JP2583812B2 - 養毛剤及びその製法 - Google Patents
養毛剤及びその製法Info
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- JP2583812B2 JP2583812B2 JP3303824A JP30382491A JP2583812B2 JP 2583812 B2 JP2583812 B2 JP 2583812B2 JP 3303824 A JP3303824 A JP 3303824A JP 30382491 A JP30382491 A JP 30382491A JP 2583812 B2 JP2583812 B2 JP 2583812B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天然或いは培養により
得られた多糖体をＨ+ 型とすることにより得られる新規
な養毛剤及びその製法に関する。
得られた多糖体をＨ+ 型とすることにより得られる新規
な養毛剤及びその製法に関する。
【０００２】
【従来の技術】年令に関わりなく、ふさふさとした頭髪
を維持することは古来人類の願望である。脱毛症の発現
機序としては、皮脂腺からの過剰な皮脂分泌や活性型男
性ホルモンであるジヒドロテストステロン（ＤＨＴ）が
発毛抑制の原因であるという説が注目されているが、確
証の得られたものはない。そこで、在来から姑息な手段
として天然の陸生植物、栽培陸生植物、更にはゲルマニ
ウム含有陸生植物などの水抽出物、アルコール抽出物な
どが養毛剤として使用されているが、いずれもその効果
を確認することができない。
を維持することは古来人類の願望である。脱毛症の発現
機序としては、皮脂腺からの過剰な皮脂分泌や活性型男
性ホルモンであるジヒドロテストステロン（ＤＨＴ）が
発毛抑制の原因であるという説が注目されているが、確
証の得られたものはない。そこで、在来から姑息な手段
として天然の陸生植物、栽培陸生植物、更にはゲルマニ
ウム含有陸生植物などの水抽出物、アルコール抽出物な
どが養毛剤として使用されているが、いずれもその効果
を確認することができない。
【０００３】一方、カラギーナンやコンドロイチンなど
の酸性多糖体は化粧品や食品添加物として広く使用され
ており、その安全性は確認されている。しかしながら、
これら酸性多糖体が養毛効果を有するとの報告は存在し
ない。また、種々の養毛剤が市販されているが、信用さ
れる確実な効果を有するものは存在しない。稀に、完全
な禿頭から産毛様の毛が生えるものもあるが、これも細
く短い毛に止まり、太く長い頭髪に成長しないため、長
く使用しても外観は禿頭に止まる。
の酸性多糖体は化粧品や食品添加物として広く使用され
ており、その安全性は確認されている。しかしながら、
これら酸性多糖体が養毛効果を有するとの報告は存在し
ない。また、種々の養毛剤が市販されているが、信用さ
れる確実な効果を有するものは存在しない。稀に、完全
な禿頭から産毛様の毛が生えるものもあるが、これも細
く短い毛に止まり、太く長い頭髪に成長しないため、長
く使用しても外観は禿頭に止まる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、安全性
の確認された物質でありながら、抜け毛の減少、毛髪を
太く長く成長させる効果を有する養毛剤を鋭意研究し、
本発明を完成するに至った。
の確認された物質でありながら、抜け毛の減少、毛髪を
太く長く成長させる効果を有する養毛剤を鋭意研究し、
本発明を完成するに至った。
【０００５】
【課題解決の手段】本発明はカラギーナン、ペクチンな
どの金属と塩を形成している多糖体はそのままでは養毛
効果がないが、金属イオンを水素イオンと交換した酸性
多糖体は顕著な養毛効果を有することを見出して完成し
たものである。
どの金属と塩を形成している多糖体はそのままでは養毛
効果がないが、金属イオンを水素イオンと交換した酸性
多糖体は顕著な養毛効果を有することを見出して完成し
たものである。
【０００６】多糖体にはアルギン酸、カラギーナン、ペ
クチン、デキストラン硫酸等の酸性多糖体、セルロー
ズ、澱粉、デキストラン、プルランなどの中性多糖体と
が存在するが、本発明において用いる多糖体は酸性多糖
体である。酸性多糖体は通常ウロンや硫酸基を有し、こ
のことが酸性多糖体の有する多彩な生物活性の源泉と考
えられている。また、酸性多糖体のこれらの酸性基はナ
トリウムイオン、カルシウムイオン、カリウムイオンな
どの金属イオンと結合して存在し、また、使用されてき
た。
クチン、デキストラン硫酸等の酸性多糖体、セルロー
ズ、澱粉、デキストラン、プルランなどの中性多糖体と
が存在するが、本発明において用いる多糖体は酸性多糖
体である。酸性多糖体は通常ウロンや硫酸基を有し、こ
のことが酸性多糖体の有する多彩な生物活性の源泉と考
えられている。また、酸性多糖体のこれらの酸性基はナ
トリウムイオン、カルシウムイオン、カリウムイオンな
どの金属イオンと結合して存在し、また、使用されてき
た。
【０００７】これら酸性多糖体はその水溶性高分子とし
ての優れた保湿性、増粘性などの機能を生かして化粧品
基材や食品添加物として使用されている。例えばカラギ
ーナンは食品添加物のみならず、化粧品用基材として広
く使用されている。現在に至るまで、これら酸性多糖体
が養毛作用を有するとの報告はなく、本発明者らの検討
においても養毛剤として用いられる程の効果を見出し得
なかった。その理由として天然のカラギーナンやアルギ
ン酸は硫酸基を有しているものの、その末端はＫ+ 、Ｎ
ａ+ 、Ｃａ2+などの金属イオンと結合しており、Ｈ+ が
そのまま存在する水素型硫酸多糖体はほとんど含まれて
いないためと考えられる。
ての優れた保湿性、増粘性などの機能を生かして化粧品
基材や食品添加物として使用されている。例えばカラギ
ーナンは食品添加物のみならず、化粧品用基材として広
く使用されている。現在に至るまで、これら酸性多糖体
が養毛作用を有するとの報告はなく、本発明者らの検討
においても養毛剤として用いられる程の効果を見出し得
なかった。その理由として天然のカラギーナンやアルギ
ン酸は硫酸基を有しているものの、その末端はＫ+ 、Ｎ
ａ+ 、Ｃａ2+などの金属イオンと結合しており、Ｈ+ が
そのまま存在する水素型硫酸多糖体はほとんど含まれて
いないためと考えられる。
【０００８】しかしながら、酸性多糖体のカチオンを水
素イオンと交換し、水素型酸性多糖体とすると、顕著な
養毛作用が発現する。すなわち、本発明養毛剤を頭皮に
毎日擦り込むと、脱毛量が顕著に減少し、更に毛髪が太
く元気に成長する効果を有する。
素イオンと交換し、水素型酸性多糖体とすると、顕著な
養毛作用が発現する。すなわち、本発明養毛剤を頭皮に
毎日擦り込むと、脱毛量が顕著に減少し、更に毛髪が太
く元気に成長する効果を有する。
【０００９】ただし、水素型酸性多糖体は化学的に活性
であるため、種々の物質、特に蛋白質や陽イオンと反応
して塩を形成し、養毛剤としての効果を消失するため、
予め養毛剤と反応しない基材を選択して使用する注意を
要する。
であるため、種々の物質、特に蛋白質や陽イオンと反応
して塩を形成し、養毛剤としての効果を消失するため、
予め養毛剤と反応しない基材を選択して使用する注意を
要する。
【００１０】本発明の養毛剤を製造するには、先ず、酸
性多糖体の水溶液をカチオン型イオン交換樹脂で処理す
る。カチオン型イオン交換樹脂には強酸型イオン交換樹
脂と弱酸型イオン交換樹脂があり、共に使用可能である
が、強酸型イオン交換樹脂が好ましい。イオン交換方法
としてはカラム式が操作も容易で一般的であり、好まし
い方法であるが、バッチ式、その他の方法であっても差
支えない。
性多糖体の水溶液をカチオン型イオン交換樹脂で処理す
る。カチオン型イオン交換樹脂には強酸型イオン交換樹
脂と弱酸型イオン交換樹脂があり、共に使用可能である
が、強酸型イオン交換樹脂が好ましい。イオン交換方法
としてはカラム式が操作も容易で一般的であり、好まし
い方法であるが、バッチ式、その他の方法であっても差
支えない。
【００１１】カラムから流出する酸性多糖体の水溶液は
強酸性であり、このものが養毛作用を有する。酸性多糖
体自体は充分に安全性が確認された物質であるが、唯一
の問題点は強酸性である点にある。しかしなから、これ
ら水素型多糖体の使用濃度は０.0１〜１重量％、好まし
くは０.0５〜０.5重量％であり、また、使用量も少量で
あるため、皮膚刺激は問題にならない。更に、本発明養
毛剤の有効成分自体が高分子であるため、皮膚から吸収
されることはなく、皮膚パッチテストを行ったが、全例
が陰性であった。
強酸性であり、このものが養毛作用を有する。酸性多糖
体自体は充分に安全性が確認された物質であるが、唯一
の問題点は強酸性である点にある。しかしなから、これ
ら水素型多糖体の使用濃度は０.0１〜１重量％、好まし
くは０.0５〜０.5重量％であり、また、使用量も少量で
あるため、皮膚刺激は問題にならない。更に、本発明養
毛剤の有効成分自体が高分子であるため、皮膚から吸収
されることはなく、皮膚パッチテストを行ったが、全例
が陰性であった。
【００１２】本発明養毛剤を使用するには、水素型酸性
多糖体を従来の養毛剤に使用されている公知の基材中に
溶解し、トニック、ローション、クリーム、乳液、パッ
ク、シャンプー、リンス等の頭皮に作用させることがで
きる種々の剤型にして使用する。
多糖体を従来の養毛剤に使用されている公知の基材中に
溶解し、トニック、ローション、クリーム、乳液、パッ
ク、シャンプー、リンス等の頭皮に作用させることがで
きる種々の剤型にして使用する。
【００１３】
【作用】本発明は天然に存在する酸性型の多糖体を、イ
オン交換法によりＨ+ 型にすることにより顕著な養毛作
用を発現することを見出して完成したものである。その
作用機序は明らかではないが、Ｈ+ 型にしてはじめて養
毛効果を発現する。原料となる酸性多糖体は広く自然界
に存在し、従来から化粧品や食品添加物として使用され
てきたものであり、安全性に関し問題がない。
オン交換法によりＨ+ 型にすることにより顕著な養毛作
用を発現することを見出して完成したものである。その
作用機序は明らかではないが、Ｈ+ 型にしてはじめて養
毛効果を発現する。原料となる酸性多糖体は広く自然界
に存在し、従来から化粧品や食品添加物として使用され
てきたものであり、安全性に関し問題がない。
【００１４】
【実施例】実施例１ 水素型デキストラン多糖体の製法 デキストラン硫酸ナトリウム塩１ｇを蒸留水２００ｍｌ
に溶解し、Ｈ＋型カチオン性イオン交換樹脂が充填され
たカラム中にＳＶ（空間速度）２．１４容量倍／時間で
通過させ、デキストラン硫酸中の硫酸基とイオン結合す
るナトリウムイオンを水素イオンと交換し、水素型デキ
ストランを得た。更に、カラム上部より蒸留水を滴下し
てカラム内を洗浄し、カラム滴下液のｐＨが７±０．５
になり、且つ滴下液全量が１０００ｍｌになるまで洗浄
した。滴下液の水素型デキストラン硫酸濃度は、デキス
トラン硫酸のナトリウム塩に換算して１０００ｐｐｍ
（０．１％）溶液であり、液のｐＨは２．６であった。
に溶解し、Ｈ＋型カチオン性イオン交換樹脂が充填され
たカラム中にＳＶ（空間速度）２．１４容量倍／時間で
通過させ、デキストラン硫酸中の硫酸基とイオン結合す
るナトリウムイオンを水素イオンと交換し、水素型デキ
ストランを得た。更に、カラム上部より蒸留水を滴下し
てカラム内を洗浄し、カラム滴下液のｐＨが７±０．５
になり、且つ滴下液全量が１０００ｍｌになるまで洗浄
した。滴下液の水素型デキストラン硫酸濃度は、デキス
トラン硫酸のナトリウム塩に換算して１０００ｐｐｍ
（０．１％）溶液であり、液のｐＨは２．６であった。
【００１５】実施例２ 水素型カラギーナン多糖体の製法 カリウム塩型のカラギーナン１ｇを蒸留水２００ｍｌに
溶解し、Ｈ＋型カチオン性イオン交換樹脂が充填された
カラム中にＳＶ（空間速度）３．０容量倍／時間で通過
させ、カラギーナンのカリウムイオンを水素イオンに交
換し水素型カラギーナンを得た。更に、カラム上部より
蒸留水を滴下してカラム内を洗浄し、カラム滴下液のｐ
Ｈが７±０．５になり、且つ滴下液全量が１０００ｍｌ
になるまで洗浄した。滴下液の水素型カラギーナン濃度
は、カリウム型のカラギーナンに換算して１０００ｐｐ
ｍ（０．１％）溶液であり、液のｐＨは２．７であっ
た。
溶解し、Ｈ＋型カチオン性イオン交換樹脂が充填された
カラム中にＳＶ（空間速度）３．０容量倍／時間で通過
させ、カラギーナンのカリウムイオンを水素イオンに交
換し水素型カラギーナンを得た。更に、カラム上部より
蒸留水を滴下してカラム内を洗浄し、カラム滴下液のｐ
Ｈが７±０．５になり、且つ滴下液全量が１０００ｍｌ
になるまで洗浄した。滴下液の水素型カラギーナン濃度
は、カリウム型のカラギーナンに換算して１０００ｐｐ
ｍ（０．１％）溶液であり、液のｐＨは２．７であっ
た。
【００１６】実施例３ 養毛効果の試験 下記処方の養毛剤１及び養毛剤２を製造した。 養毛剤１ 水素型デキストラン硫酸（デキストラン硫酸ナトリウム塩換算） ０．１％ 蒸留水 ７９．９％ エタノール（９５％） ２０．０％ 養毛剤２ 水素型カラギーナン（カラギーナンカリウム塩換算） ０．０５％ 蒸留水 ７９．９５％ エタノール（９５％） ２０．０ ％
【００１７】４０代の男性パネラー８人を対象にして試
験を行った。試験方法は７日間連続して１日１回洗髪
し、１回の洗髪時の抜け毛の本数を数え、７日間の抜け
毛数の平均値を測定した。次に本発明養毛剤を４週間に
わたり、１日２回（朝、夕）ずつ頭皮に塗布した。再び
７日間連続して１日１回洗髪し、１回の洗髪時の抜け毛
の本数を数えた。養毛剤塗布前後の抜け毛の本数を比較
して表１に示した。
験を行った。試験方法は７日間連続して１日１回洗髪
し、１回の洗髪時の抜け毛の本数を数え、７日間の抜け
毛数の平均値を測定した。次に本発明養毛剤を４週間に
わたり、１日２回（朝、夕）ずつ頭皮に塗布した。再び
７日間連続して１日１回洗髪し、１回の洗髪時の抜け毛
の本数を数えた。養毛剤塗布前後の抜け毛の本数を比較
して表１に示した。
【表１】
【００１８】
【発明の効果】本発明により、従来、化粧品や食品添加
物として使用された安全な酸性多糖体を原料として、顕
著な養毛効果を有する養毛剤を容易に製造することが可
能になった。
物として使用された安全な酸性多糖体を原料として、顕
著な養毛効果を有する養毛剤を容易に製造することが可
能になった。
Claims (2)
- 【請求項１】 アルギン酸、カラギーナン、ペクチン及
びデキストラン硫酸からなる群から選ばれた少なくとも
１種の酸性多糖体のカチオンが、水素イオンと交換され
てなる水素型酸性多糖体を含有することを特徴とする養
毛剤。 - 【請求項２】 アルギン酸、カラギーナン、ペクチン及
びデキストラン硫酸からなる群から選ばれた少なくとも
１種の酸性多糖体を、カチオン型イオン交換樹脂と接触
させることにより、塩を形成しているカチオンを水素イ
オンと交換し、得られた水素型多糖体を水素型多糖体と
反応しない基材からなる毛髪に使用する化粧品に配合す
ることを特徴とする養毛剤の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303824A JP2583812B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 養毛剤及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303824A JP2583812B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 養毛剤及びその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05117131A JPH05117131A (ja) | 1993-05-14 |
| JP2583812B2 true JP2583812B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=17925751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3303824A Expired - Fee Related JP2583812B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 養毛剤及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583812B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10123966B2 (en) | 2013-05-16 | 2018-11-13 | The Procter And Gamble Company | Hair thickening compositions and methods of use |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0948732A (ja) * | 1995-08-04 | 1997-02-18 | Pola Chem Ind Inc | 活性酸素消去剤及びそれを含む組成物 |
| TWI320713B (ja) | 2001-06-01 | 2010-02-21 | Neochemir Inc | |
| DE102008005972A1 (de) * | 2008-01-24 | 2009-07-30 | Irmgard Mathieu | Haarwuchsmittel |
| US20140093466A1 (en) | 2012-10-02 | 2014-04-03 | The Procter & Gamble Company | Hair care compositions and methods of use |
| EP3222269B1 (en) | 2014-11-20 | 2022-01-26 | Ezaki Glico Co., Ltd. | Hair papilla cell activator |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63150210A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-22 | Kanebo Ltd | 養毛化粧料 |
| JP2559678B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1996-12-04 | 鐘紡株式会社 | 養毛化粧料 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP3303824A patent/JP2583812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10123966B2 (en) | 2013-05-16 | 2018-11-13 | The Procter And Gamble Company | Hair thickening compositions and methods of use |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05117131A (ja) | 1993-05-14 |
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Legal Events
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