JP2583280Y2 - 内燃機関の無接点点火装置 - Google Patents

内燃機関の無接点点火装置

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JP2583280Y2 JP1993015654U JP1565493U JP2583280Y2 JP 2583280 Y2 JP2583280 Y2 JP 2583280Y2 JP 1993015654 U JP1993015654 U JP 1993015654U JP 1565493 U JP1565493 U JP 1565493U JP 2583280 Y2 JP2583280 Y2 JP 2583280Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、内燃機関の点火時期
を状況に応じて変更することができる内燃機関の無接点
点火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジンの点火時期は、ピスト
ンが混合気を圧縮して上死点に達し、ピストンがまさに
下降しようとする瞬間に、点火爆発 が行われるように
するのが理想である。しかし、実際上、火炎伝の遅
れ、電流の伝達による遅れ、機械的遅れ等の遅れを生じ
るため、圧縮行程を終った直後に点火時期を合わせたの
では、有効な爆発力を発揮させることはできない。
【0003】すなわち、混合気が点火されて最大爆発圧
力になめまでには時間を要するが、シリンダ内の真空度
が高い場合、または混合気が希薄な場合は、この時間が
いっそう長くなる。これが火炎伝播の遅れとなる。
【0004】また、電流の遅れは、ごくわずかであるが
影響する。たとえば、1次回路を遮断し、2次回路に高
圧電流を発生させる場合、配電器から各点火プラグに配
電する場合に遅れが生じる。さらに、機械的遅れは、点
火装置の断続器や配電器等が作動するときに生じる。こ
のため、略良好な点火時期を得られるように、通常のエ
ンジンではクランク角度で上死点前5〜40゜に点火時
期が設定されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、例えば一般
公道を走行するような、一般ユーザー向けの二輪車(オ
ートバイ)に搭載される内燃機関の無接点点火装置は、
機関の諸性能の全てをカバーするような点火時期特性に
設定されていないため、機関の持つ最大出力を引き出す
ことができない。
【0006】従って、一般ユーザー向けの二輪車を用い
て、一般公道でないレース場でレースを行う場合、機関
の持つ最大出力を引き出すことができず、レース専用に
セッティングされた点火時期特性を有する無接点点火装
置を搭載したレース専用の二輪車に比較して、走行速度
が伸びないため、レースに勝利することができない。ま
た、レース専用にセッティングされた点火時期特性を有
する無接点点火装置を搭載したレース専用の二輪車は、
法律上、種々の規制があるため、一般公道を走行するこ
とができない。
【0007】この考案は前述した従来技術の問題点に着
目してなされたもので、操作が容易に行える箇所に装着
された外部操作可能なボタンなどの操作子を操作するこ
とで、多段階あるいは無段階にて点火時期特性を選択可
能にし、以て始動性,機関等の諸性能(馬力アップや燃
費向上など)の向上を図ることができるとともに、点火
時期特性の選択回路のリード接続の簡素化と容易化を図
ることができる内燃機関の無接点点火装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案にかかる
内燃機関の無接点点火装置は、磁石および磁極を備えた
ロータの回転により電圧を誘起するエキサイタコイルお
よびトリガコイルと、上記エキサイタコイルの誘起電圧
を充電する点火用充放電コンデンサと、該点火用充放電
コンデンサに直列接続されたイグニションコイルと、上
記トリガコイルに周期的に誘起される電圧をゲートトリ
ガとして、オン時に上記点火用充放電コンデンサの電荷
を上記イグニションコイルに供給するサイリスタとを備
えて、該サイリスタのゲート,カソード間に少なくとも
2個以上の直列接続抵抗を接続し、該直列接続抵抗の
ちカソードに最も近い直列抵抗に並列接続された自己保
持型スイッチを、上記点火用充放電コンデンサの電荷の
上記イグニションコイルに対する供給タイミングを選定
できるように外部操作可能にしたものである。
【0009】請求項2の考案にかかる内燃機関の無接点
点火装置は、サイリスタのゲート,カソード間に少なく
とも2個以上の直列接続抵抗を接続し、該直列接続抵抗
うちカソードに最も近い直列抵抗に並列接続された可
変抵抗を、点火用充放電コンデンサの電荷のイグニショ
ンコイルに対する供給タイミングを選定できるように、
外部操作可能にしたものである。
【0010】請求項3の考案にかかる内燃機関の無接点
点火装置は、サイリスタのゲート,カソード間ゲート
に抵抗を接続し、該抵抗に直列接続されてカソードに最
も近い可変抵抗を、点火用充放電コンデンサの電荷のイ
グニションコイルに対する供給タイミングを選定できる
ように、外部操作可能にしたものである。
【0011】
【作用】請求項1の考案に係る内燃機関の無接点点火装
置は、エキサイタコイルの正の誘起電圧を点火用充放電
コンデンサに充電させ、トリガコイルの正の誘起電圧が
印加されるサイリスタのゲート,カソード間に直列接続
された2つの抵抗の一方に並列接続した手動の自己保持
型スイッチを外部操作せず、該スイッチをオフ状態とし
たときは、各抵抗の合成抵抗で決定されるトリガタイミ
ングで、上記点火用充放電コンデンサの電荷をサイリス
タを介してイグニションコイルに供給し、点火プラグで
点火させる。
【0012】また、上記スイッチを外部操作し、オン状
態としたときは、上記一方の抵抗が短絡状態となり、上
記サイリスタのトリガタイミングは、上記スイッチがオ
フ状態時より所定角度遅れたトリガタイミングで、上記
点火用充放電コンデンサの電荷をサイリスタを介してイ
グニションコイルに供給し、点火プラグで点火させる。
また、上記スイッチの配線作業を容易化する。請求項2
の考案に係る内燃機関の無接点点火装置は、エキサイタ
コイルの正の誘起電圧を点火用充放電コンデンサに充電
させ、トリガコイルの正の誘起電圧が印加されるサイリ
スタのゲート,カソード間に直列接続された2つの抵抗
の一方に並列接続した外部操作可能な可変抵抗を最大値
となる位置にセットすると、各抵抗ならびに可変抵抗の
合成抵抗で決定されるトリガタイミングで、上記点火用
充放電コンデンサの電荷をサイリスタを介してイグニシ
ョンコイルに供給し、点火プラグで点火させる。
【0013】また、上記可変抵抗を外部操作し、適当位
置に移動させると、この可変抵抗が最大値となる位置よ
り所定角度遅れたトリガタイミングで、上記点火用充放
電コンデンサの電荷をサイリスタを介してイグニション
コイルに供給し、点火プラグで点火させる。また、可変
抵抗の配線作業を容易化する。
【0014】請求項3の考案に係る内燃機関の無接点点
火装置は、エキサイタコイルの正の誘起電圧を点火用充
放電コンデンサに充電させ、トリガコイルの正の誘起電
圧が印加されるサイリスタのゲート・カソード間ゲー
トに抵抗と共に直列接続した可変抵抗を外部操作するこ
とにより、上記サイリスタのトリガタイミングを任意に
設定可能にし、無段階の任意の点火時期特性を得られる
ようにする。また、可変抵抗の配線作業を容易化する。
【0015】
【実施例】実施例1. 以下、この考案の一実施例を図に基づき詳細に説明す
る。図1は内燃機関の無接点点火装置の電気回路図を示
し、図において、1は図示しない機関のクランクシャフ
トと同期して回転する磁石および磁極等を埋設したロー
タに対向配置されたエキサイタコイルである。
【0016】また、2はエキサイタコイル1と同様のト
リガコイル、3はイグニションコイル、4はエキサイタ
コイル1の正の誘起電圧を充電する点火用充放電コンデ
ンサ、5は点火用充放電コンデンサ4で充電した電荷
を、イグニションコイル3に供給するスイッチング素子
であるサイリスタである。
【0017】6は第1の抵抗、7は第2の抵抗、8はユ
ニット外の適位置に設けられ外部より操作可能な自己保
持型スイッチ、9,10および11は逆流阻止用ダイオ
ード、12は点火プラグで、イグニションコイル3の二
次側に接続されている。
【0018】次に動作について、図2に示す回路各部の
波形図および図3に示す点火時期特性図をもとに説明す
る。
【0019】まず、エキサイタコイル1およびトリガコ
イル2は図示しない磁石および磁極等を埋設したロータ
が機関のクラクシャフトに同期して回転すると、図2
(a)に示すエキサイタコイル無負荷電圧波V 、図
2(b)に示すトリガコイル無負荷電圧波V をそれ
ぞれ誘起する。
【0020】そして、上記エキサイタコイル1の正の誘
起電圧が発生すると、ダイオード10→点火用充放電コ
ンデンサ4→イグニションコイル3の一次コイルの経路
で電流が流れ、点火用充放電コンデンサ4に電荷を充電
される。
【0021】また、上記ユニット外の適位置に設けら
れ、かつ外部より操作可能な自己保持型スイッチ8がオ
フ状態時において、上記トリガコイル2の正の誘起電圧
が印加されるサイリスタ5のトリガは、第1の抵抗6と
第2の抵抗7の合成抵抗で決定されるゲートトリガ電圧
g1に到達すると行われ、サイリスタ5がオンする。
【0022】このため、上記点火用充放電コンデンサ4
が充電した電荷が、サイリスタ5のアノード・カソード
→イグニションコイル3の一次コイルの経路で放電され
る(図2(c)の点火用充放電コンデンサ4の充放電電
圧波Vc1)。これによりイグニションコイル3の二次
コイルに高電圧が発生し、点火プラグ12に点火のため
の火花が発生する。
【0023】なお、この時の点火時期特性は、ロータの
各回転数に対して図3の実線Aで示す特性となるのであ
る。
【0024】次に、上記ユニット外の適位置に設けら
れ、かつ外部より操作可能な上記自己保持型スイッチ8
がオン状態時においては、トリガコイル2の正の誘起電
圧が印加されるサイリスタ5のトリガは、第2の抵抗7
がスイッチ8によって短絡状態となるため、第1の抵抗
6で決定されるゲートトリガ電圧Vg2に到達すると行
われる。
【0025】すなわち、このトリガによってサイリスタ
5がオンし、点火用充放電コンデンサ4が充電した電荷
がサイリスタ5のアノード・カソード→イグニションコ
イル3の一次コイルの経路で、放電される(図2(d)
の点火用充放電コンデンサ4の充放電電圧波Vc2)。
【0026】これによりイグニションコイル3の二次コ
イルに高電圧が発生し、そして、点火プラグ12で発生
した火花により、燃料ガスに点火される。なお、この時
の点火時期特性は、図3に示すように、スイッチ8がオ
フの時の点火時期特性の実線Aを略平行移動した破線B
の特性となる。
【0027】本実施例の場合、外部より操作可能な自己
保持型スイッチ8を第2の抵抗7と並列接続したが、第
1の抵抗6に並列接続しても差しつかえない。但し、前
述した第2の抵抗7側へ接続すると、スイッチ8の片側
をシャーシアースすることができるため、該スイッチ8
の実質的配線はリード線1本で済むメリットがある。ま
た、本実施例の場合は2段切替のみについて述べたが、
第3,第4,…第nの抵抗を第1および第2の抵抗6,
7に直列接続し、多段切替を行うようにしても、上記実
施例と同様の効果を奏する。
【0028】従って、機関やその他の状況に応じ、点火
時期特性を図3の実線Aまたは破線Bといった特性曲線
を任意に選択することができることになるので、機関の
性能をさらに向上させることが可能となる。 実施例2. 図4はこの考案の他の実施例を示す。これはユニット外
の適位置に設けられ、かつ、外部より操作可能な可変抵
抗13を、図示のように、第2の抵抗7に対し並列接続
したもので、実施例1と大きく異なるところは、図3に
示した点火時期特性が2段階の切替であるのに対し、こ
の実施例は図3の実線Aと破線Bとの間を無段階に切替
ることができることである。
【0029】すなわち、第2の抵抗7と並列接続された
可変抵抗13によって、サイリスタ5のトリガ電圧を例
えば、Vg1,Vg2間で無段階に調節することがで
き、従って、点火時期特性の微調整が可能となる。この
実施例では、可変抵抗13を第1の抵抗6に並列接続せ
ずに、第2の抵抗7に並列接続するようにしたため、可
変抵抗13の片側をシャーシアースすることができる。
従って、この可変抵抗13の実質的配線はリード線1本
で済み、外付けされる可変抵抗13の配線作業が簡素
化,容易化される。 実施例3. 図5はこの考案のさらに他の実施例を示す。この実施例
は実施例2のコストを下げたもので、第2の抵抗7を取
り外し、ユニット外の適位置に設けられ外部より操作可
能な可変抵抗13を第1の抵抗6と直列接続したもので
ある。これにより、実施例2と同様の効果が得られる。
この実施例では、第1の抵抗6がゲート側に、可変抵抗
13がカソード側にくるように、互いに直列接続されて
いるため、可変抵抗13の片側をンャーシアースするこ
とができる。従って、この可変抵抗13の実質的配線は
リード線1本で済み、外付けされる可変抵抗13の配線
作業が簡素化,容易化される。
【0030】なお、前記実施例1乃至3は直列接続抵抗
をゲート、カソード間に接続したが、ゲートに直列に接
続してもよい。
【0031】
【考案の効果】以上のように、請求項1の考案によれ
ば、磁石および磁極を備えたロータの回転により電圧を
誘起するエキサイタコイルおよびトリガコイルと、上記
エキサイタコイルの誘起電圧を充電する点火用充放電コ
ンデンサと、該点火用充放電コンデンサに直列接続され
たイグニションコイルと、上記トリガコイルに周期的に
誘起される電圧をゲートトリガとして、オン時に上記点
火用充放電コンデンサの電荷を上記イグニションコイル
に供給するサイリスタとを備えて、該サイリスタのゲー
ト,カソード間に少なくとも2個以上の直列接続抵抗を
接続し、該直列接続抵抗のうちカソードに最も近い直列
抵抗に並列接続された自己保持型スイッチを、上記点火
用充放電コンデンサの電荷の上記イグニションコイルに
対する供給タイミングを選定できるように外部操作可能
な構成としたので、始動性を向上できると共に、最良の
点火時期特性が機関やその他の状況に応じて、ユニット
外部より多段階で任意に選択することができ、従って、
機関等の性能を一層向上(馬力アップや低燃費化など)
することができるほか、外部接続された点火時期特性選
択用の上記スイッチのリード接続の簡素化,容易化を図
れるという効果が得られる。
【0032】また、請求項2の考案によれば、サイリス
タのゲート,カソード間に少なくとも2個以上の直列接
続抵抗を接続し、該直列接続抵抗のうちカソードに最も
近い直列抵抗に並列接続された可変抵抗を、点火用充放
電コンデンサの電荷のイグニションコイルに対する供給
タイミングを選定できるように外部操作可能な構成にし
たので、並列抵抗の合成値を無段調整することによって
始動性を向上できると共に、最良の点火時期特性が機関
やその他の状況に応じてユニット外部より無段階で任意
に微調整することができ、従って、機関等の性能を一層
向上(馬力アップや低燃費など)することができる
か、可変抵抗の配線作業を容易化できるという効果が得
られる。
【0033】さらにまた、請求項3の考案によれば、サ
イリスタのゲート,カソード間ゲートに抵抗を接続
し、該抵抗に直列接続されてカソードに最も近い可変抵
抗を、点火用充放電コンデンサの電荷のイグニションコ
イルに対する供給タイミングを選定できるように、外部
操作可能な構成としたので、直列抵抗の合成値を無段調
整することができ、安価で、しかも始動性の向上,点火
時期の最適化および機関性能の向上を共に図れるほか、
可変抵抗の配線作業を容易化できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による内燃機関の無接点点
火装置を示す電気回路図である。
【図2】図1に示す電気回路図の各部の電圧波形を示す
タイミングチャート図である。
【図3】図1における内燃機関の無接点点火装置の点火
時期特性を示す点火時期特性曲線図である。
【図4】この考案の他の実施例による内燃機関の無接点
点火装置を示す電気回路図である。
【図5】この考案のさらに他の実施例による内燃機関の
無接点点火装置を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 エキサイタコイル 2 トリガコイル 3 イグニションコイル 4 点火用充放電コンデンサ 5 サイリスタ 6 第1の抵抗(抵抗) 7 第2の抵抗(抵抗) 8 自己保持型スイッチ 13 可変抵抗
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02P 5/02 - 5/155

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石および磁極を備えたロータの回転に
    より電圧を誘起するエキサイタコイルおよびトリガコイ
    ルと、上記エキサイタコイルの誘起電圧を充電する点火
    用充放電コンデンサと、該点火用充放電コンデンサに直
    列接続されたイグニションコイルと、上記トリガコイル
    に周期的に誘起される電圧をゲートトリガとして、オン
    時に上記点火用充放電コンデンサの電荷を上記イグニシ
    ョンコイルに供給するサイリスタと、該サイリスタのゲ
    ート,カソード間に接続された少なくとも2個以上の直
    列接続抵抗と、該直列接続抵抗のうちカソードに最も近
    い直列抵抗に並列接続されて、上記点火用充放電コンデ
    ンサの電荷の上記イグニションコイルに対する供給タイ
    ミングを選定可能に外部操作される自己保持型スイッチ
    とを備えた内燃機関の無接点点火装置。
  2. 【請求項2】 磁石および磁極を備えたロータの回転に
    より電圧を誘起するエキサイタコイルおよびトリガコイ
    ルと、上記エキサイタコイルの誘起電圧を充電する点火
    用充放電コンデンサと、該点火用充放電コンデンサに直
    列接続されたイグニションコイルと、上記トリガコイル
    に周期的に誘起される電圧をゲートトリガとして、オン
    時に上記点火用充放電コンデンサの電荷を上記イグニシ
    ョンコイルに供給するサイリスタと、該サイリスタのゲ
    ート,カソード間に接続された少なくとも2個以上の直
    列接続抵抗と、該直列接続抵抗のうちカソードに最も近
    い抵抗に並列接続されて、上記点火用充放電コンデンサ
    の電荷の上記イグニションコイルに対する供給タイミン
    グを選定可能に外部操作される可変抵抗とを備えた内燃
    機関の無接点点火装置。
  3. 【請求項3】 磁石および磁極を備えたロータの回転に
    より電圧を誘起するエキサイタコイルおよびトリガコイ
    ルと、上記エキサイタコイルの誘起電圧を充電する点火
    用充放電コンデンサと、該点火用充放電コンデンサに直
    列接続されたイグニションコイルと、上記トリガコイル
    に周期的に誘起される電圧をゲートトリガとして、オン
    時に上記点火用充放電コンデンサの電荷を上記イグニシ
    ョンコイルに供給するサイリスタと、該サイリスタのゲ
    ート,カソード間ゲートに接続された抵抗と、該抵抗
    に直列接続されて、上記コンデンサの電荷の上記イグニ
    ションコイルに対する供給タイミングを選定可能に外部
    操作される、上記カソー ドに最も近い可変抵抗とを備え
    た内燃機関の無接点点火装置。
JP1993015654U 1993-03-08 1993-03-08 内燃機関の無接点点火装置 Expired - Lifetime JP2583280Y2 (ja)

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JPS5462425A (en) * 1977-10-26 1979-05-19 Nippon Denso Co Ltd Internal combustion engine ignition system
JPS5551958A (en) * 1978-10-13 1980-04-16 Mitsubishi Electric Corp Ignition system for internal combustion engine

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