JP2588625Y2 - 振動コンベア - Google Patents

振動コンベア

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JP2588625Y2
JP2588625Y2 JP1993034457U JP3445793U JP2588625Y2 JP 2588625 Y2 JP2588625 Y2 JP 2588625Y2 JP 1993034457 U JP1993034457 U JP 1993034457U JP 3445793 U JP3445793 U JP 3445793U JP 2588625 Y2 JP2588625 Y2 JP 2588625Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、上昇搬送ができる振動
コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属コイル状ばね、チューブ
で被覆したばね、樹脂、金属板ばね、あるいはゴムの剪
断応力を利用した揺動受け部材を用いた振動コンベアは
数多くある。また、図6に示すように、コンベアプーリ
1に掛け渡された下部コンベアベルト2の平らな面2a
より搬送物を受け取り、上部コンベアベルト11に搬送
物を送るために搬送物を上昇搬送するベルト式コンベア
20も従来知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】従来の振動コンベア
は、物品を水平、下降方向に搬送することは可能である
が、コイル状ばね等を用いた揺動受け部材は、その長手
方向に対して直角方向のばね定数が低く、そのため、物
品を上昇方向には搬送できないという問題点がある。ま
た、ベルト式コンベアの場合には、水平面受け取り部B
で、第6図に示すように、ベルトがナイフエッジ状とな
り、ベルトの摩耗による切断が発生し、ベルトの寿命が
著しく短くなり保守も大変困難であるという問題点が存
した。本考案は、上記問題点を解決することを目的とす
るものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
考案は、所定の角度に設定可能な台部(4)上に、物品
搬送路(59)が形成された揺動部(3)を所定間隔を
存して平行に配置し、前記台部(4)と揺動部(3)間
に、細長状の一対の連結金具(35)(36)と、これ
ら連結金具(35)(36)を屈曲自在に所定角度を存
して連結する中間連結部と、上部取付金具(30)と、
下部取付金具(31)と、前記一対の連結金具(35)
(36)のうちの一方の連結金具(35)の端部に前記
上部取付金具(30)を所定角度を有して回転自在に連
結する上部連結部と、前記一対の連結金具(35)(3
6)のうちの他方の連結金具36の端部に前記下部取付
金具(31)を所定角度を有して回転自在に連結する下
部連結部と、前記一対の連結金具(35)(36)の屈
曲方向の変位を阻止する弾発力を付与する前記中間連結
部に配設された弾性体(54)(55)と、前記上部連
結部に前記上部取付金具(30)の前記一方の連結金具
(35)に対する相対的回転方向の変位を阻止する弾発
力を付与する前記上部連結部に配設された弾性体(3
4)と、前記下部取付金具(31)の前記他方の連結金
具(36)に対する相対的回転方向の変位を阻止する弾
発力を付与する前記下部連結部に配設された弾性体(5
6)とから成る揺動受け部材(5)を複数個配置し、前
記各揺動受け部材(5)の下部取付金具(31)を前記
台部(4)に固定し、前記各揺動受け部材(5)の上部
取付金具(30)を前記揺動部(3)に固定し、前記揺
動部(3)にその物品搬送方向に対して所定の角度を存
した方向に振動を付与する起振部(7)を取り付けたも
のである。
【0005】
【作用】揺動受け部材5は、2本の連結金具35,36
が弾性体54,55を介して屈曲状態で連結しているの
で、揺動受け部材5の両端を結ぶ軸線に対して直角方向
Aのばね定数が高い。そのため、揺動受け部材5を、そ
の物品搬送方向に対して所定角度例えば45度の角度方
向に効果的に振動・振幅作動させることが可能であり、
従って、揺動部材3を上昇方向に20度まで上げても物
品を上昇搬送できる。
【0006】
【実施例】以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。第1図において、2は下部
コンベアベルトであり、コンベアプーリ1に掛け渡され
ている。前記コンベアベルト2は、駆動コンベアプーリ
(図示省略)の回転によって、その物品搬送水平部2a
が、図中、右方向に移動するように構成されている。4
は支持台(図示省略)上に角度調整可能に支持された台
部であり、床面に対して、20度の傾斜角度に設定され
ている。
【0007】3は揺動部(トラフ)であり、前記台部4
上にこれに対して水平に配置され、該揺動部3の前後部
は、複数個の揺動受け部材5によって前記台部4に連結
している。前記揺動受け部材5の構成は、第2図に示す
ように、鉄板から成る連結金具35の両端が四角形の内
殻材33,48に固着され、鉄板から成る連結金具36
の両端が四角形の内殻材49,50に固着されている。
内殻材33,48,49,50はそれぞれ四角形の外殻
材32,51,52,53の中に45度傾いて遊嵌配置
され、内殻材33,48,49,50と外殻材32,5
1,52,53とで形成した空間にそれぞれ4個のゴム
円柱即ち弾性体34,54,55,56が圧入配置され
ている。上部の外殻材32には上部取付金具30が固着
され下部の外殻材53には下部取付金具31が固着され
ている。
【0008】上部の取付金具30は、揺動部3の取付板
57,58に固着され、下部の取付金具31は、台部4
の上面に固着されている。6は、前記揺動部3の上面に
配設された振動受け部材であり、外殻材43に固設され
た下部取付金具41,42がボルトにより取付座金40
とともに、揺動部3の上面に固着されている。内殻材4
5と外形が円形状の外殻材43にて形成した空間にゴム
円柱から成る弾性体44が圧入配置されている。前記内
殻材45は起振部7に連係し、起振部7の回転起動によ
り発生した振動を振動受け部材6が揺動部3に伝達する
ように構成されている。
【0009】前記揺動部3には、物品搬送路59が台部
4の上面に対して水平に形成され、該物品搬送路59
は、シュート60の物品搬送面60aと接続している。
前記振動受け部材6は、第1図に示すように、前記揺動
部3の重心点9を通り且つ前記台部4に対して垂直な軸
線61に対して、物品の搬送方向に45度傾斜した方向
の揺動部3の上面に、配置されている。
【0010】前記シュート60の先端は、前記下部コン
ベアベルト2の物品搬送水平部に近接し、揺動部3の物
品搬送路59の後端59aは、上部コンベアベルト11
に対向している。つぎに本実施例の作用について説明す
る。起振部7の回転起動により発生した振動は、振動受
け部材6を介して揺動部3に伝達される。揺動受け部材
5は、ばね効果を発揮して揺動部3を搬送方向に対して
45度の角度方向C,Dに振動・振幅作動する。この揺
動部3の振動・振幅作動によって、シュート6に乗り上
げた物品は、揺動部3の物品搬送路59に送られ、該搬
送路59を上昇方向に進行して、上部コンベアベルト1
1に落下する。揺動部3の搬送路59は、床面に対し
て、上昇方向20度まで傾斜させても、物品を上昇搬送
ができる。
【0011】尚、本実施例は、揺動受け部材として、金
属性の外殻と45度の変位を持った内殻との間に円柱形
のゴムを圧入した構造のものを用いたが両端を結ぶ軸線
に対して直角方向A(第2図参照)のばね定数の高いも
のであれば、種々の構造のものを用いることができる。
例えば、揺動受け部材を円柱ゴムの代わりに樹脂、金属
ばねを挿入した構成としても良い。
【0012】
【効果】本考案は上述の如く構成したので、揺動部をそ
の物品搬送方向に対して45度の角度方向に効果的に振
動・振幅作動させることが可能であり、揺動部を上方に
傾けても効率良く物品を上方に搬送することができる。
また、弾性体としてゴム円柱を用いた場合、これに引っ
張りや剪断応力が作用せず、寿命が長く保守不要であ
る。また、ゴム円柱を内外殼部材に圧入構成した場合、
各部に、バックラッシュがなく、騒音を吸収し静かな運
転ができる等の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】揺動受け部材の正面図である。
【図3】同上、側面図である。
【図4】振動受け部材の正面図である。
【図5】同上、平面図である。
【図6】従来技術の正面図である。
【符号の説明】
1 コンベアプーリ 2 下部コンベアベルト 3 揺動部 4 台部 5 揺動受け部材 6 振動受け部材 7 起振部 11 上部コンベアベルト 20 ベルト式コンベア 30 上部取付金具 31 下部取付金具 32 外殻材 33 内殻材 34 弾性体 35 連結金具 36 連結金具 40 取付座金 41 下部取付金具 42 下部取付金具 43 外殻材 44 弾性体 45 内殻材 48 内殻材 49 内殻材 50 内殻材 51 外殻材 52 外殻材 53 外殻材 54 弾性体 55 弾性体 56 弾性体 57 取付板 58 取付板 59 物品搬送路 60 シュート 60a 物品搬送面 61 軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 27/00 - 27/34 F16F 15/00 - 15/32

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の角度に設定可能な台部(4)上
    に、物品搬送路(59)が形成された揺動部(3)を所
    定間隔を存して平行に配置し、前記台部(4)と揺動部
    (3)間に、細長状の一対の連結金具(35)(36)
    と、これら連結金具(35)(36)を屈曲自在に所定
    角度を存して連結する中間連結部と、上部取付金具(3
    0)と、下部取付金具(31)と、前記一対の連結金具
    (35)(36)のうちの一方の連結金具(35)の端
    部に前記上部取付金具(30)を所定角度を有して回転
    自在に連結する上部連結部と、前記一対の連結金具(3
    5)(36)のうちの他方の連結金具(36)の端部に
    前記下部取付金具(31)を所定角度を有して回転自在
    に連結する下部連結部と、前記一対の連結金具(35)
    (36)の屈曲方向の変位を阻止する弾発力を付与する
    前記中間連結部に配設された弾性体(54)(55)
    と、前記上部連結部に前記上部取付金具(30)の前記
    一方の連結金具(35)に対する相対的回転方向の変位
    を阻止する弾発力を付与する前記上部連結部に配設され
    た弾性体(34)と、前記下部取付金具(31)の前記
    他方の連結金具(36)に対する相対的回転方向の変位
    を阻止する弾発力を付与する前記下部連結部に配設され
    た弾性体(56)とから成る揺動受け部材(5)を複数
    個配置し、前記各揺動受け部材(5)の下部取付金具
    (31)を前記台部(4)に固定し、前記各揺動受け部
    材(5)の上部取付金具(30)を前記揺動部(3)に
    固定し、前記揺動部(3)にその物品搬送方向に対して
    所定の角度を存した方向に振動を付与する起振部(7)
    を取り付けたことを特徴とする振動コンベア。
  2. 【請求項2】前記中間連結部、上部連結部及び下部連結
    部の各々を、内側が四角形状の外殼材(32)(51)
    (52)(53)と、該外殻材(32)(51)(5
    2)(53)に45度の角度を存して遊嵌配置された外
    側が四角形状の内殻材(33)(48)(49)(5
    0)とで構成するとともに、前記弾性体(34)(5
    4)(55)(56)を、複数個のゴム円柱で構成し、
    前記ゴム円柱を前記外殼材(32)(51)(52)
    (53)と内殼材(33)(48)(49)(50)と
    の間に圧入配置したことを特徴とする「請求項1」に記
    載の振動コンベア。
  3. 【請求項3】 前記弾性体(34)(54)(55)
    (56)として、樹脂を用いたことを特徴とする「請求
    項1」に記載の振動コンベア。
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