JP2584838Y2 - 倉庫または輸送機器用床 - Google Patents

倉庫または輸送機器用床

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JP2584838Y2
JP2584838Y2 JP5481792U JP5481792U JP2584838Y2 JP 2584838 Y2 JP2584838 Y2 JP 2584838Y2 JP 5481792 U JP5481792 U JP 5481792U JP 5481792 U JP5481792 U JP 5481792U JP 2584838 Y2 JP2584838 Y2 JP 2584838Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、主として、貨物を
倉庫内で整理する時、積み重ねられた貨物をフォークリ
フトの使用によって、貨物のみの積載、または貨物のみ
の積み降ろしができるようにした倉庫または輸送機器用
床に関するものである。また、本考案の倉庫または輸送
機器用床は、倉庫内等の特定場所における貨物の移動を
フォークリフトによって容易にしたり、貨物自動車やコ
ンテナ等の輸送機器に備え付けられることによって、フ
ォークリフトによる貨物の積み降ろしを容易にするもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、パレットは、小さい寸法の貨物を
多数集合して(以下、集合貨物と記載する)、この上に
積載し、フォークリフトによる機械荷役を容易に行っ
て、省力化に役立つように考慮されたものである。すな
わち、集合貨物が積載されたパレットは、フォークリフ
トによって、パレットごと貨物自動車やコンテナ等の輸
送機器に乗せられて、目的地まで運ばれる。その後、集
合貨物が積載されたパレットは、上記輸送機器から下ろ
され、フォークリフトによって、所定の場所まで運ばれ
る。
【0003】また、上記集合貨物は、パレット上に人力
またはパレタイザー等によって、積み下ろされる。上記
のように、集合貨物は、フォークリフトによって、パレ
ットと共に貨物自動車やコンテナ等の輸送機器に積載さ
れることで、機械荷役を可能にしていた。したがって、
集合貨物の機械荷役は、パレットが必要欠くことができ
ないものとなっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】パレットを使用した荷
役は、荷役の省力化となる。しかし、集合貨物が積載さ
れたパレットは、集合貨物と共に、発荷主から輸送業者
を介して、着荷主に到達する。輸送されたパレットは、
その所有が発荷主のものとなるのか、輸送機関のものと
なるのか、あるいは着荷主のものとなるのか不明になる
ことが多い。また、パレットが発荷主のものである場
合、集合貨物を降ろした後、空になったパレットは、返
回送費用を誰が負担するのか、あるいは輸送中の破損を
だれが補修するのか、多くの課題を有していた。また、
パレットは、発荷主、輸送機関、着荷主によって、それ
ぞれ独自の規格で作製されたものを使用したい場合があ
る。しかし、一貫輸送を優先するための統一された規格
サイズからなるパレットは、自社内での使用が不便にな
ことが多くあった。
【0005】本考案は、以上のような課題を解決するた
めのもので、倉庫または輸送機器等でのみ専用使用する
ことによって、フォークリフトを使用した機械荷役の効
率を高めることができる倉庫または輸送機器用床を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案の倉庫または輸送機器用床は、倉庫または輸
送機器に備えられている基盤17と、当該基盤17上
に、フォークリフトのフォークが挿入できる間隔で固定
されている複数の貨物積載用矩形断面部材18と、上記
貨物積載用矩形断面部材18どうしの間に形成されてい
ると共に、フォークリフトのフォークが上方向から出し
入れできるように断面凹形に形成された複数の溝と、上
記貨物積載用矩形断面部材18の間に形成されている断
面凹形の複数の溝に埋め込まれ、上下動可能な埋溝部材
19、19′と、上記貨物積載用矩形断面部材18と埋
溝部材19とからなり、倉庫または輸送機器用床の多く
を占める第1領域と、上記貨物積載用矩形断面部材18
と埋溝部材19′とからなり、倉庫または輸送機器用床
の出入口部分を占める第2領域および第3領域と、上記
第2領域の埋溝部材19′の間に設けられた第1貨物受
梁31上の貨物による積載重量によって油圧力を発生す
る第1油圧機構10と、上記第3領域の埋溝部材19′
の間に設けられた第2貨物受梁31′上の貨物による積
載重量によって油圧力を発生する第2油圧機構10′
と、上記第1油圧機構10の一方のシリンダおよび第2
油圧機構10′の一方のシリンダに連結され、第1貨物
受梁31および第2貨物受梁31′上の貨物による積載
重量によって油圧力を発生する第3油圧機構7と、上記
第1油圧機構10の他方のシリンダおよび第2油圧機構
10′の他方のシリンダに連結され、第2領域および第
3領域の埋溝部材19′を上昇させる第4油圧機構8
と、上記第1油圧機構10および第2油圧機構10′の
他方のシリンダと第4油圧機構8とに連結されて、作動
系統内の油量を調整すると共に、貨物積載用矩形断面部
材18と埋溝部材19、19′との高さを均一にした状
態でロックする油圧力を発生する第5油圧機構1とから
構成され、第2領域および第3領域に貨物が積載または
荷下ろしされることによって倉庫または輸送機器用床を
均一な高さまたはフォークの挿入を可能にすることを特
徴とする。
【0007】本考案の倉庫または輸送機器用床は、第1
発明の構成に、上記第2領域および第3領域の埋溝部材
19′を上昇させる第6油圧機構9と、当該第6油圧機
構9の一方のシリンダに接続され、ピストンに接続され
た梃の作用によって埋溝部材19′を上昇させる油圧力
を発生する第7油圧機構14とを付加し、上記梃に連結
された扉の開閉により埋溝部材19′を上下動させるこ
とを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】本考案の倉庫または輸送機器用床
は、その上に、貨物積載用矩形断面部材が複数本一定間
隔を置いて平行に並べられており、その間に平行な断面
凹形溝が形成されている。そして、この断面凹形溝に
は、上下動可能な埋溝部材が設けられている。上記埋溝
部材は、上昇されている時、上記貨物積載用矩形断面部
材の頂面と同じ高さ、すなわち、貨物が水平になるよう
になっている。上記埋溝部材が下降している時、上記断
面凹形溝は、フォークリフトのフォークを挿入したり、
あるいは落とし込んだりすることができるような間隔と
なっている。また、上記埋溝部材は、倉庫または輸送機
器用床が第1領域から第3領域の三つの領域に分けられ
ていると共に、第2領域および第3領域の埋溝部材の間
に設けられた貨物受梁に貨物を積載した際の重量によっ
て発生する油圧力を利用し上昇る。
【0009】本考案は、従来の貨物と共に輸送されてい
たパレットの概念を変えるもので、倉庫または輸送機器
に固定された床であり、貨物と共に運ばれることがな
い。たとえば、発荷主側または着荷主側の倉庫用床は、
発荷主側または着荷主側でのみ使用され、外部に持ち出
されることがない。輸送機器用床は、輸送機関の貨物自
動車やコンテナの床に固定されており、貨物と共に移動
するが、輸送機関から取り外されて貨物と共に外部に持
ち出されることがない。また、本考案の倉庫または輸送
機器用床は、埋溝部材を上下動させることができるた
め、床上の作業が容易であると共に、貨物の底に断面凹
形溝による跡が付かない。
【0010】本考案の倉庫または輸送機器用床は、発荷
主側から輸送機関の貨物自動車またはコンテナへ貨物を
積み替える場合、埋溝部材を降下させた後、フォークリ
フトのフォークが貨物積載用矩形断面部材の間に設けら
れた断面凹形溝に挿入される。上記フォークは、倉庫ま
たは輸送機器用床に積載されていた貨物をすくい上げ
る。すくい上げられた貨物は、上記フォークに積載され
た状態で、たとえば、貨物自動車の近傍に移動される。
貨物が積載されている上記フォークは、倉庫または輸送
機器用床の貨物積載用矩形断面部材の間に形成されてい
る断面凹形溝に落とし込まれる。
【0011】上記フォークが断面凹形溝に落とし込まれ
ることによって、貨物は、倉庫または輸送機器用床上に
上下可動に、固定されている貨物積載用矩形断面部材上
に積み替えられる。その後、フォークは、上記断面凹形
溝から抜かれる。倉庫または輸送機器用床に上下可動的
に固定されている埋溝部材は、三つの領域に分けられる
と共に、出入口部分を占める第2および第3領域の埋溝
部材の間に設けられた貨物受梁に積載された貨物の重量
で油圧機構に油圧を発生させる。 上記油圧機構に発生し
た油圧は、順次第1ないし第3領域の埋溝部材を上昇さ
せて、貨物積載用矩形断面部材と同じ高さ水平面な床
する。倉庫または輸送機器用床は、貨物を積載するこ
とによって、水平になるため、長時間の保存、あるいは
振動が多い輸送であっても、貨物を損傷させることがな
い。
【0012】フォークリフトによって貨物が積み込まれ
た上記貨物自動車は、目的地である着荷主側へ移動す
る。油圧機構は、埋溝部材の油圧を低下させて、第1な
いし第3領域の埋溝部材を下降させて断面凹形溝が形成
される。その後、着荷主側のフォークリフトは、そのフ
ォークを貨物自動車に備えられている輸送機器用床の断
面凹形溝に差し込む。貨物は、上記フォークを持ち上げ
ることにより、フォークリフトに積み替えられる。そし
て、フォークリフトは、所定の場所に置かれている着荷
主側の倉庫用床の近傍に移動する。フォークリフトのフ
ォークは、上記倉庫用床の断面凹形溝に上方から落とし
込まれる。上記フォークが断面凹形溝に落とし込まれる
と、貨物は、上記倉庫用床に固定されている貨物積載用
矩形断面部材上に置き替えられる。その後、フォークリ
フトのフォークは、断面凹形溝から引き抜かれる。
【0013】以上のように、倉庫または輸送機器用床
は、発荷主側、輸送機関、着荷主側のそれぞれの領域か
ら出ることがないため、フォークリフトのフォークと規
格を合わせておけば、その他の部分を自社の都合に合わ
せた大きさにすることができる。そして、上記倉庫また
は輸送機器用床は、全てが自社製品であるため、返回送
の手間や運賃、紛失、補修費等の問題をなくすことがで
きる。
【0014】倉庫または輸送機器用床には、断面凹形溝
の間に埋溝部材が上下可動に配置されていると共に、第
1領域ないし第3領域に分けられている。また、第2お
よび第3領域の埋溝部材の間には、第1油圧機構および
第2油圧機構が備えられており、当該油圧機構に取り付
けられている貨物受梁に貨物を積載すると油圧力が発生
する。第1の油圧機構および第2油圧機構の一方のシリ
ンダは、断面凹形溝に埋め込まれている第1領域の埋溝
部材を上下動させる第油圧機構に連結されている。上
貨物受梁に貨物が積載されると、当該貨物によって発
生した第1および第2油圧機構の油圧によって、第
圧機構が動作して、倉庫または輸送機器用床の多くを占
める第1領域の埋溝部材が上昇する。また、第1油圧機
および第2油圧機構の他方のシリンダと、第5油圧機
構である作動油タンク1のシリンダとに接続されている
油圧機構は、上記作動油タンク1のハンドル5を回
すことにより第2領域および第3領域の埋溝部材を上
下動させる。第1ないし第3領域の埋溝部材の上昇は、
貨物を積載する貨物積載用矩形断面部材の高さと同じに
して、貨物を水平に保つ。
【0015】第1ないし第3領域の埋溝部材を上昇させ
て断面凹形溝を埋める過程において、油圧系統内の作
動油は、増減する。第油圧機構は、上記油圧系統内の
作動油を調整すると共に、倉庫または輸送機器用床が平
らになった状態で、第1油圧機構ないし油圧機構の
油圧をロックして、床全面を平らに保持する。第6油圧
機構は、第4油圧機構と同様に第2および第3領域の埋
溝部材を上昇させることができると共に、一方のシリン
ダがロック機構に接続されている。 上記ロック機構は、
油圧機構と扉のヒンジ、あるいは梃等を組み合わせるこ
とができる。 また、第6油圧機構は、第4油圧機構と同
様に、上記第2および第3領域の埋溝部材を上昇させる
ことができるように設けられている。第7油圧機構は、
上記第6油圧機構の一方のシリンダに接続されていると
共に、扉等と連動して、油圧をロックする機構を備えて
いる。
【0016】
【実 施 例】実施例について図1ないし図4を参照し
つつ説明する。図1は本考案の一実施例である倉庫また
は輸送機器用床に設けられた埋溝部材を上下動させるた
めの油圧機構を説明するための図である。倉庫または輸
送機器用床には、後で詳述するが、貨物積載用矩形断面
部材が複数本所定の間隔を置いて固定されており、これ
らの貨物積載用矩形断面部材の間に上下動可能な埋溝部
材19が設けられている。上記埋溝部材19は、図1に
示された油圧機構によって上下動が可能になっている。
【0017】図1において、作動油タンク兼用の油圧シ
リンダ1、ピストンロッドが分離しているピストン2、
中空で内側にネジが切ってあるピストンロッド3、ピス
トンロッド3の内側ネジに係合するネジ棒4、およびネ
ジ棒4を回すハンドル5がベース6上に油圧機構として
構成されている。上記油圧機構は、配管12を通って油
圧シリンダ1内に作動油が流入すると、ピストン2がピ
ストンロッド3に当接するまで、右方向に押されるよう
になっている。また、上記油圧機構は、逆に、作動油が
流出する時、シリンダ1の中が負圧となるので、ピスト
ン2が左方向に移動し、ピストンロッド3の先端より離
れるようになる。
【0018】油圧シリンダ7、8、9、14は、それぞ
れのピストンロッド41、42、43、45の反対側に
のみ作動油が注入できる単動型のものである。油圧シリ
ンダ10、10′は、それぞれピストンロッド44、4
4′側にも作動油が注入できる複動型のものである。
【0019】油圧シリンダ7の合計容積は、油圧シリン
ダ10の下部室の合計容積と同じか、あるいは僅かに少
なくしている。ピストンロッド41に接続する昇降リン
ク20の上に載っている埋溝部材19の重量は、貨物受
梁31の合計重量(または貨物受梁31′の合計重量)
より重くしておく。このようにしておくと、埋溝部材1
9は、その自重により昇降リンク20を押し下げている
ため、ピストンロッド41が収縮して、この部分に断面
凹形溝が形成される。なお、油圧シリンダ7内の作動油
は、配管11を通って油圧シリンダ10の下部室に流入
し、油圧シリンダ10のピストンロッド44を伸長さ
せ、貨物受梁31を押し上げる。
【0020】油圧シリンダ10および油圧シリンダ1
0′は、同じ容量とし、それぞれの上部室が配管12に
より、シリンダ8またはシリンダ9と導通している。ま
た、油圧シリンダ10および油圧シリンダ10′の下部
室は、配管11によりシリンダ7と導通している。ピス
トンロッド44の上に取り付けた貨物受梁31の重量を
ピストンロッド44′の上に取り付けた貨物受梁31′
より軽くしておけば、図1の状態が保持できる。
【0021】油圧シリンダ8および油圧シリンダ9と、
これらに接続された昇降リンク20′は、後述する図2
の二点鎖線で囲まれた範囲の領域に組み付けられてい
る。二点鎖線で囲まれた範囲以外の全ての溝には、油圧
シリンダ7と昇降リンク20が組み込まれており、図1
では代表的に三組が示されている。
【0022】油圧シリンダ8、9に設けられたそれぞれ
のピストンロッド42、43の先端は、支軸27に嵌合
しておらず、接触するように構成されている。したがっ
て、ピストンロッド42、43の何れか片方が伸長すれ
ば、昇降リンク20′は、作動して埋溝部材19′を上
昇させる。ピストンロッド42、43が両方共収縮する
と、埋溝部材19′は、その自重により昇降リンク2
0′を押し下げると共に、下降する。この時、油圧シリ
ンダ8内の作動油は、配管12を通って油圧シリンダ1
に流入し、油圧シリンダ9内の作動油は、配管13を通
って油圧シリンダ14に流入して、図1の状態になる。
【0023】図1に示す状態において、埋溝部材19、
19′は、下降して、倉庫または輸送機器用床に断面凹
形溝が形成されている。したがって、フォークリフトの
フォークは、上記断面凹形溝に差し込んだり、あるいは
落とし込むことができるため、従来のパレットを使用す
ることなく、フォークリフトのみの使用により貨物を倉
庫または輸送機器用床上に載置することができる。
【0024】図2の二点鎖線で囲む以外の床面に、次々
に貨物が載置されてゆき、二点鎖線で囲まれた場所の貨
物受梁31′に貨物が載置される。貨物の重量により、
貨物受梁31′は、下降してピストンロッド44′が収
縮して、油圧シリンダ10′の下部室内の作動油が配管
11から油圧シリンダ10の下部室に流入される。ま
た、油圧シリンダ10の上部室内の作動油は、配管12
を通って油圧シリンダ10′の上部室に送り込まれる。
この時、各油圧シリンダおよびピストンとピストンロッ
ド等の関係が図1に示された状態となる。
【0025】最後に、二点鎖線で囲まれた場所の貨物受
梁31に貨物が載置されると、貨物受梁31は、下降し
て貨物受梁31の下にある油圧シリンダ10のピストン
ロッド44が収縮する。油圧シリンダ10の下部室内の
作動油は、配管11を通って油圧シリンダ7に送り込ま
れる。油圧シリンダ7のピストンロッド41が伸長する
と、昇降リンク20が作動して上面板29を上昇させ
る。この結果、上面板29の上に設けられている埋溝部
材19は、上昇して床面を平にする。
【0026】この時、油圧シリンダ10の上部室は、負
圧となるため、油圧シリンダ1の中の作動油が油圧シリ
ンダ10の上部室に流入し、ピストン2が左方向に移動
して負圧がなくなり停止する。
【0027】次に、図1に示す支点15を基にして、梃
16に矢印方向の力を加える。この力によって、油圧シ
リンダ14のピストンロッド45が押し込まれると、油
圧シリンダ14内の作動油は、配管13を通って、図2
に示す二点鎖線で囲まれた範囲の領域に備えられた油圧
シリンダ9に送り込まれる。これにより、油圧シリンダ
9のピストンロッド43は、伸長して、昇降リンク2
0′の支軸27を押すため、昇降リンク20′が作動し
て上面板29′を上昇させる。上面板29′の上昇によ
り、その上にある埋溝部材19′は、上昇されて倉庫ま
たは輸送機器用床面を平にする。輸送機器がコンテナの
場合、上記支点15は、扉のヒンジ、梃16は、その扉
とすることができる。この状態で全ての溝は、埋まり床
面が平らになる。
【0028】油圧シリンダ1の中の作動油が油圧シリン
ダ10の上部室に流入する時、ピストン2は、作動油と
共に左方向に移動し、ピストンロッド3の先端に間隙が
できる。ハンドル5を回動して、ピストンロッド3を左
方向に移動して、ピストン2に接触させ、さらに、ハン
ドル5を回動して、ピストンロッド3を左方向に押し込
むと、ピストン2が左方向に移動するため、油圧シリン
ダ1の中の作動油は、押し出され、配管12を通って、
油圧シリンダ8に流入し、ピストンロッド42を伸長さ
せる。
【0029】この時、油圧シリンダ1の中の作動油は、
配管12を通って油圧シリンダ10および10′の上部
室に流入しようとする。しかし、油圧シリンダ10およ
び10′のピストンロッド44および44′は、貨物の
重量により下降しているので、作動油が流入しない。こ
の状態で、作動系統内の作動油は、何処にも流れなくな
る。すなわち、上記作動系統内の油圧は、ロックされた
状態になり、輸送中の振動によっても変化することがな
い。
【0030】図1において、油圧シリンダ14および梃
16をそれぞれ二組ずつ設けた理由は、輸送機器等の左
右どちら側からでも操作できるようにしたためである。
また、倉庫用の床では、油圧シリンダ9および14、配
管13、梃16等を省略することもできる。この場合、
最後に貨物を載置した図2の二点鎖線で囲まれた範囲の
断面凹形溝の中に設置した埋溝部材19′の下の昇降リ
ンク20′を上昇させるには、油圧シリンダ1のハンド
ル5でネジ棒4を回動して、ピストンロッド3を送り込
んで、ピストン2を押し込む。この結果、作動油は、配
管12を通って油圧シリンダ8に送り込まれ、ピストン
ロッド42を伸長することによって、埋溝部材19′を
上昇させ、床面を平にすることができる。
【0031】貨物を倉庫または輸送機器用床から取り降
ろす場合、先ず、梃16を操作して(または扉を開い
て)油圧シリンダ14のピストンロッド45を自由にす
る。その後、油圧シリンダ1のネジ棒4をハンドル5に
よって回動して、ピストンロッド3を右方向に引抜く
と、ピストン2も自由になるので、油圧ロックが解除さ
れる。油圧ロックが解除されると、埋溝部材19′は、
その重量で上面板29′および昇降リンク20′と共に
下降する。この時、油圧シリンダ9内の作動油が油圧シ
リンダ14に流入すると共に、油圧シリンダ8内の作動
油も油圧シリンダ1に流入して、埋溝部材19′が下降
する。その結果、貨物の下にフォークリフトのフォーク
が挿入できる溝が形成される。したがって、図2に示さ
れた二点鎖線の範囲にある貨物受梁31および31′の
上の貨物は、フォークによって掬い取られて下ろされ
る。
【0032】貨物受梁31および31′の上の貨物を取
り除くと、埋溝部材19と上面板29の重量により昇降
リンク20が下降して、油圧シリンダ7のピストンロッ
ド41は、収縮する。油圧シリンダ7内の作動油は、配
管11を通って、油圧シリンダ10の下部室に流入し、
油圧シリンダ10の上部室の作動油は、配管12を通っ
て油圧シリンダ10′の上部室と油圧シリンダ1とに流
入する。このため、ピストンロッド44は、伸長して貨
物受梁31が押し上げられる。ピストンロッド44′
は、収縮して貨物受梁31′が下降して、埋溝部材19
も下降し、図1の状態になる。このような状態になる
と、貨物の下に溝が形成され、フォークリフトのフォー
クが挿入できるようになるので、全ての貨物が取り下ろ
される。
【0033】倉庫または輸送機器用床の上に貨物が無い
とき、当該床上を人が歩き回って作業をするためには、
床の溝が危険である。このようなとき、油圧シリンダ1
のハンドル5でネジ棒4を回動して、ピストンロッド3
を押し込む。この結果、ピストン2が左方向に押されて
油圧シリンダ1内の作動油は、押し出され、配管12を
通って油圧シリンダ8と10の上部室に送り込まれる。
【0034】油圧シリンダ8のピストンロッド42は、
伸長して支軸27を押す。昇降リンク20′は、作動し
て埋溝部材19′が上昇し、床面が平になる。また、油
圧シリンダ10のピストンロッド44は、収縮し、貨物
受梁31が下降して床面と一致させる。なお、油圧シリ
ンダ10の下部室内の作動油は、押し出され、配管11
を通って油圧シリンダ7に送り込まれる。この結果、ピ
ストンロッド41は、伸長して昇降リンク20が作動す
る。これにより、上面板29は、上昇してその上にある
埋溝部材19と床面とを平にする。
【0035】図2から図8までは、本考案を倉庫または
輸送機器用床に応用した具体例を示すものである。図2
は本考案の一実施例で、コンテナ床を説明するための平
面図である。図2における円内は、床材18および30
と埋溝部材19′の上面部を除いた中の状態が示されて
いる。図3は本考案の一実施例で、コンテナ床を説明す
るための側面図である。図3に示すように、基本床17
の上には、矩形断面の床材18および30が一定間隔を
置いて平行に多数並べられて、貨物を載置する床が構成
されている。
【0036】上記矩形断面の床材18および30の間隔
の部分は、矩形断面の床材によって溝が形成されてい
る。また、当該溝の中には、埋溝部材19、19′が備
えられている。埋溝部材19、19′の内部には、昇降
リンク20、20′が配置されている。昇降リンク20
には、油圧シリンダ7のピストンロッド41が組み付け
られている。昇降リンク20′には、油圧シリンダ8、
9が配置されている。また、油圧シリンダ1は、図2お
よび図3に示すように、コンテナの床下に設置されてい
る。ネジ棒4は、コンテナの外側から操作できる位置に
設けられている。この場合、ハンドル5は、着脱式また
は折り畳み式にすると便利である。油圧シリンダ14
は、床材18の中に設置される。そして、ピストンロッ
ド45は、扉を閉める時に押し込めるようにしておくと
よい。
【0037】図2の二点鎖線で囲んだ部分の、油圧シリ
ンダ10および10′を内蔵する床材30は、図3およ
び図6に示すように、床材18よりも貨物受梁31の高
さ寸法だけ低い寸法としておく。貨物が載置されない状
態で、油圧シリンダ10のピストンロッド44に取り付
けた貨物受梁31は、床面より突出している。
【0038】図4は本考案の実施例である埋溝部材の上
下動を説明するためのもので、図3のA−A断面矢視図
である。図5は本考案の実施例である埋溝部材の上下動
を説明するためのもので、図4のC−C断面矢視図であ
る。図4、図5において、支軸受21と、長孔38とが
設けられた支軸受22は、下面板26および上面板29
にそれぞれ取り付けられている。上下の支軸受21に
は、軸23で回動自在のたすき掛けに構成した昇降リン
ク20の一端がそれぞれ支軸28で回動自在に取り付け
られている。支軸受22は、昇降リンク20の他端が支
軸27により長孔38の中で滑動自在に取り付けられて
いる。
【0039】また、支軸27は、油圧シリンダ7のピス
トンロッド41の先端が嵌合されている。油圧シリンダ
7の底部は、下面板26に取り付けられたシリンダ受2
5で支持されている。二組の昇降リンク20のそれぞれ
の支軸27は、連接棒24で連結されており、油圧シリ
ンダ7の作動により、同時に作動できるように構成され
ている。
【0040】図4に示された一点鎖線の部分は、埋溝部
材19を上昇させた状態が示されている。すなわち、油
圧シリンダ7に作動油が送り込まれると、ピストンロッ
ド41は、伸長して、支軸27を押す。この結果、昇降
リンク20は、作動して、埋溝部材19を上昇させる。
【0041】図6は本考案の実施例である貨物受梁を説
明するためのもので、図3のB−B断面矢視図である。
図6において、油圧シリンダ10におけるピストンロッ
ド44の先端は、長孔34を持った受材32に、ピン3
3で滑合自在に取り付けられている。なお、受材32
は、貨物受梁31に取り付けられている。受材32に長
孔34を設けた理由は、貨物受梁31に貨物を載置する
過程で、水平に同時に載置されず、二点鎖線で示されて
いるように、傾斜した場合でも、油圧シリンダ10のピ
ストンロッド44に横向きの力が作用しないように配慮
したものである。油圧シリンダ10′のピストンロッド
44′と貨物受梁31′との関係も同様である。
【0042】18Bは、貨物受梁31と同じ高さ寸法の
突起材で、床材30の両端部に取り付けられている。貨
物受梁31が下降して一点鎖線で示す位置にあるとき
は、上面が床面と一致するように構成されている。突起
材18Bは、掛止片35の掛止突起をも兼ねている。
【0043】図7は本考案の実施例である床構造を説明
するためのもので、図2のD部斜視詳細図である。図7
において、掛止突起18Aは、床材18の両端上部に設
けられる。埋溝部材19の端部にボルト36で取り付け
られた掛止片35は、埋溝部材19が上昇するとき、掛
止突起18Aと係合することで埋溝部材19の脱落を防
止することができる。
【0044】図8は本考案の実施例である埋溝部材の昇
降機構を説明するための詳細図である。図8において、
埋溝部材19は、上昇した状態が示されている。昇降装
置の下面板26は、基本床17にボルト締などの方法で
取り付けられている。上面板29には、窪み39が設け
られている。また、埋溝部材19の下側に、窪み39に
相当する位置に位置決め片40を取り付けておけば、埋
溝部材19は、上面板29の上に載置するだけで、正確
に位置決めができる。ネジ座37は、埋溝部材19の内
側に取り付けられたもので、ボルト36の締め付けを容
易にするものである。埋溝部材19′と下面板26′お
よび上面板29′との関係も同様である。
【0045】上記実施例のような倉庫または輸送機器用
床は、倉庫あるいは工場、または輸送機器に取り付けら
れている。本考案の基本床あるいは床材、埋溝部材等
は、軽量化を図るため、木材の他に、たとえば、金属、
あるいはFRP材(繊維で補強されたプラスチック)等
で構成することができる。また、上記各部材は、上記各
材料を組み合わせた複合部材で構成することもできる。
【0046】貨物は、人力または他の機械等によって、
たとえば、倉庫用床に積み込まれる。倉庫用床に積み込
まれた貨物は、フォークリフトのフォークを下降してい
る埋溝部材によって形成されている断面凹形溝に挿入
後、持ち上げることによってフォークに積み替えられ
る。上記フォークに積載された貨物は、フォークリフト
によって、輸送機器用床の近傍に移動される。その後、
貨物を積載したフォークは、輸送機器用床の断面凹形溝
に貨物ごと落とし込まれる。そして、フォークリフトの
運転者は、フォークを抜き取ることによって、貨物が輸
送機器用床の上に積み替えられる。
【0047】輸送機器に積載された貨物は、着荷主側に
輸送される。着荷主側において、フォークリフトの運転
者は、輸送機器に備えられている埋溝部材を下降させ
る。フォークリフトの運転者は、埋溝部材の下降によっ
て形成された断面凹形溝にフォークを差し込む。フォー
クリフトの運転者は、フォークを持ち上げることによっ
て、貨物がフォークリフトに積み替えられる。次に、フ
ォークリフトの運転者は、着荷主側の倉庫あるいは工場
内に置いてある倉庫用床に貨物を積み替える。すなわ
ち、フォークリフトの運転者は、フォークを断面凹形溝
に落とし込む。フォークが断面凹形溝に落とし込まれる
ことによって、貨物は、倉庫用床上に積み替えられる。
【0048】本考案の倉庫または輸送機器用床は、倉庫
または貨物自動車やコンテナ等の輸送機関に固定されて
いるため、貨物が発荷主または着荷主の所有するフォー
クリフトを利用して積み替えられる。すなわち、本考案
の倉庫または輸送機器用床は、その所有者の領域から出
ることなく、貨物のみがフォークリフトを利用して積み
替えられる。したがって、本考案の倉庫または輸送機器
用床は、その所有者以外が利用しないため、紛失するこ
とがなく、貨物の出発地から到着地まで一貫してフォー
クリフトによる機械荷役が可能となる。
【0049】
【考案の効果】本考案によれば、フォークリフトによる
機械荷役の可能な床構造にすると共に、複数領域の埋溝
部材と複数の油圧機構とによって断面凹形溝を埋めて床
面を平らにしているため、集合貨物の損傷が防げ、保管
費や輸送費の軽減に寄与することができる。
【0050】本考案によれば、断面凹形溝を埋める複数
領域の埋溝部材複数の油圧機構を組み合わせること
によって簡単に床構造を平らにすることができる。本考
案によれば、パレットを使用せずに貨物のみが輸送され
るので、パレットの所有者の問題、あるいはパレットの
返回送費の問題もなくなり、木材製のパレットを少なく
することで、木材資源の保護にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である倉庫または輸送機器用
床に設けられた埋溝部材を上下動させるための油圧機構
を説明するための図である。
【図2】本考案の一実施例で、コンテナ床を説明するた
めの平面図である。
【図3】本考案の一実施例で、コンテナ床を説明するた
めの側面図である。
【図4】本考案の実施例である埋溝部材の上下動を説明
するためのもので、図3のA−A断面矢視図である。
【図5】本考案の実施例である埋溝部材の上下動を説明
するためのもので、図4のC−C断面矢視図である。
【図6】本考案の実施例である貨物受梁を説明するため
のもので、図3のB−B断面矢視図である。
【図7】本考案の実施例である床構造を説明するための
もので、図2のD部斜視詳細図である。
【図8】本考案の実施例である埋溝部材の昇降機構を説
明するための詳細図である。
【符号の説明】
1・・・油圧シリンダ 2・・・ピストン 3・・・ピストンロッド 4・・・ネジ棒 5・・・ハンドル 6・・・ベース 7、8、9、10、10′・・・油圧シリンダ 11、12、13・・・配管 14・・・油圧シリンダ 15・・・支点 16・・・梃 17・・・基本床 18・・・床材 18A・・掛止突起 19、19′・・・埋溝部材 20、20′・・・昇降リンク 23・・・軸 24・・・連接棒 25・・・シリンダ受 26、26′・・・下面板 27、28・・・支軸 29、29′・・・上面板 30・・・床材 31、31′・・・貨物受梁 32・・・受材 33・・・ピン 34・・・長孔 35・・・掛止片 36・・・ボルト 37・・・ネジ座 38・・・長孔 39・・・窪み 40・・・位置決め片 41、42、43、44、44′、45・・・ピストン
ロッド

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 倉庫または輸送機器に備えられている基
    盤17と、 当該基盤17上に、フォークリフトのフォークが挿入で
    きる間隔で固定されている複数の貨物積載用矩形断面部
    材18と、 上記貨物積載用矩形断面部材18どうしの間に形成され
    ていると共に、フォークリフトのフォークが上方向から
    出し入れできるように断面凹形に形成された複数の溝
    と、 上記貨物積載用矩形断面部材18の間に形成されている
    断面凹形の複数の溝に埋め込まれ、上下動可能な埋溝部
    材19、19′と、上記貨物積載用矩形断面部材18と埋溝部材19とから
    なり、倉庫または輸送機器用床の多くを占める第1領域
    と、 上記貨物積載用矩形断面部材18と埋溝部材19′とか
    らなり、倉庫または輸送機器用床の出入口部分を占める
    第2領域および第3領域と、 上記第2領域の埋溝部材19′の間に設けられた第1貨
    物受梁31上の貨物による積載重量によって油圧力を発
    生する第1油圧機構10と、 上記第3領域の埋溝部材19′の間に設けられた第2貨
    物受梁31′上の貨物による積載重量によって油圧力を
    発生する第2油圧機構10′と、 上記第1油圧機構10の一方のシリンダおよび第2油圧
    機構10′の一方のシリンダに連結され、第1貨物受梁
    31および第2貨物受梁31′上の貨物による積載重量
    によって油圧力を発生する第3油圧機構7と、 上記第1油圧機構10の他方のシリンダおよび第2油圧
    機構10′の他方のシリンダに連結され、第2領域およ
    び第3領域の埋溝部材19′を上昇させる第4油圧機構
    8と、 上記第1油圧機構10および第2油圧機構10′の他方
    のシリンダと第4油圧機構8とに連結されて、作動系統
    内の油量を調整すると共に、貨物積載用矩形断面部材1
    8と埋溝部材19、19′との高さを均一にした状態で
    ロックする油圧力を発生する第5油圧機構1と、 から構成され、第2領域および第3領域に貨物が積載ま
    たは荷下ろしされることによって倉庫または輸送機器用
    床を均一な高さまたはフォークの挿入を可能に する こと
    を特徴とする倉庫または輸送機器用床。
  2. 【請求項2】請求項1記載の構成に、 上記第2領域および第3領域の埋溝部材19′を上昇さ
    せる第6油圧機構9と、 当該第6油圧機構9の一方のシリンダに接続され、ピス
    トンに接続された梃の作用によって埋溝部材19′を上
    昇させる油圧力を発生する第7油圧機構14とを付加し、上記梃に連結された扉の開閉により埋溝部材
    19′を上下動させ ることを特徴とする倉庫または輸送
    機器用床。
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