JP2582664Y2 - 走行台車 - Google Patents
走行台車Info
- Publication number
- JP2582664Y2 JP2582664Y2 JP1992057458U JP5745892U JP2582664Y2 JP 2582664 Y2 JP2582664 Y2 JP 2582664Y2 JP 1992057458 U JP1992057458 U JP 1992057458U JP 5745892 U JP5745892 U JP 5745892U JP 2582664 Y2 JP2582664 Y2 JP 2582664Y2
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- JP
- Japan
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- traveling
- carriage
- frame
- bogie
- bucket
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- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、荷物を搭載して水正面
並びに垂直面内に湾曲する経路を走行する走行台車に関
し、特にリニアモータによって走行する自走式走行台車
に関する。
並びに垂直面内に湾曲する経路を走行する走行台車に関
し、特にリニアモータによって走行する自走式走行台車
に関する。
【0002】
【従来技術】周知のように、半導体ウェーハなどの超精
密部品は高度に清浄化されたクリーンルーム内で製造さ
れ、これを検査ラインなどに移送する場合には走行台車
による搬送が行われている。走行台車は、上面に固定し
たバケットに超精密部品等を収納して走行させるもの
で、駆動源としては操作性がよく、塵埃の発生が少ない
などの理由によりリニアモータが使用されることが多
い。すなわち、搬送チューブ内の両側に走行レールを敷
設して、このレール上に走行台車の走行車輪及び揺れ止
めようのガイド車輪を載置し、走行台車下側に配設した
リニアモータによって前記台車を走行させるものであ
る。しかし、この台車は走行車輪及びガイド車輪が台車
に直接取付けられているので、カーブ走路を円滑に走行
することができない。
密部品は高度に清浄化されたクリーンルーム内で製造さ
れ、これを検査ラインなどに移送する場合には走行台車
による搬送が行われている。走行台車は、上面に固定し
たバケットに超精密部品等を収納して走行させるもの
で、駆動源としては操作性がよく、塵埃の発生が少ない
などの理由によりリニアモータが使用されることが多
い。すなわち、搬送チューブ内の両側に走行レールを敷
設して、このレール上に走行台車の走行車輪及び揺れ止
めようのガイド車輪を載置し、走行台車下側に配設した
リニアモータによって前記台車を走行させるものであ
る。しかし、この台車は走行車輪及びガイド車輪が台車
に直接取付けられているので、カーブ走路を円滑に走行
することができない。
【0003】そこで前記難点を解消するために、出願人
は、さきに台車フレームを前後に分割し台車フレームの
対向する端部に設けたセンターピンにより当該台車フレ
ームを水平面内に回動可能に連結させて、走行路が水平
カーブでも円滑に走行できる走行台車を提案した(実開
平4−34168号)。
は、さきに台車フレームを前後に分割し台車フレームの
対向する端部に設けたセンターピンにより当該台車フレ
ームを水平面内に回動可能に連結させて、走行路が水平
カーブでも円滑に走行できる走行台車を提案した(実開
平4−34168号)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、出願人がさ
きに提案した走行台車は、台車本体を構成する前後の台
車フルームがセンターピンを中心とする水平面内に回動
可能であるので水平方向にカーブする走行路がに対して
は十分対応することができるが、走行路が上下方向にカ
ーブしている場合には円滑な走行ができない。本考案
は、簡単な構造で水平、垂直方向のカーブに対しても十
分対応でき円滑な走行が可能な走行台車を提供すること
を目的とする。
きに提案した走行台車は、台車本体を構成する前後の台
車フルームがセンターピンを中心とする水平面内に回動
可能であるので水平方向にカーブする走行路がに対して
は十分対応することができるが、走行路が上下方向にカ
ーブしている場合には円滑な走行ができない。本考案
は、簡単な構造で水平、垂直方向のカーブに対しても十
分対応でき円滑な走行が可能な走行台車を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案は、前後一対の台車フレームの対向する端部
に設けたセンターピンにより当該台車フレームを水平面
内に回動可能に連結させて台車本体とし、 各台車フレ
ームの両側部には、 走行路を構成するガイドレールR
に当接する走行ローラ及びガイドローラを設け、さらに
台車本体のセンターピン挿通ボス部の上部にバケット支
持枠を固着して荷物搭載用バケットを垂直面に対し揺動
自在に支持した走行台車において;前記台車フレームの
各両側端で台車本体の4隅にあたる位置に横軸を設け、
各横軸には走行路の垂直面内に回動可能なブラケットを
それぞれ取付けて前記走行ローラ及びガイドローラを支
持したことを特徴とする。
め、本考案は、前後一対の台車フレームの対向する端部
に設けたセンターピンにより当該台車フレームを水平面
内に回動可能に連結させて台車本体とし、 各台車フレ
ームの両側部には、 走行路を構成するガイドレールR
に当接する走行ローラ及びガイドローラを設け、さらに
台車本体のセンターピン挿通ボス部の上部にバケット支
持枠を固着して荷物搭載用バケットを垂直面に対し揺動
自在に支持した走行台車において;前記台車フレームの
各両側端で台車本体の4隅にあたる位置に横軸を設け、
各横軸には走行路の垂直面内に回動可能なブラケットを
それぞれ取付けて前記走行ローラ及びガイドローラを支
持したことを特徴とする。
【0006】
【作用】 本考案は前記構成であるから、レールが水平方
向にカーブしている場合にはセ ンターピンを中心として
前後の台車フレームが水平面内に相対的に回動してカー
ブに追従して円滑に走行する。また、上下方向のカーブ
の場合には、台車本体の4隅に取り付けたブラケットを
介して垂直面内に回動可能に支持された走行ローラ及び
ガイドローラにより走行路の勾配に沿って走行台車を円
滑に走行させることが可能となる。
向にカーブしている場合にはセ ンターピンを中心として
前後の台車フレームが水平面内に相対的に回動してカー
ブに追従して円滑に走行する。また、上下方向のカーブ
の場合には、台車本体の4隅に取り付けたブラケットを
介して垂直面内に回動可能に支持された走行ローラ及び
ガイドローラにより走行路の勾配に沿って走行台車を円
滑に走行させることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下図示の実施例に基づいて本考案を具体的
に説明する。図1は本考案走行台車の一実施例を示す側
面図、図2は図1の平面図でである。図1に示すよう
に、対向する機枠Fの内側に搬送路を構成するレールR
を設けて走行台車10を配置する。走行台車10は、前
後一対の台車フレーム11a、11bの対向する端部で
連結した台車本体12と、各台車フレーム11a、11
bの両側部に設けた走行ローラ(走行車輪)及びガイド
ローラ(ガイド車輪)群と、台車本体12の上部におい
て垂直面に対し揺動自在に支持された荷物塔載用バケッ
ト29とを主な構成部分としている。
に説明する。図1は本考案走行台車の一実施例を示す側
面図、図2は図1の平面図でである。図1に示すよう
に、対向する機枠Fの内側に搬送路を構成するレールR
を設けて走行台車10を配置する。走行台車10は、前
後一対の台車フレーム11a、11bの対向する端部で
連結した台車本体12と、各台車フレーム11a、11
bの両側部に設けた走行ローラ(走行車輪)及びガイド
ローラ(ガイド車輪)群と、台車本体12の上部におい
て垂直面に対し揺動自在に支持された荷物塔載用バケッ
ト29とを主な構成部分としている。
【0008】台車フレーム11a、11bは、図2に示
すように、平面から見てほぼ3角形状をなし、一方(後
方)の台車フレーム11bの先端部に固着した連結片1
5を他方(前方)の台車フレーム11aの後端部に重合
させ、この重合部にセンターピン16を挿通して両台車
フレームが水平面内において一定角度範囲に相対的に回
動するように連結している。
すように、平面から見てほぼ3角形状をなし、一方(後
方)の台車フレーム11bの先端部に固着した連結片1
5を他方(前方)の台車フレーム11aの後端部に重合
させ、この重合部にセンターピン16を挿通して両台車
フレームが水平面内において一定角度範囲に相対的に回
動するように連結している。
【0009】更に、台車フレーム11a、11bの各両
側端で台車本体12の4隅にあたる位置にローラ取付部
材13を固着する。この取付部材13に軸受19を設け
て横軸20を回動自在に取付け、さらに各横軸20には
断面コ字型ブラケット21をそれぞれ取付けて走行路の
垂直面内に回動可能な状態に、走行ローラ17a、17
b及び揺れ止め用のガイドローラ18を支持している。
すなわち、図2ないし図4に示すように、コ字型ブラケ
ット21の上下面にアングル形のブラケット22、23
を固着し、上面側のブラケット22の水平フランジ部2
2aと下面側のブラケット23の水平フランジ部23a
との間に、ピン24を通してレールRの内側に当接する
揺れ止め用のガイドローラ18、18を軸支する。また
ブラケット22の垂直フランジ部22bにはピン25、
25を用いてレールRの上面に当接する走行ローラ17
a、17aを軸支する。一方下面側のブラケット23の
垂直フランジ部23bにはピン26、26を用いてレー
ルRの下面に当接する走行ローラ17bを軸支する。な
お、レールRの下面に当接する前記走行ローラ17b
と、上面に当接する走行ローラ17a、17aとでレー
ルRを挟持している。
側端で台車本体12の4隅にあたる位置にローラ取付部
材13を固着する。この取付部材13に軸受19を設け
て横軸20を回動自在に取付け、さらに各横軸20には
断面コ字型ブラケット21をそれぞれ取付けて走行路の
垂直面内に回動可能な状態に、走行ローラ17a、17
b及び揺れ止め用のガイドローラ18を支持している。
すなわち、図2ないし図4に示すように、コ字型ブラケ
ット21の上下面にアングル形のブラケット22、23
を固着し、上面側のブラケット22の水平フランジ部2
2aと下面側のブラケット23の水平フランジ部23a
との間に、ピン24を通してレールRの内側に当接する
揺れ止め用のガイドローラ18、18を軸支する。また
ブラケット22の垂直フランジ部22bにはピン25、
25を用いてレールRの上面に当接する走行ローラ17
a、17aを軸支する。一方下面側のブラケット23の
垂直フランジ部23bにはピン26、26を用いてレー
ルRの下面に当接する走行ローラ17bを軸支する。な
お、レールRの下面に当接する前記走行ローラ17b
と、上面に当接する走行ローラ17a、17aとでレー
ルRを挟持している。
【0010】また、走行台車10のセンターピン16の
挿通ボス部である連結片15の上部にはバケット支持部
材14が取付けられている。このバケット支持部材14
はH型鋼製で一方のフランジ14aを台車10にネジ止
め固定している。また他方のフランジ14bには、正面
からみてコ字形をなすバケット支持枠28を上方が開放
した状態にして固着し、この支持枠28の内側にバケッ
ト29を揺動自在に支持する。すなわち、図1に示すよ
うにバケット支持枠28の両側板28aの上端にロータ
リーダンパ30を設けてアーム31、31を吊下げ、各
アーム31の自由端をバケット保持プレート32で連結
する。バケット保持プレート32にはボックス型のバケ
ット29が固定されており、台車10が傾斜面を走行す
るときには前記ロータリーダンパ30によって保持され
たアーム31及びアームに取付けたバケット29が傾斜
角に応じて揺動し、搬送物を常時水平に保持する。な
お、図1において符号33は走行路に配設したリニア1
次導体、34は位置センサ、35は速度センサ、36は
アンチバックユニットで、台車10に取付けたリニア2
次導体37に穿設した透孔38(図3、5)に係合し
て、台車10の停止位置決め及びロックブレーキとして
作用する。
挿通ボス部である連結片15の上部にはバケット支持部
材14が取付けられている。このバケット支持部材14
はH型鋼製で一方のフランジ14aを台車10にネジ止
め固定している。また他方のフランジ14bには、正面
からみてコ字形をなすバケット支持枠28を上方が開放
した状態にして固着し、この支持枠28の内側にバケッ
ト29を揺動自在に支持する。すなわち、図1に示すよ
うにバケット支持枠28の両側板28aの上端にロータ
リーダンパ30を設けてアーム31、31を吊下げ、各
アーム31の自由端をバケット保持プレート32で連結
する。バケット保持プレート32にはボックス型のバケ
ット29が固定されており、台車10が傾斜面を走行す
るときには前記ロータリーダンパ30によって保持され
たアーム31及びアームに取付けたバケット29が傾斜
角に応じて揺動し、搬送物を常時水平に保持する。な
お、図1において符号33は走行路に配設したリニア1
次導体、34は位置センサ、35は速度センサ、36は
アンチバックユニットで、台車10に取付けたリニア2
次導体37に穿設した透孔38(図3、5)に係合し
て、台車10の停止位置決め及びロックブレーキとして
作用する。
【0011】前記アンチバックユニット36は、走行台
車10の停止位置、走路の両端部に配設されている。図
6〜図7に示すように走路に立設したブラケット39に
走行方向に向けてガイド40a付のシリンダ40を設
け、このピストンロッド41にストッパ42を所定角度
回動自在にピン42aで取付ける。シリンダ40は通常
ピストンロッド41を縮めて図6に鎖線で示すようにス
トッパ42を待機位置に引寄せており、走行台車10が
所定の位置に来たときにピストンロッド42を伸長させ
てストッパ42を押出し、台車10に取付けた2次導体
の透孔38に係合させ、台車10を所定位置にストップ
させ、かつ同位置にロックする。ストッパ42を解除す
るときには、ピストンロッド41を縮めてストッパ42
を引寄せることにより、ストッパ42の内側辺がブラケ
ット39に取付けたガイドローラ43に当接し、自由端
が透孔38から抜け出してロックが解除される。
車10の停止位置、走路の両端部に配設されている。図
6〜図7に示すように走路に立設したブラケット39に
走行方向に向けてガイド40a付のシリンダ40を設
け、このピストンロッド41にストッパ42を所定角度
回動自在にピン42aで取付ける。シリンダ40は通常
ピストンロッド41を縮めて図6に鎖線で示すようにス
トッパ42を待機位置に引寄せており、走行台車10が
所定の位置に来たときにピストンロッド42を伸長させ
てストッパ42を押出し、台車10に取付けた2次導体
の透孔38に係合させ、台車10を所定位置にストップ
させ、かつ同位置にロックする。ストッパ42を解除す
るときには、ピストンロッド41を縮めてストッパ42
を引寄せることにより、ストッパ42の内側辺がブラケ
ット39に取付けたガイドローラ43に当接し、自由端
が透孔38から抜け出してロックが解除される。
【0012】走行台車10は図1に示すように、搬送チ
ューブ内に設けた機枠Fの両側に配設したレールR上に
載置される。この載置にあたっては上下の走行ローラ1
7a、17a及び17bでレールRを挟み込み、かつガ
イドローラ18がレールRの内側面に当接させる。レー
ルR上にセットした台車10はバケット29に搬送物を
積み込み走行操作装置(図示省略)により運転走行され
るもので、台車10が水平面内のカーブにさしかかった
ときには、走行台車10を構成している台車フレーム1
1a、11bがセンターピン16を回動中心としてカー
ブに沿って回動するのでレールRに引っ掛かることなく
スムーズに走行することができる。一方、走行台車10
が上下方向のカーブにさしかかったときには、コ字型ブ
ラケット21に支持された走行ローラ及びガイドローラ
群が横軸20を回動中心としてレールの傾斜に応じて水
直面内に回動し、走行台車10は円滑に走行する。
ューブ内に設けた機枠Fの両側に配設したレールR上に
載置される。この載置にあたっては上下の走行ローラ1
7a、17a及び17bでレールRを挟み込み、かつガ
イドローラ18がレールRの内側面に当接させる。レー
ルR上にセットした台車10はバケット29に搬送物を
積み込み走行操作装置(図示省略)により運転走行され
るもので、台車10が水平面内のカーブにさしかかった
ときには、走行台車10を構成している台車フレーム1
1a、11bがセンターピン16を回動中心としてカー
ブに沿って回動するのでレールRに引っ掛かることなく
スムーズに走行することができる。一方、走行台車10
が上下方向のカーブにさしかかったときには、コ字型ブ
ラケット21に支持された走行ローラ及びガイドローラ
群が横軸20を回動中心としてレールの傾斜に応じて水
直面内に回動し、走行台車10は円滑に走行する。
【0013】一方前記上下方向のカーブ(傾斜面)走行
の際には、走行台車10の上面に固着したバケット支持
枠28にロータリーダンパ30で軸支したアーム31が
レールRの傾斜角度に応じて揺動することにより、バケ
ット保持プレート32に固定したバケット29を水平に
保持することができる。
の際には、走行台車10の上面に固着したバケット支持
枠28にロータリーダンパ30で軸支したアーム31が
レールRの傾斜角度に応じて揺動することにより、バケ
ット保持プレート32に固定したバケット29を水平に
保持することができる。
【0014】なお前記実施例においては、チューブ内を
走行する台車について説明したが、本考案はこれに限定
されるものではなく、リニアモータによって駆動する台
車全般に適用することが可能である。
走行する台車について説明したが、本考案はこれに限定
されるものではなく、リニアモータによって駆動する台
車全般に適用することが可能である。
【0015】さらに、本考案は前記実施例に限定される
ものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において種
々の修正、設計変更が可能であることはいうまでもな
い。
ものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において種
々の修正、設計変更が可能であることはいうまでもな
い。
【0016】
【考案の効果】本考案は前記の構成であるから以下のよ
うな特有の効果を奏する。 水平カーブ、垂直カーブ(傾斜面)に対応することが
できる。 走行抵抗を小さく押さえることができ、減速度が小さ
くなる。 上下左右のガタがなくなり搬送物に衝撃を与えない。 水平カーブ、垂直カーブ(傾斜面)の半径をより小さ
くすることが可能で、搬送スペースをよりコンパクトに
できる。 ローラの磨耗が少なく、これに伴う発塵も少なくなる
のでクリーンルーム内の搬送に適している。 バケットを回動可能なアームに固定したので、傾斜走
行時搬送物を常に水平に保持させると共に、台車始動
時、加速時、減速時の搬送物の揺れをおさえることがで
きる。
うな特有の効果を奏する。 水平カーブ、垂直カーブ(傾斜面)に対応することが
できる。 走行抵抗を小さく押さえることができ、減速度が小さ
くなる。 上下左右のガタがなくなり搬送物に衝撃を与えない。 水平カーブ、垂直カーブ(傾斜面)の半径をより小さ
くすることが可能で、搬送スペースをよりコンパクトに
できる。 ローラの磨耗が少なく、これに伴う発塵も少なくなる
のでクリーンルーム内の搬送に適している。 バケットを回動可能なアームに固定したので、傾斜走
行時搬送物を常に水平に保持させると共に、台車始動
時、加速時、減速時の搬送物の揺れをおさえることがで
きる。
【図1】 本考案走行台車の一実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図2】 台車本体を示す平面図である。
【図3】 台車本体を示す側面図である。
【図4】 軸受ブラケット、走行ローラ及びガイドロー
ラを破断して示した台車本体の拡大正面図である。
ラを破断して示した台車本体の拡大正面図である。
【図5】 図1の側面図である。
【図6】 アンチバックユニットを示す平面図である。
【図7】 アンチバックユニットを示す正面図である。
10 走行台車 11a、11b 台車フレーム 12 台車本体 13 ローラ取付部材 14 バケット支持部材 15 連結片 16 センターピン 17 走行ローラ(走行車輪) 18 ガイドローラ(ガイド車輪) 19 軸受 20 横軸 21 コ字型ブラケット 22、23 ブラケット 22a、22b フランジ 24、25、26 ピン 27 バケット支持部材 28 バケット支持枠 29 バケット 30 ロータリダンパ 31 アーム 32 バケット保持プレート 33 リニア第1次導体 34 位置センサ 35 速度センサ 36 アンチバックユニット 37 リニア第2次導体 38 透孔 39 ブラケット 40 シリンダ 40a ガイド 41 ピストンロッド 42 ストッパ 43 ガイドローラR レール F 機枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B65G 54/02 B65G 54/02
Claims (1)
- 【請求項1】 前後一対の台車フレーム(11a,1
1b)の対向する端部に設けたセンターピン(16)に
より 当該台車フレーム(11a,11b)水平面内に
回動可能に連結させて台車本体(12)とし、 各台車
フレーム(11a,11b)の両側部には、走行路を構
成するガイドレールRに当接する走行ローラ及びガイド
ローラを設け、さらに台車本体(12)のセンータピン
(16)挿通ボス部の上部にバケット支持枠(28)を
固着して荷物搭載用バケット(29)を垂直面に対し揺
動自在に支持した走行台車において、 前記 台車フレーム(11a,11b)の各両側端で台車
本体(12)の4隅にあたる位置に横軸(20)を設
け、各横軸(20)には走行路の垂直面に回動可能なブ
ラケット(21)をそれぞれ取付けて前記走行ローラ
(18,18)及びガイドローラ(17a,17b)を
支持したことを特徴とする走行台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992057458U JP2582664Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 走行台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992057458U JP2582664Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 走行台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612249U JPH0612249U (ja) | 1994-02-15 |
JP2582664Y2 true JP2582664Y2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=13056234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992057458U Expired - Fee Related JP2582664Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 走行台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582664Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4727296B2 (ja) * | 2004-10-05 | 2011-07-20 | 鹿島建設株式会社 | 測量器械設置用台 |
IT1398608B1 (it) * | 2010-03-09 | 2013-03-08 | Ima Life S R L Unipersonale | Apparato di trasporto |
EP3078617B1 (en) * | 2015-04-07 | 2018-05-23 | Tetra Laval Holdings & Finance SA | Transporting apparatus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0434168U (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-19 | ||
TW468508U (en) * | 1999-10-18 | 2001-12-11 | Yu-Chi Tsai | Automatic start, control and clutch device for toy engine powered by high pressure gas |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP1992057458U patent/JP2582664Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0612249U (ja) | 1994-02-15 |
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