JP2584542Y2 - 筆順学習具 - Google Patents

筆順学習具

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JP2584542Y2
JP2584542Y2 JP1991012438U JP1243891U JP2584542Y2 JP 2584542 Y2 JP2584542 Y2 JP 2584542Y2 JP 1991012438 U JP1991012438 U JP 1991012438U JP 1243891 U JP1243891 U JP 1243891U JP 2584542 Y2 JP2584542 Y2 JP 2584542Y2
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JP
Japan
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stroke order
written
learning tool
kanji
characters
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Application number
JP1991012438U
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JPH04109779U (ja
Inventor
博之 伊藤
Original Assignee
株式会社 文溪堂
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、文字の筆順を学習する
ための筆順学習具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の筆順学習具としては、例
えば漢字ドリルがある。すなわち、図3は従来の漢字ド
リルにおける一漢字(この例では、君)分の態様を示す
表示欄Daであって、最上段にはこれから学習しようと
する特定漢字1及びその読み2が表示され、中段右方に
その特定漢字1の意味3,使い方4及び注意事項を含む
練習欄5が表示され、その左方に白抜き文字9が8コマ
(この例では、7コマ)描かれている。なお、最下段右
方に白紙状態の練習欄12があり、その左方には特定漢
字1の部首7及び画数8が表示されている。そして、前
記した白抜き文字9に対しては筆順に従って順次黒色2
0で塗り潰され、最終コマで完全に塗り潰されて漢字1
が完成されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の筆順学習具(この場合、漢字ドリル)は、白抜き文
字に対し筆順が黒一色で表示されているため、所定のコ
マでどの部分が新たに書き加えられているのかが分かり
にくく、特に画数が多い場合には上段のコマに表示され
ている文字と何度も比較して確認する必要を生じること
があるため、学習効率が低下するという問題点があっ
た。
【0004】本考案は上記問題点に省みてなされたもの
であって、文字の筆順を学習する上で次に書くべき部分
を一目で簡単に分かるようにし、学習効率の上がる筆順
学習具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案では、同一の白抜き文字を複数段配設する
とともに、それら各段の白抜き文字には筆順に従って順
次着色して筆順を表示する筆順学習具において、前記各
段の白抜き文字には、それぞれの段の前段階迄で既に書
かれている既筆部分を同一ので表示するとともに、当
該段で新たに書き加えられる新筆部分のみを前記既筆部
分とは別の色で表示したものである。
【0006】
【0007】
【作用】上記手段を採用したことにより、この考案で
は、筆順に従って順次着色される白抜き文字に対し、既
筆部分が同一ので表示されるとともに、新筆部分
筆部分とは異なる色で表示されており、該当文字を筆順
に従って順次書いていく際に、次に書くべき新筆部分が
色の違いによって一目で容易に判別される。しかも、こ
色分け表示のためには、新筆部分と既筆部分との色分
のみが要求されるだけであるため、多数の異なる色
用いる必要がなく極めて見易い学習具となる。
【0008】
【0009】
【実施例】以下、本考案の筆順学習具を漢字ドリルDに
具体化した一実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】図2に示すように、この実施例における漢
字ドリルDは左右方向へ開閉自在な冊子からなり、各頁
には複数の表示欄Da,・・・,Dfが備えられてい
る。図1は、この実施例における漢字ドリルD中の一漢
字(この実施例も従来例と対応させるため「君」を使
用)分の態様を示す表示欄Daを表しており、当該表示
欄Daは上下方向へ大きく3段に区分されている。
【0011】表示欄Daの構成について詳述すると、表
示欄Daの上段には、これから学習する特定漢字1及び
その読み2が表記されている。表示欄Daの中段には、
その右側に前記特定漢字1の有する意味3,使い方4及
び注意事項を含む練習欄5が区分けして夫々表示され、
その左側には縦方向に8文字を記載可能な筆順表示部6
が設けられている。表示欄Daの下段には、その右方に
白紙状態の練習欄12が設けられ、その左側には前記特
定漢字1の部首7及び画数8が夫々表示されている。
【0012】筆順表示部6には、前記特定漢字1と同一
の白抜き文字9が縦方向に所定間隔をおいて7文字記載
されている(以下、この7文字を上方から1コマ,2コ
マ,・・・,7コマと称する)。そして、1コマ目にお
いて、この特定漢字1の筆順に従って一筆目に該当する
新筆部分10が青色に着色されている。次に、2コマ目
において、二筆目に該当する新筆部分10が青色に着色
され、前記1コマ目において既に書かれた既筆部分11
は黒色に着色されている。このようにして、3コマ目以
降においても、順次そのコマで新たに書き加える新筆部
分10は青色に着色され、既に書かれた既筆部分11は
黒色に着色されている。
【0013】また、2コマ目及び4コマ目のように、新
筆部分10と既筆部分11とが互いに交差する場合に
は、新筆部分10が優先されて既筆部分11に対し上書
きされている。
【0014】次に、上記のように構成された実施例の漢
字ドリルDについて、その作用を説明する。この実施例
の漢字ドリルDにより漢字等の文字の筆順を学習するに
際しては、まず1コマ目にて青色が着色されている新筆
部分10を書く。そして、2コマ目,3コマ目,・・・
と順次青色が着色されている新筆部分10を書き加えて
いく。そして、7コマ目にて青色が着色されている新筆
部分10を書き加えた時点で漢字が完成される。
【0015】この実施例によれば、白抜き文字9をみて
特定漢字1の全体像をつかみつつ筆順を学習することが
できるので、白抜き文字9が存在しないものに比べ格段
に学習効率が向上する。
【0016】また、新筆部分10が青色に着色されて、
既筆部分11の黒色と区別されているため、所定コマに
おいて新たに書き加えるべき部分が明瞭となる。特に、
白抜き文字9に加え、新筆部分10と既筆部分11との
識別のみが要求される、すなわち本実施例では2色の表
示が要求されるだけであるため、多数の表示態様(例え
ば多数の色)を用いる必要がなく極めて見易い学習具が
得られ、学習効率が向上する。
【0017】また、前記したように既筆部分11と新筆
部分10とが互いに交差(重複)する場合には、新筆部
分10の方が上書きされているため、任意コマにおいて
新筆部分10が非常に見易くなる。しかも、新筆部分1
0が一筆で書かれるものであるにも拘わらず既筆部分1
1で分断された一方と他方とを別々に書いてしまうとい
った誤った筆順又は筆遣いを覚えることがなくなって、
筆順や筆遣いを正確に覚えることができる。
【0018】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、筆順学習具は漢字ドリルDに限ら
ず、カード式のものにしたり、また新筆部分10は必ず
しも青色に限らず、既筆部分11に着色されている色と
区別されていれば、何れの色を使用してもよい等、本考
案の趣旨から逸脱しない範囲で任意に変更することも可
能である。
【0019】
【考案の効果】以上詳述したように、この考案によれ
ば、白抜き文字によって常に文字の全体像を把握しつつ
筆順を学習することができ、又、既筆部分を同一色とす
るとともに新筆部分を既筆部分とは異なる色としている
ことから、少ない色数の使用でもって新筆部分を一目で
簡単に判別することができる。従って、非常に見易く学
習効率を向上させ得る筆順学習具を得ることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】 同実施例を示す一部省略平面図である。
【図3】 従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
9…白抜き文字、10…新筆部分、11…既筆部分。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の白抜き文字(9)を複数段配設す
    るとともに、それら各段の白抜き文字(9)には筆順に
    従って順次着色して筆順を表示する筆順学習具におい
    て、前記各段の白抜き文字(9)には、それぞれの段の
    前段階迄で既に書かれている既筆部分(11)を同一の
    で表示するとともに、当該段で新たに書き加えられる
    新筆部分(10)のみを前記既筆部分(11)とは別の
    色で表示したことを特徴とする筆順学習具。
JP1991012438U 1991-03-07 1991-03-07 筆順学習具 Expired - Lifetime JP2584542Y2 (ja)

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JPH04109779U JPH04109779U (ja) 1992-09-22
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JPS5598778A (en) * 1979-01-21 1980-07-28 Takashima Itsuko Outline color drawing for training writing order of characters and for improving chracters
JPS60163472U (ja) * 1984-04-10 1985-10-30 山口 潔 字の書き取り練習器
JPH05920Y2 (ja) * 1987-12-23 1993-01-12

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