JP2586663B2 - カップ式飲料自動販売機の冷却水槽 - Google Patents
カップ式飲料自動販売機の冷却水槽Info
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- JP2586663B2 JP2586663B2 JP1322083A JP32208389A JP2586663B2 JP 2586663 B2 JP2586663 B2 JP 2586663B2 JP 1322083 A JP1322083 A JP 1322083A JP 32208389 A JP32208389 A JP 32208389A JP 2586663 B2 JP2586663 B2 JP 2586663B2
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- cooling
- cooling water
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカップ式飲料自動販売機において、コール
ド飲料を販売するために機内に収容設置され、飲料用水
を冷却しまたシロップを冷蔵する冷却水槽に関する。
ド飲料を販売するために機内に収容設置され、飲料用水
を冷却しまたシロップを冷蔵する冷却水槽に関する。
カップ式飲料自動販売機では、コールド飲料を調整す
るための冷水を得るために冷却水槽を備え、併せてこの
冷却水槽によりシロップが冷蔵される。
るための冷水を得るために冷却水槽を備え、併せてこの
冷却水槽によりシロップが冷蔵される。
前記冷却水槽は第7図に示すように、水槽本体1内
に、例えばバケツで水道水を運び供給される冷却水3が
満たされ、この冷却水3を冷却するためのエバポレータ
4、及び冷却水を撹拌し均一に冷却させるためのアジテ
ータ5が配設され、かつ飲料用水をベンドステージのカ
ップに供給する供給管の途中に設けられ冷却管としてな
る冷却コイル6を水槽本体1内に設置するようになされ
ている。さらにシロップを低温貯蔵するためにシロップ
タンク7を冷却水3に侵すようにして設置される。尚1a
は水槽本体1の上部に開口するオーバフロー口である。
に、例えばバケツで水道水を運び供給される冷却水3が
満たされ、この冷却水3を冷却するためのエバポレータ
4、及び冷却水を撹拌し均一に冷却させるためのアジテ
ータ5が配設され、かつ飲料用水をベンドステージのカ
ップに供給する供給管の途中に設けられ冷却管としてな
る冷却コイル6を水槽本体1内に設置するようになされ
ている。さらにシロップを低温貯蔵するためにシロップ
タンク7を冷却水3に侵すようにして設置される。尚1a
は水槽本体1の上部に開口するオーバフロー口である。
上記冷却水槽はエバポレータ4の周りの冷却水3を結
氷させ、かつアジテータ5によって冷却水3を撹拌して
冷却水3を略均一な低温に保つ。そして販売信号により
カップに供給される飲料用水を、冷却コイル6を流れる
間に冷却水3との熱交換により冷却し冷水する。しかし
て飲料自動販売機は、販売信号によりベンドステージに
搬出したカップに、冷却水槽内で冷却されたシロップ及
び冷水を供給してコールド飲料を調製販売する。
氷させ、かつアジテータ5によって冷却水3を撹拌して
冷却水3を略均一な低温に保つ。そして販売信号により
カップに供給される飲料用水を、冷却コイル6を流れる
間に冷却水3との熱交換により冷却し冷水する。しかし
て飲料自動販売機は、販売信号によりベンドステージに
搬出したカップに、冷却水槽内で冷却されたシロップ及
び冷水を供給してコールド飲料を調製販売する。
ところで従来の冷却水槽は、冷却水3の蒸発や、シロ
ップの残量が少なくなってシロップタンク7が若干量浮
き上がることによって冷却水中でのシロップタンクの体
積が減少し、第8図に示すように、冷却水3の水位がか
なり低くなることがある。前記冷却水3は飲料自動販売
機を定期的に巡回するオペレータによって補給される
が、この冷却水の補給がかなりの労力を必要とし、オペ
レータを疲労させていた。又時には巡回のタイミングが
遅れてエバポレータ4の一部が水面上に露出したり、ア
ジテータ5が水面近くになったりする。この場合エバポ
レータ4の周りに生成される氷が異状生長してアジテー
タ5をロックしたり、冷却コイル6内の飲料用水を一部
で結氷させ冷水を供給できなくしたりするなどの不具合
を生じさせる。
ップの残量が少なくなってシロップタンク7が若干量浮
き上がることによって冷却水中でのシロップタンクの体
積が減少し、第8図に示すように、冷却水3の水位がか
なり低くなることがある。前記冷却水3は飲料自動販売
機を定期的に巡回するオペレータによって補給される
が、この冷却水の補給がかなりの労力を必要とし、オペ
レータを疲労させていた。又時には巡回のタイミングが
遅れてエバポレータ4の一部が水面上に露出したり、ア
ジテータ5が水面近くになったりする。この場合エバポ
レータ4の周りに生成される氷が異状生長してアジテー
タ5をロックしたり、冷却コイル6内の飲料用水を一部
で結氷させ冷水を供給できなくしたりするなどの不具合
を生じさせる。
この発明はオペレータの前記疲労を軽減させ、かつ前
記不具合が生じないように、冷却水を常に一定の水位に
保持できるカップ式飲料自動販売機の冷却水槽を提供す
ることを目的とする。
記不具合が生じないように、冷却水を常に一定の水位に
保持できるカップ式飲料自動販売機の冷却水槽を提供す
ることを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明によれば、冷却
水の入った水槽本体内に前記冷却水を冷却するエバポレ
ータ及び前記冷却水を撹拌するアジテータを備え、かつ
飲料供給管の途中に設けられ内部を流れる飲料用水を前
記冷却水との熱交換により冷却する冷却管及びシロップ
が貯蔵されるシロップタンクが配置され、シロップの残
量が減少することによって前記冷却水中のシロップタン
クの体積が減少するカップ式飲料自動販売機の冷却水槽
において、 1)前記水槽本体内の水位を検出して作動するスイッチ
を設けるとともに、前記水槽本体に給水する給水管及び
この給水管の途中に前記スイッチの作動に基づき開閉す
る電磁弁を設ける、 2)前記水槽本体に給水する給水管及びこの給水管の途
中に電磁弁を設けるとともに、一定周期で前記電磁弁を
開閉させるタイマを設ける、 3)飲料自動販売機内に前面扉の開放を検知するスイッ
チを設けるとともに、前記水槽本体に給水する給水管及
びこの給水管の途中に前記スイッチの作動に基づき一定
時間開弁する電磁弁を設ける、 4)前記水槽本体に給水する給水管及びこの給水管の途
中に電磁弁を設けるとともに、前記電磁弁を開閉させる
手動スイッチを飲料自動販売機内に設ける、 ものとする。
水の入った水槽本体内に前記冷却水を冷却するエバポレ
ータ及び前記冷却水を撹拌するアジテータを備え、かつ
飲料供給管の途中に設けられ内部を流れる飲料用水を前
記冷却水との熱交換により冷却する冷却管及びシロップ
が貯蔵されるシロップタンクが配置され、シロップの残
量が減少することによって前記冷却水中のシロップタン
クの体積が減少するカップ式飲料自動販売機の冷却水槽
において、 1)前記水槽本体内の水位を検出して作動するスイッチ
を設けるとともに、前記水槽本体に給水する給水管及び
この給水管の途中に前記スイッチの作動に基づき開閉す
る電磁弁を設ける、 2)前記水槽本体に給水する給水管及びこの給水管の途
中に電磁弁を設けるとともに、一定周期で前記電磁弁を
開閉させるタイマを設ける、 3)飲料自動販売機内に前面扉の開放を検知するスイッ
チを設けるとともに、前記水槽本体に給水する給水管及
びこの給水管の途中に前記スイッチの作動に基づき一定
時間開弁する電磁弁を設ける、 4)前記水槽本体に給水する給水管及びこの給水管の途
中に電磁弁を設けるとともに、前記電磁弁を開閉させる
手動スイッチを飲料自動販売機内に設ける、 ものとする。
冷却水の水位が一定限度以下になるとスイッチが作動
して電磁弁を開弁させ、給水管を介して冷却水の補給が
行われる。従ってオペレータは労力を必要とすることが
少なくなり、冷却水槽は常に一定水位以上の冷却水を保
有し前記不具合が発生しない。
して電磁弁を開弁させ、給水管を介して冷却水の補給が
行われる。従ってオペレータは労力を必要とすることが
少なくなり、冷却水槽は常に一定水位以上の冷却水を保
有し前記不具合が発生しない。
第1図はこの発明の実施例を示すもので、第7図及び
第8図と共通あるいは同一の部分は同じ符号で示す。
第8図と共通あるいは同一の部分は同じ符号で示す。
先づ飲料自動販売機の給水回路について説明する。機
内に設置される水リザーバ11は、電磁弁12aによって水
道管13に接続されかつ途中に水フィルタ14及び電磁弁12
bが介挿された水配管15aを介して給水され水を貯える。
この水リザーバ11の水は水配管15bにより、上部に貯氷
槽16aを備えた製氷機16に循環供給され、又水配管15cに
よってかつ水配管15cの途中に設けられたポンプ17の運
転によって、途中の電磁弁18aを通り冷却コイル6で冷
却されてカーボネータ19に供給され、更に電磁弁18aの
水路切換によって温水槽20に供給される。
内に設置される水リザーバ11は、電磁弁12aによって水
道管13に接続されかつ途中に水フィルタ14及び電磁弁12
bが介挿された水配管15aを介して給水され水を貯える。
この水リザーバ11の水は水配管15bにより、上部に貯氷
槽16aを備えた製氷機16に循環供給され、又水配管15cに
よってかつ水配管15cの途中に設けられたポンプ17の運
転によって、途中の電磁弁18aを通り冷却コイル6で冷
却されてカーボネータ19に供給され、更に電磁弁18aの
水路切換によって温水槽20に供給される。
しかしてホット飲料販売時には、温水槽20の温水が給
油管22を介してミキシング装置23に供給され、図示しな
い原料容器から前記ミキシング装置23に供給される原料
と前記温水とが撹拌混合されてホット飲料が調製され
る。このホット飲料がベンドステージ上のカップ25に注
入され販売される。又コールド飲料販売時には、冷却コ
イル6で冷却された水が電磁弁18bの水路切換によって
カップ25に供給されるとともにカーボネータ19より炭酸
水が、貯氷槽16aから氷供給筒26を介して小塊状の氷が
カップ25に供給されて氷入りコールド飲料が調製され、
客に販売される。
油管22を介してミキシング装置23に供給され、図示しな
い原料容器から前記ミキシング装置23に供給される原料
と前記温水とが撹拌混合されてホット飲料が調製され
る。このホット飲料がベンドステージ上のカップ25に注
入され販売される。又コールド飲料販売時には、冷却コ
イル6で冷却された水が電磁弁18bの水路切換によって
カップ25に供給されるとともにカーボネータ19より炭酸
水が、貯氷槽16aから氷供給筒26を介して小塊状の氷が
カップ25に供給されて氷入りコールド飲料が調製され、
客に販売される。
31は水フィルタ14の上流側で水配管15aから分岐し、
水槽本体1に給水する給水管で、途中に電磁弁21が設け
られる。8は冷却水の水面に浮かぶフロート81を有し冷
却水の水位が所定範囲を越えると作動し前記電磁弁21を
開閉させるフロートスイッチである。
水槽本体1に給水する給水管で、途中に電磁弁21が設け
られる。8は冷却水の水面に浮かぶフロート81を有し冷
却水の水位が所定範囲を越えると作動し前記電磁弁21を
開閉させるフロートスイッチである。
前述の構成において、水槽本体1内の冷却水3が蒸発
等により、フロートスイッチ8に設定されている下限に
達するとフロート81によってこれを検出したフロートス
イッチ8が作動し電磁弁21を開弁させる。そこで給水管
31を介して冷却水が補給される。冷却水3の水位が上昇
してオーバフロー口1aより溢れ出そうになるとフロート
スイッチ8の作動により電磁弁21が閉弁する。従ってオ
ペレータの労力を費やすことなく冷却水3の補給が行わ
れ、冷却水3はその水位が常に適当な一定範囲に保たれ
る。かつ水槽本体1内にはカルキが混入する水道水がそ
のまま補給されるので水槽本体1内の冷却水3はカルキ
による殺菌作用を有する。
等により、フロートスイッチ8に設定されている下限に
達するとフロート81によってこれを検出したフロートス
イッチ8が作動し電磁弁21を開弁させる。そこで給水管
31を介して冷却水が補給される。冷却水3の水位が上昇
してオーバフロー口1aより溢れ出そうになるとフロート
スイッチ8の作動により電磁弁21が閉弁する。従ってオ
ペレータの労力を費やすことなく冷却水3の補給が行わ
れ、冷却水3はその水位が常に適当な一定範囲に保たれ
る。かつ水槽本体1内にはカルキが混入する水道水がそ
のまま補給されるので水槽本体1内の冷却水3はカルキ
による殺菌作用を有する。
前記冷却水3の補給は第1図における給水管31に代え
て、第2図に示すように、水ポンプ17の上流側で水配管
15cを分岐させて給水管32を設けることも、又水ポンプ1
7の下流側で分岐させて給水管33を設けることも可能で
ある。この給水管32、33による場合、常温で水リザーバ
11を介して大気に開放され微生物の発生し易い水配管15
cの水が冷却水として取り出されることにより、飲料用
水が新鮮となる利点がある。更に冷却水の補給に関して
氷供給筒26の途中に振分装置34、及びこの振分装置34か
ら水槽本体1に向けて延びる分岐筒35を設け、水に代え
て貯氷槽16内の氷を供給することも可能である。この場
合、水の補給が冷却水3の水温を上昇させるのに対し水
温を上昇させることなく冷却水3が補給される利点があ
る。
て、第2図に示すように、水ポンプ17の上流側で水配管
15cを分岐させて給水管32を設けることも、又水ポンプ1
7の下流側で分岐させて給水管33を設けることも可能で
ある。この給水管32、33による場合、常温で水リザーバ
11を介して大気に開放され微生物の発生し易い水配管15
cの水が冷却水として取り出されることにより、飲料用
水が新鮮となる利点がある。更に冷却水の補給に関して
氷供給筒26の途中に振分装置34、及びこの振分装置34か
ら水槽本体1に向けて延びる分岐筒35を設け、水に代え
て貯氷槽16内の氷を供給することも可能である。この場
合、水の補給が冷却水3の水温を上昇させるのに対し水
温を上昇させることなく冷却水3が補給される利点があ
る。
前記給水管31に介挿設置される電磁弁21の開閉に関し
ては、フロートスイッチ8に代えて次の幾つかの方法に
よることも可能である。先づ第3図に示すように、水槽
本体1上部に、冷却水3により導通される一対の電極37
a、37bを、水位が下限に達すると導通が断たれるように
設け、制御箱38を介して電磁弁21を開閉させ冷却水3の
補給を行うことができる。
ては、フロートスイッチ8に代えて次の幾つかの方法に
よることも可能である。先づ第3図に示すように、水槽
本体1上部に、冷却水3により導通される一対の電極37
a、37bを、水位が下限に達すると導通が断たれるように
設け、制御箱38を介して電磁弁21を開閉させ冷却水3の
補給を行うことができる。
次に前記フロートスイッチ8に代えて、第4図に示す
ようにタイマ9を設ける方法がある。このタイマ9は電
磁弁21に電気的に接続され適当な間隔で電磁弁21を開弁
かつ閉弁させる。しかして前記タイマ9により電磁弁が
一定周期で所定時間開弁し、冷却水3の水位が前記不具
合を生じる危険水位に達する前に冷却水3の補給が行わ
れる。従って不具合の発生が防止され、また補給前の冷
却水3の減少が少ない場合も余分の冷却水がオーバフロ
ー口1aから排出されるので何ら支障を生じない。
ようにタイマ9を設ける方法がある。このタイマ9は電
磁弁21に電気的に接続され適当な間隔で電磁弁21を開弁
かつ閉弁させる。しかして前記タイマ9により電磁弁が
一定周期で所定時間開弁し、冷却水3の水位が前記不具
合を生じる危険水位に達する前に冷却水3の補給が行わ
れる。従って不具合の発生が防止され、また補給前の冷
却水3の減少が少ない場合も余分の冷却水がオーバフロ
ー口1aから排出されるので何ら支障を生じない。
又別の方法として第5図及び第6図に示すように、飲
料自動販売機の本体ケース41に前面扉42の開閉によって
動作するドァスイッチ43が設けられる。かつ電磁弁21の
電気回路に前記ドァスイッチ43の接点43a及びタイマリ
レー44が直列に接続される。しかしてオペレータによっ
て前面扉42が開けられるとドァスイッチ43が動作して電
磁弁21を開弁させ冷却水3の補給が行われる。ドァスイ
ッチ43と共に作動するタイマリレー44がそのセット時間
に達すると接点43aが開き電磁弁21が閉弁し給水が停止
する。この場合冷却水3の水位を自動的に保つ機能はな
いが、前面扉42が開けられた時に常に多目の水を補給す
る様にタイマリレー44がセットされ、多過ぎた水がオー
バフロー口1aより排出されるために、結果的に一定の水
位を保つのと同様の効果が得られる。
料自動販売機の本体ケース41に前面扉42の開閉によって
動作するドァスイッチ43が設けられる。かつ電磁弁21の
電気回路に前記ドァスイッチ43の接点43a及びタイマリ
レー44が直列に接続される。しかしてオペレータによっ
て前面扉42が開けられるとドァスイッチ43が動作して電
磁弁21を開弁させ冷却水3の補給が行われる。ドァスイ
ッチ43と共に作動するタイマリレー44がそのセット時間
に達すると接点43aが開き電磁弁21が閉弁し給水が停止
する。この場合冷却水3の水位を自動的に保つ機能はな
いが、前面扉42が開けられた時に常に多目の水を補給す
る様にタイマリレー44がセットされ、多過ぎた水がオー
バフロー口1aより排出されるために、結果的に一定の水
位を保つのと同様の効果が得られる。
更に別の方法として、第5図の本体ケース41内にドァ
スイッチ43に代えて手動スイッチが設けられる。かつ電
磁弁21の電気回路に第6図に示すものと同様に前記手動
スイッチの接点及びタイマリレーが直列に接続される。
この場合は手動スイッチを押すことにより冷却水3の補
給が行われ、その他については第5図及び第6図に示す
場合と同様である。
スイッチ43に代えて手動スイッチが設けられる。かつ電
磁弁21の電気回路に第6図に示すものと同様に前記手動
スイッチの接点及びタイマリレーが直列に接続される。
この場合は手動スイッチを押すことにより冷却水3の補
給が行われ、その他については第5図及び第6図に示す
場合と同様である。
この発明によれば、オペレータの労働に頼ることなく
冷却水の補給が行える。かつ、水槽本体内の冷却水の水
位が常に一定範囲に保たれるので、冷却水の蒸発や、シ
ロップの残量が少なくなって冷却水中のシロップタンク
の体積が減少することによって、アジテータをロックし
たり、カップに冷水を供給できなくなったりする不具合
を防止することができる。
冷却水の補給が行える。かつ、水槽本体内の冷却水の水
位が常に一定範囲に保たれるので、冷却水の蒸発や、シ
ロップの残量が少なくなって冷却水中のシロップタンク
の体積が減少することによって、アジテータをロックし
たり、カップに冷水を供給できなくなったりする不具合
を防止することができる。
第1図はこの発明の実施例を示す冷却水槽を備える飲料
自動販売機の給水系統図、第2図は給水管設置変形例を
示すための給水系統図、第3図は水位検出用に一対の電
極を備えた水槽本体の断面図、第4図は電磁弁にタイマ
が設けられた給水系統図、第5図はドァスイッチを備え
る自動販売機の斜視図、第6図はドァスイッチを備えた
場合の電磁弁の電気回路図、第7図は従来の冷却水槽の
断面図、第8図は従来の冷却水槽の不具合状態を説明す
るための断面図である。 1……水槽本体、3……冷却水、4……エバポレータ、
5……アジテータ、6……冷却コイル、8……フロート
スイッチ、9……タイマ、21……電磁弁、31,32,33……
給水管、37a,37b……電極、42……前面扉、43……ドァ
スイッチ。
自動販売機の給水系統図、第2図は給水管設置変形例を
示すための給水系統図、第3図は水位検出用に一対の電
極を備えた水槽本体の断面図、第4図は電磁弁にタイマ
が設けられた給水系統図、第5図はドァスイッチを備え
る自動販売機の斜視図、第6図はドァスイッチを備えた
場合の電磁弁の電気回路図、第7図は従来の冷却水槽の
断面図、第8図は従来の冷却水槽の不具合状態を説明す
るための断面図である。 1……水槽本体、3……冷却水、4……エバポレータ、
5……アジテータ、6……冷却コイル、8……フロート
スイッチ、9……タイマ、21……電磁弁、31,32,33……
給水管、37a,37b……電極、42……前面扉、43……ドァ
スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 健一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−70281(JP,U) 実開 昭62−180000(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】冷却水の入った水槽本体内に前記冷却水を
冷却するエバポレータ及び前記冷却水を撹拌するアジテ
ータを備え、かつ飲料供給管の途中に設けられ内部を流
れる飲料用水を前記冷却水との熱交換により冷却する冷
却管及びシロップが貯蔵されるシロップタンクが配置さ
れ、シロップの残量が減少することによって前記冷却水
中のシロップタンクの体積が減少するカップ式飲料自動
販売機の冷却水槽において、前記水槽本体内の水位を検
出して作動するスイッチを設けるとともに、前記水槽本
体に給水する給水管及びこの給水管の途中に前記スイッ
チの作動に基づき開閉する電磁弁を設けることを特徴と
するカップ式飲料自動販売機の冷却水槽。 - 【請求項2】冷却水の入った水槽本体内に前記冷却水を
冷却するエバポレータ及び前記冷却水を撹拌するアジテ
ータを備え、かつ飲料供給管の途中に設けられ内部を流
れる飲料用水を前記冷却水との熱交換により冷却する冷
却管及びシロップが貯蔵されるシロップタンクが配置さ
れ、シロップの残量が減少することによって前記冷却水
中のシロップタンクの体積が減少するカップ式飲料自動
販売機の冷却水槽において、前記水槽本体に給水する給
水管及びこの給水管の途中に電磁弁を設けるとともに、
一定周期で前記電磁弁を開閉させるタイマを設けること
を特徴とするカップ式飲料自動販売機の冷却水槽。 - 【請求項3】冷却水の入った水槽本体内に前記冷却水を
冷却するエバポレータ及び前記冷却水を撹拌するアジテ
ータを備え、かつ飲料供給管の途中に設けられ内部を流
れる飲料用水を前記冷却水との熱交換により冷却する冷
却管及びシロップが貯蔵されるシロップタンクが配置さ
れ、シロップの残量が減少することによって前記冷却水
中のシロップタンクの体積が減少するカップ式飲料自動
販売機の冷却水槽において、飲料自動販売機内に前面扉
の開放を検知するスイッチを設けるとともに、前記水槽
本体に給水する給水管及びこの給水管の途中に前記スイ
ッチの作動に基づき一定時間開弁する電磁弁を設けるこ
とを特徴とするカップ式飲料自動販売機の冷却水槽。 - 【請求項4】冷却水の入った水槽本体内に前記冷却水を
冷却するエバポレータ及び前記冷却水を撹拌するアジテ
ータを備え、かつ飲料供給管の途中に設けられ内部を流
れる飲料用水を前記冷却水との熱交換により冷却する冷
却管及びシロップが貯蔵されるシロップタンクが配置さ
れ、シロップの残量が減少することによって前記冷却水
中のシロップタンクの体積が減少するカップ式飲料自動
販売機の冷却水槽において、前記水槽本体に給水する給
水管及びこの給水管の途中に電磁弁を設けるとともに、
前記電磁弁を開閉させる手動スイッチを飲料自動販売機
内に設けることを特徴とするカップ式飲料自動販売機の
冷却水槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1322083A JP2586663B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-12-12 | カップ式飲料自動販売機の冷却水槽 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9305789 | 1989-08-08 | ||
JP1-93057 | 1989-08-08 | ||
JP1322083A JP2586663B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-12-12 | カップ式飲料自動販売機の冷却水槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03171288A JPH03171288A (ja) | 1991-07-24 |
JP2586663B2 true JP2586663B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=26434506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1322083A Expired - Fee Related JP2586663B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-12-12 | カップ式飲料自動販売機の冷却水槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586663B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002260087A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-13 | Fuji Electric Co Ltd | カップ式自動販売機の給水制御方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6170281U (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-14 | ||
JPH0335760Y2 (ja) * | 1986-05-08 | 1991-07-29 |
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1989
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JPH03171288A (ja) | 1991-07-24 |
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