JP2588124B2 - 赤外線を吸収する透光体及び赤外線吸収フィルター - Google Patents

赤外線を吸収する透光体及び赤外線吸収フィルター

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JP2588124B2 JP5287454A JP28745493A JP2588124B2 JP 2588124 B2 JP2588124 B2 JP 2588124B2 JP 5287454 A JP5287454 A JP 5287454A JP 28745493 A JP28745493 A JP 28745493A JP 2588124 B2 JP2588124 B2 JP 2588124B2
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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外線を吸収する透光体
及びそれを使用した赤外線吸収フィルターにかかり、更
に詳しくは、エチレングリコール類を溶剤とし、赤外線
吸収剤として塩化第一鉄を使用し、還元剤としてトリク
ロロ錫酸を使用したものに関する。
【0002】
【従来技術】植物の成長に必要な可視光線波長領域の光
をカットすることなく、植物の成長を抑制したり高温障
害を起こしやすい赤外線波長領域の光をカットする植物
栽培用フィルタとして、あるいは一般建築における透明
窓体として赤外線吸収フィルターが使用されている。
【0003】従来の赤外線吸収フィルターは、例えば特
開昭63−116626号公報に見られるように、対向
して設けられた透明板の間に、水を溶剤とし、これに赤
外線吸収剤として硫酸第一鉄及び還元剤として硫酸を添
加した溶液である透光体(図4の分光特性図)を密閉状
態で収容した構造である。
【0004】これによれば、植物の成長を抑制する赤外
線波長領域の光を一部吸収してカットし、しかも高温障
害も防止できるので、従来は困難とされていた夏季の強
日射条件下においても良好な収穫が得られる。また、可
視光線の透過が十分であるため一般建築用の窓用として
も有用である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の赤外線吸収フィルターには次のような課題があった。
すなわち、赤外線吸収フィルターを工業的に製造する場
合は、透明板の密閉箇所には有機系の接着剤が使用され
る。また、該接着剤は耐水性を有するものが使用される
が、上記フィルターは溶剤である水を主体としているた
め接着剤の界面破壊を招く。これによって接着剤は接着
力を損ない経時的に劣化してしまう。この、経時的劣化
によって密閉箇所に僅かでも隙間が生じると、透光体が
漏れたり蒸発したりして液量が減り、フィルターとして
の機能を果たさなくなる。
【0006】本発明者は水と似た性質を有する溶剤とし
てエチレングリコールに着目し、水の代わりにエチレン
グリコールを使用すれば上記課題点は解決できることに
着目した。しかし、その場合、還元剤としての硫酸は還
元剤としての機能を失なうだけでなく、逆に酸化を促進
することを知見した。
【0007】従って溶剤としてエチレングリコールを使
用した場合は、他の還元剤を使用する必要がある。赤外
線吸収剤として塩化第一鉄を使用した場合の還元剤は多
々有る。しかし、透光体としては、透明な状態で還元す
るという条件を満たす必要があり、反応して沈殿物を生
じたり着色したりするものは使用できない。また、太陽
の熱によって分解されないようにする必要も有る。
【0008】本発明者は着色したり分解したりしない好
適な還元剤を見出すべく鋭意研究を重ね、エチレングリ
コール類を溶剤とし、赤外線吸収剤として塩化第一鉄を
使用した場合、還元剤としてトリクロロ錫酸を使用する
ことによって沈殿物を生じたり、着色したりしないこと
を見出した。また、還元剤としてトリクロロ錫酸を使用
した場合は、赤外線吸収剤としては塩化第一鉄を使用し
ないと着色することもわかった。本発明はこれらの知見
に基づいて完成したものである。
【0009】そこで本発明の目的は、工業的に一般的に
使用される有機系の接着剤を使用した場合でも、製品の
耐久性に悪影響を及ぼさない赤外線を吸収する透光体及
び赤外線吸収フィルターを提供することに有る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
は、エチレングリコール類を溶剤とし、赤外線吸収剤と
して塩化第一鉄を使用し、還元剤としてトリクロロ錫酸
を使用したことを特徴とする、赤外線を吸収する透光体
である。
【0011】第2の手段は、エチレングリコール類がエ
チレングリコールである、第1の手段にかかる赤外線を
吸収する透光体である。
【0012】第3の手段は、エチレングリコール類がジ
エチレングリコールである、第1の手段にかかる赤外線
を吸収する透光体である。
【0013】第4の手段は、エチレングリコール類がト
リエチレングリコールである、第1の手段にかかる赤外
線を吸収する透光体である。
【0014】第5の手段は、第1、第2、第3、または
第4の手段にかかる赤外線を吸収する透光体と不飽和ポ
リエステルと硬化剤を混合して固体化または半固体化し
たことを特徴とする、赤外線を吸収する透光体である。
【0015】第6の手段は、第1、第2、第3、第4ま
たは第5の手段にかかる赤外線を吸収する透光体を、相
対向して設けられた透明板の間に密閉状態で収容したこ
とを特徴とする、赤外線吸収フィルターである。
【0016】透明板としてはガラス板の他、塩化ビニル
板、ポリカーボネイト板等の合成樹脂板があげられる。
なお、透明板は単一の材質のものを使用してもよいし、
複数の材質のものを組み合わせて使用してもよい。
【0017】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明にかかる赤外線吸収フィル
ターの一実施例を示す一部省略断面図である。符号Fは
赤外線吸収フィルターで、二枚のガラス製の透明板1、
2と隙間板3を有している。隙間板3は透明板1、2を
一定の間隔をおいて対向させる部材である。透明板1、
2と隙間板3とは耐水性の接着剤で接着されている。透
明板1、2の間の収容部4には、液状透光体5または固
体状透光体5aが密閉状態で収容されている。液状透光
体5または固体状透光体5aは赤外線波長領域の光を一
部吸収する特性を有する。
【0018】次に、液状透光体5または固体状透光体5
aの配合割合と調合方法について説明する。 (実施例1:液状透光体5) エチレングリコール(HOCHCHOH) ・・・・ 1kg 塩化第一鉄(FeCl) ・・・・・・・・ 0.2kg トリクロロ錫酸(HSnCL) ・・・・・・・・ 2g
【0019】調合にあたっては、エチレングリコールに
トリクロロ錫酸を加え、これを攪拌しながら塩化第一鉄
を加えていく。なお、上記した配合割合では塩化第一鉄
が完全に溶解するまで約四時間かかり、色は透明であ
る。
【0020】 (実施例2:固体状透光体5a) ジエチレングリコール(HOCHCHOH−O−HOCHCHOH ) ・・ 1kg 塩化第二銅(CuCl) ・・・・・・・ 0.001〜0.1kg トリクロロ錫酸(HSnCL) ・・・・・・・・・・・・・ 2g 不飽和ポリエステル・・・・・・・・・・・・・・ 2.3kg
【0021】調合にあたっては、ジエチレングリコール
にトリクロロ錫酸を加え、これを攪拌しながら塩化第二
銅を加えていく。なお、塩化第一鉄の場合と同様に塩化
第二銅が完全に溶解するまでやや時間がかかり、色は淡
い緑色であるが、濃淡は塩化第二銅の配合割合を変える
ことにより調整できる。
【0022】なお、固体状透光体5aを得るに当たっ
て、上記実施例では赤外線吸収剤として塩化第二銅を使
用したが、塩化第一鉄を使用しても固体状透光体5aを
得ることができる。
【0023】液状の透光体を固体化するには、エチレン
グリコール3重量部に対し7重量部の不飽和ポリエステ
ルと混合する。またこの際、硬化剤としてメチルエチル
ケトンパーオキサイトを混合し、触媒を添加する。不飽
和ポリエステルとメチルエチルケトンパーオキサイトと
触媒との重量割合の一例を示すと、例えば98.8:
1:0.2である。不飽和ポリエステルは透明で、触媒
の選択によって常温〜80℃で固化するので、これによ
り固体状透光体5aが得られる。使用にあたっては、固
体状透光体5aを板状等に成形し、これを透明板で密閉
する。
【0024】図2は塩化第一鉄を赤外線吸収剤とする実
施例1の透光体の分光特性図、図3は塩化第二銅を赤外
線吸収剤とする実施例2の固体状透光体の分光特性図、
図4は従来の水を主体にした透光体の分光特性図であ
る。
【0025】実施例1の透光体5は、図2に示すように
波長が350〜750ナノメータの範囲の可視光線の透
過性が高い。また、波長が750〜2000ナノメータ
までの赤外線は若干は透過するが大部分は吸収される。
この特性は、図4に示す従来の水を主体にした透光体と
ほぼ同様である。実施例1の透光体5は、波長が350
〜750ナノメータの範囲の光を必要とする植物用すな
わち温室等の採光用として有用である。
【0026】実施例2の固体状透光体5aは、図3に示
すように波長が400〜650ナノメータの範囲の可視
光線の透過性が顕著であり、赤外線については2000
ナノメータ近くの一部を除いて透過せず、殆どが吸収さ
れる。実施例2の固体状透光体5aは、実施例1の透光
体5に比べて赤外線の吸収率が高いので、建築用すなわ
ち住居等の採光用としてより有用である。
【0027】なお、本実施例では溶剤をエチレングリコ
ールとジエチレングリコールとしているが、これらに代
えてトリエチレングリコール(HO(CHCHO)
CHCHOH)を使用しても、上記した実施例1、
実施例2の各場合においてほぼ同様の特性を示すもので
ある。本発明は図示の実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能
である。
【0028】
【発明の効果】溶剤として水を使用した場合は、フィル
ターを構成している透光板の接着に有機系の接着剤を使
用すると界面破壊を招き、その結果接着剤の接着力を損
ない、赤外線吸収フィルターの耐久性に悪影響を与え
る。しかし、本発明にかかる透光体は、溶剤として水で
はなくエチレングリコール類を使用しているので、有機
系の接着剤を使用しても接着剤の界面破壊を招かず有機
物の接着剤を使用して製品を製造することが可能とな
り、工業的に価値を有する。
【0029】また、赤外線吸収用としての分光特性は、
従来の水を溶剤としたものと比べて、紫外線部分と可視
光線部分の透過率を殆ど変えずに赤外線のカット率は優
れている。従って、植物栽培あるいは建築物における採
光用等、各分野において赤外線吸収フィルターとして有
用である。
【0030】更には、固体状または半固体状の透光体を
赤外線吸収フィルターとして使用した場合は、透光体と
は相違して透明板の内面に水圧のような圧力がかから
ず、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる赤外線吸収フィルターの一実施
例を示す一部省略断面図。
【図2】塩化第一鉄を赤外線吸収剤とする透光体の分光
特性図。
【図3】塩化第二銅を赤外線吸収剤とする固体状透光体
の分光特性図。
【図4】従来の透光体の分光特性図。
【符号の説明】 F 赤外線吸収フィルター 1、2 透明板 5 透光体 5a 固体状透光体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 9/04 F21V 9/04 G02B 5/24 G02B 5/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレングリコール類を溶剤とし、赤外
    線吸収剤として塩化第一鉄を使用し、還元剤としてトリ
    クロロ錫酸を使用したことを特徴とする、赤外線を吸収
    する透光体。
  2. 【請求項2】 エチレングリコール類がエチレングリコ
    ールである、請求項1記載の赤外線を吸収する透光体。
  3. 【請求項3】 エチレングリコール類がジエチレングリ
    コールである、請求項1記載の赤外線を吸収する透光
    体。
  4. 【請求項4】 エチレングリコール類がトリエチレング
    リコールである、請求項1記載の赤外線を吸収する透光
    体。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の赤外線
    を吸収する透光体と不飽和ポリエステル及び硬化剤とを
    混合して固体化または半固体化したことを特徴とする、 赤外線を吸収する透光体。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の透
    光体を、相対向して設けられた透明板の間に密閉状態で
    収容したことを特徴とする、 赤外線吸収フィルター。
JP5287454A 1993-10-21 1993-10-21 赤外線を吸収する透光体及び赤外線吸収フィルター Expired - Lifetime JP2588124B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59192209A (ja) * 1983-04-15 1984-10-31 Hitachi Ltd 投写形ブラウン管
JPS63107676A (ja) * 1986-05-31 1988-05-12 株式会社 福日ラボテツク 水フイルタ装置
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