JP2586822Y2 - 小物収納箱 - Google Patents

小物収納箱

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JP2586822Y2
JP2586822Y2 JP1992025907U JP2590792U JP2586822Y2 JP 2586822 Y2 JP2586822 Y2 JP 2586822Y2 JP 1992025907 U JP1992025907 U JP 1992025907U JP 2590792 U JP2590792 U JP 2590792U JP 2586822 Y2 JP2586822 Y2 JP 2586822Y2
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JP
Japan
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storage box
lid
tempered glass
glass
accessory storage
Prior art date
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Application number
JP1992025907U
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English (en)
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JPH063140U (ja
Inventor
真由美 郡谷
Original Assignee
段谷産業株式会社
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この考案は、主として、洗面所、
トイレ、浴室などで用いられる小物収納箱の構成に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、洗面所やトイレ或は浴室などの壁
に埋め込む様にして用いられる小物収納箱は、耐水性や
対汚染性を考慮して合成樹脂を一体成型した収納部に同
じく合成樹脂製の蓋を丁番を用いて開閉自在に取りつけ
たものであった。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な収納箱は、時間を経ると合成樹脂の老化が進み、使用
中にひび割れを生じてたりする。特に、蓋部分は反って
隙間を生じたり、開閉時に力が加わるため、破損した
り、開閉のたびにバタンという音を発生するなどの問題
点があった。 【0004】更には、蓋が着色透明な合成樹脂製である
場合は、年々透明性が低下して見掛け上の商品価値を低
下させるなどの問題点もあった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本考案の特徴とする処
は、合成樹脂を成型して構成される収納箱に、透明な強
化ガラスの片面に半透明又は不透明塗膜で所望の間隔と
幅の平行な縞模様を形成した強化ガラス製の蓋を丁番で
開閉自在に構成してなる小物収納箱にある。以下に、本
考案を詳細に説明する。 【0006】 【作用】この考案において、扉を透明な強化ガラスに半
透明または不透明塗膜により縞模様を形成するのは、強
化ガラスは合成樹脂に比べて剛性もあり、経時的な老化
もほとんどなく、変形も少ないことと、スリット状の縞
模様により、ガラス蓋の内部の収納物を外部からぼんや
りと見せる効果を付与するためである。 【0007】以下、この考案を図面を参照しながら詳述
する。 【0008】図1はこの考案の実施例になる小物収納箱
の側面図で、図2はガラス蓋の部分拡大平面図である。 【0009】この考案に用いられる収納箱1は、ポリス
チロール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネート、硬質塩化ビニールなどからなる合成樹脂を型押
し成型したもので、その裏面に木材片や合板などの補強
材(図示せず)を取りつけたものが用いられる。 【0010】収納箱1の内部は、使用目的に応じて仕切
られており、仕切り部分には石鹸、シャンプー、歯ブラ
シ、歯磨き、化粧品、トイレットペーパーなどが収納可
能に小さな棚2状に形成されている。 【0011】そして、収納箱1の表面には、丁番3を用
いて強化ガラス製の蓋4が取りつけられている。 【0012】ガラス製の蓋4は、厚さが3〜6mm程度
の普通のガラスを加熱した後急冷した強化ガラスで、そ
の片面には半透明または不透明のインクや塗料を用いて
縞模様5がスリット状に形成されている。 【0013】縞模様5は、1〜3mm間隔に幅1〜3m
m程度の縞模様をスクリーン印刷などの方法により形成
される。縞模様5の幅や間隔を上記の程度にするのは、
収納箱内部の収納物をガラス蓋4の外側からぼんやりと
見える様にするためである。 【0014】縞模様5を形成するためのインクや塗料
は、酸化錫、酸化ジルコン、カオリンなどの耐火性顔料
に酸化鉛と硼酸系のガラスに珪酸、亜鉛華、アルミナな
どを混入したフラックスとスクイジーオイルを混ぜてペ
ースト状にした半透明または不透明のインクや塗料であ
る。 【0015】模様を印刷・塗布後は、扉を520〜60
0度で加熱して、ガラス面に焼付ける。 【0016】以下、この考案の実施例を示す。 【0017】 【実施例】図1の様な形状に成型した幅400mm、高
さ800mm、奥行き130mmのポリスチロール製の
収納箱1を型押し成型した。次いで、その箱1の内側面
にステンレス製の丁番3を用いて強化ガラス製の蓋4を
開閉自在に取り付けた。 【0018】ガラス蓋4は、厚さ4mm、幅350m
m、長さ530mmの透明強化ガラスの裏面に、幅1m
mで間隔1mmの横縞状開口部を順次形成したスクリー
ン版を用いて、白色不透明スクリーン印刷用インクで白
色の横縞模様5を図2の様に印刷した。印刷後はガラス
蓋4を温度が550度の加熱炉にいれてインクの焼き付
けを行った。 【0019】なお、スクリーン印刷用インクとしては、
酸化鉛と硼酸系のガラスからなる微粉末のフラックスに
着色剤として酸化ジルコンを混入した後、スクイジーオ
イルを混入してペースト状とした白色不透明インクであ
った。 【0020】 【考案の効果】この考案の小物収納箱は上記の様な構成
であるため、蓋は剛性があって開閉時にバタン・バタン
音を発生して高級感を損なうことがない。また、長年使
用しても蓋が反ったり割れが生じて開閉が不完全になっ
たりすることもない。 【0021】さらには、蓋の透明性はほとんど低下しな
いので、スリット部分を通して収納内部の品物がいつで
も確認することが出来、便利であるだけでなく、スリッ
ト効果により内部は霧がかかった様にぼやけて見えるた
め、意匠上も収納箱の価値を低下することが少ないなど
の効果を有している。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案の実施例になる小型収納箱の斜視面
図。 【図2】この考案の実施例になる蓋の部分拡大正面図。 【符号の説明】 1 収納箱 2 棚 3 丁番 4 強化ガラス蓋 5 縞模様

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂を成型して構成される収納箱(1)に、透明な
    強化ガラスの片面に半透明又は不透明塗膜で所望の間隔
    と幅の平行な縞模様を形成した強化ガラス製の蓋(4)
    を丁番で開閉自在に構成してなる小物収納箱。
JP1992025907U 1992-03-27 1992-03-27 小物収納箱 Expired - Lifetime JP2586822Y2 (ja)

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JPH063140U JPH063140U (ja) 1994-01-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5964056B2 (ja) * 2012-01-11 2016-08-03 三菱重工業株式会社 タービンハウジングのスクロール構造
JP2019154516A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 株式会社ナスタ 宅配ボックス

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