を、より容
易にかつ好都合に排出空気中に取出すことができ、そし
て、従来の冷却装置では賄えないゴム製品の品質に、将
来対応できるようになる。
2.情報の開示に関する説明 粒状物質の運搬または移送に空気コンベヤを用いるこ
とは公知である。例えば、フィスカスFISCUS)の1968
年5月21日付米国特許第3,384,420号は、粒状物質をホ
ッパーに、そしてそこから、チユーブ状の導管装置に供
給し、装置内の空気流れが物質を分離器まで運び、ここ
で粒子状物質を空気流れから分離する、移送装置を開示
している。
同様に、メンデンフリックMendemblik)の1986年7
月8日付米国特許第4,599,016号は、空気流により運ば
れた物質を受け入れる第一のサイクロン分離器及び空気
流からダスト及び研磨性の粒子を除く第二のサイクロン
空気清浄器を含む、粒状物質の空気輸送装置を開示して
いる。粒状物質は第一のサイクロン分離器から空気流れ
により運搬される。
乾燥媒体との接触により、各種の物質を乾燥させる多
様な方法及び装置も公知である。例えば、キャドット
Cadotほか、の1946年6月5日付米国特許第2,436,3
55号は、ジメチル尿素の噴霧乾燥方法を目的とする。こ
の方法において、製品の晶析及び分離を行うため、スラ
リーを容器に供給し、その容器に低温空気を入れる。
サイトウSaito)ほか、の1982年12月21日付米国特
許第4,365,057号は、ポリオレフィンを、向流の窒素ガ
スと接触させながら乾燥装置内を降下させて乾燥する方
法を開示している。
デイビスDavisほか、の1971年12月28日付米国特
許第3,629,951号は、高温の空気を噴霧乾燥室に供給
し、乾燥された粒子を室からコンベヤ上に取出す、曝気
スラリーの噴霧乾燥方法を目的とする。
粒状物質を冷却する各種の方法及び装置も公知であ
る。そのような方法の代表例はベックマンBeckmann
の1984年4月10日付米国特許第4,441,261号である。こ
の特許は、冷却バンカー内の高温のばら積み物質を、そ
れらの間に冷却ガス流れを通すことにより、乾燥させる
方法及び装置を開示している。
ムラーMuller)の1980年11月4日付米国特許第4,23
1,991号は、冷却塔に導入される石灰の冷却方法及び装
置を開示している。低温の空気が冷却塔に引込まれ、そ
して、落下する石灰の間を上の方向に流れる。
ガードナーGardner)の1978年2月28日付米国特許
第4,076,493号は、物質を受入れる胴、及び物質の流れ
方向と反対に流れるように冷却空気を物質内に放出する
空気分離装置を含む粒状物質の冷却装置を示す。
フリードリッヒFriedrich)の1966年8月9日付米
国特許第3,265,775号は、容器内の物質に向流に流れる
ガスを用いて、物質を処理することによる、粒状物質の
冷却及び/または乾燥方法を目的とする。
エッサーEesser)らの1968年2月27日付の米国特許
第3,370,358号には、ゴムクラムを冷却し乾燥するため
の二段階プロセスが開示されている。低温空気が第一段
を流れ、高温空気が第二段を流れる。
物質を高温湿り空気流れから低温乾き空気流れに移す
ための空気サイクロン分離器とともに使用する二段階の
空気輸送装置を特徴とする、弾性物質の強力な冷却方法
が見出された。
発明の概要 本発明は、密閉された仕上げ工程において、乾燥ゴム
クラムを、包装の要件に対応できる温度まで冷却する方
法に関する。この方法は、高温のゴムクラム及び水蒸気
を、第一段空気流れを含む第一段空気コンベヤに導入し
てゴムクラムを第一の温度まで冷却することを含む。第
一段空気流れは、ゴムからの蒸発により生成した水蒸気
と合流し、空気/水蒸気混合物を生成する。そのため、
第一段空気コンベヤ内で達成できる冷却温度は、第一段
空気の飽和温度までに制限される。第一段空気コンベヤ
内の飽和温度以下に冷却する努力は、ゴムクラム上の望
ましくない凝縮をもたらす。そこで、本発明の方法は、
ゴムクラムを第一段の高温湿り空気から、ゴムクラムを
包装温度まで冷却できる低温の乾いた第二段空気流れに
移す手段を提供する。ゴムクラムを第一段空気流れから
第二段空気流れに移すには、ゴムクラムを第一段空気コ
ンベヤから分離器に供給する必要がある。分離器内でゴ
ムクラムは第一段空気流れから分離され、そして、分離
器の固体排出口において移行部を経由して導入される第
二段空気流れにより拾い上げられる。移行部はゴムクラ
ムを低温の乾いた第二段空気を含む第二段空気コンベヤ
に供給する。このコンベヤ内でゴムはさらに冷却され
る。
図面の簡単な説明 唯一の図は発明の方法を説明する概略図である。
好ましい実施態様の詳細な説明 ゴムクラムの脱水、乾燥仕上げ操作は一般的に、溶媒
分離工程からのクラムスラリーを脱水スクリーンを経て
脱水スクリュープレスへ、そこから、乾燥押出し機に供
給することを含む。乾燥押出し機に入るゴムは約5乃至
約10%の揮発性物質を含むのが一般的である。ゴム−水
混合物は押出し機ダイの上流における機会的仕事により
押出し機内で加熱される。湿りゴムが押出し機のダイプ
レートを通過するとき圧力が急激に解放され、ゴムクラ
ム中の水が急速に蒸発する。それ故、乾燥押出し機の排
出部において、ゴムに含まれていた水は水蒸気として急
速に流出し、熱がゴムから水に伝達され、ゴムクラムは
乾燥し、そして、幾らか冷却される。
乾燥クラム上に水が再凝縮しないように、押出し機の
ダイにおいて蒸発した水を、乾燥押出し機の排出部に設
けた装置内の空気と混合させる。この装置は高温のゴム
及び水の通る可変式ダイ及び開放容器を備えており、こ
の容器に、ゴム、ダイを通るとき蒸発した水、及び運搬
用空気流れが流入し、そしてそこから、さらに熱を除去
するための第一空気コンベヤに流出する。
押出し機ダイの温度が十分高いときは、ゴム−水混合
物がダイを通るときゴムクラムの乾燥が起こる。しか
し、押出し機ダイにおけるゴムクラムの温度は、製品品
質に対する要求事項、または環境的要因により、制約さ
れ、そのため、ダイにおいて乾燥が不完全であることが
ある。それ故、第一空気コンベヤにおいてゴムクラムを
さらに乾燥ならびに冷却する必要がある。
第一空気コンベヤにおいてゴムクラムを冷却し得る程
度は、第一空気コンベヤの出口空気の温度を、押出し機
のダイにおいてゴムから蒸発する約6乃至約10%の水を
考慮して、約45乃至約60℃に維持しなければならないと
いう要求のために制約される。第一段空気コンベヤにお
いては、運搬空気への熱伝達の形の自然対流冷却及び運
搬装置の配管からの空気及びゴムの熱損失により、また
は、空気コンベヤ配管の外壁における冷却水ジャケット
の使用による強制対流により、ゴム−水混合物から熱が
除去される。しかし、ゴムを、運搬空気流れの飽和温度
以下に冷却する努力は、乾燥ゴムクラム上に望ましくな
い凝縮をもたらす。そのため、空気コンベヤ内のゴムク
ラムを密閉型流動化振動コンベヤに排出し、梱包または
包装温度までゴムクラムをさらに冷やすのが一般的であ
る。
しかし前述のとうり、流動化振動コンベヤに入るゴム
クラムはまだ高温であり、粘着性があるので、装置の構
成要素ならびに最終製品に多くの問題を生じる。特に、
微細なゴム粒子は流動化振動コンベヤの金属表面に粘着
するため、設備の掃除のために余分な労力及び装置の休
止を余儀無くする。汚れの原因である高温のゴムは、劣
化して剥離し、製品の汚染をもたらす。その上、製品
が、流動化振動コンベヤからの排出空気により失われ
る。さらに、塊になるゴム粒子は梱包及び包装区域にお
いて重量のばらつきの原因となる。本発明の方法は、第
一段空気コンベヤにおいて通常達成できる以上のゴムク
ラムの冷却を可能にすることにより、これらの列挙した
欠陥を克服する。
本発明の方法を概略説明する第一図を引用すると、乾
燥押出し機の排出部に受取り装置12が設置されているこ
とが分かる。送風機から受取り装置に空気が導入され
て、乾燥クラム粒子を運搬し、そして受取った乾燥クラ
ム粒子上に水蒸気が再凝縮するのを防止する。受取り装
置から、ゴムクラム、水蒸気及び空気が第一段空気コン
ベヤ14に入り、そして中間サイクロン分離器16を経由し
てこの空気コンベヤを出る。中間サイクロン分離器16
は、その上端に、第一段の水蒸気−空気−ゴムクラム混
合物を導入する接線方向の入口及び、その下端に固体の
排出口を備える。移行部20がサイクロン分離器16の下端
に取付けられる。
中間サイクロン分離器16は移行部20と共に、第一段空
気コンベヤの第一段高温湿り空気流れがゴム粒子を分離
し、そしてそれを新鮮な、乾いた低温の第二段空気流れ
に移す。ゴムクラム粒子は接線方向の入口を経由して中
間サイクロン分離器16に、湿り高温空気流れに完全に同
伴されながら、導入される。中間サイクロン分離器16内
で、ゴム粒子は、移行部20に近づく下向きのらせん運動
を受ける。移行部は、中間サイクロン分離器16の下端す
なわち固体排出口の回りに環状隙間22を形成する、円錐
形の部材を含む。環状隙間22は第二段の低温の、乾い
た、新鮮な空気の入口として機能する。低温の乾き空気
が環状隙間22から入り、ゴム粒子をそれがサイクロン分
離器16の底部から出るとき受取り、それを、第二段空気
コンベヤ24に運ぶ。移行部20は、環状隙間22の大きさを
変えて各種の処理要求に対応するため、サイクロン分離
器16の底部に対し上下に動かして調節される。環状隙間
22は、第二段の空気を、移行部20の周壁に沿って適正な
運搬速度で均等に分布するように特別に設計される。
環状隙間22からの低温の乾き空気の導入によって、サ
イクロン分離器16の固体排出口に近接して、空気の一定
の流れが造り出される。移行部20の壁に沿った低温の乾
き空気の速度が高いから、当然ながら移行部20は高温の
粘着性ゴム粒子により汚されない。
中間サイクロン分離器は低い正圧を受ける。それ故、
第二空気コンベヤ24の圧力損失はサイクロン分離器16に
背圧をかけることになり、第一段の湿り高温空気を排出
口26を経由してサイクロン分離器16から強制的に排出さ
せる。排気速度は、弁28の使用によりサイクロン分離器
16に入る第一段空気の速度以下に調節される。サイクロ
ン分離器16及び移行部20によりゴムの99%以上が回収さ
れると共に、第一段の空気の僅かに約10乃至約20%の漏
れが移行部20に入る。このように、第一段空気の分離水
準は一般的に約90%である。第一段空気の適正な排気速
度を達成するのに十分な圧力が得られないとき、第一段
空気の排気を制御するためサイクロン分離器排気口26に
吸込み装置を設けてもよい。しかし、排気速度が約60か
ら150%まで変化することは希れではない。
中間サイクロン分離器の特色は渦巻き流れであり、こ
れにより、第一段空気の一部が常に、速度が低いため通
常汚れの生じやすいサイクロン分離器16の固体取出し口
付近を流れる。さらに、中間サイクロン分離器の回りに
冷却水ジャケットを設けることにより汚れの可能性が実
質的に無くなる。
前述のとうり、第一段空気コンベヤ14において可能な
ゴムクラムの温度低下は第一段空気の露点により制約さ
れる。従来のゴム仕上げ装置において、ゴムをさらに冷
却する必要があるため、流動化振動コンベヤ及びそれに
続く移送コンベヤ装置が包装区域に供給する前に設置さ
れる。本発明によれば、第二段空気コンベヤ24で達成さ
れるゴムクラムの追加の冷却が、流動化振動コンベヤを
不要にし、ゴムクラムを第二段空気コンベヤ内で、包装
に必要な温度まで冷却することを可能にする。
第一図から明らかなとうり、第二段空気コンベヤ24
は、第二段サイクロン分離器30に排出し、そこで、冷却
されたゴムが第二段空気流れから分離され、そして、サ
イクロン30の下に位置する梱包用重量はかりコンベヤ32
に供給される。その時、ゴムは必要な包装温度要件を満
たす状態で梱包機に排出される。本方法の場合、最終ゴ
ム温度に対する僅かな制約は、ゴムの粒度、空気コンベ
ヤの長さ、及び第一及び第二段空気流れの空気温度であ
る。これらのパラメーターは第二サイクロン分離器30の
出口において所望の製品温度を達成するため適宜に変更
できる。以下の実施例は、本発明の方法を例証する。実
施例1及び2に記載するEPゴムはエチレンプロピレン共
重合体ゴムを意味する。
実施例1 供給速度250乃至290kg/hrのEPゴムグレードに対し
て;押出し機ダイにおける205乃至225℃の温度;長さ約
50mの第一段空気コンベヤ;約305kg/hrの第一段空気速
度;長さ35mの第二段空気コンベヤ;30乃至50℃の温度に
おける280乃至440kg/hrの第二段空気速度の場合に、78
乃至150%の中間サイクロンの排気速度は、中間サイク
ロンにおいて130乃至150℃、そして、第二サイクロンに
おいて約95℃のゴム温度をもたらす。
実施例2 供給速度90乃至140kg/hrのEPゴムグレードに対して;
押出し機ダイにおける200乃至244℃の温度;長さ17乃至
50mの第一段空気コンベヤ;約305乃至310kg/hrの第一段
空気速度;長さ33乃至70mの第二段空気コンベヤ;約30
℃の温度における195乃至280kg/hrの第二段空気速度の
場合に、143乃至310kg/hrの中間サイクロンの排気速度
は、中間サイクロンにおいて85乃至120℃、そして、第
二サイクロンにおいて約29乃至69℃のゴム温度をもたら
す。
実施例3 供給速度130乃至135kg/hrのゴムペレットに対して;
押出し機ダイにおける約205℃の温度;長さ約17mの第一
段空気コンベヤ;175乃至310kg/hrの第一段空気速度;長
さ約33mの第二段空気コンベヤ;約30℃の温度における1
50乃至260kg/hrの第二段空気速度の場合に、175乃至310
kg/hrの中間サイクロンの排気速度は、中間サイクロン
において約120℃、そして、第二サイクロンにおいて約6
5℃のゴム温度をもたらす。
本発明を例証のための実施例及び好ましい実施態様に
関し既述したが、本発明に対し行われる各種の修正及び
変更は、添付の請求の範囲に記載する発明の範囲から離
れるものでないことに留意すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コワルスキ、ロナルド・チャールズ アメリカ合衆国、07974ニュー・ジャー ジー州ニュー・プロビデンス、ユニオ ン・アベニュー 108 (56)参考文献 特開 昭59−89108(JP,A) 特公 昭63−41722(JP,B2) 特公 昭53−44696(JP,B2) 米国特許3370358(US,A) 国際公開91/16136(WO,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一段空気コンベヤ(14)、中間分離手段
    (16)、及び第二段空気コンベヤ(24)が結合され、前
    記中間分離手段が上端に入口を、そして下端に固体排出
    口を備え、移行部(20)が前記中間分離手段(16)の下
    端において前記固体排出口に結合され、前記移行部が前
    記固体排出口と共に環状開口部(22)を形成し、前記環
    状開口部(22)は可変開口部であり、前記移行部(20)
    が前記第二段空気コンベヤ(24)に連結されている装置
    によりゴムクラムを冷却する方法であって、 (a) 前記ゴムクラムを第一段空気流れを含む前記第
    一段空気コンベヤ(14)に供給する工程; (b) 前記第一段空気流れを含む前記第一段空気コン
    ベヤ内で前記ゴムクラムを第一の温度まで冷却する工程
    であって、前記第一段空気流れが湿り高温空気を含み、
    前記冷却が当該第一段空気流れの飽和温度により制約さ
    れる工程; (c) 前記第一段空気流れ内の前記冷却されたゴムク
    ラムを前記中間分離手段(16)の前記入り口に送る工
    程; (d) 前記中間分離手段(16)において前記冷却され
    たゴムクラムを前記第一段空気流れから分離する工程; (e) 前記移行部(20)の前記環状開口部(22)から
    第二段空気流れを導入する工程であって、前記第二段空
    気流れが低温乾燥空気を含む工程; (f) 前記冷却されたゴムクラムを、前記第一段空気
    流れから、前記中間分離手段(16)の前記固体排出口付
    近で前記第二段空気流れに移す工程; (g) 前記第二段空気流れ中の前記冷却されたゴムク
    ラムを前記第二段空気コンベヤ(24)に送る工程;及び (h) 前記冷却されたゴムクラムを、前記第二段空気
    流れを含む前記第二段空気コンベヤにおいて前記第一の
    温度より低い第二の温度までさらに冷却する工程、 を含む、方法。
  2. 【請求項2】中間段分離手段が、サイクロン分離器を含
    む、請求項第1項の方法。
  3. 【請求項3】移行部が、中間分離手段の固体排出口に結
    合した円錐形の部材を含む、請求項第1項の方法。
  4. 【請求項4】(a) 第二段空気流れ内のさらに冷却さ
    れたゴムクラムを第二の分離手段(30)に送る工程; (b) 前記第二の分離手段において、さらに冷却され
    たゴムクラムを当該第二段空気流れから分離する工程; をさらに含む、請求項第1項の方法。
JP3507895A 1990-04-20 1991-04-15 ゴムの冷却のための二段階空気輸送方法 Expired - Lifetime JP2588810B2 (ja)

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