JP2587368Y2 - 二輪車用方向指示灯 - Google Patents

二輪車用方向指示灯

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JP2587368Y2
JP2587368Y2 JP1993075416U JP7541693U JP2587368Y2 JP 2587368 Y2 JP2587368 Y2 JP 2587368Y2 JP 1993075416 U JP1993075416 U JP 1993075416U JP 7541693 U JP7541693 U JP 7541693U JP 2587368 Y2 JP2587368 Y2 JP 2587368Y2
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cylindrical
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久代志 白須
俊晴 繁田
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動二輪車に取り付け
る方向指示灯の改良に係り、特に防水性の改善、組立時
の作業性の改善及び小型化を実現する二輪車用方向指示
灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より自動二輪車用の方向指示灯とし
て、ランプボディの底部に構成した筒状取付部に該ラン
プボディの内側からバルブソケットを内挿すると共に、
該筒状取付部とバルブソケット間をランプボディの外側
から筒状取付部に挿入したゴム状弾性体のステー端部に
よって一体化し、ビスによって緊締する構造のものが使
用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記方向指示
灯の灯具の構造においては、ランプボディの内側からバ
ルブソケットを組み付けなければならず、しかも防水性
を確保するために、該組み付け部にブッシュを介装する
構造になるため、灯室側への突出構造が大きくなること
から灯具全体が大型化するという問題を有していた。ま
た灯室において所定のリフレクタ面積を確保することが
難しい等の問題も併有していた。
【0004】本考案は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、防水性に優れ、組立作業が容易になると共
に、小型で所定の光量を確保することができる二輪車用
方向指示灯を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る二輪車用方向指示灯は、内側にリフレ
クタを沿設した椀状本体部の前面開口端に前面レンズを
気密的に締結して灯室を構成してなるボディの一側から
筒状取付部を一体的に突設構成し、前記筒状取付部に外
側からバルブソケットを挿入当接し、該筒状取付部とバ
ルブソケットとの筒状間隙にゴム製弾性体からなる円筒
状のブッシングを気密挿入すると共に、前記筒状取付部
の外端に、外端に中空ボルトを突設した円筒状ステーの
嵌合段部を内挿して該端部を前記ブッシングの外側端部
と当突した状態で筒状取付部から挿入した組付螺子を該
ステーと螺合締結してなることを要旨とするものであ
る。
【0006】
【作用】上記構成によれば、ランプボディの一端に形成
した筒状取付部に対して外側から、バルブソケット,ブ
ッシング,ステーを順次挿入し、組付螺子一本によって
一体化する構造にしたことにより、製造時における組立
作業が容易になる。また、筒状取付部とバルブソケット
間にゴム製弾性体からなるブッシングを介挿しているた
め防水性に優れるようになる。更に、外側から部材を組
み付ける構造にしたことにより、灯室側に突出する構造
がなくなり反射面を形成するリフレクタの有効反射面を
確保することができるようになり、灯具全体の外形を小
さくすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案に係る二輪車用方向指示灯の一
実施例を図面に従って説明する。図面において、符号1
は椀状本体部1aの一側から、後面側が僅かに膨出した
略円筒状をなす筒状取付部2を一体的に突設構成したラ
ンプボディであり、椀状本体部1aの内面には、該内面
に略沿うような状態でリフレクタ3が設けられると共
に、前面開口端にガスケット4を介して前面レンズ5を
ビスによって気密的に締結し、灯室6を構成したもので
ある。
【0008】上記筒状取付部2の筒孔内側端部には、バ
ルブソケット7の口端近傍の外周に突設した係止環7a
が内挿係合する内段部2aが形成されており、該筒状取
付部2に外側から挿入したバルブソケット7との筒状間
隙に筒状をなすゴム製の弾性体で形成したブッシング8
を上記係止環7aの下側に突き当たるようにして気密的
に挿入してある。
【0009】このとき該ブッシング8の内端部は、長さ
方向に寸法が異なる段差構造8aを具備しており、略半
周がバルブソケット7の係止環7aと、また残りの略半
周が筒状取付部2の内段部2aと当突して周方向の回動
を阻止するように組み付けられる。そして、該ブッシン
グ8の外側端部には内段部8bが形成してあり、バルブ
ソケット7の底部周面と当突すると共に、中心孔8cに
隣接して内壁に形成したコード溝8dに連続するアース
コード孔8eを穿設した構造になっている。
【0010】また符号9は、前記筒状取付部2の外側端
部に取り付けると共に、自動二輪車側に固設するための
円筒状部材からなるステーであり、一端は上記筒状取付
部2の外端に内挿する嵌合段部9aを構成し、該嵌合段
部9aの後側位置にナット部材10をインサート成形す
ると共に、他端には筒状内腔から連続した中心孔11a
を有する中空ボルト11をインサート成形してある。
【0011】上記ステー9は、筒状取付部2の外側端部
に嵌合段部9aを内挿したとき、該端部が上記ブッシン
グ8の外側端部と当突するように構成してあり、筒状取
付部2の端部に穿設した透孔2bから挿入した組付螺子
14をブッシング8とは別体に形成し、該ブッシング8
に固設してなる金属製のナット部材10と螺合締結する
と、ブッシング8が僅かに弾性押圧された状態で組み付
けられる。
【0012】上記バルブソケット7に取り付ける点灯用
のバルブ13は、前面レンズ5を外して灯室6側から交
換するもので、該バルブソケット7から導出する電導コ
ード12,12は、ブッシング8の中心孔8cとアース
コード孔8e及びステー9内腔、更に中空ボルト11の
中心孔11aを経て灯具外に導出され、端部にコネクタ
12a,12aをそれぞれ接続する構造になっている。
【0013】上記構成の二輪車用方向指示灯は、ステー
9の端部に一体的に構成されている中空ボルト11を利
用して自動二輪車の所定位置に、該中空ボルト11に螺
合するナット(図示せず)を締結して取り付けるもので
あり、中空ボルト11の中心孔11aを経て灯具外に導
出された電導コード12,12を、端部のコネクタ12
a,12aを利用して電源側回路(図示せず)とそれぞ
れ接続してなる。また、バルブ13を交換する際は、前
面レンズ5を外して灯室6側に臨んで開口しているバル
ブソケット7からバルブ13を取り替えることができ
る。
【0014】上記のように構成した二輪車用方向指示灯
は、その組立に際して、ランプボディ1の一端に突設形
成した筒状取付部2に対して、バルブソケット7,ブッ
シング8を挿入し、更に外側に嵌合段部9aを挿入した
ステー9を組付螺子14によって締結することにより行
われる。従って、組付作業をランプボディ1の外側から
行うことができる。またこの組立によって、筒状取付部
2とバルブソケット7間はブッシング8を介して完全に
密閉された状態になるものである。
【0015】
【考案の効果】本考案に係る二輪車用方向指示灯は、上
記の如くランプボディの一端に形成した筒状取付部に対
して外側から、バルブソケット,ブッシング,ステーな
ど全ての部材を組み付けるように構成したものであるた
め、製造時における組立工程が容易になると共に、筒状
取付部とバルブソケット間にブッシングを介挿している
ため防水性に優れている。
【0016】また、外側から部材を組み付ける構造にし
たことにより、灯室側に突出する構造がなくなりリフレ
クタの有効反射面を確保することができることから、灯
具の外形を小さくすることができる等、本考案の実施に
より得られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る二輪車用方向指示灯の一実施例を
示す側断面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ランプボディ 1a 椀状本体部 2 筒状取付部 2a 内段部 3 リフレクタ 5 前面レンズ 6 灯室 7 バルブソケット 7a 係止環 8 ブッシング 8a 段差構造 8e アースコード孔 9 ステー 9a 嵌合段部 10 ナット部材 11 中空ボルト 12 電導コード 13 バルブ 14 組付螺子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側にリフレクタを沿設した椀状本体部
    の前面開口端に前面レンズを気密的に被蓋して灯室を構
    成してなるボディの一側から筒状取付部を一体的に突設
    構成し、前記筒状取付部に外側からバルブソケットを挿
    入当接し、該筒状取付部とバルブソケットとの筒状間隙
    にゴム製弾性体からなる円筒状のブッシングを気密的に
    挿入すると共に、前記筒状取付部の外端に、外端に中空
    ボルトを突設した円筒状ステーの嵌合段部を内挿して該
    端部を前記ブッシングの外側端部と当突した状態で筒状
    取付部から挿入した組付螺子を該ステーと螺合締結して
    なる二輪車用方向指示灯。
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JP5148412B2 (ja) * 2008-08-28 2013-02-20 本田技研工業株式会社 ウインカ装置
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