JP2586062B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2586062B2 JP2586062B2 JP62273957A JP27395787A JP2586062B2 JP 2586062 B2 JP2586062 B2 JP 2586062B2 JP 62273957 A JP62273957 A JP 62273957A JP 27395787 A JP27395787 A JP 27395787A JP 2586062 B2 JP2586062 B2 JP 2586062B2
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- voltage
- pointed electrode
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光体に静電潜像を形成した後トナーによ
って現像し、その像を転写紙に転写するプリンタや複写
機等の画像形成装置に関するものである。
って現像し、その像を転写紙に転写するプリンタや複写
機等の画像形成装置に関するものである。
従来、このような装置では、第３図に示すようなもの
があり、図示しない帯電コロトロンにより一様に帯電さ
れた感光体10の下方には転写コロトロン11が配置され、
転写コロトロン11の左側には絶縁体12を介して除電針13
が設けられている。上記転写コロトロン11のワイヤ11a
は、ダイオード14および抵抗15を介して電圧電源ユニッ
ト16に接続され、上記除電針13は抵抗17を介して電圧電
源ユニット16に接続されている。そして電圧電源ユニッ
ト16は、搬送される転写紙18が感光体10と転写コロトロ
ン11の間を通過する際、ワイヤ11aに負の高電圧を印加
し、感光体10上のトナー像を上記転写紙18に転写し、上
記転写紙18が除電針13の上方に至ると、上記除電針13に
交流高電圧を印加する。これにより転写紙18上にある電
荷は除電され、転写紙18は感光体10の表面から離脱分離
していた。
があり、図示しない帯電コロトロンにより一様に帯電さ
れた感光体10の下方には転写コロトロン11が配置され、
転写コロトロン11の左側には絶縁体12を介して除電針13
が設けられている。上記転写コロトロン11のワイヤ11a
は、ダイオード14および抵抗15を介して電圧電源ユニッ
ト16に接続され、上記除電針13は抵抗17を介して電圧電
源ユニット16に接続されている。そして電圧電源ユニッ
ト16は、搬送される転写紙18が感光体10と転写コロトロ
ン11の間を通過する際、ワイヤ11aに負の高電圧を印加
し、感光体10上のトナー像を上記転写紙18に転写し、上
記転写紙18が除電針13の上方に至ると、上記除電針13に
交流高電圧を印加する。これにより転写紙18上にある電
荷は除電され、転写紙18は感光体10の表面から離脱分離
していた。
ところが上記装置では転写コロトロン11のシールド11
bと除電針13との間隔によって高湿時の転写抜けが発生
したり、分離効果が弱くなったりする欠点があった。
bと除電針13との間隔によって高湿時の転写抜けが発生
したり、分離効果が弱くなったりする欠点があった。
そこで転写紙の分離手段に尖状電極を用い、上記尖状
電極の電源を帯電コロトロンの電源と同じにするととも
に尖状電極の位置および絶縁体の形状を所定のものに設
定し分離効果を高める装置があった。
電極の電源を帯電コロトロンの電源と同じにするととも
に尖状電極の位置および絶縁体の形状を所定のものに設
定し分離効果を高める装置があった。
ところが、上記装置では、転写コロトロンの放電前に
尖状電極に高電圧が加わるため尖状電極と感光体との間
で放電が起こりノイズ発生の原因となったり、転写コロ
トロンの放電時に転写コロトロンと尖状電極の電位差が
大きくなってサージ電流が尖状電極に流れ、高湿時に転
写抜けが発生しやすくなる問題点があった。
尖状電極に高電圧が加わるため尖状電極と感光体との間
で放電が起こりノイズ発生の原因となったり、転写コロ
トロンの放電時に転写コロトロンと尖状電極の電位差が
大きくなってサージ電流が尖状電極に流れ、高湿時に転
写抜けが発生しやすくなる問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、ノイズの発
生を防止するとともに転写抜けのない良好な転写像を得
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
生を防止するとともに転写抜けのない良好な転写像を得
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
本発明では、帯電コロトロンにより一様に帯電された
感光体表面を露光光により露光して静電潜像を形成した
後、現像器により前記静電潜像にトナーを付着させて現
像し、該現像像を転写コロトロンにより転写紙に転写
し、さらに帯電コロトロンと同一電源で、かつ、該電源
が定電圧である高圧電源から前記尖状電極の自己放電開
始電圧より低く、転写コロトロンと逆極性の電圧を尖状
電極に印加できるように、前記尖状電極の給電ラインに
抵抗を介して接地する接地回路を接続する。
感光体表面を露光光により露光して静電潜像を形成した
後、現像器により前記静電潜像にトナーを付着させて現
像し、該現像像を転写コロトロンにより転写紙に転写
し、さらに帯電コロトロンと同一電源で、かつ、該電源
が定電圧である高圧電源から前記尖状電極の自己放電開
始電圧より低く、転写コロトロンと逆極性の電圧を尖状
電極に印加できるように、前記尖状電極の給電ラインに
抵抗を介して接地する接地回路を接続する。
したがって本発明では、転写コロトロンの放電前に尖
状電極に印加させる高電圧をおさえることができる。
状電極に印加させる高電圧をおさえることができる。
本発明の実施例を第１図乃至第２図の図面にもとづき
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第１図は本発明に係る画像形成装置の概略構成図であ
る。図において、ドラム状の感光体20の周囲には、上記
感光体20を一様に負極性に帯電させる帯電コロトロン2
1、図示しない光学系を介して照射された露光光22によ
って、感光体20の表面に形成された静電潜像に負電荷を
有するトナーを付着して現像し、トナー像を形成させる
現像器23、前記トナー像を形成するトナー粒子と逆極性
すなわち正極性のコロナ放電を行い、転写紙ガイド24に
より搬送される転写紙25に上記トナー像を転写させる転
写コロトロン26、転写にのみ必要なレベルまで紙の電荷
量を下げ転写紙25の感光体20からの分離を容易にする尖
状電極27および感光体20上に残った電荷を除電する除電
ランプ38等が上記感光体20の回転方向に配設されてい
る。
る。図において、ドラム状の感光体20の周囲には、上記
感光体20を一様に負極性に帯電させる帯電コロトロン2
1、図示しない光学系を介して照射された露光光22によ
って、感光体20の表面に形成された静電潜像に負電荷を
有するトナーを付着して現像し、トナー像を形成させる
現像器23、前記トナー像を形成するトナー粒子と逆極性
すなわち正極性のコロナ放電を行い、転写紙ガイド24に
より搬送される転写紙25に上記トナー像を転写させる転
写コロトロン26、転写にのみ必要なレベルまで紙の電荷
量を下げ転写紙25の感光体20からの分離を容易にする尖
状電極27および感光体20上に残った電荷を除電する除電
ランプ38等が上記感光体20の回転方向に配設されてい
る。
帯電コロトロン21のコロナワイヤ21aには、定電流型
高圧電源28からダイオード29を介して負極性の電圧が印
加している。また上記定電流型高圧電源28は、上記ダイ
オード29および抵抗30を介して尖状電極27にも負極性の
電圧を印加している。また上記ダイオード29と抵抗30と
の間の尖状電極の給電ラインには、抵抗31aを介して接
地される接地回路31が接続しており、上記高圧電源28か
ら尖状電極27に必要以上の電圧が印加されるのを阻止
し、自己放電開始電圧より低い電圧が印加されるように
している。
高圧電源28からダイオード29を介して負極性の電圧が印
加している。また上記定電流型高圧電源28は、上記ダイ
オード29および抵抗30を介して尖状電極27にも負極性の
電圧を印加している。また上記ダイオード29と抵抗30と
の間の尖状電極の給電ラインには、抵抗31aを介して接
地される接地回路31が接続しており、上記高圧電源28か
ら尖状電極27に必要以上の電圧が印加されるのを阻止
し、自己放電開始電圧より低い電圧が印加されるように
している。
尖状電極27は、第２図の実施例に示すように、細長い
板状の電極で、上側縁部にはその長手方向にそって複数
の尖状突起27aが形成され、これらの突起はエッチング
加工により製造され、各尖状突起間のピッチＰは分離効
果が強くなるように１〜2mmに設定されている。上記尖
状電極27は、転写コロトロン26のシールド26bの外周に
設けた絶縁体32とその一面に付設した絶縁体33とに挟持
されている。また尖状電極27の先端は、両側の絶縁体3
2,33の上端よりも低く、絶縁体32,33の上半部に開口形
成された開口部34から認識できる位置にある。なお開口
部34の開口角度は、45゜〜60゜とする。
板状の電極で、上側縁部にはその長手方向にそって複数
の尖状突起27aが形成され、これらの突起はエッチング
加工により製造され、各尖状突起間のピッチＰは分離効
果が強くなるように１〜2mmに設定されている。上記尖
状電極27は、転写コロトロン26のシールド26bの外周に
設けた絶縁体32とその一面に付設した絶縁体33とに挟持
されている。また尖状電極27の先端は、両側の絶縁体3
2,33の上端よりも低く、絶縁体32,33の上半部に開口形
成された開口部34から認識できる位置にある。なお開口
部34の開口角度は、45゜〜60゜とする。
このような状態で尖状電極27には、自己放電開始電圧
より低い−1.6〜−3.4KVの電位で電流−10〜−50μＡの
定電流が流れるようにし、帯電コロトロン21のコロナワ
イヤ21aには−4.5〜−5.0KVの電圧を印加する。
より低い−1.6〜−3.4KVの電位で電流−10〜−50μＡの
定電流が流れるようにし、帯電コロトロン21のコロナワ
イヤ21aには−4.5〜−5.0KVの電圧を印加する。
転写コロトロン26のコロナ放電ワイヤ26aには、高圧
電源35からダイオード36を介して正極性の高電圧＋4.5
〜＋5.0KVが印加している。
電源35からダイオード36を介して正極性の高電圧＋4.5
〜＋5.0KVが印加している。
以上のような構成において帯電コロトロン21には定電
流型高圧電源28から負極性の高電圧が印加され、感光体
20の表面は、上記帯電コロトロン21によって一様に負極
性に帯電され、次いで露光光22の照射により静電潜像を
形成する。このとき、尖状電極27にも高圧電源28から負
極性の電圧が印加されるが、この電圧は上述したごとく
給電ラインに接続した接地回路31によって自己放電開始
電圧より低い電圧におさえられている。
流型高圧電源28から負極性の高電圧が印加され、感光体
20の表面は、上記帯電コロトロン21によって一様に負極
性に帯電され、次いで露光光22の照射により静電潜像を
形成する。このとき、尖状電極27にも高圧電源28から負
極性の電圧が印加されるが、この電圧は上述したごとく
給電ラインに接続した接地回路31によって自己放電開始
電圧より低い電圧におさえられている。
上記静電潜像は、現像器23で負電荷を有するトナーの
付着によって現像され、トナー像を形成する。このトナ
ー像は転写コロトロン26上部の転写位置に至ると、感光
体の回転に同期して転写紙ガイドから供給された転写紙
25と重ね合わされ、転写コロトロン26による正極性のコ
ロナ放電により上記転写紙25に転写される。これにとも
ない転写紙25は、感光体20に吸引され、感光体の回転に
伴ない尖状電極27上に搬送される。尖状電極27は、転写
紙25に負極性の電荷を与えて、転写紙25の電荷量を転写
にのみ必要なレベルまで下げ転写紙25の分離効果を高
め、感光体からの分離を容易にする。これにより転写紙
25は、自重等によって感光体20から剥離して、図示しな
い搬送手段によって定着器まで搬送され、ここで定着さ
れて装置外に排出される。
付着によって現像され、トナー像を形成する。このトナ
ー像は転写コロトロン26上部の転写位置に至ると、感光
体の回転に同期して転写紙ガイドから供給された転写紙
25と重ね合わされ、転写コロトロン26による正極性のコ
ロナ放電により上記転写紙25に転写される。これにとも
ない転写紙25は、感光体20に吸引され、感光体の回転に
伴ない尖状電極27上に搬送される。尖状電極27は、転写
紙25に負極性の電荷を与えて、転写紙25の電荷量を転写
にのみ必要なレベルまで下げ転写紙25の分離効果を高
め、感光体からの分離を容易にする。これにより転写紙
25は、自重等によって感光体20から剥離して、図示しな
い搬送手段によって定着器まで搬送され、ここで定着さ
れて装置外に排出される。
なお尖状電極の電源としては、帯電コロトロンの電源
と別の電源を用いても良い。
と別の電源を用いても良い。
したがって本発明では、尖状電極に印加される電圧を
おさえ、自己放電開始電圧より低い電圧に設定すること
ができるので、ノイズの発生を防止し、転写コロトロン
と尖状電極の電位差を小さくしてサージ電流が流れるの
を防ぐことができる。また転写紙の分離装置として尖状
電極を用いることができるので、装置の小型化を容易に
するとともに低コスト化を図ることが可能となる。
おさえ、自己放電開始電圧より低い電圧に設定すること
ができるので、ノイズの発生を防止し、転写コロトロン
と尖状電極の電位差を小さくしてサージ電流が流れるの
を防ぐことができる。また転写紙の分離装置として尖状
電極を用いることができるので、装置の小型化を容易に
するとともに低コスト化を図ることが可能となる。
以上説明したように本発明では、尖状電極の給電ライ
ンに抵抗を介して接地する接地回路を接続したので、尖
状電極に印加される高電圧をおさえノイズの発生を防止
するとともに、良好な転写像を得ることができる。
ンに抵抗を介して接地する接地回路を接続したので、尖
状電極に印加される高電圧をおさえノイズの発生を防止
するとともに、良好な転写像を得ることができる。
第１図は本発明に係る画像形成装置の概略構成図、第２
図は第１図に示した尖状電極の拡大正面図、第３図は従
来の画像形成装置の概略構成図である。 10,20……感光体、11,26……転写コロトロン、18,25…
…転写紙、21……帯電コロトロン、22……露光光、23…
…現像器、24……転写紙ガイド、27……尖状電極、28,3
5……高圧電源、29,36……ダイオード、30,31a……抵
抗、31……接地回路。
図は第１図に示した尖状電極の拡大正面図、第３図は従
来の画像形成装置の概略構成図である。 10,20……感光体、11,26……転写コロトロン、18,25…
…転写紙、21……帯電コロトロン、22……露光光、23…
…現像器、24……転写紙ガイド、27……尖状電極、28,3
5……高圧電源、29,36……ダイオード、30,31a……抵
抗、31……接地回路。
Claims (1)
- 【請求項１】帯電手段により一様に帯電された感光体を
露光して該感光体上に静電潜像を形成した後、前記静電
潜像を現像し、該現像によって得た現像像を転写手段に
より転写紙に転写し、該転写後前記転写手段と逆極性の
電圧が印加される尖状電極を有する分離手段により前記
転写紙を前記感光体から分離するようにした画像形成装
置において、 所定の抵抗を介して前記尖状電極に給電する給電ライン
上の該所定の抵抗の給電側接続点に、抵抗を介して接地
する接地回路を接続し、前記尖状電極に加わる電圧を前
記尖状電極の自己放電開始電圧より低くしたことを特徴
とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62273957A JP2586062B2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62273957A JP2586062B2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01116579A JPH01116579A (ja) | 1989-05-09 |
| JP2586062B2 true JP2586062B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=17534927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62273957A Expired - Fee Related JP2586062B2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2586062B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61162073A (ja) * | 1985-01-10 | 1986-07-22 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JPS6232478A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-12 | Canon Inc | 分離装置 |
-
1987
- 1987-10-29 JP JP62273957A patent/JP2586062B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01116579A (ja) | 1989-05-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |