JP2584029Y2 - ブロック舗装材 - Google Patents
ブロック舗装材Info
- Publication number
- JP2584029Y2 JP2584029Y2 JP1913893U JP1913893U JP2584029Y2 JP 2584029 Y2 JP2584029 Y2 JP 2584029Y2 JP 1913893 U JP1913893 U JP 1913893U JP 1913893 U JP1913893 U JP 1913893U JP 2584029 Y2 JP2584029 Y2 JP 2584029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower layer
- elastic body
- block
- paving material
- polymer elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Road Paving Structures (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、難燃剤を有するブロッ
ク舗装材に関するものである。
ク舗装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常ブロック舗装材としては、廃タイヤ
のチップをポリウレタン等のバインダーで固め、立方
体,長方体等の適宜の形状とし、これを路面、例えばゴ
ルフ場歩行路,公園,広場,展示場等に敷き詰めること
により利用されている。
のチップをポリウレタン等のバインダーで固め、立方
体,長方体等の適宜の形状とし、これを路面、例えばゴ
ルフ場歩行路,公園,広場,展示場等に敷き詰めること
により利用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記ブロック舗装材
は、全体が同一の素材で構成されている。即ち、例えば
表面も側面も内面も全て廃タイヤのチップ等をバインダ
ーで固めたものであり、全て良く燃える可燃物である。
は、全体が同一の素材で構成されている。即ち、例えば
表面も側面も内面も全て廃タイヤのチップ等をバインダ
ーで固めたものであり、全て良く燃える可燃物である。
【0004】このようなブロック舗装材が比較的管理の
届く範囲で使用されている限りではさほど問題はない
が、管理の届きにくい場合で、しかも公共の場所(例え
ば一般歩道)に使用された場合、タバコの投げ捨てなど
により火災が発生するおそれがあった。本考案はかかる
欠点を有しないブロック舗装材を提供することを目的と
するものである。
届く範囲で使用されている限りではさほど問題はない
が、管理の届きにくい場合で、しかも公共の場所(例え
ば一般歩道)に使用された場合、タバコの投げ捨てなど
により火災が発生するおそれがあった。本考案はかかる
欠点を有しないブロック舗装材を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、高分子弾性体
を主成分とする下層部(1)と、前記下層部(1)の上
面(2)を覆っている難燃剤を混入した高分子弾性体を
主成分とする上層部(4)とよりなるブロック舗装材を
第1の要旨とするものであり、高分子弾性体を主成分と
する下層部(1)と、前記下層部(1)の上面(2)及
び側面(3)を覆っている難燃剤を混入した高分子弾性
体を主成分とする上層部(4)とよりなるブロック舗装
材を第2の要旨とするものである。
を主成分とする下層部(1)と、前記下層部(1)の上
面(2)を覆っている難燃剤を混入した高分子弾性体を
主成分とする上層部(4)とよりなるブロック舗装材を
第1の要旨とするものであり、高分子弾性体を主成分と
する下層部(1)と、前記下層部(1)の上面(2)及
び側面(3)を覆っている難燃剤を混入した高分子弾性
体を主成分とする上層部(4)とよりなるブロック舗装
材を第2の要旨とするものである。
【0006】高分子弾性体としては、天然ゴム,合成ゴ
ム又は合成樹脂のチップ、例えば自動車タイヤ,工業用
ゴム部品等の粉砕チップ等が物性的,価格的にも最適で
あり、バインダーとしては弾性があり、耐候性のよいポ
リウレタン,湿気硬化型液状ポリブタジエン,エチレン
・プロピレン共重合体(EPDM)等が用いられ、難燃
剤としては硅石,架橋塩化ビニルパウダー,水酸化アル
ミニウム,リン酸エステル,含臭素リン酸エステル,塩
素化パラフイン,臭素化エポキシ樹脂,タルク等が用い
られる。又、前記難燃剤中、成形体を硬くする素材、例
えば硅石,タルク等を多量用いるときは、軟化剤として
プロセス油,重合高沸点芳香族系オイル,パラフイン,
ホワイトオイル,石油アスファルト,石油樹脂,ロジ
ン,サブ等が適宜使用される。
ム又は合成樹脂のチップ、例えば自動車タイヤ,工業用
ゴム部品等の粉砕チップ等が物性的,価格的にも最適で
あり、バインダーとしては弾性があり、耐候性のよいポ
リウレタン,湿気硬化型液状ポリブタジエン,エチレン
・プロピレン共重合体(EPDM)等が用いられ、難燃
剤としては硅石,架橋塩化ビニルパウダー,水酸化アル
ミニウム,リン酸エステル,含臭素リン酸エステル,塩
素化パラフイン,臭素化エポキシ樹脂,タルク等が用い
られる。又、前記難燃剤中、成形体を硬くする素材、例
えば硅石,タルク等を多量用いるときは、軟化剤として
プロセス油,重合高沸点芳香族系オイル,パラフイン,
ホワイトオイル,石油アスファルト,石油樹脂,ロジ
ン,サブ等が適宜使用される。
【0007】
【作用及び効果】本考案のブロック舗装材は、高分子弾
性体を主成分とする可燃性の下層部(1)の上面(2)
又は上面(2)及び側面(3)を充分な厚みを有する可
燃性の弾性体である上層部(4)で覆っているので、歩
行中等のタバコの投げ捨て等による火源に接しても燃え
たり焦れたりしない。
性体を主成分とする可燃性の下層部(1)の上面(2)
又は上面(2)及び側面(3)を充分な厚みを有する可
燃性の弾性体である上層部(4)で覆っているので、歩
行中等のタバコの投げ捨て等による火源に接しても燃え
たり焦れたりしない。
【0007】
【実施例1】 下層部(1)の配合 廃タイヤより得たゴム粉末(径3〜3.5mm) 700 重量部 液状ポリブタジエン 100 〃 湿気硬化型アミン系触媒 1 〃 上層部(4)の配合 液状ポリウレタン 100 重量部 硅石 300 〃 アミン系硬化剤 7 〃 水酸化アルミニウム 40 〃 ポリ塩化ビニル(架橋型) 50 〃 ベンガラ 10 〃
【0008】前記二つの配合をニーダーで混練し、密閉
型に下層部(1)配合を下に、上層部(4)配合を上に
して充填し、150℃×20分の加硫条件でプレス成形
を行い、サイズ160mm×120mmで厚み前者は20m
m、後者は10mmの図1に示すようなブロック舗装材を
作った。下層部(1)のみよりなり、前記と全体が同じ
サイズのブロック舗装材を対照例とし、本考案のブロッ
ク舗装材と比較試験を行った。試験条件としては、水平
面に対し60°傾斜して吊るし、アルコールランプの焔
を当てた。前者は8秒で燃え始めたが後者は30秒でも
燃えなかった。
型に下層部(1)配合を下に、上層部(4)配合を上に
して充填し、150℃×20分の加硫条件でプレス成形
を行い、サイズ160mm×120mmで厚み前者は20m
m、後者は10mmの図1に示すようなブロック舗装材を
作った。下層部(1)のみよりなり、前記と全体が同じ
サイズのブロック舗装材を対照例とし、本考案のブロッ
ク舗装材と比較試験を行った。試験条件としては、水平
面に対し60°傾斜して吊るし、アルコールランプの焔
を当てた。前者は8秒で燃え始めたが後者は30秒でも
燃えなかった。
【0009】
【実施例2】 上層部(4)の配合 EPDM 100 重量部 タルク 80 〃 水酸化アルミニウム 40 〃 プロセスオイル 35 〃 亜鉛華 5 重量部 ステアリン酸 1 〃 三酸化アンチモン 15 〃 ヘキサブロモベンゼン 30 〃 ベンガル 5 〃 硫黄 1.5〃 加硫促進剤Ts 1.5〃 加硫促進剤M 1 〃
【0010】下層部(1)の配合、混練,加硫,成形等
を実施例1と同じ条件で行い、図2に示すブロック舗装
材を得、燃焼試験を行ったところ同じ結果を得た。
を実施例1と同じ条件で行い、図2に示すブロック舗装
材を得、燃焼試験を行ったところ同じ結果を得た。
【図1】本考案のブロック舗装材の縦断面図である。
【図2】本考案のブロック舗装材の他の例を示す縦断面
図である。
図である。
1 下層部 2 上面 3 側面 4 上層部
Claims (2)
- 【請求項1】 高分子弾性体を主成分とする下層部
(1)と、前記下層部(1)の上面(2)を覆っている
難燃剤を混入した高分子弾性体を主成分とする上層部
(4)とよりなるブロック舗装材。 - 【請求項2】 高分子弾性体を主成分とする下層部
(1)と、前記下層部(1)の上面(2)及び側面
(3)を覆っている難燃剤を混入した高分子弾性体を主
成分とする上層部(4)とよりなるブロック舗装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1913893U JP2584029Y2 (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | ブロック舗装材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1913893U JP2584029Y2 (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | ブロック舗装材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717804U JPH0717804U (ja) | 1995-03-31 |
JP2584029Y2 true JP2584029Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=11991098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1913893U Expired - Lifetime JP2584029Y2 (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | ブロック舗装材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584029Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-22 JP JP1913893U patent/JP2584029Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0717804U (ja) | 1995-03-31 |
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