JP2585448B2 - レーダー装置 - Google Patents
レーダー装置Info
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- JP2585448B2 JP2585448B2 JP2058838A JP5883890A JP2585448B2 JP 2585448 B2 JP2585448 B2 JP 2585448B2 JP 2058838 A JP2058838 A JP 2058838A JP 5883890 A JP5883890 A JP 5883890A JP 2585448 B2 JP2585448 B2 JP 2585448B2
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- Japan
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- transmission
- reception
- radar
- beams
- signal
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はディジタル・ビーム・フォーミング(DB
F)技術を用いたレーダー装置に関するものである。
F)技術を用いたレーダー装置に関するものである。
〔従来の技術〕 第3図は従来のこの種のレーダー装置の構成図であ
り、これは例えば「マーテロー」ロングレンジ3次元レ
ーダー コンファランス オブ プロシーディングス
オブ ミリタリー マイクロウェイブズ(‘MARTELLO'
−A LONG RANGE 3D RADAR Conference Proceedings of
Military Microwaves)に示されたものである。図にお
いて11〜1Nはアンテナを構成する送受信モジュール、1
は励振器、2はディジタル・ビーム・フォーマー、3は
目標検出器である。
り、これは例えば「マーテロー」ロングレンジ3次元レ
ーダー コンファランス オブ プロシーディングス
オブ ミリタリー マイクロウェイブズ(‘MARTELLO'
−A LONG RANGE 3D RADAR Conference Proceedings of
Military Microwaves)に示されたものである。図にお
いて11〜1Nはアンテナを構成する送受信モジュール、1
は励振器、2はディジタル・ビーム・フォーマー、3は
目標検出器である。
次に動作について説明する。
送信パルスは励振器1にてRF信号に変換され、各送受
信モジュール11〜1Nへ送られる。各送受信モジュールで
は入力したRF信号に対して所定の位相シフトを行ったの
ち、増幅してアンテナより放射する。このとき、各送受
信モジュールでの位相シフトの量は、第4図(a)のよ
うな送信パターンが得られように制御される。
信モジュール11〜1Nへ送られる。各送受信モジュールで
は入力したRF信号に対して所定の位相シフトを行ったの
ち、増幅してアンテナより放射する。このとき、各送受
信モジュールでの位相シフトの量は、第4図(a)のよ
うな送信パターンが得られように制御される。
送信終了後は、各送受信モジュールは受信モードに切
換えられ、増幅後、基準信号(L.O;Local Oscillator)
で検波され、かつアナログ/ディジタル(A/D)変換さ
れる。さらにディジタル・ビーム・フォーマー2にて第
4図(b)に示ような複数の受信ビームが形成される。
各信号ビームの信号は目標検出器3において有意な信号
のみが抽出される。
換えられ、増幅後、基準信号(L.O;Local Oscillator)
で検波され、かつアナログ/ディジタル(A/D)変換さ
れる。さらにディジタル・ビーム・フォーマー2にて第
4図(b)に示ような複数の受信ビームが形成される。
各信号ビームの信号は目標検出器3において有意な信号
のみが抽出される。
従来のレーダー装置は以上のように構成されているの
で、送信パターンを受信パターンに比べて広くする必要
があり、アンテナの利得が低下すること、およびクラッ
タ信号の影響を受け易い等の問題点があった。
で、送信パターンを受信パターンに比べて広くする必要
があり、アンテナの利得が低下すること、およびクラッ
タ信号の影響を受け易い等の問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、送信パターンを受信パターンと同等程度に
狭くすることのできるレーダー装置を得ることを目的と
する。
れたもので、送信パターンを受信パターンと同等程度に
狭くすることのできるレーダー装置を得ることを目的と
する。
この発明に係るレーダー装置は、複数の送信パルスを
連続的に送信方向を変えながら送信するとともに、送信
パルス間で変調形式を変えることによりビーム間での干
渉を除去するようにしたものである。
連続的に送信方向を変えながら送信するとともに、送信
パルス間で変調形式を変えることによりビーム間での干
渉を除去するようにしたものである。
この発明における各受信ビームの復調器は、対応する
送信パルスの変調形式と同調するように制御される。
送信パルスの変調形式と同調するように制御される。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において4は変調器、1は励振器、11〜1Nは送
受信モジュール、2はディジタル・ビーム・フォーマ
ー、51〜5Mは復調器、3は目標検出器である。
受信モジュール、2はディジタル・ビーム・フォーマ
ー、51〜5Mは復調器、3は目標検出器である。
次に動作について説明する。
送信パルスは変調器4でFMチャープ変調され、さらに
励振器1でRFに変換され、各送受信モジュール11〜1Nで
位相シフトされた後、増幅されて空間に送信される。送
信パルスは第2図(a)に示すようにM個のパルスで構
成され、各パルスで送信方向が異なるように各送受信モ
ジュール11〜1Nでの位相シフト量が制御される。さらに
各送信パルス間でチャープ変調の形式がアップ・チャー
プとダウン・チャープ交互に切換るように変調器4の動
作が制御される。
励振器1でRFに変換され、各送受信モジュール11〜1Nで
位相シフトされた後、増幅されて空間に送信される。送
信パルスは第2図(a)に示すようにM個のパルスで構
成され、各パルスで送信方向が異なるように各送受信モ
ジュール11〜1Nでの位相シフト量が制御される。さらに
各送信パルス間でチャープ変調の形式がアップ・チャー
プとダウン・チャープ交互に切換るように変調器4の動
作が制御される。
M個の送信パルスは送信した後、各送受信モジュール
11〜1Nは受信モードに切換り、受信信号を増幅および検
波した後A/D変換を行い、その結果をディジタル・ビー
ム・フォーマー2へ出力する。ディジタル・ビーム・フ
ォーマー2ではフーリエ変換等の演算を行って送信ビー
ムに対応した複数の受信ビームの形成を行う。各受信ビ
ーム対応の受信信号は、復調器51〜5Mでチャープ復調さ
れる。各復調器51〜5Mでの動作は該当する送信ビームの
変調形式に対応してアップチャープ復調又はダウンチャ
ープ復調のいずれかが選択される。この復調処理により
隣接ビームからの送信による干渉が除かれる。この様子
を第2図(b)に示す。即ちビームi受信信号(RF)に
はビームi送信エコーの他にビーム(i+1)送信エコ
ーが含まれているが、復調後のビームi受信信号中には
ビーム(i+1)に対応する信号は含まれていない。
11〜1Nは受信モードに切換り、受信信号を増幅および検
波した後A/D変換を行い、その結果をディジタル・ビー
ム・フォーマー2へ出力する。ディジタル・ビーム・フ
ォーマー2ではフーリエ変換等の演算を行って送信ビー
ムに対応した複数の受信ビームの形成を行う。各受信ビ
ーム対応の受信信号は、復調器51〜5Mでチャープ復調さ
れる。各復調器51〜5Mでの動作は該当する送信ビームの
変調形式に対応してアップチャープ復調又はダウンチャ
ープ復調のいずれかが選択される。この復調処理により
隣接ビームからの送信による干渉が除かれる。この様子
を第2図(b)に示す。即ちビームi受信信号(RF)に
はビームi送信エコーの他にビーム(i+1)送信エコ
ーが含まれているが、復調後のビームi受信信号中には
ビーム(i+1)に対応する信号は含まれていない。
なお、上記実施例では送信の変調形式をFMチャープ変
調をアップ/ダウンに切換える場合について説明した
が、他の変調形式、例えば位相変調による符号配列を切
換えるようにしてもよく、上記実施例と同様の効果を奏
する。
調をアップ/ダウンに切換える場合について説明した
が、他の変調形式、例えば位相変調による符号配列を切
換えるようにしてもよく、上記実施例と同様の効果を奏
する。
以上のように、この発明によれば、複数の送信パルス
を連続的に送信方向を変えながら送信するとともに、送
信パルス間で変調形式を変えるようにしたので、送信ビ
ームと受信ビームを共に細くすることができ、目標探知
能力の高いレーダー装置が得られる効果がある。
を連続的に送信方向を変えながら送信するとともに、送
信パルス間で変調形式を変えるようにしたので、送信ビ
ームと受信ビームを共に細くすることができ、目標探知
能力の高いレーダー装置が得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるレーダー装置の構成
を示す図、第2図はこの発明の一実施例によるレーダー
装置における送信及び受信信号の説明図、第3図は従来
のレーダー装置の構成を示す図、第4図は従来のレーダ
ー装置の送信及び受信パターンの説明図である。 11〜1Nは送受信モジュール、1は励振器、2はディジタ
ル・ビーム・フォーマー、3は目標検出器、4は変調
器、51〜5Mは復調器である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
を示す図、第2図はこの発明の一実施例によるレーダー
装置における送信及び受信信号の説明図、第3図は従来
のレーダー装置の構成を示す図、第4図は従来のレーダ
ー装置の送信及び受信パターンの説明図である。 11〜1Nは送受信モジュール、1は励振器、2はディジタ
ル・ビーム・フォーマー、3は目標検出器、4は変調
器、51〜5Mは復調器である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の送信パルスを送信方向を変えながら
連続的に送信する手段と、 上記各送信ビームに対応して複数の受信ビームを同時に
形成する手段とを備え、目標の捜索を行うレーダー装置
において、 隣接する送信ビーム間で変調方式を変える手段と、 上記変調方式に対応した方式で復調を行う復調手段とを
受信ビーム対応で備えたことを特徴とするレーダー装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2058838A JP2585448B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | レーダー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2058838A JP2585448B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | レーダー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03259772A JPH03259772A (ja) | 1991-11-19 |
JP2585448B2 true JP2585448B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=13095796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2058838A Expired - Lifetime JP2585448B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | レーダー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585448B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3001405B2 (ja) * | 1995-10-24 | 2000-01-24 | 日本電気株式会社 | インターフェロメトリsar方式 |
JP3775383B2 (ja) * | 2002-12-10 | 2006-05-17 | 三菱電機株式会社 | マルチビームレーダ装置及びマルチビームレーダ送受信方法 |
DE102008011889A1 (de) * | 2008-02-29 | 2009-10-01 | Universität Karlsruhe (Th) | Digitale Strahlformung mit frequenzmodulierten Signalen |
JP6239150B2 (ja) * | 2014-12-15 | 2017-11-29 | 三菱電機株式会社 | レーダ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2668966B2 (ja) * | 1988-07-23 | 1997-10-27 | 日本電気株式会社 | レーダ装置 |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP2058838A patent/JP2585448B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03259772A (ja) | 1991-11-19 |
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