JP2582330B2 - 多極形回路遮断器 - Google Patents

多極形回路遮断器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は多極形回路遮断器に関
し、特に、電流センサとしてホール素子を使用した過電
流引き外し装置を有するような多極形回路遮断器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電気設備回路が複雑になってきた
のに伴い、回路遮断器にはより正確な過電流保護性能が
要求されてくるようになってきた。このため、最近の回
路遮断器には精度のよい電子式過電流引き外し装置が設
けられるようになってきている。この電子式過電流引き
外し装置は、電流センサの出力を電子回路によって演算
し、所定の条件においてトリップ信号を発生し、回路遮
断器をトリップさせるトリップ装置にトリップ信号を供
給する。従来、電流センサとしては閉磁路を形成する鉄
心にコイルを巻装した変流器を回路遮断器の主回路導体
に取付けて用いるのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな変流器は、鉄心およびコイルを含んでいるため、大
きい取付スペースと高い製造コストとが必要であるとい
う問題があった。さらに、変流器を使用した場合は、主
回路の電流が小さいときは問題ないが、大きいときは鉄
心が磁気飽和し、主回路電流値に比例する2次出力が得
られないという別の問題もあった。このような問題を解
決する方法として、小型、安価で磁気飽和のないホール
素子を電流センサとして用いる技術が考えられる。ホー
ル素子は、素子に電流を供給しておくと、その通電方向
と垂直に透過する磁束に比例した電圧が電流および磁束
と垂直の方向に発生する作用を有する半導体素子であ
る。
【0004】しかし、このホール素子を多極回路遮断器
の過電流引き外し装置の電流センサとして用いた場合、
各極の主回路導体に取付けられたホール素子からは、そ
れぞれの極の主回路導体を流れる電流に相当する出力が
得られず、正確な過電流保護ができないという問題があ
る。なぜならば、ある1極のホール素子には、その極の
主回路電流による磁束だけでなく、他極の主回路に同時
に流れる電流の磁束も透過するからである。
【0005】図5は3極形遮断器の1極に電流を流した
ときの発生する磁束を模式的に表わした図である。図5
において、各極の主回路導体20a,20b,20cの
近傍に支持具21a,21b,21cに取付けたホール
素子22a,22b,22cを配置して、現象を明確に
するために、ただ1極、左極に紙面の表から裏の方向へ
通電したとき発生する磁束が模式的に示されている。図
5において、磁束φ,φ′およびφ′′はそれぞれ左
極,中極および右極のホール素子22a,22b,22
cを透過する。このとき、各極のホール素子22a,2
2b,22cに発生する出力と左極の電流値の関係が図
6に示される。電流が流れていない他の極からは影響を
受けないため、左極のホール素子22aからは左極の電
流値に相当する出力が得られる。中極および右極のホー
ル素子22b,22cの出力は本来0であることが望ま
しいにもかかわらず、左極より離れるに従ってより小さ
くなるが出力が現れる。
【0006】このことから、使用状態においては回路遮
断器の各極には同時に電流が流れ、互いに干渉し合っ
て、各極のホール素子からはその極の主回路電流に相当
する出力が得られないことがわかる。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、大
電流でも磁気飽和することなく、主回路導体に流れる電
流に応じた精度のよい引き外し特性を有する小型で安価
な多極形回路遮断器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は各極それぞれ
の主回路に近接して設けられたホール素子と、この主回
路に流れる電流によって発生するホール素子の出力に応
じてトリップ信号を発生する過電流引き外し装置と、ト
リップ信号によって動作するトリップ装置とを有する極
数n(nは2以上の自然数)の多極形回路遮断器におい
て、過電流引き外し装置は、第m番目の極だけに電流が
流れることに対応してk番目の極のホール素子に現われ
る出力をその電流の値で割ることによって得られる予め
求められる出力感度をSmkとし、各極同時に電流が流
れ第k番目の極の電流がIであるとき第k番目の極の
ホール素子に現われる出力eを得る関係式 e=I ・S1k+I・S2k+…+I・Smk+…+I・Snk もしくはこの関係式から得られる他の関係式を記憶する
記憶手段と、入力される各極のホール素子の出力と関係
式とから各極同時通電の際に各極に流れる電流の値を演
算によって求める演算手段とを備え、得られた電流の値
に応じてトリップ信号を発生するように構成される。
【0009】
【作用】この発明による多極形回路遮断器は、過電流引
き外し装置の電流センサとしてホール素子を用いること
により、電流が大きくなっても電流センサの出力が磁気
飽和することがなく主回路を流れる電流値に比例する出
力が得られるとともに小型で安価に構成できる。さら
に、各極の主回路に同時に電流が流れたときは、第k番
目の極のホール素子には第k番目の極を流れる電流I
によって発生する出力I・Skkと、他の極の電流I
によって発生する出力I・Smkのすべてが合計さ
れて出力されるが、この関係を関係式として記憶してお
き、第1番目から第n番目までの極のホール素子の出力
を入力して得られるn個の関係式からI,I,…,
を演算によって求め、この電流値に応じてトリップ
信号を発生する。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例による回路遮断器
の要部側面図であり、図2は図1に示したII−IIか
ら見た要部概略図である。図1において、回路遮断器1
の主回路は各極ごとに入力端子2と、出力端子3と、入
力端子2および出力端子3にそれぞれ接触する固定接触
子4および5と、固定接触子4および5と接離可能な可
動接触子6とによって構成される。回路遮断器1は、そ
の他に可動接触子6を接離可能に操作するその一部が図
示された開閉機構7と、主回路に流れる電流を検出する
ホール素子8と、回路遮断器1とトリップさせる図示し
ないトリップ装置にトリップ信号を供給する過電流引き
外し装置9と過電流引き外し装置9の電源となる変流器
10とを含む。
【0011】ホール素子8は回路遮断器1に設けられた
絶縁筒11に装着された絶縁基板12上に取付けられ
て、可動接触子6の近傍に、各極の主回路の中心線上に
配設されている。絶縁基板12上には、図2に示すよう
に、ホール素子8に接続したコネクタ13が設けられ、
コネクタ13から電線が導出されて過電流引き外し装置
9に接続されている。各極の主回路は互いに平行に配置
されており、図2に示すように、左極,中極および右極
をそれぞれA極,B極およびC極とすると、A極および
C極の主回路は、B極の主回路を中心として対称かつ平
行に配列されている。
【0012】図3はこの発明の一実施例の電気回路図で
ある。図3において、回路遮断器1の各極の主回路に
は、変流器10a,10b,10cが設けられ、これら
の変流器10a,10b,10cの出力は過電流引き外
し装置9に入力される。変流器10a,10b,10c
のそれぞれの出力は整流素子14によって整流され、電
源回路15によって定電圧化されて過電流引き外し装置
9およびトリップ装置16の電源となる。電源回路15
の出力電圧は定電流回路17に与えられ、定電流回路1
7は回路遮断器1の各極のホール素子8に所定の電流を
供給し、入力信号変換回路18は回路遮断器1の主回路
に電流が流れるとき発生するホール素子8a,8b,8
cの出力をCPU19において処理するレベルに変換
し、変換されたホール素子8a,8b,8cの出力がC
PU19に入力される。過電流引き外し設定回路20は
過電流引き外し装置9の動作値を切換えて設定する回路
であって、予め設定基準値がCPU19に内蔵されてい
る記憶素子に入力される。
【0013】レベル変換されたホール素子8a,8b,
8cの出力に対して、CPU19において所定の演算が
行なわれ、演算の結果、設定値を越えるとトランジスタ
21が導通し、トリップ装置16に電流が供給され、こ
のトリップ装置16が動作して回路遮断器1をトリップ
させる。
【0014】次に、上述のごとく構成された回路遮断器
の各極の主回路に電流が通じている場合の各極のホール
素子の出力の補正について説明する。ある極のホール素
子8の出力は、過電流引き外し装置9の定電流回路17
からのホール素子8に供給される電流値が一定であれ
ば、その極のホール素子8を透過する磁束に比例する。
磁束は、その極のホール素子8とすべての極の可動接触
子6との離間距離に関係し、離間距離が一定であれば、
可動接触子6を流れる電流値に比例する。可動接触子6
とホール素子8の離間距離に関しては、図2において、
各極の主回路の配列ピッチをYとし、図1においてそれ
ぞれの極の可動接触子6とホール素子8の間隔をXと
し、XをYに比較して極めて小さくした場合、各極のホ
ール素子8はその極の可動接触子6とはXの距離があ
り、隣接する極の可動接触子6とはYの距離があり、離
れた極の可動接触子6とは2Yの距離があると考えて差
支えない。
【0015】さらに、A極,B極およびC極の主回路に
流れる電流の瞬時値をそれぞれia、ib 、ic とし、
このとき各極のホール素子8に発生する出力をea ,e
b ,ec とする。ある極のホール素子8がX,Yおよび
2Y離れたところにある可動接触子6を流れる電流によ
って受ける出力の感度を、それぞれx(V/A),y
(V/A)およびz(V/A)とし、各極のホール素子
固有の感度が等しく調整されているとすると、A極のホ
ール素子の出力ea (V)は第(1)式で表わされる。
【0016】 ea =ia ・x+ib ・y+ic ・z…(1) ここで、ia ・x,ib ・yおよびic ・zは、それぞ
れA極,B極およびC極の主回路に流れる電流によって
A極のホール素子に現れる出力である。同様にして、B
極およびC極のホール素子の出力をeb (V)およびe
c (V)とすると、次の第(2)式および第(3)式で
表わされる。
【0017】 eb =ia ・y+ib ・x+ic ・y…(2) ec =ia ・z+ib ・y+ic ・x…(3) 第(1)式ないし第(3)式より、各極の主回路に流れ
る電流は第(4)式ないし第(6)式より求められる。
【0018】 ia =P1 ・ea −P2 ・eb −P3 ・ec …(4) ib =P4 ・eb −P2 ・ea −P2 ・ec …(5) ic =P1 ・ec −P2 ・eb −P3 ・ea …(6) ここで、P1 ないしP4 は次の第(7)式ないし第(1
0)式で表わされる。
【0019】
【数1】
【0020】第(4)式ないし第(6)式において、i
a ,ib ,ic を求めるためには、P1 ,P2 ,P3
4 すなわち第(7)式ないし第(10)式において
x,y,zがわかればよい。ここで、x,y,zは前述
のごとくホール素子と主回路導体の離間距離より決まる
値である。A極およびC極はB極を中心として対称に配
置されていることに注目すると、A極もしくはC極のい
ずれかに通電したときの各極のホール素子の出力を測定
することによって、x,y,zは回路遮断器の製造段階
で簡単に求めることができる。
【0021】すなわち、回路遮断器を組立てた後に、た
とえばA極のみに所定の電流を通電したとき、ia =所
定の電流値、ib =ic =0を第(1)式ないし第
(3)式に代入し、第(1)式よりA極のホール素子に
発生する出力ea からxが得られ、第(2)式よりB極
のホール素子に発生する出力eb からyが得られ、第
(3)式よりC極のホール素子に発生する出力ec から
zが得られる。この方法によって得られたx,y,zを
第(7)式ないし第(10)式に代入して演算して得ら
れた補正値P1 ,P2 ,P3 ,P4 を第(4)式ないし
第(6)式とともに工場においてCPU19の記憶素子
に書込んでおく。この回路遮断器の実使用状態において
各極の主回路に電流が流れているとき、互いに他極の影
響を受けて発生し、過電流引き外し装置9に入力される
各極のホール素子の出力ea ,eb ,e c と補正値
1 ,P2 ,P3 ,P4 とから第(4)式ないし第
(6)式をCPU19において演算し、その結果得られ
た互いに他極の影響が排除された補正電流値によって過
電流引き外し回路を作動させることができる。
【0022】図4はこの発明の一実施例の動作を説明す
るためのフロー図である。図4において、N1,N2…
は処理手順のステップを示している。電源を投入する
と、ステップN1において、初期設定モードであるか運
転モードであるかの判断を行なう。この判断は図3に表
わされていない初期設定モードと運転モードの切換スイ
ッチの状態を検知して行なわれる。製造工場において
は、初期設定モードに設定されている。
【0023】ステップN2において、ホール素子の出力
補正値を記憶素子に書込むか過電流引き外し装置の動作
設定値の基準値を記憶素子に書込むかの判断が行なわれ
る。この判断は図3に示されていない補正値モードと設
定値モードの切換スイッチの状態を検知して行なわれ、
設定値モードの場合には、ステップN3において書込装
置を使用して所定の設定値が書込まれる。ステップN2
において補正値モードの場合は、ステップN4におい
て、回路遮断器のA極の主回路に所定の電流が通電され
ていることを確認し、ステップN5において第(1)式
ないし第(3)式の各極のホール素子の出力ea
b ,ec が演算される。ステップN6において、第
(1)式ないし第(3)式のia =A極に通電した電流
値と、ib =ic=0として各極の補正値x,y,zが
演算され、ステップN7において第(7)式ないし第
(10)式よりP1 ,P2 ,P3 ,P4 が演算され、ス
テップN8において演算の結果得られた補正値P1 ,P
2 ,P3 ,P4 が記憶素子に書込まれる。これらの初期
設定が終わると、切換スイッチを運転モードに切換えて
回路遮断器を出荷する。
【0024】なお、同一設計によって製作される回路遮
断器相互間では、寸法X,Yが等しく感度x,y,zが
等しくなるため、P1 ,P2 ,P3 ,P4 も等しくな
る。したがって、2台目以降はステップN4ないしN7
を省略して最初の1台について得られたP1 ,P2 ,P
3 ,P4 を、直接記憶素子に記憶させることもできる。
【0025】回路遮断器の使用状態において、ステップ
N1で運転モードにおいて各極の主回路に電流が流れる
と、ステップN9において各極のホール素子の出力
a ,e b ,ec が得られる。ステップN10におい
て、第(4)式ないし第(6)式にea ,eb ,ec
x,y,zが代入されて演算され、主回路に流れている
電流値ia ,ib ,ic が得られる。ステップN10に
おいて得られたia ,ib ,ic を基にしてステップN
11の過電流引き外し動作プログラムがスタートし、主
回路の電流が設定値を越えればトリップ装置を励磁して
回路遮断器をトリップさせる。なお、過電流動作プログ
ラムについてはこの発明の主要部ではないため、その詳
細な説明を省略する。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、主回
路に大電流が流れても飽和することなく電流値に比例し
た出力が得られるホール素子の性質を利用して、その極
を流れる電流による出力と他の極を流れる電流による出
力が合わさって出力されるそれぞれの極のホール素子の
出力から、それぞれの極を流れる電流だけによる出力を
補正によって得て、この補正された電流値によって過電
流引き外し装置を動作させることができる。したがっ
て、正確で安全な電気回路の保護を行なうことができ、
また、小型で安い回路遮断器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による回路遮断器の要部側
面図である。
【図2】図1のII−IIから見た要部概略図である。
【図3】この発明の一実施例による電気回路図である。
【図4】この発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】3極形遮断器の1極に電流を流したときに発生
する磁束を模式的に表わした図である。
【図6】3極形遮断器の1極に電流を流したときに各極
のホール素子に発生する出力の関係を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 回路遮断器 2 入力端子 3 出力端子 4,5 固定接触子 6 可動接触子 7 開閉機構 8 ホール素子 9 過電流引き外し装置 10a,10b,10c 変流器 11 絶縁筒 12 絶縁基板 13 コネクタ 14 整流素子 15 電源回路 16 トリップ装置 17 定電流回路 18 入力信号変換回路 19 CPU 20 過電流引き外し設定回路 21 トランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれの主回路に近接して設けられたホ
    ール素子と、前記主回路に流れる電流によって発生する
    前記ホール素子の出力に応じてトリップ信号を発生する
    過電流引き外し装置と、前記トリップ信号によって動作
    するトリップ装置とを有する極数n(nは2以上の自然
    数)の多極形回路遮断器において、 前記過電流引き外し装置は、 第m番目の極だけに電流が流れることに対応してk番目
    の極の前記ホール素子に現われる出力を該電流の値で割
    ることによって得られる予め求められる出力感度をS
    mkとし、各極同時に電流が流れ第k番目の極の電流が
    であるとき第k番目の極の前記ホール素子に現われ
    る出力eを得る関係式 e=I・S1k+I ・S2k+…+I・Smk+…+I・Snk もしくはこの関係式から得られる他の関係式を記憶する
    記憶手段と、 入力される各極のホール素子の出力と前記関係式とから
    各極同時通電の際に各極に流れる電流の値を演算によっ
    て求める演算手段とを備え、 前記演算手段によって得られた前記電流の値に応じて前
    記トリップ信号を発生することを特徴とする、多極形回
    路遮断器。
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