JP2584394Y2 - バッテリー駆動式床磨機 - Google Patents
バッテリー駆動式床磨機Info
- Publication number
- JP2584394Y2 JP2584394Y2 JP1992019130U JP1913092U JP2584394Y2 JP 2584394 Y2 JP2584394 Y2 JP 2584394Y2 JP 1992019130 U JP1992019130 U JP 1992019130U JP 1913092 U JP1913092 U JP 1913092U JP 2584394 Y2 JP2584394 Y2 JP 2584394Y2
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- JP
- Japan
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- motor
- stop switch
- brush
- speed
- state
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハケブラシ、スポンジ
製ブラシ、スポンジに研磨粒子をまぶしたブラシ、フェ
ルト製ブラシ、布製ブラシおよび其の他のブラシを回転
させる、車輪を床に接触させないで床の清浄に使用する
形式のバッテリー駆動式床磨機に関するものである。
製ブラシ、スポンジに研磨粒子をまぶしたブラシ、フェ
ルト製ブラシ、布製ブラシおよび其の他のブラシを回転
させる、車輪を床に接触させないで床の清浄に使用する
形式のバッテリー駆動式床磨機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平3−244429号公報に
蓄電池で動く床磨機が記載されているが、この床磨機は
蓄電池がハンドル側に設けられていた。
蓄電池で動く床磨機が記載されているが、この床磨機は
蓄電池がハンドル側に設けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て述べた床磨機は蓄電池がハンドル側に設けられていて
当該蓄電池の重量が使う人の手に重点的に重くかかるも
のであって使う人には大きい負担がかかる欠点があっ
た。
て述べた床磨機は蓄電池がハンドル側に設けられていて
当該蓄電池の重量が使う人の手に重点的に重くかかるも
のであって使う人には大きい負担がかかる欠点があっ
た。
【0004】また、この種のバッテリー駆動式床磨機
は、実開平2−102165号公報に開示されている食
器洗浄機や、特開昭58−195647号公報に開示さ
れている局部洗浄装置のように使用中に装置全体がふら
つくことのない定置状態で使用されるものではなく、ブ
ラシの接触圧により磨き作業中の装置全体を接地支持す
る状熊で使用されるものであって、スイッチを入れた途
端に大きい起動電流が流れて装置全体が作業回転数で急
激に動き出るものである。 このように装置全体が直ちに
作業回転数で急激に動き出すと、ブラシの回転により床
面との摩擦抵抗に起因して装置全体が反作用により作業
者の意に反して大きくふらつくことがあり、特に不慣れ
な作業者や女の人や子供のように力の弱い人は振り回さ
れてしまう危険性があった。
は、実開平2−102165号公報に開示されている食
器洗浄機や、特開昭58−195647号公報に開示さ
れている局部洗浄装置のように使用中に装置全体がふら
つくことのない定置状態で使用されるものではなく、ブ
ラシの接触圧により磨き作業中の装置全体を接地支持す
る状熊で使用されるものであって、スイッチを入れた途
端に大きい起動電流が流れて装置全体が作業回転数で急
激に動き出るものである。 このように装置全体が直ちに
作業回転数で急激に動き出すと、ブラシの回転により床
面との摩擦抵抗に起因して装置全体が反作用により作業
者の意に反して大きくふらつくことがあり、特に不慣れ
な作業者や女の人や子供のように力の弱い人は振り回さ
れてしまう危険性があった。
【0005】 本考案は使う人の手にかかる負担を小さく
する工夫、力の弱い人でも安全に使えるようにする工夫
を施した新規のバッテリー駆動式床磨機を提供すること
を目的とするものである。
する工夫、力の弱い人でも安全に使えるようにする工夫
を施した新規のバッテリー駆動式床磨機を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係るバッテリー駆動式床磨機は、使用時に傾
斜状熊とし不使用時に直立状態とする手押用ハンドル1
を後部の上にまた他の場所に移すときに着床して使う可
搬用キャスター2を同後部の下にそれぞれ備えた取付台
4を構成し、この取付台4の中央個所に減速機5付き直
流電動機6をその回転軸7が下向きに貫出した状態とし
て取付け、回転軸7の下端にブラシ台8をまたこのブラ
シ台8の下面にブラシ9をそれぞれ交換可能に取付ける
と共に取付台4の上面において電動機6の左右両側の個
所に蓄電池10、11を固定し、また上記ハンドル1の
握り部12に起動・停止スイッチ25を設け、これ等電
動機6、蓄電池10、11、起動・停止スイッチ25を
当該起動・停止スイッチ2 5の入操作による電動機6の
作業回転数が起動開始から徐々に増速され1設定時間後
に規定の回転数に達するように制御する電気回路を介し
て電気的に接続して構成すると共に床面に対する上記ブ
ラシ9の接触圧により磨き作業中の装置全体を接地支持
するように構成したものである。
に本考案に係るバッテリー駆動式床磨機は、使用時に傾
斜状熊とし不使用時に直立状態とする手押用ハンドル1
を後部の上にまた他の場所に移すときに着床して使う可
搬用キャスター2を同後部の下にそれぞれ備えた取付台
4を構成し、この取付台4の中央個所に減速機5付き直
流電動機6をその回転軸7が下向きに貫出した状態とし
て取付け、回転軸7の下端にブラシ台8をまたこのブラ
シ台8の下面にブラシ9をそれぞれ交換可能に取付ける
と共に取付台4の上面において電動機6の左右両側の個
所に蓄電池10、11を固定し、また上記ハンドル1の
握り部12に起動・停止スイッチ25を設け、これ等電
動機6、蓄電池10、11、起動・停止スイッチ25を
当該起動・停止スイッチ2 5の入操作による電動機6の
作業回転数が起動開始から徐々に増速され1設定時間後
に規定の回転数に達するように制御する電気回路を介し
て電気的に接続して構成すると共に床面に対する上記ブ
ラシ9の接触圧により磨き作業中の装置全体を接地支持
するように構成したものである。
【0007】
【作用】本考案に係る床磨機を使って磨き作業を行うと
きには、ブラシ9により装置全体の重量を接地支持させ
ることによって、すなわち重量のある減速機5付直流電
動機および蓄電池の重さを効果的に利用することによっ
て有効な床面押圧力を得て磨き機能を発揮する構成であ
り、また取付台4の上面には電動機6を中央としてその
左右両側に蓄電池10、11を配置したので、電動機の
上方に電池を設けた形式(特開平3−244429号公
報参照)よりもバランスのよい上記床面押圧力を確保で
きて、作業者はバランスのよい操作をなし易いものであ
り、更に作業時に傾斜させて使用するハンドル側には重
量のあるパーツが設けられていなく軽量の起動・停止ス
イッチ25および僅かの配線があるのみであるので作業
者の腕には軽い荷重がかかるだけである。また、電動機
6、蓄電池6、10、11、起動・停止スイッチ25は
当該起動・停止スイッチ25の入操作による電動機6の
作業回転数が起動開始から徐々に増速されて設定時間後
に規定の回転数に達するように制御する電気回路を介し
て電気的に接続したので、スイッチを入れたときには徐
々に回転数をあげるものであって起動電流が小さいもの
である。
きには、ブラシ9により装置全体の重量を接地支持させ
ることによって、すなわち重量のある減速機5付直流電
動機および蓄電池の重さを効果的に利用することによっ
て有効な床面押圧力を得て磨き機能を発揮する構成であ
り、また取付台4の上面には電動機6を中央としてその
左右両側に蓄電池10、11を配置したので、電動機の
上方に電池を設けた形式(特開平3−244429号公
報参照)よりもバランスのよい上記床面押圧力を確保で
きて、作業者はバランスのよい操作をなし易いものであ
り、更に作業時に傾斜させて使用するハンドル側には重
量のあるパーツが設けられていなく軽量の起動・停止ス
イッチ25および僅かの配線があるのみであるので作業
者の腕には軽い荷重がかかるだけである。また、電動機
6、蓄電池6、10、11、起動・停止スイッチ25は
当該起動・停止スイッチ25の入操作による電動機6の
作業回転数が起動開始から徐々に増速されて設定時間後
に規定の回転数に達するように制御する電気回路を介し
て電気的に接続したので、スイッチを入れたときには徐
々に回転数をあげるものであって起動電流が小さいもの
である。
【0008】
【考案の効果】本考案に係るバッテリー駆動式床磨機
は、上記したように蓄電池の重量が手押ハンドルの方に
かからないので使う人への負担は小さいものであり、ま
た上記したように徐々に動き出すめで、力の弱い人でも
振り回されることがなく安全に使うことができるのみな
らずスイッチを入れる度に生じる起動電流が小さくなっ
た分だけ蓄電池を長い寿命で使うことができ充電頻度を
減らすことができるものである。
は、上記したように蓄電池の重量が手押ハンドルの方に
かからないので使う人への負担は小さいものであり、ま
た上記したように徐々に動き出すめで、力の弱い人でも
振り回されることがなく安全に使うことができるのみな
らずスイッチを入れる度に生じる起動電流が小さくなっ
た分だけ蓄電池を長い寿命で使うことができ充電頻度を
減らすことができるものである。
【0009】
【実施例】図1および図2に示す実施例は、使用時には
傾斜状態(図1において仮想線で示す状態)とし、不使
用時には直立状態(図1において実線で示す状態)とす
ることができる手押ハンドル1を後部の上に、また全体
を他の場所に移すときに着床して使う可搬用キャスター
2を同後部の下にそれぞれ備え全周縁にスカート状の囲
い縁3を備えた取付台4を構成し、この取付台4のほぼ
中央個所に減速機5付き直流電動機6をその回転軸7が
下向きとなる状態として取付け、回転軸7の下端にブラ
シ台8を交換可能に固定すると共に当該ブラシ台8の下
面にブラシ9を交換可能に取付けてポリッシャ本体23
を構成し、更にこれとは別個に直流電動機6および電気
回路ボックス31を通す大きい孔20を開設した底板1
4で下面を閉塞した閉塞型ケース15の両側内に12V
の高率放電用小形シール鉛蓄電池10、11の1対を固
定すると共に当該ケース15に充電用プラグ16および
給電用コンセント17を設けてカートリッジを構成し、
このカートリッジを上記取付台4の上に、蓄電池10、
11が直流電動機6の左右両側にバランスよく位置する
状態および給電用コンセント17が予め取付台4に設け
られている受電用プラグ18に挿込まれた状態ならびに
取外し可能の状態として固定したものである。
傾斜状態(図1において仮想線で示す状態)とし、不使
用時には直立状態(図1において実線で示す状態)とす
ることができる手押ハンドル1を後部の上に、また全体
を他の場所に移すときに着床して使う可搬用キャスター
2を同後部の下にそれぞれ備え全周縁にスカート状の囲
い縁3を備えた取付台4を構成し、この取付台4のほぼ
中央個所に減速機5付き直流電動機6をその回転軸7が
下向きとなる状態として取付け、回転軸7の下端にブラ
シ台8を交換可能に固定すると共に当該ブラシ台8の下
面にブラシ9を交換可能に取付けてポリッシャ本体23
を構成し、更にこれとは別個に直流電動機6および電気
回路ボックス31を通す大きい孔20を開設した底板1
4で下面を閉塞した閉塞型ケース15の両側内に12V
の高率放電用小形シール鉛蓄電池10、11の1対を固
定すると共に当該ケース15に充電用プラグ16および
給電用コンセント17を設けてカートリッジを構成し、
このカートリッジを上記取付台4の上に、蓄電池10、
11が直流電動機6の左右両側にバランスよく位置する
状態および給電用コンセント17が予め取付台4に設け
られている受電用プラグ18に挿込まれた状態ならびに
取外し可能の状態として固定したものである。
【0010】 図4および図5は他のカートリッジを示す
ものであって、当該カートリッジは、底壁19の中央に
直流電動機6および電気回路ボックス31を通す大きい
孔20を開設した提手21付き皿状ケース22を構成
し、このケース22内の左右両側に上記と同様のシール
鉛蓄電池10、11を固定すると共に当該ケース22に
充電用プラグ16および給電用コンセント17を設けて
カートリッジを構成し、このカートリッジを上記のポリ
ッシャ本体23における取付台4の上に、蓄電池10、
11が直流電動機6の左右両側にバランスよく位置する
状態および給電用コンセント17が予め取付台4に設け
られている受電用プラグ18に挿込まれた状態ならびに
取外し可能の状態として固定するようにしたものであ
る。
ものであって、当該カートリッジは、底壁19の中央に
直流電動機6および電気回路ボックス31を通す大きい
孔20を開設した提手21付き皿状ケース22を構成
し、このケース22内の左右両側に上記と同様のシール
鉛蓄電池10、11を固定すると共に当該ケース22に
充電用プラグ16および給電用コンセント17を設けて
カートリッジを構成し、このカートリッジを上記のポリ
ッシャ本体23における取付台4の上に、蓄電池10、
11が直流電動機6の左右両側にバランスよく位置する
状態および給電用コンセント17が予め取付台4に設け
られている受電用プラグ18に挿込まれた状態ならびに
取外し可能の状態として固定するようにしたものであ
る。
【0011】 次いで、上記実施例の電気回路を図3に依
拠して説明する。すなわち、直流電動機6、蓄電池1
0、11、ヒューズ24、起動・停止スイッチ25、パ
ワーMOS・FET26、FET起動回路27、電圧不
足検出器28、電圧不足表示ランプ29、水銀スイッチ
30を接続したものであって、起動・停止スイッチ25
が入の状態(A接点側)とされたときにFET起動回路
27がオン・オフの繰返し信号をパワーMOS・FET
26に与える。このオン・オフの繰返し信号は高速でオ
ン・オフし1〜3秒ぐらいの後にオンのままの状態とな
り且つオン・オフ中にはオンの長さが時間とともに徐々
に長く(図9の(A)参照)なるようになっていて、ス
ロースタートを具現する。起動・停止スイッチ25が切
の状態(B接点側)とされたときには蓄電池10、11
の電力がヒューズ24を通り起動・停止スイッチ25の
C点およびB点を介してパワーMOS・FET26のド
レインDに流れる。このときパワーMOS・FET26
がショートしていなければそのままであり、もしショー
トしてしまうと大きな電流が流れヒューズ24は溶断し
てしまう。この溶断によって回路が保護される。また、
使用により蓄電池10、11の電圧が所定電圧まで低下
したときに当該低下を電圧不足検出器28が検出してパ
ワーMOS・FET26のソースS−ドレインD間を遮
断状態として電動機を停止状態とする。更に、水銀スイ
ッチ30はポリッシャ本体23の適宜個所に手押ハンド
ル1が不使用(直立)の状態となったときにオフとな
り、使用(傾斜)の状態となったときにオンとなる状態
で取付けられ且つ一度オフ状態となってしまったときに
は起動・停止スイッチ25が再び入の状態とされない限
り電動機が回り出さないようにする状態で回路に組込ま
れ、セフティ・スイッチとして働くようになっている。
その詳細は図9においては省略してある。
拠して説明する。すなわち、直流電動機6、蓄電池1
0、11、ヒューズ24、起動・停止スイッチ25、パ
ワーMOS・FET26、FET起動回路27、電圧不
足検出器28、電圧不足表示ランプ29、水銀スイッチ
30を接続したものであって、起動・停止スイッチ25
が入の状態(A接点側)とされたときにFET起動回路
27がオン・オフの繰返し信号をパワーMOS・FET
26に与える。このオン・オフの繰返し信号は高速でオ
ン・オフし1〜3秒ぐらいの後にオンのままの状態とな
り且つオン・オフ中にはオンの長さが時間とともに徐々
に長く(図9の(A)参照)なるようになっていて、ス
ロースタートを具現する。起動・停止スイッチ25が切
の状態(B接点側)とされたときには蓄電池10、11
の電力がヒューズ24を通り起動・停止スイッチ25の
C点およびB点を介してパワーMOS・FET26のド
レインDに流れる。このときパワーMOS・FET26
がショートしていなければそのままであり、もしショー
トしてしまうと大きな電流が流れヒューズ24は溶断し
てしまう。この溶断によって回路が保護される。また、
使用により蓄電池10、11の電圧が所定電圧まで低下
したときに当該低下を電圧不足検出器28が検出してパ
ワーMOS・FET26のソースS−ドレインD間を遮
断状態として電動機を停止状態とする。更に、水銀スイ
ッチ30はポリッシャ本体23の適宜個所に手押ハンド
ル1が不使用(直立)の状態となったときにオフとな
り、使用(傾斜)の状態となったときにオンとなる状態
で取付けられ且つ一度オフ状態となってしまったときに
は起動・停止スイッチ25が再び入の状態とされない限
り電動機が回り出さないようにする状態で回路に組込ま
れ、セフティ・スイッチとして働くようになっている。
その詳細は図9においては省略してある。
【0012】 尚、起動・停止スイッチ25の入操作によ
る電動機6の作業回転数起動開始から徐々に増速させて
設定時間後に規定の回転数に達するように制御する方法
には次のようなものがある。すなわち、図6に示す第1
の方法は、VRを調整して抵抗値を初めは大きく時間と
ともに小さくすることで直流電動機への供給電圧を徐々
に上げ、よって回転を徐々に速くするようにしたもので
ある。また、図7に示す第2方法は、上記VRの代りに
半導体を可変VRとして使用したものである。すなわち
蓄電池の電圧をVRにて分圧調整してゲート(G)の電
圧を変えることで半導体の電流を変えるようにしたもの
である。この方法は可変VRの電力消費が大きく発熱も
大きくなってしまうので、半導体には大きいヒートシン
クを設ける必要がある。また、図8に示す第3方法は、
スイッチSWをオンにすると直流電動機には全電圧が加
わる。そこで、スイッチSWのオン・オフを高速に行う
と図9の(A)のようになり、そして時間とともにオン
の時間を長くすると等価的に図9の(B)のようにな
る。すなわち電圧を時間とともに徐々に高くするように
したものであり、スイッチSWがオフのときには電流が
流れず電力消費は0であり、またオンのときには内部抵
抗が小さく電力消費も少なく発熱も小さいものである。
る電動機6の作業回転数起動開始から徐々に増速させて
設定時間後に規定の回転数に達するように制御する方法
には次のようなものがある。すなわち、図6に示す第1
の方法は、VRを調整して抵抗値を初めは大きく時間と
ともに小さくすることで直流電動機への供給電圧を徐々
に上げ、よって回転を徐々に速くするようにしたもので
ある。また、図7に示す第2方法は、上記VRの代りに
半導体を可変VRとして使用したものである。すなわち
蓄電池の電圧をVRにて分圧調整してゲート(G)の電
圧を変えることで半導体の電流を変えるようにしたもの
である。この方法は可変VRの電力消費が大きく発熱も
大きくなってしまうので、半導体には大きいヒートシン
クを設ける必要がある。また、図8に示す第3方法は、
スイッチSWをオンにすると直流電動機には全電圧が加
わる。そこで、スイッチSWのオン・オフを高速に行う
と図9の(A)のようになり、そして時間とともにオン
の時間を長くすると等価的に図9の(B)のようにな
る。すなわち電圧を時間とともに徐々に高くするように
したものであり、スイッチSWがオフのときには電流が
流れず電力消費は0であり、またオンのときには内部抵
抗が小さく電力消費も少なく発熱も小さいものである。
【0013】 上記小形シール鉛蓄電池10、11につい
て説明する。この小形シール鉛蓄電池10、11は大
出力、メンテナンスフリー、液漏れ無し、どのよ
うな向きに取り付けてもどのような向きに動かしても使
用可能である等の点で優れているものであり、また98
×98×150(mm)の矩形を呈し、電槽材質がAB
S樹脂であり、重量も約4kgと軽いものである。そし
て、その電気的なデータは表1のとおりのものである。
て説明する。この小形シール鉛蓄電池10、11は大
出力、メンテナンスフリー、液漏れ無し、どのよ
うな向きに取り付けてもどのような向きに動かしても使
用可能である等の点で優れているものであり、また98
×98×150(mm)の矩形を呈し、電槽材質がAB
S樹脂であり、重量も約4kgと軽いものである。そし
て、その電気的なデータは表1のとおりのものである。
【0014】
【表1】
【図1】本考案の実施例を示す一部切截正面図である。
【図2】同じく一部切截側面図である。
【図2】同じく電気回路図である。
【図4】他のカートリッジを示す一部切截正面図であ
る。
る。
【図5】同じく一部切截側面図である。
【図6】スタート時の制御の第1の方法を示す電気回路
図である。
図である。
【図7】同じく第2方法を示す電気回路図である。
【図8】同じく第3の方法を示す電気回路図である。
【図9】パルスと電圧の関係を示す説明図である。
1 手押ハンドル 2 キャスター 3 囲い縁 4 取付台 5 減速機 6 直流電動機 7 回転軸 8 ブラシ台 9 ブラシ 10 蓄電池 11 蓄電池 14 底板 15 ケース 16 充電用プラグ 17 給電用コンセント 18 受電用プラグ 19 底壁 20 孔 21 提手 22 ケース 23 ポリッシヤ 24 ヒューズ 25 起動・停止スイッチ 26 パワーMOS・FET 27 FET起動回路 28 電圧不足検出器 29 電圧不足表示ランプ 30 水銀スイッチ 31 電気回路ボックス
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−244429(JP,A) 特開 昭58−195647(JP,A) 特開 昭60−165936(JP,A) 特開 平4−40928(JP,A) 実開 平2−102165(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 11/164 A47L 11/283 A47L 5/00 - 9/32
Claims (1)
- 【請求項1】 使用時に傾斜状態とし不使用時に直立状
態とする手押用ハンドル1を後部の上にまた他の場所に
移すときに着床して使う可搬用キャスター2を同後部の
下にそれぞれ備えた取付台4を構成し、この取付台4の
中央個所に減速機5付き直流電動機6をその回転軸7が
下向きに貫出した状態として取付け、回転軸7の下端に
ブラシ台8をまたこのブラシ台8の下面にブラシ9をそ
れぞれ交換可能に取付けると共に取付台4の上面におい
て電動機6の左右両側の個所に蓄電池10、11を固定
し、また上記ハンドル1の握り部12に起動・停止スイ
ッチ25を設け、これ等電動機6、蓄電池10、11、
起動・停止スイッチ25を当該起動・停止スイッチ25
の入操作による電動機6の作業回転数が起動開始から徐
々に増速されて設定時間後に規定の回転数に達するよう
に制御する電気回路を介して電気的に接続して構成する
と共に床面に対する上記ブラシ9の接触圧により磨き作
業中の装置全体を接地支持するように構成したことを特
徴とするバッテリー駆動式床磨機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992019130U JP2584394Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | バッテリー駆動式床磨機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992019130U JP2584394Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | バッテリー駆動式床磨機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652751U JPH0652751U (ja) | 1994-07-19 |
JP2584394Y2 true JP2584394Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=11990885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992019130U Expired - Lifetime JP2584394Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | バッテリー駆動式床磨機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584394Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58195647A (ja) * | 1982-05-08 | 1983-11-14 | 松下電工株式会社 | 局部洗浄装置のポンプ作動装置 |
JPH0722198Y2 (ja) * | 1989-02-01 | 1995-05-24 | ホシザキ電機株式会社 | 食器洗浄機のための制御装置 |
JP3018371B2 (ja) * | 1990-02-22 | 2000-03-13 | 松下電器産業株式会社 | 清掃装置 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1992019130U patent/JP2584394Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0652751U (ja) | 1994-07-19 |
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