JPH0377082A - 多チャンネル超電導磁力計 - Google Patents
多チャンネル超電導磁力計Info
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- JPH0377082A JPH0377082A JP21321289A JP21321289A JPH0377082A JP H0377082 A JPH0377082 A JP H0377082A JP 21321289 A JP21321289 A JP 21321289A JP 21321289 A JP21321289 A JP 21321289A JP H0377082 A JPH0377082 A JP H0377082A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は高感度な磁気センサである超電導量子干渉素
子(S upereondueting Quantu
m I nter−ferenca D avice、
略して5QUIDと呼ぶ)を用いた多チャンネル超電導
磁力計のチャンネル間クロストークの低減に関するもの
である。
子(S upereondueting Quantu
m I nter−ferenca D avice、
略して5QUIDと呼ぶ)を用いた多チャンネル超電導
磁力計のチャンネル間クロストークの低減に関するもの
である。
第4図は従来の多チャンネル超電導磁力計の一実施例を
示すブロック図である。−例として2個の超電導磁力計
により構成した場合を示す。図中。
示すブロック図である。−例として2個の超電導磁力計
により構成した場合を示す。図中。
(11、(21は超電導磁力計、 (3]、(41はS
Q U I D 、(51,(6)は超電導リング、
+71 、 +81は超電導リング(5)中に設けた
ジJセフソン素子、 (9] 、 (1(Itは超電導
リング(6)中に設けたジpセフソン素子、 C11>
、 @はそれぞれ超電導リング(5)、(6)に磁気
的に結合した変調帰還コイルである。■はS Q U
I D (31と変調帰還コイル01)に接続した磁力
測定回路、(4)はS Q U I D (41と変調
帰還コイル■に接続した磁力測定回路である。
Q U I D 、(51,(6)は超電導リング、
+71 、 +81は超電導リング(5)中に設けた
ジJセフソン素子、 (9] 、 (1(Itは超電導
リング(6)中に設けたジpセフソン素子、 C11>
、 @はそれぞれ超電導リング(5)、(6)に磁気
的に結合した変調帰還コイルである。■はS Q U
I D (31と変調帰還コイル01)に接続した磁力
測定回路、(4)はS Q U I D (41と変調
帰還コイル■に接続した磁力測定回路である。
第5図と第6図はそれぞれ磁力測定回路0刃、(ロ)の
構成を示すブロック図である。図中、 Oり 、 (N
は直流電流源、(17)、(aは前置増幅器、■、■は
発振器。
構成を示すブロック図である。図中、 Oり 、 (N
は直流電流源、(17)、(aは前置増幅器、■、■は
発振器。
(21) 、 (22)は移相器、 (23) 、 (
24)は掛算器、 (25) 、 (2B>は積分器、
(27) 、 (28)は積分増幅器、 (29)
、 (30)は積分コンデンサ、 (31) 、 (3
2)は積分器スイッチ、 (33) 。
24)は掛算器、 (25) 、 (2B>は積分器、
(27) 、 (28)は積分増幅器、 (29)
、 (30)は積分コンデンサ、 (31) 、 (3
2)は積分器スイッチ、 (33) 。
(34)は帰還抵抗、 (35) 、 (36)は増幅
器、Sは参照信号、Hは変調信号である。磁力測定回路
Q3)、(14)は一般にF L L (F lux
−L ockad L oop)駆動回路と呼ばれる公
知のものであり、その基本的な動作は一例として、 R
eview of 5cientific In5tr
u+nentVo1.55.1984年の第952頁〜
第957頁等に詳細な説明が記載されている。
器、Sは参照信号、Hは変調信号である。磁力測定回路
Q3)、(14)は一般にF L L (F lux
−L ockad L oop)駆動回路と呼ばれる公
知のものであり、その基本的な動作は一例として、 R
eview of 5cientific In5tr
u+nentVo1.55.1984年の第952頁〜
第957頁等に詳細な説明が記載されている。
次に動作について説明する。超電導磁力計(1)。
(2)の動作は同じなので、超電導磁力計(1)の動作
についてのみ説明する。
についてのみ説明する。
S Q U I D (31を冷却し、N電導状態に転
移させる。超電導リング(5)におけるフラクソイドの
量子化条件と、2つのジョセフソン素子+71 、 (
81における直流ジョセフソン効果とにより、超電導転
移後に5QUID(31に流すことのできる超電導電流
の最大値IIlは超電導リング(5)を貫く検知磁束φ
の関数となる。超電導リング(5)のインダクタンスL
sの値をLs=0とみなすとImpよ■式のようになり
、 Iaiばφ。全周期として変化する。
移させる。超電導リング(5)におけるフラクソイドの
量子化条件と、2つのジョセフソン素子+71 、 (
81における直流ジョセフソン効果とにより、超電導転
移後に5QUID(31に流すことのできる超電導電流
の最大値IIlは超電導リング(5)を貫く検知磁束φ
の関数となる。超電導リング(5)のインダクタンスL
sの値をLs=0とみなすとImpよ■式のようになり
、 Iaiばφ。全周期として変化する。
1m= 2 re l cosπ(φ/φ。)1 ・・
・・・・・ ・・ ■ここで、Ieはジョセフソン素子
(71、(81それぞれの臨界電流である。また、φ。
・・・・・ ・・ ■ここで、Ieはジョセフソン素子
(71、(81それぞれの臨界電流である。また、φ。
は磁束量子であり、その値は2.07X 10−”wb
テある。実際にはL sg” 0であるため、Inとφ
の関係は■式からずれ、Iaiの最小値は0とはならな
いが、この場合にもI■はφ0を周期として変化する。
テある。実際にはL sg” 0であるため、Inとφ
の関係は■式からずれ、Iaiの最小値は0とはならな
いが、この場合にもI■はφ0を周期として変化する。
上記のようなI+oの変化に対応し1”5QUID(3
1(7)電流−電圧(I−V)特性モマた。検知磁束φ
に対して磁束量子φ。を周期として変化する。第7図(
a)はS Q U I D (31のI−V特性を示し
たものであり、φ=nφ。、φ=(n+$4)φ。
1(7)電流−電圧(I−V)特性モマた。検知磁束φ
に対して磁束量子φ。を周期として変化する。第7図(
a)はS Q U I D (31のI−V特性を示し
たものであり、φ=nφ。、φ=(n+$4)φ。
の時にそれ、ぞれ曲線A2曲線Bのようになり、φの値
に対応してこの間を連続的に変化する。ただし、nは整
数であり、 Imp、 I+i4はそれぞれφ=nφ。
に対応してこの間を連続的に変化する。ただし、nは整
数であり、 Imp、 I+i4はそれぞれφ=nφ。
。
φ=(n+H)φ0の時に5QUID(31に電位差を
生じることなく流すことの出来る超電導電流の最大値で
ある。そこで、直流電流源09から例えばrb=1、1
1mt程度)i< イア :1.電流■bヲ流j、、5
QUID(3)に発生する電位差Vをφに対して測定す
ると。
生じることなく流すことの出来る超電導電流の最大値で
ある。そこで、直流電流源09から例えばrb=1、1
1mt程度)i< イア :1.電流■bヲ流j、、5
QUID(3)に発生する電位差Vをφに対して測定す
ると。
第7図(b)のようにVはφ。全周期として変化する。
このようなφとVとの関係を有する5QUID(3)に
対して発振器(+!Dから変調帰還コイル01〉を介し
て変調磁束を加える。−例として、この変調磁束は振幅
側φ。(p−pL周波数f = 100K Hzの正弦
波である。この時点で検知磁束φがφ=nφ。またばφ
=(n+H)φ。であれば5QUIDの動作点は第7図
(b)の0点またはD点、すなわち極小または極大の位
置にあり、5QUID(31に発生する電圧の周波数f
の成分+、1零である。検知磁束φが増加して動作点が
移動すると周波数fの成分が生じ、E点。
対して発振器(+!Dから変調帰還コイル01〉を介し
て変調磁束を加える。−例として、この変調磁束は振幅
側φ。(p−pL周波数f = 100K Hzの正弦
波である。この時点で検知磁束φがφ=nφ。またばφ
=(n+H)φ。であれば5QUIDの動作点は第7図
(b)の0点またはD点、すなわち極小または極大の位
置にあり、5QUID(31に発生する電圧の周波数f
の成分+、1零である。検知磁束φが増加して動作点が
移動すると周波数fの成分が生じ、E点。
すなわちφ=(n+H)φ。において最大になる。また
、逆にF点、すなわちφ−(n−11)φ0においても
周波数fの成分は最大になるが、その位相はE点に対し
て逆相になる。このような5QUID(3)の出力電圧
を前置増幅器面で増幅した後、掛算器(23)において
周波数fの参照信号と掛は合わせて位相検波する。tこ
だし2発振器(ゆが発生した参照信号Sは、移相N(2
1)により適当な位相に位相シフトされた後、掛算11
(23)に入力される。次に積分器スイッチ(31)
を開くと掛算器(23)の出力は積分器(25)により
積分された後、変調帰還コイルo1)を流れる帰還電流
Iflとして負帰還され、5QUrD(3)の動作点を
φ=nφ。またはφ= (n 十$4)φ。
、逆にF点、すなわちφ−(n−11)φ0においても
周波数fの成分は最大になるが、その位相はE点に対し
て逆相になる。このような5QUID(3)の出力電圧
を前置増幅器面で増幅した後、掛算器(23)において
周波数fの参照信号と掛は合わせて位相検波する。tこ
だし2発振器(ゆが発生した参照信号Sは、移相N(2
1)により適当な位相に位相シフトされた後、掛算11
(23)に入力される。次に積分器スイッチ(31)
を開くと掛算器(23)の出力は積分器(25)により
積分された後、変調帰還コイルo1)を流れる帰還電流
Iflとして負帰還され、5QUrD(3)の動作点を
φ=nφ。またはφ= (n 十$4)φ。
の位置に固定(磁束ロック)する。磁束ロック後にφが
変化すると、いったん固定した動作点を維持するように
φの変化量に比例した帰還電流If□が変調帰還コイ
ルODに供給される。帰還型l*ff、が流れることに
より帰還抵抗(33)に生じる電位差を増幅器(35)
により検出し、φの変化量に比例した電圧を磁力測定回
sOのから出力する。
変化すると、いったん固定した動作点を維持するように
φの変化量に比例した帰還電流If□が変調帰還コイ
ルODに供給される。帰還型l*ff、が流れることに
より帰還抵抗(33)に生じる電位差を増幅器(35)
により検出し、φの変化量に比例した電圧を磁力測定回
sOのから出力する。
超電導磁力計(2)の動作も同様である。5QUID(
4)の検知磁束の変化量に比例した帰還電流If。
4)の検知磁束の変化量に比例した帰還電流If。
が流れることにより帰還抵抗(34)に生じる電位差を
増幅器(36)により検出し、磁力測定回1i@(ロ)
から出力する。
増幅器(36)により検出し、磁力測定回1i@(ロ)
から出力する。
泉上のようにして、複数の超電導磁力計を用いて複数の
信号磁界を検出する。
信号磁界を検出する。
従来の多チャンネル超電導磁力計は上記のように複数の
超電導磁力計から構成され、各超電導磁力計の内部に検
知磁束の変化量に比例した帰還電流が流れる。
超電導磁力計から構成され、各超電導磁力計の内部に検
知磁束の変化量に比例した帰還電流が流れる。
このため、帰還電流が作り出す磁界が他のチャンネルに
干渉し、測定誤差を生じるという課題があった。これを
第4図に示した従来の一実施例について説明すると、帰
還電流If1が作る磁界がSQU I D (41に干
渉し、また逆に、帰還電流If2が作る磁界がs Q
U r D (3)に干渉し測定誤差を生じるという課
題があった。
干渉し、測定誤差を生じるという課題があった。これを
第4図に示した従来の一実施例について説明すると、帰
還電流If1が作る磁界がSQU I D (41に干
渉し、また逆に、帰還電流If2が作る磁界がs Q
U r D (3)に干渉し測定誤差を生じるという課
題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、他のチャンネルの帰還電流が作り出す磁界の影
響を排除し複数の信号磁界を精度よく検出することので
きる多チャンネル超電導磁力計を得ることを目的とする
。
もので、他のチャンネルの帰還電流が作り出す磁界の影
響を排除し複数の信号磁界を精度よく検出することので
きる多チャンネル超電導磁力計を得ることを目的とする
。
この発明に係る多チャンネル超電導磁力計は。
多チャンネル超電導磁力計を構成する各超電導磁力計の
出力のそれぞれに接続して設けたA/D変換器と、上記
A/D変換器のそれぞれに接続し。
出力のそれぞれに接続して設けたA/D変換器と、上記
A/D変換器のそれぞれに接続し。
他のチャンネルのA/D変換器とも接続したクロストー
ク補正回路を備えたものである。
ク補正回路を備えたものである。
乙の発明に係る多チャンネル超電導磁力計は。
多チャンネル超電導磁力計を構成する各超電導磁力計の
出力電圧をA/D変換器がA/D変換し。
出力電圧をA/D変換器がA/D変換し。
次に他チャンネルからの干渉磁界に相当する量の計測値
をクロストーク補正回路が差し引いて補正を加える。
をクロストーク補正回路が差し引いて補正を加える。
以下、この発明の一実施例について説明する。
第1図はこの発明の一実施例である多チャンネル超電導
磁力計を示すブロック図である。−例として2個の超電
導磁力計(37)、 (38)から構成した場合を示す
。図中、(3)〜(6)は従来と同じものである。
磁力計を示すブロック図である。−例として2個の超電
導磁力計(37)、 (38)から構成した場合を示す
。図中、(3)〜(6)は従来と同じものである。
(39) 、 (40)は磁力測定回路、 (41)
、 (42)はA/D変換器、 (43) 、 (44
)はクロストーク補正回路である。
、 (42)はA/D変換器、 (43) 、 (44
)はクロストーク補正回路である。
次に磁力測定回路(39) 、 (40)の構成図を第
2図、第3図にそれぞれ示す。図中、 (Is)〜(3
6)は従来と同じものである。(45) 、 (4B)
はスイッチ、 (47)、(48)は電流注入端子であ
る。上記実施例では2個の超電導磁力計(37) 、
(38)にそれぞれ発振器(1,(ホ)を備えた場合を
示したが2発振器は1個にして共用してもよい。
2図、第3図にそれぞれ示す。図中、 (Is)〜(3
6)は従来と同じものである。(45) 、 (4B)
はスイッチ、 (47)、(48)は電流注入端子であ
る。上記実施例では2個の超電導磁力計(37) 、
(38)にそれぞれ発振器(1,(ホ)を備えた場合を
示したが2発振器は1個にして共用してもよい。
次にこの発明による多チャンネル超電導磁力計の動作に
ついて説明する。まずS Q U I D [31,(
4)を冷却して超電導状態に転移させ、直流電源(IQ
、 (1)から それぞれS Q U I D (3
1,(4)へバイアス電流を流す。次に発振器(+9)
、(至)から それぞれ5QUID(31、(41へ
変調信号を、またそれぞれ移相WI(21) 、 (2
2)へ参照信号を加える。
ついて説明する。まずS Q U I D [31,(
4)を冷却して超電導状態に転移させ、直流電源(IQ
、 (1)から それぞれS Q U I D (3
1,(4)へバイアス電流を流す。次に発振器(+9)
、(至)から それぞれ5QUID(31、(41へ
変調信号を、またそれぞれ移相WI(21) 、 (2
2)へ参照信号を加える。
次に クロストーク補正回路(43) 、 (44)の
補正係数△Vl、ΔV2.△V3.Δv4 を測定によ
り求める。測定は一例として以下のように行う。
補正係数△Vl、ΔV2.△V3.Δv4 を測定によ
り求める。測定は一例として以下のように行う。
まず積分器スイッチ(31) 、 (32) 、スイッ
チ(45) 。
チ(45) 。
(46)を全て閉じる。次に積分器スイッチ(32)を
開き、5QUID(4)を磁束ロックする。次にスイッ
チ(45)を開き、その状態で電流注入端子(47)か
ら帰還抵抗(33)を通して変調帰還コイルODへと信
号電流を流す。この時、信号電流が帰還抵抗(33)を
流れることによる電圧降下により増幅#I(35)の出
力電圧が変化する。この出力電圧の変化分Δv1を測定
する。一方、信号電流が流れることにより発生する磁界
を5QUID(41が検知し、超電導磁力計(37)か
ら超電導磁力計(38)への干渉磁界の大きさに比例し
た電圧の変化が増幅器(36)に出力される。この出力
電圧の変化△■2を測定する。
開き、5QUID(4)を磁束ロックする。次にスイッ
チ(45)を開き、その状態で電流注入端子(47)か
ら帰還抵抗(33)を通して変調帰還コイルODへと信
号電流を流す。この時、信号電流が帰還抵抗(33)を
流れることによる電圧降下により増幅#I(35)の出
力電圧が変化する。この出力電圧の変化分Δv1を測定
する。一方、信号電流が流れることにより発生する磁界
を5QUID(41が検知し、超電導磁力計(37)か
ら超電導磁力計(38)への干渉磁界の大きさに比例し
た電圧の変化が増幅器(36)に出力される。この出力
電圧の変化△■2を測定する。
次に再び積分器スイッチ(31) 、 (32) 、ス
イッチ(45) 、 (46)を全て閉じ今度は積分器
スイッチ(31)を開いて5QUID(31を磁束ロッ
クする。次にスイッチ(46)を開き、電流注入端子(
48)から信号電流を流し、増幅器(35)の出力電圧
の変化分Δv3と増幅器(36)の出力電圧の変化分△
V4とを測定する。
イッチ(45) 、 (46)を全て閉じ今度は積分器
スイッチ(31)を開いて5QUID(31を磁束ロッ
クする。次にスイッチ(46)を開き、電流注入端子(
48)から信号電流を流し、増幅器(35)の出力電圧
の変化分Δv3と増幅器(36)の出力電圧の変化分△
V4とを測定する。
以上のように クロストーク補正回路(43) 、 (
44)の補正係数ΔVl、ΔV2.△V3.ΔV4 を
測定する。超電導磁力計(37)と(38)との空間的
な位置関係が変わらなければ、これらの係数の値は測定
後時間的に変化はしない。
44)の補正係数ΔVl、ΔV2.△V3.ΔV4 を
測定する。超電導磁力計(37)と(38)との空間的
な位置関係が変わらなければ、これらの係数の値は測定
後時間的に変化はしない。
次に、複数の信号磁界の測定を行う。再び積分器スイッ
チ(31) 、 (32) 、スイッチ(45) 、
(46)を全て閉じる。次に積分器スイッチ(31)
、 (t2)を開いてS Q U I D (3)、(
4)を磁束ロックし、測定を開始すると磁力測定回路(
39) 、 (40)にはお互いの干渉を含んだ電圧V
l、V2がそれぞれ出力される。vlには超電導磁力計
(38)からの干渉磁界に相当する電圧V2・(ΔV3
/△V4)、V2には超電導磁力計(37)からの干渉
磁界に相当する電圧V1・ (△V2/△Vl)がそれ
ぞれ加わっている。そこでVl、V2をA/D変換器(
41) 、 (42) テA / D変換した後、クロ
ストーク補正回路(43) 、 (44)に送り。
チ(31) 、 (32) 、スイッチ(45) 、
(46)を全て閉じる。次に積分器スイッチ(31)
、 (t2)を開いてS Q U I D (3)、(
4)を磁束ロックし、測定を開始すると磁力測定回路(
39) 、 (40)にはお互いの干渉を含んだ電圧V
l、V2がそれぞれ出力される。vlには超電導磁力計
(38)からの干渉磁界に相当する電圧V2・(ΔV3
/△V4)、V2には超電導磁力計(37)からの干渉
磁界に相当する電圧V1・ (△V2/△Vl)がそれ
ぞれ加わっている。そこでVl、V2をA/D変換器(
41) 、 (42) テA / D変換した後、クロ
ストーク補正回路(43) 、 (44)に送り。
■、■式に従って演算処理を行う。V、、、V。2はク
ロストーク補正口′RI(43) 、 (44)の出力
である。
ロストーク補正口′RI(43) 、 (44)の出力
である。
Vo、=V 1−V 2 ・(ΔV 3/△V 4 )
−■V02=V 2−V 1 、 (ΔV 2/△V
1 ) ■以上のようにして他のチャンネルから
の干渉磁界の影響を取り除き、W、数の信号磁界を精度
良く検出する。
−■V02=V 2−V 1 、 (ΔV 2/△V
1 ) ■以上のようにして他のチャンネルから
の干渉磁界の影響を取り除き、W、数の信号磁界を精度
良く検出する。
上記実施例では一例として多チャンネル超電導磁力計が
2個の超電導磁力計から構成される場合を示したが、一
般にn個の磁力計により構成される場合にはn個のA/
D変換器とそれら、に接続したn個のクロストーク補正
回路とを設け、各クロストーク補正回路がn個のA/D
変換器の出力を得られるように構成すればよい。
2個の超電導磁力計から構成される場合を示したが、一
般にn個の磁力計により構成される場合にはn個のA/
D変換器とそれら、に接続したn個のクロストーク補正
回路とを設け、各クロストーク補正回路がn個のA/D
変換器の出力を得られるように構成すればよい。
さらに、上記実施例では、超電導リング中に2個のジョ
セフソン素子を含み直流バイアス電流を注入して駆動す
るDC−3QUIDを5QUID(3) 、 (41と
して使用するとして説明したが、超電導リング中に1個
のジョセフソン素子を含み交流電流で駆動するRF−3
QUIDを使用する場合にも検知磁束の変化量に比例し
た帰還電流が流れるため、上記のようなりロストーク補
正回路を設ければチャンネル間の干渉の影響を排除し、
複数の信号磁界を精度良く検出することの出来る超電導
磁力計を得ることが出来る。
セフソン素子を含み直流バイアス電流を注入して駆動す
るDC−3QUIDを5QUID(3) 、 (41と
して使用するとして説明したが、超電導リング中に1個
のジョセフソン素子を含み交流電流で駆動するRF−3
QUIDを使用する場合にも検知磁束の変化量に比例し
た帰還電流が流れるため、上記のようなりロストーク補
正回路を設ければチャンネル間の干渉の影響を排除し、
複数の信号磁界を精度良く検出することの出来る超電導
磁力計を得ることが出来る。
以上のように、この発明によれば、複数の超電導磁力計
のそれぞれにA/D変換器とクロストーク補正回路を設
け、他チャンネルからの干渉磁界に相当する量の計測値
をクロストーク補正回路が差し引くように構成したため
、他のチャンネルの帰還電流が作る磁界の干渉を受けず
に複数の信号磁界を精度良く検出出来る多チャンネル超
電導磁力計が得られる効果がある。
のそれぞれにA/D変換器とクロストーク補正回路を設
け、他チャンネルからの干渉磁界に相当する量の計測値
をクロストーク補正回路が差し引くように構成したため
、他のチャンネルの帰還電流が作る磁界の干渉を受けず
に複数の信号磁界を精度良く検出出来る多チャンネル超
電導磁力計が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である多チャンネル超電導
磁力計の構成を示すブロック図、第2図と第3図はそれ
ぞれ第1図中の磁力測定回1 (39) 。 (40)の構成を示すブロック図、第4図は従来の多チ
ャンネル超電導磁力計の一実施例の構成を示すブロック
図、第5図と第6図はそれぞれ第4図中の磁力測定回路
(2)、(ロ)の構成を示すブロック図、第7図は5Q
UIDの素子特性図である。 図ニオイア[3L(411;t S Q U I D
、 (11>、Q211;i’変TA帰還コイル、 (
37) 、 (38)は超電導磁力計、 (39) 、
(40)は磁力測定回路、 (41) 、 (42)
はA/D変換器、 (43) 、 (44)はクロスト
ーク補正回路である。 図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
磁力計の構成を示すブロック図、第2図と第3図はそれ
ぞれ第1図中の磁力測定回1 (39) 。 (40)の構成を示すブロック図、第4図は従来の多チ
ャンネル超電導磁力計の一実施例の構成を示すブロック
図、第5図と第6図はそれぞれ第4図中の磁力測定回路
(2)、(ロ)の構成を示すブロック図、第7図は5Q
UIDの素子特性図である。 図ニオイア[3L(411;t S Q U I D
、 (11>、Q211;i’変TA帰還コイル、 (
37) 、 (38)は超電導磁力計、 (39) 、
(40)は磁力測定回路、 (41) 、 (42)
はA/D変換器、 (43) 、 (44)はクロスト
ーク補正回路である。 図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 超電導量子干渉素子と、上記超電導量子干渉素子に磁気
的に結合した変調帰還コイルと、上記超電導量子干渉素
子と上記変調帰還コイルに接続した磁力測定回路とを備
えた超電導磁力計を複数備えた多チャンネル超電導磁力
計において、各超電導磁力計の磁力測定回路の出力端に
接続されたA/D変換器と、上記A/D変換器の出力端
に接続され、対応する上記超電導磁力計の出力電圧を、
他チャンネルからの干渉磁界に相当する量の計測値を差
し引くクロストーク補正回路とを具備したことを特徴と
する多チャンネル超電導磁力計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21321289A JPH0377082A (ja) | 1989-08-19 | 1989-08-19 | 多チャンネル超電導磁力計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21321289A JPH0377082A (ja) | 1989-08-19 | 1989-08-19 | 多チャンネル超電導磁力計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0377082A true JPH0377082A (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=16635400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21321289A Pending JPH0377082A (ja) | 1989-08-19 | 1989-08-19 | 多チャンネル超電導磁力計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0377082A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06203737A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | Terasaki Denki Sangyo Kk | 多極形回路遮断器 |
EP0714091A1 (fr) * | 1994-11-25 | 1996-05-29 | Thomson-Csf | Dispositif et système de lecture |
US5668472A (en) * | 1994-07-18 | 1997-09-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multichannel flux measuring apparatus having function for compensating interference due to crosstalk |
JP2000088940A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-31 | Neuromag Oy | マルチチャネル検出器からバックグランド干渉信号を削除する方法及び装置 |
CN105203978A (zh) * | 2014-06-03 | 2015-12-30 | 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 | 一种squid磁传感器的失锁复位补偿装置及方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-08-19 JP JP21321289A patent/JPH0377082A/ja active Pending
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