JP2584294B2 - スペクトラム拡散信号復調回路 - Google Patents

スペクトラム拡散信号復調回路

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JP2584294B2
JP2584294B2 JP63261723A JP26172388A JP2584294B2 JP 2584294 B2 JP2584294 B2 JP 2584294B2 JP 63261723 A JP63261723 A JP 63261723A JP 26172388 A JP26172388 A JP 26172388A JP 2584294 B2 JP2584294 B2 JP 2584294B2
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秀樹 笠松
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は情報信号と擬似雑音(PN)符号を乗算するこ
とにより得られたスペクトラム拡散信号を復調するため
のスペクトラム拡散信号復調回路に関する。
(ロ)従来の技術 近年、通信方式として、干渉や妨害を与えたり受けた
りすることが少ない、傍受されにくい、信号秘匿能力が
増大する等の利点を有するスペクトラム拡散通信方式が
提案されている。
斯るスペクトラム拡散通信では、送信側で情報信号若
しくは情報信号にて変調された搬送波と擬似雑音(PN)
符号を乗算することによりスペクトラムを広帯域に拡散
して送信し、一方受信側では送信側で用いたのと同一の
PN符号で乗算することにより情報信号若しくは情報信号
にて変調された搬送波を復調するようになされている。
ところで、斯るスペクトラム拡散通信では、受信側で
発生させるPN符号を送信側で用いられたPN符号と同期さ
せなければ、スペクトラムは拡散されたままとなり、情
報信号を復調することができないため、受信側では先ず
符号発生部より発生するPN符号と送信側で用いられたPN
符号との同期確立を行ない、然る後斯る同期状態を維持
するようになされている。
斯るスペクトラム拡散信号復調回路としては、例えば
ジャテック出版の「スペクトラム拡散通信方式」第191
頁〜第229頁に開示されたものが知られている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 然し乍ら、上記従来の技術は、ほとんどがアナログ信
号回路で構成されているため、回路構成が複雑且つ高価
になると云う問題を有していた。
本発明は斯る問題に鑑み、殊に同期を確立させるため
の回路構成の簡素化を計ることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、情報信号と疑似雑音(PN)符号を乗算する
ことにより得られたスペクトラム拡散信号を復調するた
めの回路であって、受信されたスペクトラム拡散信号を
2値化信号に変換する2値化手段と、PN符号を発生する
符号発生手段と、前記2値化手段からの2値化信号と前
記符号発生手段からのPN符号とを乗算する乗算手段と、
この乗算手段からの出力に基づき前記情報信号を復調す
る復調手段と、前記乗算手段からの出力を計数する計数
手段と、所定周期で前記計数手段をリセットするリセッ
ト手段と、前記計数手段の計数値と基準値とを比較する
ことにより前記PN符号の同期状態を検出する同期検出手
段と、該同期検出手段からの出力に基づき前記符号発生
手段から発生される符号の位相を制御する位相制御手段
と、を備えていることを特徴とするものである。
(ホ)作用 受信されたスペクトラム拡散信号は、2値化手段にて
2値化信号に変換された後、乗算手段にて符号発せ手段
からの符号と乗算される。
そして、乗算手段の出力は計数手段に供給され、この
計数値と基準値との比較結果に基づき、PN符号の同期状
態が確立されるように位相制御手段によって符号発生手
段から発生される符号の位相を制御する。
(ヘ)実施例 第1図は本発明の一実施例を示す図である。第1図に
おいて、(1)はスペクトラム拡散信号が供給される入
力端子、(2)はスペクトラム拡散信号を2値化信号に
変換する2値化回路、(3)はPN符号を発生する符号発
生回路、(4)は2値化回路(2)からの2値化信号と
符号発生回路(3)からのPN符号とを乗算する乗算回路
で、例えばEX−NOR回路等にて構成される。(5)は乗
算回路(4)の出力を計数する計数回路、(6)は計数
回路(5)の計数値と基準値設定部(7)にて任意に設
定された基準値とを比較することによりPN符号の同期状
態を検出し、同期検出時(計数値が基準値以上の時)、
Hレベルの検出信号を出力する符号位相検出部、(8)
は符号位相検出部(6)からの検出信号に基づき符号発
生回路(3)の出力符号の位相を制御する位相制御回
路、(9)は2値化回路(2)からの2値化信号に基づ
き符号発生回路(3)からの出力符号の位相を制御する
位相同期制御回路で、PN符号の同期が確立した後の位相
制御を行い、その制御精度は位相制御回路(8)の制御
精度よりも細かい。(10)は所定周期、例えば位相同期
制御回路(9)に備えられた発振器の発振信号の周期若
しくは該発振信号に同期した周期で計数回路(5)をリ
セットするリセット回路、(11)は乗算回路(4)の出
力信号から情報信号を復調する復調回路である。
次に、動作について第2図の波形図を参照して説明す
る。
送信側において、搬送波(第2図a)をPN符号(第2
図b)及び情報信号(第2図c)で乗算してスペクトラ
ム拡散信号(第2図e)を得る。尚、この場合PSK変調
されるものとする。
受信側では、先ず斯るスペクトラム拡散信号(第2図
e)を2値化回路(2)にて2値化信号(例えば1及び
−1)に変換する(第2図f)。次いで、斯る2値化信
号(第2図f)は符号発生回路(3)からの出力符号
(第2図g)と乗算される。
ところで、符号発生回路(3)から発生されるPN符号
が、第2図gに示す如く送信側で用いたPN符号と同期し
ていれば乗算回路(4)の出力は第2図hの如くなり、
スペクトラム逆拡散される。
一方、符号発生回路(3)から発生されるPN符号が、
第2図kに示す如く送信側のPN符号と同期していなけれ
ば乗算回路(4)の出力は第2図lの如くなり、スペク
トラムは拡散されたままとなる。
上述の説明より明らかな如くスペクトラム拡散信号を
復調するには、先ず送信側と受信側のPN符号を同期さ
せ、然る後その同期状態を維持する必要がある。
ところで、符号発生回路(3)は同期が確立されてい
ないとき、位相制御回路(8)にて例えば1ビットづつ
連続的にシフトするようになされている。
而して、位相制御回路(8)による符号シフトよりも
短い周期で、計数回路(5)をリセットすることによ
り、当該計数回路(5)の計数値と予じめ設定された基
準値とに基づき出力符号の同期状態を知ることが出来
る。
即ち、符号発生回路(3)の出力符号が同期状態にな
ると、前述した如く乗算回路(4)の出力は第2図hに
示す如くなるから計数回路(5)の計数値は基準値以上
となる。その結果、符号位相検出部(6)はHレベルの
検出信号を出力し、位相制御回路(8)は斯る検出信号
に応じて符号発生回路(3)の位相制御動作を停止す
る。
斯様に同期が確立した後は、タウ・ディザ法若しくは
遅延ロックループ法等の回路構成を有する同期位相制御
回路(9)にて同期状態が維持される。
尚、乗算回路(4)の出力は、復調回路(11)にも供
給され、斯る復調回路(11)において搬送波(第2図
i)を用いてPSK復調されることにより情報信号(第2
図j)が復調される。
(ト)発明の効果 本発明によれば、デジタル回路で構成することが可能
となり、回路構成の簡素化、IC化を計ることが出来る。
特に、乗算手段からの出力を計数する計数手段の計数
値と基準値とを比較することによりPN符号の同期状態を
検出し、その検出結果に基づいて符号発生手段から発生
されるPN符号の位相を制御して同期確立を行うため、同
期を確立させるための回路構成を簡素化することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図はその各部
波形図である。 (2)……2値化回路、(3)……符号発生回路、
(4)……乗算回路、(5)……計数回路、(6)……
符号位相検出部、(7)……基準値設定部、(8)……
位相制御回路、(9)……位相同期制御回路、(10)…
…リセット回路、(11)……復調回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号と疑似雑音(PN)符号を乗算する
    ことにより得られたスペクトラム拡散信号を復調するた
    めの回路であって、 受信されたスペクトラム拡散信号を2値化信号に変換す
    る2値化手段と、 PN符号を発生する符号発生手段と、 前記2値化手段からの2値化信号と前記符号発生手段か
    らのPN符号とを乗算する乗算手段と、 この乗算手段からの出力に基づき前記情報信号を復調す
    る復調手段と、 前記乗算手段からの出力を計数する計数手段と、 所定周期で前記計数手段をリセットするリセット手段
    と、 前記計数手段の計数値と基準値とを比較することにより
    前記PN符号の同期状態を検出する同期検出手段と、 該同期検出手段からの出力に基づき前記符号発生手段か
    ら発生される符号の位相を制御する位相制御手段と、を
    備えていることを特徴とするスペクトラム拡散信号復調
    回路。
JP63261723A 1988-10-18 1988-10-18 スペクトラム拡散信号復調回路 Expired - Lifetime JP2584294B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6276942A (ja) * 1985-09-30 1987-04-09 Mitsubishi Electric Corp 受信回路
JPH0273734A (ja) * 1988-09-09 1990-03-13 Hitachi Ltd スペクトラム拡散通信方式における擬似雑音符号系列の受信側同期回路

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6276942A (ja) * 1985-09-30 1987-04-09 Mitsubishi Electric Corp 受信回路
JPH0273734A (ja) * 1988-09-09 1990-03-13 Hitachi Ltd スペクトラム拡散通信方式における擬似雑音符号系列の受信側同期回路

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