JPS6335042Y2 - - Google Patents

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JPS6335042Y2
JPS6335042Y2 JP1982085559U JP8555982U JPS6335042Y2 JP S6335042 Y2 JPS6335042 Y2 JP S6335042Y2 JP 1982085559 U JP1982085559 U JP 1982085559U JP 8555982 U JP8555982 U JP 8555982U JP S6335042 Y2 JPS6335042 Y2 JP S6335042Y2
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bituminous
pavement
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rubber
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、瀝青舗装の路面の滑り抵抗性、耐摩
粍性、耐老化性、耐ひびわれ性、供用性等を著し
く改善させた瀝青質表層舗装体に関する。
従来、瀝青舗装道路において路面が摩粍した
り、老化して肌あれやひびわれを生じてきたと
き、打替えやオーバーレーをしないですむよう
に、早期に比較的薄層の瀝青表面処理を行い路面
を若返らすと共に、老化を防止し耐久性を増大さ
せている。その代表的なものに、アスフアルト乳
剤やカツトバツクアスフアルトなどの瀝青材を散
布し、その上に単粒の骨材を散布結合させる工法
を、1〜3層繰返して行う滲透式工法がある。こ
の工法は、施工容易で広い面積を比較的短期間に
施工でき若返り、老化防止、耐久性の増大等に有
効であるが、過剰に散布された骨材や、瀝青材で
結合されていても、その結合が十分でないものは
交通により骨材が飛散しやすく、骨材の飛散によ
る公害がおきやすい。瀝青材の散布量を多くする
と骨材の結合はよくなるが、瀝青材が夏季にフラ
ツシユしたり、路面が滑りやすくなるなどの欠点
があつた。そのため、市街地や人家連たん地区や
交通量の多い道路には不向きの場合がある。ま
た、表面処理の工法にアスフアルト乳剤などの瀝
青乳剤と砂の混合物を敷均らすスラリーシール工
法がある。この工法は厚さ4〜6mm程度の薄層施
工を能率的に施工でき、路面のシール性、老化防
止、滑り止め効果等に有効であるが、耐摩粍性、
耐久性にかけるので、短期間に再度施工が必要あ
るという欠点がある。さらには、加熱アスフアル
ト混合物による表面処理カーペツトコートがあ
る。例えば、シリカサンドアスフアルトがあり、
通常厚さ1〜2.5mmで施工されている。これは摩
粍によりシリカサンドの新しい面がいつも出るた
めに滑り止め効果は良いが、耐摩粍性が十分でな
い。
このように、従来のものでは瀝青舗装面の若返
り、老化防止効果にすぐれていても、薄層で耐摩
粍性、耐久性にすぐれたものはなかつた。特に、
市街地道路では路面が高くなることは好ましくな
いので、薄層で耐摩粍性、耐久性にすぐれ、且つ
滑り止め効果の良好なものが切に要望されてい
る。
また、最近重交通道路において交通荷重による
瀝青舗装の流動の問題が生じている。夏季の高い
気温下に瀝青舗装の表層あるいはその下層等に、
交通荷重によつてわだち掘れや、塑性流動をおこ
すものである。これを防止するため、アスフアル
ト混合物の結合材であるアスフアルトに従来のス
トレートアスフアルトよりも高粘性のセミブロー
ン系アスフアルトを使用する方向にあるが、反面
交通開放後の路面のあれ、老化、舗装のひびわれ
などは、従来の舗装に比べて短期間に生ずる傾向
が大きく、その対策が考慮されている。薄層の表
面処理で舗装体の安定度、耐流動性を損うことな
く、しかも耐ひびわれ性、老化防止効果にすぐれ
滑り抵抗性、耐摩粍性、耐久性の点においても良
好なものが要望されている。
さらに瀝青舗装の滑り止め工法として、アスフ
アルトエキポキシ樹脂やタールエポキシ樹脂によ
る滑り止め工法があるが、この工法は滑り止め効
果にすぐれているけれども、結合材が反応硬化型
で瀝青舗装の動きに追随できないため、ひびわれ
を生じたり、剥れるという欠点があつた。このた
め滑り止め効果が大きく、耐久性のある薄層の表
面処理が要望されている。
本考案は、叙上のような要望に応えるもので、
瀝青舗装の表面に薄層の表面処理を行うことによ
り、舗装面の若返り、防水シール、老化防止、ひ
びわれ防止をはかると共に、滑り抵抗性の増大、
耐摩粍性、耐久性等の著しく改善された瀝青質表
層舗装体を提供することを目的としている。
そして本考案は、瀝青舗装の表面に、瀝青乳剤
またはカツトバツクアスフアルトの所定量を一様
に散布してなるタツクコート層を設け、その上に
7号砕石50〜80重量%、砂20〜40重量%、フイラ
ー0〜15重量%、およびアスフアルトにゴム等を
混和して改質した改質アスフアルトで改質アスフ
アルト中のゴム等の含有量が15〜25重量%である
改質アスフアルト6〜12重量%よりなる加熱改質
アスフフアルト混合物を敷均らし転圧し締固めた
厚さ10mm以下の薄層舗装層を設け一体化したこと
を特徴とする瀝青質表層舗装体の構造を要旨とす
るものある。
本考案を図によつて説明する。図は本考案の瀝
青質表層舗装体の断面図である。図において1は
瀝青舗装である。2は瀝青乳剤またはカツトバツ
クアスフアルトのタツクコート層(以下単にタツ
クコート層という)で、瀝青舗装1の表面に所定
量を一様に散布して設けられる。3は7号砕石50
〜80重量%、砂20〜40重量%、フイラー0〜15重
量%、およびアスフアルトにゴム等を混和して改
質した改質アスフアルトで改質アスフアルト中の
ゴム等の含有量が15〜25重量%である改質アスフ
アルト(以下単に改質アスフアルトという)6〜
12重量%の配合割合で全体として100重量%にな
るように配合された加熱改質アスフアルト混合物
(以下単に改質アスフアルト混合物という)を敷
均らし、転圧して締固めた厚さ10mm以下の薄層舗
装層(以下単に改質アスフアルト混合物の薄層舗
装層という)であり、タツクコート層2の上に設
けられ瀝青舗装1の表面に結合一体化して本考案
の瀝青質表層舗装体を形成している。
瀝青舗装1は、骨材を瀝青材料で結合してつく
つた表層をもつ舗装をいう。
瀝青舗装1は、既設の瀝青舗装でも新設の瀝青
舗装でも良い。また瀝青舗装の表層が滲透式工法
により造られたものでも、混合式工法で造られた
ものでも、あるいはまた冷工式で造られたもので
も、加熱式で造られたものでもよい。一般には瀝
青舗装は、表層に加熱アスフアルト混合物を舗設
した舗装(アスフアルトコンクリート舗装)が多
い。
タツクコート層2に使用される瀝青乳剤または
カツトバツクアスフアルトは、一般に道路舗装に
使用されているものが用いられるが、そのほかい
ろいろなものを用いられる。これらに種々の規格
があるが、これらの規格に該当するものもしない
ものも用いられる。特殊のものとしては、例えば
高濃度瀝青乳剤、フイラー入りカツトバツクアス
フアルト、ゴム等で改質した瀝青乳剤や改質カツ
トバツクアスフアルト、さらにはそれらにフイラ
ーを入れたカツトバツクアスフアルトなども使用
できる。特に改質した瀝青乳剤やカツトバツクア
スフアルトは路面のシール効果、接着性にすぐれ
ており、また瀝青材のフラツシユの傾向が少ない
ので好適ある。瀝青乳剤を使用するときは、高濃
度の瀝青乳剤の方が加熱混合物を舗設するときに
加熱混合物の温度低下が少なく施工しやすい。タ
ツクコート層の瀝青乳剤またはカツトバツクアス
フアルトの散布量は下地瀝青舗装面の状態によつ
て異なるが、一般に0.3〜1.0/m2程度散布す
る。しかしながら、既設瀝青舗装で老化してあれ
た面では、例えば改質したアスフアルト乳剤で1
/m2以上散布される。
改質アスフアルト混合物3の薄層舗装層に用い
られる改質アスフアルトは、アスフアルトにゴム
等を混和して改質したアスフアルトで改質アスフ
アルト中のゴム等の含有量が15〜25重量%である
改質アスフアルトである。アスフアルトはストレ
ートアスフアルト、セミブローンアスフアルト、
ブローンアスフアルト、プロパン脱瀝アスフアル
トなどの石油アスフアルトやレーキアスフアルト
が用いられる。主としてストレートアスフアルト
が用いられる。またゴム等とは、天然ゴム、合成
ゴム、合成高分子重合物等でアスフアルトと相溶
性の良いものが使用される。そして、ゴム等で改
質された改質アスフアルトが加熱溶融できて骨材
の結合材として加熱混合物を造ることのできるよ
うなゴム等が選択される。ゴム等の例をあげる
と、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン・イソ
プレンゴム、ブタヂエンゴム、スチレン・ブタジ
エンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、スチ
レン・イソプレンブロツク重合ゴム、スチレン・
ブタヂエンブロツク共重合ゴム、ポリエチレン、
エチレン・醋酸ビニール共重合物、エチレン・ア
クリレート共重合物、ポリアクリレート等が最も
一般的に使用される。またゴムタイヤの粉末のよ
うなものも使用することができる。混和の方法に
は、例えばアスフアルトとゴムを予め混練してマ
スターバツチを造りこれを加熱溶融アスフアルト
に添加混合して分散させる方法、ラテツク状のも
のを加熱溶融したアスフアルト中に添加混合し分
散させ水分を飛ばす方法、粒状、粉末状のものを
加熱溶融したアスフアルト中に添加混合して分散
させる方法、ゴムなどを溶剤に溶解させた溶液を
加熱溶融したアスフアルトに添加混合する方法な
ど種種の方法があり、これらを単独にあるいは組
合せて改質アスフアルトを造ることができる。
改質アスフアルト中のゴム等の含有量は15〜25
重量%である。このようにゴム等の含有量が高い
のは、改質アスフアルト混合物の骨材の結合力、
耐熱性、耐寒性、耐摩粍性等を増大させるためで
ある。しかしながら、ゴム等の含有量が25重量%
をこえるときは極端な高粘性のため、改質アスフ
アルト混合物の舗設性が著しく損われ、良好な施
工ができなくなる。
本考案で使用している改質アスフアルトは、舗
装用加熱アスフアルト混合物に使用される一般の
改質アスフアルトに比べて、ゴム等の混和量が遥
かに多いため、軟化点が高く、高粘性で結合性、
伸長性などはコンクリート舗装等に使用される瀝
青ゴム系加熱注入目地材に近い性質をもつてい
る。
本考案で使用する改質アスフアルトの軟化点
(環球法)は75〜120℃、針入度(円すい針、25
℃)は30〜100である。針入度は、グリースの稠
度試験に使用する円すい針を用い、150gの荷重
により25℃で5秒間貫入させた針入深さ(単位1/
100cm)である。
本考案で使用する改質アスフアルトにおける軟
化点の75〜120℃は、舗装用加熱アスフアルト混
合物に使用されているアスフアルト、ゴム合成高
分子重合物等で改質したアスフアルトの軟化点
(42〜65℃)に比べて極端に高いものである。
また、針入度は、改質アスフアルトが注入目地
材に近い性質をもつているため注入目地材と同様
円すい針を用いて測定しているが、この針入度が
30を下まわるときは硬く、低温における弾力性、
伸長性に欠け、100を上まわるときは、軟かくな
り、夏季に混合物が流動をおこすおそれがある。
改質アスフアルトの結合性、伸長性については注
入目地材の試験方法でみることができる。例えば
日本道路協会発行「セメントコンクリート舗装要
網」に記載の加熱施工式注入目地材の引張試験方
法がある。この試験方法は、注入目地材がコンク
リート版の収縮時、即ち低温において目地が開く
時に目地壁に結合し且つ目地材が伸長して目地の
水密性を確保できるかどうかをみるものである。
本考案で使用する改質アスフアルトは、−10℃
における引張試験で引張量が大体3mm以上ある。
これは、普通のゴムアスフアルト系注入目地材の
引張量(−10℃で3mm以上)に匹敵する。
7号砕石は、道路用砕石のS−5に相当するも
のが使用される。硬質骨材、例えばエメリー等も
用いることができる。砂は、川砂、山砂、海砂等
である。また、砕石を砕いて生じた砂分も用いる
ことができる。シリカサンド、鉄砂、ガラス砕
砂、陶磁器等の砕砂等も用いることができる。
フイラーは、石灰石粉末または火成岩類を粉砕
したものが主に用いられるが、消石灰その他加熱
アスフアルト混合物に用いられるフイラーをも使
用できる。また、フイラーの一部として短繊維
(例えばポリエステル、アスベストなど)を用い
ることもできる。改質アスフアルト混合物3の各
材料の配合割合をきめているのは混合物の敷均ら
し転圧性、滑り抵抗性、耐摩粍性等を考慮してい
る。7号砕石量が50重量%を下まわるときは、混
合物の空〓率が小さくなり、密になつて滑り抵抗
性が十分に発揮できなくなる。一方80重量%を上
まわると、空〓率があらくなり、混合物の締固め
性が悪くまた耐摩粍性が低下するおそれがある。
砂の量は、20〜40重量%の範囲が好ましい。砂の
量が20重量%を下まわるときは、混合物の締固め
性が悪くなる。40重量%をこえるときは、混合物
が密になる。フイラーは、用いないでもよいが、
通常は結合材の量の1/2〜2倍程度で使用される。
これらの範囲はフイラー3〜15重量%の範囲であ
る。改質アスフアルト混合物3の改質アスフアル
トの量は6〜12重量%で骨材を結合できる量が用
いられる。改質アスフアルトの量が6重量%を下
まわるときは結合材の量が十分でなく、12重量%
をこえるときは結合材の量が多く、フラツシユの
心配がなくても、流動したり、滑り抵抗性が低下
するおそれがある。改質アスフアルト混合物3
は、マーシヤル安定度試験における供試体の空〓
率が6%以上になるようにする。
改質アスフアルト混合物3は、加熱した骨材と
改質アスフアルトを加熱混合して造ることができ
る。改質アスフアルトがゴム等を多量に含有して
いるため、一般の舗装用アスフアルトや、舗装用
に用いられているゴム化アスフアルトに比べて高
粘性である。そのため、改質アスフアルト混合物
3を造るときの加熱温度は、一般に比べて高い温
度となる。このため、通常のアスフアルトプラン
トでこの改質アスフアルト混合物3を造ると、混
合物の製造、運搬、施工までの間の長い時間を高
温に保持することになり、改質アスフアルト中の
ゴム等の性質の劣化を来たすおそれがあり、良好
な物性の混合物を造ることがむづかしい。
この問題を解決するために、多くの実験を重ね
て有効な方法を開発した。その方法は、改質アス
フアルトにフイラーを混入したものを適当な大き
さの切りもち状あるいは板状に成型し、その表面
にフイラーを付するか、ポリエチレンフイルムで
被覆しておく、この成型品の大きさは例えば厚さ
10mm、幅10cm、長さ30cmのものである。施工現場
に加熱撹拌装置付クツカー車を用意し、このクツ
カーに骨材を挿入加熱しておき、撹拌しつつこれ
に所定量の改質アスフアルト成形品を添加して撹
拌混合する。例えば、この時の加熱温度は180℃
〜200℃程度の温度となる。この加熱混合では、
結合材の溶融は約5分間、その後混合完了までに
5分間ないし10分間、合計10〜15分間位で改質ア
スフアルト混合物3を造ることができる。そし
て、この混合物は直ちに施工できる。即ち、改質
アスフアルトの高温加熱時間は、アスフアルトプ
ラント方式に比べて遥かに少ない時間ですむた
め、改質アスフアルトの熱劣化は殆んど認められ
ない。そのため、良好な物性の改質アスフアルト
混合物3を得ることができる。
この方法を用いて改質アスフアルト混合物3を
造る時には、混合物の温度を高くしても、アスフ
アルトプラント混合に比べて熱劣化がないので、
高い温度の混合物を造つて舗設することができ
る。そのため、敷均らし、転圧が容易になり、ま
たより薄層の舗装を良好に行うことができる。
改質アスフアルト混合物3の薄層舗装層は、上
記のようにして造つた改質アスフアルト混合物
を、タツクコート層2上に敷均らし、転圧して形
成する。敷均らしには、アスフアルトフイニツシ
ヤも用いられるが、さらにフイニツシヤの敷均ら
し機構を改良して、薄層を効率よく敷均らすこと
ができる。敷均らし後、引続いてローラで締固め
ることがきる。この改質アスフアルト混合物3の
薄層舗装層は、改質アスフアルト混合物3の舗設
温度が高いのでタツクコート層2も瀝青舗装1の
表面もよく加熱することができ、瀝青舗装1の表
面に十分に結合させて一体化できる。
本考案の瀝青質薄層舗装体は、叙上のように構
成されているので、次のようなすぐれた効果を有
する。
(1) 表層を厚さ10mm以下の薄層で適用するため、
市街地の瀝青舗装面上に容易に適用きる。
(2) 滑り抵抗性、耐摩粍性、耐ひびわれ性、耐久
性等にすぐれている。
結合材は、ゴム等を多量に含む改質アスフア
ルトで、7号砕石を主体とする空〓の多い骨材
配合の改質アスフアルト混合物によるため、表
面は平たんであるが、肌目の粗い面が得られ、
滑り抵抗性が大きい。結合材は骨材把握力、靭
性等大きく、耐熱性、耐寒性にすぐれているの
で骨材の飛散、瀝青材のフラツシユ等が生ずる
恐れがなく、滑り抵抗性に良好に維持できる。
また、結合材が改質アスフアルトのため、下地
の瀝青舗装の動きにも順応でき、また衝撃等に
より磨損、ひびわれが生じにくいので、耐摩粍
性、耐ひびわれ性、耐久性等がすぐれている。
(3) 瀝青舗装面の若返り、シール効果にすぐれ、
瀝青舗装の耐ひびわれ性、耐老化性を改善し、
耐久性、供用性等を著しく増大させることがで
きる。
そして、このような効果を有するため、本考
案の瀝青質表層舗装体は、市街地や交通量の多
い道路の滑り止め舗装に有効に適用できる。ま
た、市街地、その他の舗装の若返り、維持のた
めの表面処理に有効に適用できる。しかも、滑
り止め効果の良好な舗装面が得られる。さら
に、耐流動性瀝青舗装の表面のシール、耐久性
の増大のため、新設後交通に供用してない舗装
から、交通開放して表面のひびわれに発生した
舗装にまで有効に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の瀝青質舗装体の断面図である。
図において、1は瀝青舗装であり、2はタツクコ
ート層、3は改質アスフアルト混合物の薄層舗装
層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 瀝青舗装体の表面に、瀝青乳剤またはカツトバ
    ツクアスフアルトの所定量を一様に散布してなる
    タツクコート層を設け、その上に7号砕石50〜80
    重量%、砂20〜40重量%、フイラー0〜15重量
    %、およびアスフアルトにゴム等を混和して改質
    した改質アスフアルトで改質アスフアルト中のゴ
    ム等の含有量が15〜25重量%ある改質アスフアル
    ト6〜12重量%よりなる加熱改質アスフアルト混
    合物を敷均らし転圧して締固めた厚さ10mm以下の
    薄層舗装層を設けて一体化したことを特徴とする
    瀝青質表層舗装体。
JP8555982U 1982-06-09 1982-06-09 瀝青質表層舗装体 Granted JPS58189206U (ja)

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