JP2583504Y2 - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JP2583504Y2
JP2583504Y2 JP1380992U JP1380992U JP2583504Y2 JP 2583504 Y2 JP2583504 Y2 JP 2583504Y2 JP 1380992 U JP1380992 U JP 1380992U JP 1380992 U JP1380992 U JP 1380992U JP 2583504 Y2 JP2583504 Y2 JP 2583504Y2
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JP
Japan
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light emitting
display device
information display
housing
emitting diodes
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JP1380992U
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坂本  隆
孝 小島
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Koito Industries Ltd
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Koito Industries Ltd
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多数の発光ダイオード
をマトリックス状に配列し、該発光ダイオードの点綴り
で文字、図形等を表示する情報表示装置に係り、特に発
光ダイオードの発熱に対する放熱効果を高めた情報表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、発光ダイオードをマトリック
ス状に配列し、該発光ダイオードの点綴りで文字、図形
等を表示する情報表示装置が提案されている。即ち、こ
の情報表示装置51は、図3に示すように、筐体52の
前面に開設した開口部53に、多数の発光ダイオード5
4,54…をマトリックス状に配列して成る複数の発光
ダイオードユニット55,55…を並設して、表示面を
形成したものである。しかし、発光ダイオード54,5
4…は、個々に発光効率に優れ、かつ省電力ではある
が、電気から光への交換効率が小さいため入力電力の大
部分が熱化してしまい、これらの発光ダイオード54,
54…が多数集合した情報表示装置51の発熱量は極め
て大きくなる。しかも発光ダイオード54,54…は、
発光量において負の温度特性を有しており、効率よく発
光させるためには、発光ダイオード54,54…自体の
温度上昇を低く抑える必要がある。
【0003】そこで、従来は筐体52内の上下にそれぞ
れ送風機56,56を固設し、該送風機56,56のフ
ァン57,57を回転させて発光ダイオードユニット5
5,55…の構成部、特に発光ダイオード54,54…
の電極リード部に送風してその発熱を放散させていた。
また、発光ダイオード54,54…へ効率的に送風する
ために、金属製の遮風板58を発光ダイオードユニット
55,55…の裏面側に張設し、該遮風板58と発光ダ
イオードユニット55,55…の裏面側との間に所定幅
の送風路Aを形成し得るように構成していた。なお、大
型の情報表示装置51では、図4に示すように複数枚の
遮風板58,58…を並設してネジ59,59…で固定
していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記構成の情
報表示装置51では、発光ダイオード54,54…を点
検又は交換する際に、筐体52の裏蓋60を開け、次に
多数のネジ59,59…を外して上記複数枚の遮風板5
8,58…を発光ダイオードユニット55,55…の裏
面側から取り外し、発光ダイオードユニット55,55
…を点検した後、再び遮風板58,58…をネジ59,
59…止め固定しなければならず、これらのネジ59,
59…の取り外し、遮風板58,58…の脱着作業に多
大な手間と時間を必要とするばかりでなく、保守点検作
業が極めて煩雑になるという問題を有していた。
【0005】また、この遮風板58は重量のある金属板
で構成してあるため、その取扱いが大変困難で、例えば
高所に設置されている情報表示装置51では作業中にこ
の遮風板58が落下するという危険もあった。
【0006】本考案は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、遮風板に代えて軽量な遮風幕を使用すること
により、筐体内に送風路を形成して発光ダイオードの放
熱効果を高めると共に、発光ダイオードを点検又は交換
する時にこの遮風幕を迅速かつ容易に取り外すことがで
きる情報表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る情報表示装置は、多数の発光ダイオー
ドをマトリックス状に配列し、該発光ダイオードの点綴
りで文字、図形等を表示する情報表示装置の筐体内にお
いて、前記マトリックス状に配列した発光ダイオード
裏面側に所定幅の送風路を形成するように可撓性及び
耐熱性を有する遮風幕を配設したことを要旨とするもの
であり、例えば筐体内部の一側に巻取りドラムを配置す
ると共に、他側に該巻取りドラムに巻回した遮風幕の他
端を着脱自在に掛け止める掛止具を配置し、該遮風幕を
前記筐体内の一側から他側へ引き出し及び巻き戻し自在
に構成するという手段がある。また、前記筐体の一側と
他側に回転ドラムを配置し、該回転ドラムに適宜開口部
を形成したエンドレスの遮風幕を掛け渡し装着すること
もできる。
【0008】なお、前記遮風幕を掛け渡す筐体の一側と
他側間の適宜位置に複数本のロープ又は線材等の位置決
め機構を構成することもできる。
【0009】
【作用】上記構成によれば、情報表示装置の筐体内にお
いて、発光ダイオードの裏面側に引き出された遮風幕が
送風路を形成するようになり、該送風路に筐体内上下に
固設した各送風機から効率的に送風することができると
共に、発光ダイオードユニットの保守点検の作業又は部
品交換等の作業をするときは、筐体の裏蓋を開けた後、
該筐体内部の一側に配置した掛止具に掛け止めている遮
風幕の一端を外して、他側に配置した巻取りドラムに遮
風幕を巻き戻し、該遮風幕の開口部を所望の発光ダイオ
ードユニットの裏面側に一致させて該発光ダイオードの
裏面側を露出させることができる。
【0010】なお、送風機から強風が出ているときも、
遮風幕を掛け渡す筐体の一側と他側間の適宜位置に配設
した複数本の位置決め用の線材又はガイドローラ等の位
置決め機構が該遮風幕のバタつきを防止して、送風障害
の発生を防止する。
【0011】
【実施例】以下、本考案に係る情報表示装置の実施例を
図面に従って説明する。図1及び図2は、本考案に係る
情報表示装置の実施例を示すものである。情報表示装置
1は、一側に表示面となる開口部2を開設した筐体3内
部に電源部及び制御部(図示していない)を内蔵すると
共に、該開口部2に、多数の発光ダイオード4,4…を
植設して成る発光ダイオードユニット5,5…を多数配
設して、発光ダイオード4,4…がマトリックス状の配
列になる表示面を形成したものである。このようにマト
リックス状に配列した発光ダイオード4,4…は、点綴
りで文字、図形等を表示して所望の表示内容を点灯表示
する。
【0012】6は、難燃性の布材、アルミ箔又は金属繊
維等の可撓性及び耐熱性を有する遮風幕であり、この遮
風幕6の上方に巻取りドラム7を配置し、また筐体3の
下側には該巻取りドラム7に巻回した遮風幕6の他端6
aを着脱自在に掛け止める掛止具8を配置してある。例
えば、この掛止具8は遮風幕6の他端6aに内装した横
桿6bを引っ掛けるフック8を筐体3内底面に固着した
ものであってもよい。而して、この遮風幕6が、配列し
た発光ダイオードユニット5,5…の裏面側に所定幅の
送風路Aを形成し、筐体3内部上下に固設した送風機
9,9…で回転させたファン10,10…からの送風を
この送風路A内に循環させ、多数の発光ダイオードユニ
ット5,5…から生ずる発熱を確実に放散させる。
【0013】上記巻取りドラム7は、筐体3左右両端側
に固着したドラム受け11,11部分において軸に対し
て回動自在に支持されており、内腔部に軸の周囲を囲繞
するスプリング(図示していない)を内設し、その一端
側を軸の外周面に、また他端側をドラム受け11に固定
し、該巻取りドラム7を回転させることによりスプリン
グに所望の弾性力を付与し得るように構成することがで
きる。このように構成することによって、掛止具8から
遮風幕6の他端6aを外すと自動的に遮風幕6が巻取
ドラム7に巻き戻されるため、より迅速に点検作業を行
うことが可能になる。
【0014】また、本実施例では、遮風幕6を掛け渡す
筐体3の横方向に該遮風幕6を横断して複数本の位置決
め用の針金又は糸等の線材12,12…を複数本掛け渡
してある。これは送風機9,9…から強風が出て遮風幕
6がバタつくと、却って冷却効果が低減するので、その
遮風幕6がバタつくことを防止して送風障害を防止する
ためのものである。なお、位置決め用の針金12に代え
て、遮風幕6の両側にガイドローラー又はガイド溝(図
示していない)を構成することにより上記と同様な機能
及び作用を奏するように構成することもできる。
【0015】なお、上記実施例では、遮風幕6は筐体3
内に上下方向へ引き出し及び巻き戻すように構成した実
施例を示しているが、この遮風幕6を筐体3内に左右方
向へ引き出し及び巻き戻すように構成することも可能で
ある。
【0016】而して、情報表示装置1の発光ダイオード
ユニット5,5…を点検又は交換する時は、筐体3の裏
蓋13を開け、次に筐体3内部の一側に配置した掛止具
8,8から遮風幕6他端6aの横桿6bを外し、他側に
配置した巻取りドラム7に遮風幕6を巻き戻して、発光
ダイオードユニット5,5…の裏面を露出させる。
【0017】本考案は、多数の発光ダイオード4,4…
の冷却を目的として、送風機9から効率的に送風するこ
とができるように送風路を構成する遮風材であり、かつ
発光ダイオード4,4…の点検又は交換時にその送風路
を形成している遮風材を迅速かつ容易に引き出し又は巻
き戻すことができるものであれば、上述した遮風幕6に
限定されることはなく、上記目的の範囲内において次の
ようなエンドレスの遮風幕又はシャッターその他の部材
に適宜設計変更できること勿論である。
【0018】即ち、上記遮風幕6に代えて、エンドレス
の遮風幕を構成する場合には、筐体内の上下位置に2本
の回転ドラムを設置し、該回転ドラム間に適宜開口部を
形成したエンドレスの遮風幕を掛け渡し構成する。この
エンドレスの遮風幕は、常時発光ダイオードユニットを
冷却するために、その無開口部を該発光ダイオードユニ
ットの裏面側を覆う位置に固定しておき、送風機から効
率的に送風することができるように送風路を形成するも
のである。また、発光ダイオードユニットの点検又は交
換時には、このエンドレスの遮風幕を回転ドラムと共に
上方向又は下方向へ回して位置をずらすことにより遮風
幕の開口部を発光ダイオードユニットの裏面側に位置さ
せ、該開口部を介して露出した発光ダイオードユニット
の点検又は交換作業を実施することができる。上記エン
ドレスの遮風幕は、筐体内に上下位置の他に左右位置に
掛け渡すこともできる。なお、遮風幕やエンドレスの遮
風幕に代えてシャッターを用いても上記実施例と同様な
作用を奏する。
【0019】
【考案の効果】本考案に係る情報表示装置は、以上のよ
うに構成したから、発光ダイオードの裏面側に引き出さ
れた遮風幕が送風路を形成するため、筐体内上下に固設
した送風機から効率的に送風することができるため、発
光ダイオードから生ずる発熱を確実に放散させることが
できる。
【0020】また、情報表示装置を点検又は修理する時
は、筐体の裏蓋を開け、次に筐体内部の一側に配置した
掛止具から遮風幕を外し、他側に配置した巻取りドラム
にこの遮風幕を巻き戻して、発光ダイオードの裏面を迅
速かつ容易に露出させて、発光ダイオードの点検又は交
換作業を迅速かつ安全に行うことができる等の特徴を有
し、本考案実施後の実用的効果は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る情報表示装置の実施例を示す拡大
側断面図である。
【図2】情報表示装置の裏蓋を外した状態を示す一部省
略した背面図である。
【図3】従来の金属製の遮風板を用いた情報表示装置を
示す拡大側断面図である。
【図4】従来の金属製の遮風板を用いた情報表示装置の
裏蓋を外した状態を示す一部省略した背面図である。
【符号の説明】
1 情報表示装置 3 筐体 4 発光ダイオード 6 遮風幕 7 巻取りドラム 8 掛止具 12 位置決め用針金 A 送風路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09F 9/33 G09F 9/00 304 G09F 9/40

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の発光ダイオードをマトリックス状
    に配列し、該発光ダイオードの点綴りで文字、図形等を
    表示する情報表示装置の筐体内において、前記マトリックス状に配列した発光ダイオード の裏面側
    所定幅の送風路を形成するように可撓性及び耐熱性
    を有する遮風幕を配設したことを特徴とする情報表示装
    置。
  2. 【請求項2】 記筐体内部の一側に巻取りドラムを配
    置すると共に、他側に該巻取りドラムに巻回した遮風幕
    の他端を着脱自在に掛け止める掛止具を配置し、該遮風幕を前記筐体内の一側から他側へ引き出し及び巻
    き戻し自在に構成し たことを特徴とする請求項1の情報
    表示装置。
  3. 【請求項3】 記筐体の一側と他側に回転ドラムを配
    置し、該回転ドラムに適宜開口部を形成したエンドレス
    の遮風幕を掛け渡し装着したことを特徴とする請求項1
    の情報表示装置。
  4. 【請求項4】 記遮風幕を掛け渡す筐体の一側と他側
    間の適宜位置に該遮風幕の位置決め機構を構成したこと
    を特徴とする請求項1,2又は3の情報表示装置。
JP1380992U 1992-02-14 1992-02-14 情報表示装置 Expired - Lifetime JP2583504Y2 (ja)

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JPH0566674U JPH0566674U (ja) 1993-09-03
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JP5415206B2 (ja) * 2009-09-30 2014-02-12 三洋電機株式会社 画像表示装置
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