JP2584691Y2 - 遠隔制御式電気機器 - Google Patents

遠隔制御式電気機器

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JP2584691Y2
JP2584691Y2 JP7539892U JP7539892U JP2584691Y2 JP 2584691 Y2 JP2584691 Y2 JP 2584691Y2 JP 7539892 U JP7539892 U JP 7539892U JP 7539892 U JP7539892 U JP 7539892U JP 2584691 Y2 JP2584691 Y2 JP 2584691Y2
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忠 大根原
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東芝機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、機器本体のほぼ水平
な上面に収納凹部が形成され、この収納凹部内にその機
器に対する遠隔操作用のリモートコントローラーが挿脱
可能に収納されている遠隔制御式電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】このような遠隔制御式電気機器の構造が
実開昭63−24792号に開示されている。この電気
機器は床置き形の扇風機であり、機器本体としてのベー
ス部の上面に収納凹部が形成され、この収納凹部内にリ
モートコントローラーが挿脱可能に収納されている。
【0003】そして収納凹部内からリモートコントロー
ラーを取り出し、このリモートコントローラーを用いて
扇風機の動作を遠隔操作により制御する場合と、前記収
納凹部内にリモートコントローラーを収納した状態のま
ま、そのリモートコントローラーを操作して扇風機の動
作を制御する場合とに使い分けることができるようにな
っている。
【0004】収納凹部の内底部には、そのほぼ中間部か
ら一端側に向かって傾斜する長い傾斜部が形成されてい
て、この傾斜により収納凹部内にリモートコントローラ
ーが収納されている状態のときに、そのリモートコント
ローラーの下面と収納凹部の内底面との間に、リモート
コントローラーの一端側に向かって漸次深さが増大する
空間が生じるように構成されている。
【0005】そしてリモートコントローラーの一端部の
上面を下方に押し込むと、その一端部が前記空間を介し
て下方に沈み込み、この沈み込みでリモートコントロー
ラーの他端側が上方に起き上がって収納凹部から突出
し、したがってこの突出部を手で摘み上げてリモートコ
ントローラーを収納凹部内から容易に取り出すことがで
きるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成においては、収納凹部の内底面がその中
間部分から一端部に亘る比較的長い区間で傾斜している
ため、この収納凹部内に収納されたリモートコントロー
ラーの安定性が悪く、リモートコントローラーの上面の
操作ボタンを指先で操作する際にリモートコントローラ
ーが上下に揺れるようにがたついて操作がしずらくな
り、また機器本体を持ち運ぶような場合にリモートコン
トローラーが収納凹部内で上下に振動して不快な当接音
が生じてしまう。
【0007】そこで、収納凹部の内底面の一部、すなわ
ちリモートコントローラーの一端部に対向する一部分に
段落窪みを形成し、この段落窪みにリモートコントロー
ラーの一端部を沈み込ませて他端側を起き上がらせるよ
うにしたものもあるが、しかしこのような手段である
と、収納凹部からリモートコントローラーを取り出した
際に、前記段落窪みが露出して外観が低下し、また段落
窪み内に塵埃等の異物が徐々に詰まってその清掃がしず
らくなり、また収納凹部の内底面の一部にさらにその下
方に凹む段落窪みが配置する複雑な構造となるから、機
器本体を合成樹脂で成形するときに、その成形性が悪く
なる難点がある。
【0008】この考案はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、簡単な構造で、か
つリモートコントローラーを収納凹部内にがたつきなく
安定した状態に収納することができる遠隔制御式電気機
器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案はこのような目
的を達成するために、機器本体のほぼ水平な上面に収納
凹部が形成され、この収納凹部内にその機器に対する遠
隔操作用のリモートコントローラーが挿脱可能に収納さ
れている遠隔制御式電気機器において、前記リモートコ
ントローラーの一端部の下面に、リモートコントローラ
ーの軸方向に対して傾斜する傾斜面を形成し、この傾斜
面と収納凹部の内面との間に、その傾斜に基づく空間を
形成するようにしたものである。
【0010】
【作用】収納凹部内に収納されているリモートコントロ
ーラーを取り出す場合には、リモートコントローラーの
一端部の上面を指先で下方に押し込む。リモートコント
ローラーの一端部の下面には傾斜面が形成され、この下
面と収納凹部の内面との間に空間が介在しており、この
ためリモートコントローラーの一端部の上面を下方に押
し込むと、リモートコントローラーの傾斜面が収納凹部
の内底面に接してリモートコントローラーの他端側が上
方に起き上がって収納凹部から突出し、したがってこの
突出部を手で摘んでリモートコントローラーを収納凹部
から容易に取り出すことができる。
【0011】収納凹部内にリモートコントローラーが収
納されている状態のときには、リモートコントローラー
の下面の大部分が収納凹部の内底面に接触して密着し、
したがってリモートコントローラーの収納状態が安定
し、リモートコントローラーの操作時にがたつくような
ことなく能率よく操作することができ、また機器本体を
持ち運ぶような場合にもリモートコントローラーが収納
凹部内で上下に振動するようなことがなく、このため不
快な当接音が発生するようなことがない。
【0012】さらに、収納凹部の内底面の全体がフラッ
トな状態にあり、したがってリモートコントローラーを
取り出した際の外観がよく、またその内底面に異物が付
着してもそれを容易に清掃して除去することができ、か
つ収納凹部の形状がシンプルであるから、機器本体を合
成樹脂で成形するときの成形性が良く、能率的に製造す
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、この考案の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0014】この実施例は扇風機に適用した例であり、
図に示す符号1が機器本体で、この機器本体1はベース
部2と、このベース部2から起立する支柱部3とで構成
されている。
【0015】ベース部2の上面のほぼ水平な部分には、
その前後方向に沿って長い収納凹部4が形成されてい
る。そしてこの収納凹部4内にリモートコントローラー
5を挿脱可能に収納することができるようになってい
る。図1(A)には、収納凹部4内にリモートコントロ
ーラー5を収納した状態を、図1(B)には、その収納
凹部4内からリモートコントローラー5を取り出した状
態をそれぞれ示している。
【0016】リモートコントローラー5の先端部および
後端部は断面がほぼ半円状をなし、その先端部の内側に
例えば赤外線を出射する発光素子6が設けられ、また先
端側の上面に複数の操作ボタン7…が配設されている。
【0017】収納凹部4の先端側の壁面には透孔8が形
成されているとともに、この透孔8を覆うように収納凹
部4の内面に赤外線フィルタ9が取り付けられ、またベ
ース部2の内部には前記透孔8に対向して受光素子10
が配設されている。
【0018】収納凹部4の先端側および後端側の内面
は、リモートコントローラー5の先端部および後端部の
断面形状に対応する円弧状をなし、この収納凹部4内に
リモートコントローラー5が収納された状態において、
前記発光素子6が前記赤外線フィルタ9および透孔8を
介して前記受光素子10に対向するようになっている。
【0019】リモートコントローラー5の後端部の下面
には、リモートコントローラー5の軸方向に対して傾斜
する平面状の傾斜部11が形成され、この傾斜部11に
リモートコントローラー5の後端部の下面と収納凹部4
の内面との間に空間Hが形成されている。なお、リモー
トコントローラー5の後端部の内部は、電池収納部とし
て比較的広いスペースがあり、このため前記傾斜部11
は支障なく形成することが可能である。
【0020】ベース部2の上面には、図2に示すよう
に、収納凹部4の先端側に隣接して操作部12が設けら
れ、この操作部12に複数の操作ボタン13…が設けら
れ、これら操作ボタン13…を介してリモートコントロ
ーラー5とは別に扇風機の動作を制御することができる
ようになっている。
【0021】このように構成された扇風機においては、
収納凹部4内にリモートコントローラー5が収納された
状態で、リモートコントローラー5の操作ボタン7…を
操作し、発光素子6から出射する赤外線を赤外線フィル
タ9および透孔8を通して受光素子10に入射させて扇
風機の動作を制御する場合と、収納凹部4内からリモー
トコントローラー5を取り出し、機器本体1の遠方から
赤外線フィルタ9および透孔8を通して受光素子10に
赤外線を入射させて扇風機の動作を制御する場合と、リ
モートコントローラー5とは別に、機器本体1の操作部
12の操作ボタン13…を介して扇風機の動作を制御す
る場合とに使い分けることができる。
【0022】収納凹部4内に収納されているリモートコ
ントローラー5を取り出す場合には、リモートコントロ
ーラー5の後端部の上面を指先で下方に押し込む。リモ
ートコントローラー5の後端部の下面には傾斜面11が
形成され、この傾斜面11と収納凹部4の内面との間に
空間Hが介在しており、このためリモートコントローラ
ー5の後端部の上面を下方に押し込むと、図1(B)に
鎖線で示すように、リモートコントローラー5の傾斜面
11が収納凹部4の内底面に接してリモートコントロー
ラー5の先端側が上方に起き上がって収納凹部4から突
出するように変位する。したがってその突出部を手で摘
み上げてリモートコントローラー5を容易に取り出すこ
とができる。
【0023】また収納凹部4内にリモートコントローラ
ー5が収納されている状態のときには、リモートコント
ローラー5の下面の大部分が収納凹部4の内底面に接触
して密着し、したがってリモートコントローラー5の収
納状態が安定し、リモートコントローラー5の操作ボタ
ン7…を操作する際に、リモートコントローラー5がが
たつかず能率よく操作することができ、また機器本体1
を持ち運ぶような場合にもリモートコントローラー5が
収納凹部4内で上下に振動するようなことがなく、この
ため不快な当接音の発生を防止することができる。
【0024】さらに、収納凹部4の内底面の全体がフラ
ットな状態にあり、したがってリモートコントローラー
5を取り出した際の外観がよく、またその内底面に異物
が付着してもそれを容易に清掃して除去することがで
き、かつ収納凹部4の形状がシンプルであるから、機器
本体1を合成樹脂で成形するときの成形性が良く、能率
的に製造することができる利点がある。なお、この考案
は扇風機に適用する場合に限らず、例えば床置き形の電
気スタンドなどの他の遠隔制御式電気機器にも適用する
ことが可能である。
【0025】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案によれば、
収納凹部内のリモートコントローラーを容易に取り出す
ことができるとともに、収納凹部内にリモートコントロ
ーラーを収納したときにこれを安定した状態に定置させ
てそのがたつきを確実に防止でき、また収納凹部内から
リモートコントローラーを取り出した際の外観がよく、
かつ収納凹部の内底面に異物が付着してもそれを容易に
清掃して除去することができ、さらに収納凹部の形状が
シンプルで、機器本体を合成樹脂で成形するときの成形
性が良く、能率的な製造を達成することができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る遠隔制御式電気機器
の断面図で、(A)は収納凹部内にリモートコントロー
ラーを収納した状態を、(B)は収納凹部内からリモー
トコントローラーを取り出した状態を示す。
【図2】その遠隔制御式電気機器の外観を示す斜視図。
【符号の説明】
1…機器本体 4…収納凹部 5…リモートコントローラー 11…傾斜部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器本体のほぼ水平な上面に収納凹部が形
    成され、この収納凹部内にその機器に対する遠隔操作用
    のリモートコントローラーが挿脱可能に収納されている
    遠隔制御式電気機器において、 前記リモートコントローラーの一端部の下面に、リモー
    トコントローラーの軸方向に対して傾斜する傾斜面を形
    成し、この傾斜面と収納凹部の内面との間に、その傾斜
    に基づく空間を形成したことを特徴とする遠隔制御式電
    気機器。
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