JP2585408B2 - 湿式平面研削装置 - Google Patents

湿式平面研削装置

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JP2585408B2
JP2585408B2 JP30910788A JP30910788A JP2585408B2 JP 2585408 B2 JP2585408 B2 JP 2585408B2 JP 30910788 A JP30910788 A JP 30910788A JP 30910788 A JP30910788 A JP 30910788A JP 2585408 B2 JP2585408 B2 JP 2585408B2
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JP
Japan
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grinding
liquid receiving
work
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tunnel
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JP30910788A
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泰彦 服部
英治 原
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Noritake Co Ltd
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はセラミック材や金属材等を湿潤状態で平面
研削するときに適用される湿式平面研削装置に関する。
(従来の技術) 研削部材を定位置で上下動させ、テーブルを左右方向
へ往復移動させて湿潤状態でワークの上面を研削する従
来の湿式平面研削装置では、第5図に示すように、研削
部材cの下方で左右方向へ往復移動するテーブルtはこ
のテーブルtの長さl1に対してテーブルtの両側移動方
向へそれぞれ延長された長さl2を有する液受けパンpの
長手方向の中央部上に固定され、研削加工時にはテーブ
ルtとともに左右方向へ往復移動する液受けパンp内に
研削液を流入させて回収していた。
(発明が解決しようとする課題) 従って、テーブルの移動ストロークをl3とすると、液
受けパンpを往復移動させるために必要な左右方向のス
ペースがl2+2l3となり、研削装置全体の設置スペース
が左右方向へ大幅に拡張される問題点や、往復移動機構
が大型となる問題点や、液受けパンpの往復移動動作に
よって振動が発生したり、経時的にガタツキが発生して
研削精度が低下する問題点があった。
本発明は上記問題点を解消することを課題とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明の湿式平面研削装置は研削部材の下方に対し水
平方向への往復移動可能に装設されたテーブルにはこの
テーブルを縦貫する貫通隧道を前記テーブルの移動方向
に沿って形成するとともに、研削液を受入れるための液
受けパンを前記貫通隧道内に貫挿して前記テーブルの移
動方向に沿って定置した構成を有する。
(作 用) ワークが載置されるテーブルのみを水平方向へ往復移
動させてワークの被研削面を研削し、ワークの被研削面
に向って吐出された研削液を、前記テーブルを縦貫する
貫通隧道内に貫挿されて前記テーブルの移動方向に沿っ
て不動状態で定置された液受けパン内へ流入させて回収
する。
(発明の効果) 本発明は上記したように構成してあるので、装置全体
の所要スペースをテーブルの移動方向において短縮し、
かつ、テーブルを往復移動させる機構を簡略化および軽
量化してテーブルを駆動するための動力費を節減するこ
とができる。
また、テーブルの振動を抑制してテーブルの移動精度
を良化し、ワークに対する研削精度を高めることができ
る。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を第1図〜第4図にしたがっ
て説明する。
セラミック材や金属材等のワークを、このワークの被
研削面に向って研削液を吐出しながら平面研削するため
の湿式平面研削装置Gにおいて、床面上に設置された横
長状の基台1の長手方向の中央部付近の上方には縦長状
の研削機構用のフレーム2が立設されている。
フレーム2の上端面には第1モータ4が下向き状に取
着され、また、フレーム2内に装入された支持部材5に
は第2モータ6が取着されるとともに、支持部材5の前
後端部の上端部および下端部にはフレーム2の前後壁2
a,2aの内壁面の上下端部付近に対しそれぞれ垂直状に取
着された前後2対のガイド部材7〜7にそれぞれ係合さ
れた4つのスライド部材8〜8が取着され、支持部材5
はフレーム2に対し各ガイド部材7および各スライド部
材8を介して上下スライド可能に支持されている。支持
部材5の上端には第1モータ4のねじ軸4aに螺嵌された
ねじ部材9が取着され、第1モータ4の正逆回転によっ
て支持部材5が上下方向へ移動制御される。支持部材5
の後下端部には第2モータ6によって回転駆動される駆
動ローラ10が回転可能に軸支されるとともに、支持部材
5の上端部および前下端部にはそれぞれガイドローラ1
1,11が遊転可能に軸支されている。駆動ローラ10および
両ガイドローラ11にはワークの上面を研削するための無
端状の研削ベルト12が循回動可能に掛装され、第2モー
タ6の回転によって研削ベルト12の下端の直進研削部12
aが前方から後方へ水平移動してワークの上面が研削さ
れる。
支持部材5の下端部の前端付近にはワークの研削加工
時に研削液をワーク上面の被研削面に向って吐出するた
めに研削液供給装置に接続された吐出口28が取付けられ
ている。
研削ベルト12の直進研削部12a上には研削加工時に上
方への直進研削部12aの逃避動作を阻止して直進研削部1
2aを水平方向へ直進させるために支持部材5に支持され
たプラテン13が設置されている。
基台1の上端面1aの前後方向の中央部付近には断面が
偏平形状の溝部3が基台1の長手方向に沿って凹設さ
れるとともに、基台1の上端面1aの前後端部付近には前
後1対のガイドレール14,14が基台1の長手方向に沿っ
て並行状に取着されている。基台1の図示左端面1cの上
端に取着されたブラケット15上には第3モータ16が設置
され、この第3モータ16の出力軸に直結されたねじ軸18
は基台1の溝部3の底面の左端部および右端部付近にそ
れぞれ取着された左右1対の軸受部材17,17に対し回転
可能に両端支持されて基台1上に対し左右方向に沿って
横架されている。
基台1の上方にはワークが載置されるテーブル19が水
平上に装設され、このテーブル19の下面19bの前後両端
部には両ガイドレール14をスライド可能に係入するため
のスライド溝20aがそれぞれ下側に凹設された左右各1
対のスライダ20がそれぞれ取着されるとともに、テーブ
ル19の下面19bの前後方向中央部には前記ねじ軸18に螺
嵌されたねじ部材26が取着され、第3モータ16の正逆回
転によってねじ軸18が正逆に回転駆動されてねじ部材26
がねじ軸18の軸線方向へ螺動し、テーブル19が両ガイド
レール14で案内されて左右方向へ往復移動する。
テーブル19の上面19aの前後両端部にはそれぞれ断面
がほぼ台形状の突条21,21がテーブル19の全長にわたっ
て並行状に突出形成されるとともに、テーブル19の厚さ
方向の中央部付近にはテーブル19の前端面19cの若干内
方から後端面19dの若干内方にわたって水平状に形成さ
れた水平部22aと、この水平部22aの前後両端部にそれぞ
れ連通されて上方へ延出された前後1対の垂直部22b,22
bとを有し、断面がほぼ偏平形状に形成されてテーブ
ル19を縦貫する貫通隧道22がテーブル19の移動方向に沿
って貫設されている。
基台1の上方には横長状で断面が偏平形状に形成さ
れた主液受けパン24がテーブル19の移動方向に沿って基
台1の全長にわたって水平状に装架され、この主液受け
パン24ほ研削加工時に吐出口28からワークの被研削面に
向って吐出された研削液を流入させて回収するためにテ
ーブル19の貫通隧道22内に遊隙を隔てて貫挿され、主液
受けパン24の左右両端部は基台1の左右両端部上にそれ
ぞれ立設された左右の壁板23,23にそれぞれ取付けられ
ている。主液受けパン24には貫通隧道22の水平部22a内
に遊挿された水平状の水平部24aと、この水平部24の前
後端縁にそれぞれ連接されて上方へ突出され、貫通隧道
22の両垂直部22b内にそれぞれ遊挿された前後の垂立部2
4b,24bとが形成されている。主液受けパン24の全長は第
4図に示すようにテーブル19が左方へ移動したときのテ
ーブル19の左端面19dの移動端Aから、テーブル19が右
方へ移動したときのテーブル19の右端面19eの移動端B
までの距離Lとほぼ等しい長さに設定されている。
基台1の前後両端部1b,1bの上端には研削加工時にワ
ークの被研削面の前方および後方へ飛散する研削液をそ
れぞれ受止めてテーブル19の上面19a上へ流下させるた
めにテーブル19の移動方向に沿って並行状に装架されて
主液受けパン24の全長と等しい長さを有する前後1対の
副液受けパン25,25がそれぞれ基台1の全長にわたって
取付けられ、この両副液受けパン25には基台1の前後端
部上に垂立された垂立部25aと、この垂立部25aの上端に
連接されて内方へ横出された横出部25bと、この横出部2
5bの内端に連接されて内方へ下傾状に延出された傾斜部
25cとがそれぞれ形成され、両副液受けパン25の傾斜部2
5cの内端付近はテーブル19の両突条21の内側面にそれぞ
れ添設され、両突条21は両副液受けパン25の上部付近に
よってそれぞれ覆蓋されている。
そして、テーブル19の上面19a上に取付けられたチャ
ック27によってテーブル19上に拘持されたワークWがテ
ーブル19とともに左右方向へ往復水平移動し、かつ、上
下方向へ移動制御される研削ベルト12の直進研削部12a
が前後方向へ直進移動してワークWの被研削面が研削加
工される。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説
明する。
本例では研削ベルト12の下方に対し左右方向への往復
移動可能に装設されたテーブル19にはこのテーブル19を
縦貫する貫通隧道22をテーブル19の移動方向に沿って貫
設するとともに、基台1の上方にはテーブル19が両方の
移動端へ移動したときのテーブル19の両移動方向側端面
間の距離Lとほぼ等しい長さを有し、ワークWの被研削
面に向って吐出された研削液を受入れるためにテーブル
19の貫通隧道22内に貫挿された主液受けパン24と、ワー
ークWの被研削面の前方および後方へ飛散する研削液を
それぞれ受止めてテーブル19上へ流下させるために並設
されて主液受けパン24の全長と等しい長さを有する前後
1対の副液受けパン25とをそれぞれテーブル19の移動方
向に沿って装架してある。
このため、液受けパンを往復移動させるためのスペー
スが不要となり、湿式平面研削装置Gの左右方向の所要
スペースを、各液受けパン24,25の全長Lとほぼ等しい
長さで、テーブル19の往復移動にほぼ必要の長さに短縮
しうるとともに、装置全体をコンパクト化することがで
きる。
また、テーブル19のみを往復移動させて各液得けパン
24,25を不動状態で定置してあるため、テーブル19を往
復移動させる機構を簡略化および軽量化してテーブル19
を駆動するための動力費を節減し、かつ各液受けパン2
4,25の構造を簡略化しうるとともに、テーブル19の振動
を抑制してテーブル19の移動精度を良化しかつ初期精度
を持続させることができ、ワークWに対する研削精度を
高めうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は湿式平面研削装置の縦断面図、第2図は第1図のX
−X線矢視図、第3図は要部の破断斜視図、第4図はテ
ーブルの移動ストロークを説明する略体正面図、第5図
は従来の湿式平面研削装置の略体正面図である。 12……研削ベルト 19……テーブル 22……貫通隧道 24……主液受けパン G……湿式平面研削装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研削部材の下方に対し水平方向への往復移
    動可能に装設されたテーブルにはこのテーブルを縦貫す
    る貫通隧道を前記テーブルの移動方向に沿って形成する
    とともに、研削液を受入れるための液受けパンを前記貫
    通隧道内に貫挿して前記テーブルの移動方向に沿って定
    置したことを特徴とする湿式平面研削装置。
JP30910788A 1988-12-07 1988-12-07 湿式平面研削装置 Expired - Lifetime JP2585408B2 (ja)

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JP30910788A JP2585408B2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07 湿式平面研削装置

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JPH02160464A JPH02160464A (ja) 1990-06-20
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JP6878386B2 (ja) 2018-12-10 2021-05-26 ファナック株式会社 洗浄装置、洗浄方法および工作機械

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