JP2582240B2 - 昇降ブリッジ - Google Patents

昇降ブリッジ

Info

Publication number
JP2582240B2
JP2582240B2 JP7287473A JP28747395A JP2582240B2 JP 2582240 B2 JP2582240 B2 JP 2582240B2 JP 7287473 A JP7287473 A JP 7287473A JP 28747395 A JP28747395 A JP 28747395A JP 2582240 B2 JP2582240 B2 JP 2582240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding plate
holding
adjusting
connecting member
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7287473A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08208200A (ja
Inventor
クラン ホルスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH08208200A publication Critical patent/JPH08208200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2582240B2 publication Critical patent/JP2582240B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S5/00Servicing, maintaining, repairing, or refitting of vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F19/00Hoisting, lifting, hauling or pushing, not otherwise provided for

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車部分を取出し
かつ組込むための昇降ブリッジであって、少なくとも1
つの保持レールを有し、該保持レールの上に少なくとも
1つの昇降装置が配置されており、保持レールが両端に
支持足を有し、該支持足で保持レールが自動車の開かれ
たエンジンルームの上縁に支持可能であり、昇降装置が
フレキシブルな引っ張り部材を有している形式のものに
関する。
【0002】
【従来技術】前記形式の昇降ブリッジは公知である(G
9302395.2号)。この昇降ブリッジはエンジン
カバーが取除かれるか又は上方へ旋回させられた状態で
自動車のエンジンルーム開口の上で使用するために設け
られている。エンジンルーム開口の、自動車長手方向に
延びる縁はそれぞれ、自動車の横方向に水平に延びる、
自動車フェンダを固定するための固定ウエブを有してい
る。この固定ウエブの上には所属のフェンダが相応する
取付けウエブでねじ結合又は溶接されている。
【0003】公知の昇降装置は使用に際して、その支持
足で、固定ウエブに取付けられたフェンダの取付けウエ
ブの上に設置されかつほぼ自動車長手軸線に対して横方
向に延びる。支持足はそれぞれ鉛直ステーを介して旋回
板と結合され、該旋回板の間には互いに間隔をおいて平
行に向けられた2つの支持レールが溶接されている。各
支持レールはテレスコープ式に内外に嵌合させられた2
つの正方形の管から成っているので、昇降ブリッジはエ
ンジンルーム開口の取付けウエブの各間隔に可変に調節
可能である。両方の支持レールは旋回板に、その一方の
内径平面が使用位置で少なくともほぼ鉛直に延びるよう
に固定されている。支持レールの上には構造的に等しく
構成された2つの昇降装置が配置されている。各昇降装
置は互いに適当な間隔をおいて配置された2つの平行な
案内管を有している。これらの案内管で昇降装置は支持
レールの上で移動可能に案内されている。さらに各昇降
装置はフレキシブルな引っ張り部材を作動するためのウ
ォーム伝動装置を備えている。引っ張り部材は支持レー
ルの間を通って下方へ向かってエンジンルーム内に懸吊
されて突入する。引っ張り部材はリンクチェーンとして
構成され、下端にそれぞれ1つの固定フックを有してい
る。
【0004】公知の昇降ブリッジは自動車のエンジンル
ーム内でエンジン又は伝動装置又はその両方を一緒に持
上げ、例えば損傷したエンジン保持部材を交換するため
に使用される。エンジンを持上げるためにはエンジンは
所定の個所に、リンクチェーンの引っ張りフックに引っ
掛けることのできるレバーリンク板を備えている。自動
車のタイプによってレバーリンク板は種々異なる個所に
かつ種々異なる数で配置されているので、極端な場合に
は、公知の昇降ブリッジはレバーリンク板により規定さ
れた保持点にとどくためにエンジンルームに亘って対角
線方向に配置されなければならなくなる。この対角線方
向の配置は支持足が支持脚に対し鉛直な軸線を中心とし
て回動可能であり、昇降ブリッジが対角線方向に延びる
場合に、支持足がフェンダの取付けウエブに対して平行
にフェンダの上に配置可能であることによって可能にな
る。
【0005】しかしながら、不都合な場合には公知の昇
降ブリッジは対角線配置でも使用できない。何故ならば
最新の乗用車の車体のフロント範囲における極端な軽量
構造によって取付けウエブはエンジンを持上げる場合の
大きな重量に耐えることができるのに十分である安定性
を有していないからである。この場合には自動車のエン
ジンの保持点はリンクチェーンの引っ張りフックでは良
好に達し得ず、場合によっては全く達することができな
い。さらに公知の昇降ブリッジにおいては持上げられた
エンジンは付加的に十分に確保されない。この結果、エ
ンジンもしくはエンジンルームの下側で実施される作業
の場合には技術者が負傷する惧れがある。
【0006】
【発明の課題】本発明の課題は冒頭に述べた形式の昇降
ブリッジを改良して、エンジンのレバーリンク板の配置
が不都合である場合にも昇降ブリッジが使用できるよう
にすることである。この場合には持上げられた荷重を付
加的に確保されるようにしたい。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明の課題は自動車部分を持
上げるためにほぼ水平平面内を延びる保持板が設けられ
ており、該保持板が少なくとも1つの連結部材を有し、
該連結部材で保持板が引っ張り部材に解離可能に固定さ
れており、連結部材が保持板の種々異なる個所に配置さ
れており、保持板が自動車部分を懸吊するために、保持
板の種々異なる個所に固定可能な単数または複数の結合
部材を備えていることによって解決された。
【0008】本発明による昇降ブリッジの構成により本
来の昇降ブリッジがその支持レールで常にエンジンルー
ムの固定ウエブの、該固定ウエブもしくはフェンダの取
付けウエブが十分な剛性を例えば自動車エンジンを持上
げるために有している範囲で、固定ウエブの上に載置可
能であることが有利な形式で達成される。連結部材が保
持板の種々異なる個所に配置可能であることにより、構
成部分、例えば自動車エンジンの所定の個所に配置され
た保持点が保持板の種々異なる個所に固定可能な結合部
材により簡単に到達可能に、保持板は持上げようとする
構成部分に対して相対的に昇降ブリッジに懸吊すること
ができるようになった。さらに連結部材のフレキシブル
な配置によって、保持板と結合部材と持上げようとする
構成部分とから成る全装置の旋回点が連結部材の懸吊点
のすぐ下に位置するように保持板を昇降ブリッジに懸吊
可能で、構成部材を持上げる場合、該構成部材が不都合
な旋回運動を行なわず、その本来の位置から傾動するこ
となく持上げ可能になる。
【0009】請求項2に記載した構成によって費用的に
有利でかつ簡単な構成形式が達成される。この場合、リ
ングねじは保持板に適当に配置されたねじ孔内にねじ込
まれるか又は適当に配置された貫通孔を通ってかつナッ
トで保持板に固定的にねじ込まれる。懸吊点が知られて
いる種々の自動車タイプに適合させるためには複数のリ
ングねじを保持板にあらかじめ取付けておくことができ
る。この結果、保持板を変更するための付加的な取付け
作業は懸吊点が種々異なって配置された種々の自動車タ
イプにおいて使用する場合、保持板において1つのリン
グねじの位置を適当に変えることによって不要になる。
【0010】請求項3に記載した本発明の構成によっ
て、保持板における連結部材の可変な調節可能性が達成
される。この場合、保持板における連結部材の位置は無
段にその調節スリット内で、調節スピンドルを用いて、
保持板と結合部材と懸吊しようとする構成部分とから成
る全配置に与えられている旋回点に適合させるために、
簡単な形式で、構成部分を懸吊した状態で、変化可能で
ある。
【0011】請求項4に記載した本発明の構成では保持
板は可変に水平平面から支持レールに対して傾いて延び
るように持上げ可能である。これは横に自動車エンジン
が組込まれている場合に伝動装置を取出しかつ組込む場
合に、伝動装置を自動車エンジンを傾けた状態で下方へ
エンジンルームから取出すことができるために必要であ
る。さらに長さ調節可能に支持レールと保持板との間に
配置された安全棒が設けられていることにより付加的な
安全性が与えられる。安全棒は昇降ブリッジのそのつど
の昇降高さに適合可能であるので、引っ張り部材からは
安全棒により必要な作業の間、持上げられた構成部材の
負荷が除かれ、引っ張り部材の破断は確実に阻止され
る。これにより最高の安全性が達成される。
【0012】請求項5に記載されているように安全棒が
その連結部材に旋回可能に固定されていることにより、
保持板がその出発位置にあった水平平面から傾けられる
ことが可能である。
【0013】請求項6に記載した結合部材の本発明によ
る構成によって昇降ブリッジもしくは保持板は種々異な
る自動車タイプのために可変に使用可能である。この場
合、結合部材は最も簡単な形式で掛止又は保持ピンを用
いて、懸吊しようとする構成部分のレバーリンク板と結
合可能である。
【0014】請求項7に記載した本発明の構成により、
自動車の長手方向に組込まれた自動車エンジンにおけ
る、保持板の下側にない懸吊点にも到達可能である。こ
れは、保持板の大きさがエンジンルーム開口全体を覆う
必要がなく、著しく小さくかつ軽量に構成できるという
利点をもたらす。この場合、保持部材は保持板において
種々異なる位置に配置された保持孔内に、保持板に対し
て種々異なる方向で固定可能である。
【0015】請求項8に記載した昇降ブリッジの構成に
よって、持上げようとする構成部分の保持点が種々異な
る高さ位置を有している場合に、保持板を常にほぼ水平
な出発位置で使用することができる。結合部材が長さ調
節可能であることもしくは保持板において高さ調節可能
であることによって、保持板が水平に構成されている場
合に自動車エンジン及び又は伝動装置の、種々異なる高
さ位置に配置された保持点に到達することも可能にな
る。
【0016】請求項9に記載した本発明による構成によ
り、保持板に対する連結部材の位置の可変な調節可能性
が達成される。この場合には連結部材は保持板に対して
長手方向にも保持板に対して横方向にも移動可能であ
る。これによって引っ張り部材を有する1つの昇降装置
と相応に配属された1つの連結部材を使用するだけで、
保持板と結合部材とを持上げようとする構成部分とから
成る配置全体のそのつどの旋回点位置を考慮した可変な
調節が可能になる。調節スピンドルを設けることによっ
て調節過程は荷重のもとでも、すなわち構成部分が持上
げられた状態でも実施可能であるので、したがって組立
作業を実施している間の旋回点移動も随時考慮すること
ができる。
【0017】
【実施例】次に図面に基づき本発明を詳細に説明する。
【0018】図1には自動車1のフロント部分が、開か
れたエンジンルーム2と共に部分的に斜視図で示されて
いる。エンジンルーム2の上側には昇降ブリッジ3が配
置され、該昇降ブリッジ3は2つの鉛直支持部4,5を
備え、該鉛直支持部4,5で昇降ブリッジ3は自動車1
のフェンダ取付けウエブ6と7の上に載置されている。
【0019】昇降ブリッジ3は作業位置でほぼ自動車長
手方向に対して横方向に延びる2つの支持レール8,9
を有している。該支持レール8,9はその端部に溶接さ
れた旋回板10,11を介してそれぞれ所属の鉛直支持
部4もしくは5に旋回可能に支承されている。支持レー
ル8,9の上には2つの昇降装置12,13が長手方向
に移動可能に案内されている。昇降装置12,13はそ
れぞれリンクチェーンとして構成されたフレキシブルな
引っ張り部材14,15を有している。該引っ張り部材
14,15の下端には保持板16が固定されている。保
持板16はほぼ方形に構成され、鉛直な長手対称平面内
で、出発位置においてほぼ支持レール8,9に対して平
行にもしくは自動車1の長手中心軸線に対して横方向に
延びている。保持板16は結合部材の固定に役立つ複数
の保持孔17を有している。図1から判るように保持板
16には保持板16を越えて自動車長手方向に前方へ突
出する保持部材18がねじ結合されている。保持部材1
8はU字鋼として構成され、複数の保持孔19を有して
いる。この保持孔19は一方では適当なねじ結合を用い
て保持部材18を保持板16に固定するために役立ち、
他方では結合部材を受容するために役立つ。
【0020】結合部材としては1例として3つの引っ張
りスピンドル20,21,22が設けられており、これ
らの引っ張りスピンドルの内、引っ張りスピンドル20
と21は保持板16の対応する保持孔17内に高さ調節
可能に固定されており、引っ張りスピンドル22は保持
部材18の外端において保持部材18の対応する保持孔
19内に高さ調節可能に固定されている。引っ張りスピ
ンドル20は図1においては、保持板16を越えて上方
へ突出する上端しか見えない。引っ張りスピンドル2
0,21,22は下端にそれぞれ1つの保持フォーク2
3,24を有している。この場合、引っ張りスピンドル
20の保持フォークは図面では見ることができない。保
持フォーク23,24は例えば図1において破線で示さ
れた自動車エンジン25を懸吊するために役立つ。この
自動車エンジン25はこのために所定の個所に保持リン
ク板26,27を備えている。保持リンク板26と27
はそれぞれ所属の保持フォーク23,24に固定するた
めにその上端にそれぞれ1つの横孔を有しているので、
保持リンク板はそれぞれ1つの差込みピン28,29を
介してそれぞれ所属の保持フォーク23もしくは24と
形状接続的に係合させられる。
【0021】保持板16は引っ張り部材14,15に2
つの連結部材30,31を介して懸吊されている。
【0022】保持板16を確保するためには安全棒32
が設けられている。この安全棒32は上端で、支持レー
ル8,9に対して横方向に延びる保持プレート32′を
介して支持レール8,9に長手方向に移動可能に固定さ
れている。安全棒32は下端で適当な連結部材33を介
して保持板16に固定されている。この場合、安全棒3
2は連結部材33に、自動車1の長手中心軸線に対して
平行な軸線を中心として旋回可能に固定されている。連
結部材30,31,33は保持板16においてそれぞれ
1つの調節スリット34,35,36内で、自動車1の
長手中心軸線に対して平行もしくは保持板16に対して
横方向に移動可能に配置されている。連結部材30,3
1,33を移動させるためには保持板16の下側にそれ
ぞれ1つの調節スピンドル37,38,39が設けら
れ、該調節スピンドル37,38,39はそれぞれフロ
ント側の駆動6角部40,41,42を備えている。
【0023】図2には保持板16の部分断面図が示され
ている。この場合、断面線は図1の調節スピンドル37
を通って延びている。さらに図2においてはU字形に構
成された保持部材18が所属の引っ張りスピンドル22
と共に示されている。調節スピンドル37は保持板16
の下側に配置されかつ保持板16の板平面に対して平行
にその前縁43からその後縁44まで延びている。保持
板16の後縁44の範囲においては鉛直方向で下方へ向
けられた支承ウエブ47が固定されており、該支承ウエ
ブ47内には調節スピンドル37が適当な支承ピン48
で回転可能に支承されている。支承ピン48は調節スピ
ンドル37のねじ区分に対し、直径を減じて構成され、
支承ウエブ47を貫いている。支承ウエブ47と調節ス
ピンドル37のねじ区分49との間にはストッパ円板5
0が設けられている。このストッパ円板50は調節スピ
ンドル37の支承ピン48に支承されている。支承ピン
48は、支承ウエブ47を貫く後方の端部に円板状の固
定板51を備えている。この固定板51は例えばコッタ
ピン52で紛失しないように支承ピン48の上に固定さ
れている。これによって調節スピンドル37はその支承
ピンでストッパ円板及び固定板とを介して軸方向に移動
不能に支承ウエブ47に支承される。前縁43の範囲に
保持板16は鉛直方向で下方へ向けられた第2の支承ウ
エブ53を有している。この支承ウエブ53内には調節
スピンドル37が駆動6角部側の、円筒形に構成された
支承区分54で支承されている。調節スピンドル37の
駆動6角部40は保持板16の前縁43を越えて水平方
向に突出しているので、駆動6角部40は調節スピンド
ル37を作動するために自由に接近可能である。下面3
5には保持部材18は2つのねじ55,56で固定され
ている。この場合、保持部材18は保持板16の前縁側
から突出し、外側の端部55に引っ張りスピンドル22
を有している。この引っ張りスピンドル22は例えば最
も外側の保持孔19を通って下から上へ延び、適当な調
節ナット56を用いて高さ調節可能に保持部材18に固
定されている。
【0024】引っ張りスピンドル22は下方の端部に保
持フォーク24を有し、該保持フォークは引っ張りスピ
ンドル22を自動車エンジンの保持リンク板27に固定
するために役立つ。このためには保持フォーク24も保
持リンク板27もそれぞれ1つの貫通孔を備え、保持リ
ンク板27と保持フォーク24は差込みピン29で互い
に形状接続的に結合可能である。差込みピン29を確保
するためには割りピン57が設けられている。
【0025】連結部材31は調節スリット34内で長手
方向に移動可能に案内され、鉛直方向で上方へ保持板を
越えて突出する連結フォーク58を有している。該連結
フォーク58の脚部の間で、引っ張りチェーンとして構
成された引っ張り部材14がその最下位のチェーンリン
ク60で、適当な差込みピン61を介して連結部材31
に結合されている。保持板16の下側に連結部材31は
調節区分62を有し、該調節区分62は貫通ねじ孔63
を備え、この調節区分62で連結部材31は調節スピン
ドル37により調節スリット34内で長手方向に移動可
能である。
【0026】図3に示されているように連結部材31の
調節区分62の幅は調節スリット34の幅より大きく、
調節区分62は保持板16の下面45に側方で接する2
つのストッパ面64,65を有している。ストッパ面6
4,65を介して保持板16は連結部材31により保持
され、調節スリット34内でほぼ遊びなく長手方向に移
動可能に案内されている。引っ張り部材14の下方のチ
ェーンリンク60を固定するためには差込みピン61は
連結フォーク59の対応する孔に通され、安全割りピン
66で紛失しないように保持されている。同様に図3か
ら判るように保持部材18は2つの固定ねじ55と適当
なナット67とによって保持板16にねじ結合されてい
る。
【0027】連結部材30を調節スピンドル39で調節
スリット内で駆動する調節駆動装置は、すでに述べた連
結部材31の調節駆動装置と同じであり、図面において
は詳細には図示していない。
【0028】図4にはほぼ保持板16の調節スリット3
5の長手対称平面に沿って保持板16が断面されて示さ
れている。保持板16の下側には調節スピンドル38が
配置されている。この調節スピンドル38は保持板16
の下側に調節スピンドル37に相応して支承されてい
る。すなわち、保持板16の後縁44の範囲には支承ウ
エブ68が設けられ、該支承ウエブ68内には調節スピ
ンドル38が支承ピン69で回転可能に支承されてい
る。調節スピンドルを支承ピン69で支承ウエブ68内
に軸方向で移動しないように固定するためには同様にス
トッパ円板70と固定板71とが設けられている。この
場合、固定板71は支承ピン69の上に割ピン72を用
いて不動に固定されている。調節スピンドル38は調節
スピンドル37と同様に構成され、駆動6角部側で支承
区分73と適当な支承ウエブ74とを介して保持板16
の下面45に回転可能に支承されている。調節スピンド
ル38はその駆動6角部41で同様に保持板16の前縁
側を越えて突出している。
【0029】安全棒32の連結部材33は保持板16の
下側に配置されかつ貫通ねじ孔75を備えた調節区分7
6を有している。この調節区分76を介して連結部材3
3は調節スピンドル38により調節スリット35内で長
手方向に移動可能である。安全棒32を受容するために
連結部材33は連結フォーク77を有し、該連結フォー
ク77のフォーク脚の間を安全棒32が貫通し、差込み
ピン78を用いて連結フォーク77に旋回可能に支承さ
れている。差込みピン78は同様に安全割りピン79に
より紛失しないように連結フォークの対応する貫通孔内
に確保されている。
【0030】図5に示されているように連結部材33の
幅は調節スリット35の幅に適合させられ、連結部材3
3が調節スリット35内でほぼ遊びなく長手方向に移動
可能に案内されている。保持板16の下側に配置された
連結部材33の調節区分76は調節スリット35よりも
幅広く構成されかつ2つのストッパ面80,81を形成
している。これらのストッパ面80,81で連結部材3
3は保持板16の下面45に長手方向に移動可能に接触
する。この位置では調節スピンドル38は調節区分76
の貫通ねじ孔60′と係合する。
【0031】図6には保持板16の1つのコーナ範囲が
下から見て示されている。下側には保持部材18が2つ
のねじ結合部82,83によってねじ結合されている。
この場合、保持板16に設けられた保持孔17は、保持
部材18が保持板16に対して種々異なる方向に延びて
保持板16にねじ結合可能であるように配置されてい
る。この場合には例えば保持孔17/1,17/2,1
7/3,17/4,17/5は、例えば保持部材18の
2つの隣接する保持孔19の間隔の2倍に相応する半径
R上に配置されている。保持孔17/1,17/2,1
7/3,17/4,17/5の配置を適当に選択するこ
とにより、図6に破線で示したように保持部材18は保
持板16に対する種々の角度位置で保持板16にねじ結
合される。このように保持板16の下側に保持部材18
が取付け可能であることにより、保持板16を比較的に
小さく構成できるにも拘らず、保持板16における保持
部材18の適当な配置により、鉛直方向で保持板の下側
に配置されていない、例えば自動車エンジンの種々異な
る保持点に到達することができるようになる。
【0032】もちろん、保持孔17から17/5までは
前述のように保持板16のコーナ範囲にだけ配置できる
のではなく、保持孔17のこのような配置は保持板16
のどの範囲においても設けられていることができ、保持
部材18は保持板16の中央範囲においても保持板16
に対して種々異なる角度位置で保持板16にねじ結合す
ることができる。
【0033】連結部材30,31,33が長手方向に移
動可能であることにより、保持板16は昇降ブリッジ3
の支持レール8,9に対し、保持板16の鉛直な長手方
向対称平面もしくは前縁43と後縁44とが昇降ブリッ
ジ3の支持レール8,9に対して平行ではなく傾いて延
びるように、配置することが可能になる。これによって
保持板16をその保持孔17で自動車エンジンの上へ回
動させ、保持板16の保持孔17が鉛直方向でそれぞれ
自動車エンジン25に配置された保持点の上方に調節さ
せられ得るようになる。これによって当該保持点は簡単
な形式で、方向付けられた保持孔17内に配置された引
張りピン20,21又は22で到達可能になる。
【0034】保持板16が適当な調節スリット34,3
5,36内で移動可能に配置された連結部材30,3
1,33と共に構成され、保持部材が設けられること
(もちろん保持部材は多数設けておくこともできる)に
よって、保持板16もしくは昇降ブリッジ3全体の可変
な調節可能性が得られる。
【0035】図7には保持板16の別の実施例16/1
が前方から見て示されている。保持板16/1はほぼ方
形の透し開口82を有している。この透し開口82は出
発位置では調節板85によって覆われている。透し開口
82は保持板16/1の長手中心平面89に対してほぼ
平行に延びる前縁83と後縁84とにより制限されてい
る。調節板85は保持板16/1の下側に配置され、保
持板16/1の長手中心平面89に対して平行に延び
る、ほぼL字形に構成された2つの案内レール86,8
7により、保持板16/1に沿って移動可能に案内され
ている。
【0036】保持板16/1は保持板16と同様に保持
孔を備えている。この保持孔は図面を見やすくするため
に図面には示されていない。
【0037】調節板85は保持板16/1の長手中央平
面89に対して横方向にもしくは案内レール86,87
に対して横方向に延びる調節スリット88を有してい
る。この調節スリット88内には連結部材90が長手中
央平面89に対して横方向に移動可能に案内されて配置
されている。連結部材90はリンクチェーンとして構成
された引っ張り部材14/1に連結するために連結フォ
ーク91を備えている。最下位のチェーンリンク92で
引っ張り部材14/1は適当な保持ピン93を介して両
方のフォーク脚の間に固定されている(図8)。調節板
85の下面には一方の案内レール86の範囲に支承ウエ
ブ94が設けられている。この支承ウエブ94内には調
節スピンドル95が回動可能にかつ軸方向で長手中心平
面89に対して横方向に移動しないように支承されてい
る。第2の案内レール87の範囲においては調節板85
の下面に第2の支承ウエブ94が設けられている。この
支承ウエブ94を調節スピンドル95が軸方向に貫通し
ている。
【0038】調節スピンドル95は調節スリット88に
おいて連結部材90を移動させるためにねじ区分96を
有している。このねじ区分96は連結部材90の調節区
分98の対応するナットねじ内に係合する。
【0039】調節スピンドル95は支承ウエブ94に支
承されるために適当な支承シャフト区分99を備えてい
る。この支承シャフト区分99で調節スピンドル95は
ほぼ遊びなく支承ウエブ94に回転可能に支承されてい
る。調節スピンドル95を作動するためには調節スピン
ドル95は駆動6角部100を有している。この駆動6
角部100は保持板16/1の前方の端面101を越え
て水平方向に突出し、ひいては調節スピンドル95を作
動するために自由に接近可能である。
【0040】図8には保持板16/1が図7のVIII−VI
II線の方向から見て示されている。保持板16/1の下
側において調節板85は図示の出発位置では保持板16
/1の透し開口82のすぐ下に配置されている。さらに
この実施例では前方の案内レール87の長さは調節板8
5の長さよりも短く構成されている。
【0041】調節板85は調節ウエブ102を有し、該
調節ウエブ102は保持板16/1の長手中心平面に対
して平行にもしくは案内レール86もしくは87に対し
て平行にかつ対称的に延びている。調節ウエブ102は
自由端に鉛直方向で下方へ向けられた調節板103を有
している。この調節板103のねじ孔内には第2の調節
スピンドル104がねじ込まれている。調節スピンドル
104は調節ウエブ102に対して平行に延びかつその
自由なねじ端部で、調節板85の図示の出発位置におい
て、ほぼ案内レール86もしくは87の範囲に達してい
る。調節スピンドル104は駆動6角部105を備え、
保持板16/1の下面における支承ウエブ106に回転
可能にかつ軸方向に移動不能に支承されている。
【0042】支承ウエブ106における調節スピンドル
104を軸方向に固定するためには調節スピンドル10
4は駆動6角部105と支承ウエブ106との間に、半
径方向外方へ突出する、環状のつばウエブ107が設け
られている。この場合、このつばウエブ107に向き合
って調節スピンドル104の上に固定板108が配置さ
れている。固定板108はつばウエブ107に対して、
支承ウエブ106の幅にほぼ相応する間隔を有してい
る。固定板108は軸方向に移動不能に調節スピンドル
の上に割りピン108で確保されている。
【0043】図9には固定板85と調節スピンドル95
と104とを有する保持板16/1の全体配置が図8の
矢印IXの方向から見て示されている。
【0044】調節スピンドル104の作動によって調節
板85の調節板103は、案内レール86,87におい
て、保持板16/1の長手中心平面89に対して平行
に、調節スピンドル104の回転方向に応じて復矢11
0で示した両方向の一方へ移動させられる。調節板85
と一緒に、連結部材90の調節区分98も同時に移動す
る。したがって連結部材90の位置は保持板16/1に
対し、調節スピンドル104によって長手中心平面89
に対して平行に可変に調節可能である。この場合、調節
距離は透し開口82の長さにほぼ相応する透し開口82
の幅によって制限されている。
【0045】前記運動方向に対して直角にもしくは長手
中心平面89に対して横方向には、連結部材90はその
調節スリット88内で調節スピンドル95で移動可能で
ある。調節スピンドル95を駆動6角部100において
作動することによって連結部材90はその調節区分98
で、調節スピンドル95のねじ区分97によって長手中
心平面89に対して横方向に、回転方向に応じて、復矢
111で示された両方向の一方に動かされ、これに相応
して調節板85に対して相対的に、ひいては保持板16
/1に対しても相対的に移動させられる。長手中心平面
に対して横方向の連結部材90の調節距離は、調節スリ
ット88の長さによって制限される。この場合、調節ス
リット88の長さは透し開口82の相応する横寸法に相
応する。
【0046】もちろん、1つの昇降装置しか設けられて
いない場合にも保持板16の確保は例えば2つの安全棒
を用いて行なうことができる。この場合には安全棒は図
1の昇降装置の範囲にかつ一方の昇降装置は図1の安全
棒の範囲に中心的に配置する必要がある。
【0047】さらに移動可能な連結部材30,31,3
3の代りに簡単なリングねじ(図示せず)を設けること
もできる。このリングねじは種々異なる位置で例えば保
持板16の保持孔17内に取外し可能に固定しておくこ
とができる。このようなリングねじを使用する場合には
調節スリット34,35,36なしで保持板16は構成
される。
【0048】保持板16,16/1もしくは保持部材1
8において高さ調節可能な引っ張りスピンドル20,2
1,22は例えばターンバックル状に長さ調節可能な結
合部材としても、保持板16にねじ結合された引っ張り
板、引っ張りチェーン又は引っ張りベルトとしても構成
することができる。保持フォーク23,24の代りに引
っ張り板又は引っ張りフックの下端における保持孔が設
けられていることもできる。
【0049】さらに持上げようとする自動車エンジンに
おける懸吊点が、自動車エンジンを持上げた場合に自動
車エンジンが保持板16もしくは16/1に対し元来の
重心位置が不都合であることに基づき傾くように配置さ
れていると、保持板16もしくは16/1と自動車エン
ジンとの間に単数又は複数の付加的な長さ調節可能な支
持棒が配置される。自動車エンジンのこのような傾きは
例えば2点懸吊の場合に生じる。すなわち自動車エンジ
ンには2つの懸吊点しか設けられていないと自動車エン
ジンは重心位置が不都合である場合に両方の懸吊点を互
いに結合する軸を中心として傾動する。支持棒はこの場
合にはできるだけ大きな安定を得るために保持板の保持
孔17内にねじ込まれるので、支持棒は意図しないのに
エンジンブロック及び又は保持板から滑り落ちることは
ない。
【0050】本発明による保持板16もしくは16/1
によってはコスト的に有利でかつ簡単に製作できる付加
部材が昇降ブリッジのために準備される。この付加部材
は自動車エンジン又は伝動装置において空間的に異なる
配置を有する懸吊点に自動車エンジン又は伝動装置を持
上げるために到達することを可能にする。これによって
昇降ブリッジは種々異なる自動車タイプのために可変に
使用することができる。この場合、昇降ブリッジは十分
に大きな安定性を重い構成部分、例えば自動車エンジン
の持上げのために有しているフェンダ取付けウエブ個所
に常に載置することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の開放されたエンジンルームの上で使用
されている、支持フレームを有する昇降ブリッジの斜視
図。
【図2】図1の保持板を引っ張り部材の1つを通って断
面した図。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図。
【図4】図1の保持板を安全棒を通って断面した図。
【図5】図4のIV−IV線に沿った断面図。
【図6】付加的な保持部材を有する保持板のコーナ範囲
の部分断面図。
【図7】調節板を有する保持板の第2実施例の正面図。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿った部分断面図。
【図9】図8に示された調節板を有する保持板を矢印IX
の方向から見た下面図。
【符号の説明】
1 自動車、 2 エンジンルーム、 3 昇降ブリッ
ジ、 4,5 鉛直支持部材、 6,7 フェンダ取付
けウエブ、 8,9 支持レール、 10,11 旋回
板、 12,13 昇降装置、 14,15 引っ張り
部材、 16保持板、 17 保持孔、 18 保持部
材、 20,21,22 引っ張りスピンドル、 2
3,24 保持フォーク、 25 自動車エンジン、
26,27 保持リンク板、 28,29 差込みピ
ン、 30,31 連結部材、 32 安全棒、 33
連結部材、 34,35,36 調節スリット、 3
7,38,39 調節スピンドル、 40,41,42
駆動6角部、 43 前縁、 44 後縁、 45
下面、 47 支承ウエブ、 48 支承ピン、 49
ねじ区分、 50 ストッパ円板、 51 固定板、
52 コッタピン、53 支承ウエブ、 54 支承
区分、 55,56 ねじ、 57 割りピン、 58
連結フォーク、 60 チェーンリンク、 61 調
節区分、 63 貫通ねじ孔、 64,65 ストッパ
面、 66 安全割りピン、 67ナット、 68 支
承ウエブ、 69 支承ピン、 70 ストッパ円板、
71 固定板、 72 割りピン、 73 支承区
分、 74 支承ウエブ、 75 貫通ねじ孔、 76
調節区分、 80,81 ストッパ面、 82,83
ねじ結合部、 84 後縁、 85 調節板、 86,
87 案内レール、88 調節スリット、 89 長手
中心平面、 90 連結部材、 91 連結フォーク、
92 チェーンリンク、 93 保持孔、 94 支
承ウエブ、95 調節スピンドル、 96 ねじ区分、
98 調節区分、 99 支承シャフト、 102
調節ウエブ、 103 調節板、 104 調節スピン
ドル、 105 駆動6角部、 106 支承ウエブ、
107 つばウエブ、 108 固定板

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車部分を取出しかつ組込むための昇
    降ブリッジであって、少なくとも1つの保持レール
    (8,9)を有し、該支持レール(8,9)の上に少な
    くとも1つの昇降装置(12)が配置されており、支持
    レール(8,9)が両端に支持足を有し、該支持足で保
    持レール(8,9)が自動車(1)の開かれたエンジン
    ルーム(2)の上縁に支持可能であり、昇降装置(1
    2)がフレキシブルな引っ張り部材(14,14/1,
    15)を有している形式のものにおいて、自動車部分
    (25)を持上げるためにほぼ水平平面内を延びる保持
    板(16,16/1)が設けられており、該保持板(1
    6,16/1)が少なくとも1つの連結部材(30,3
    1,33,87)を有し、該連結部材(30,31,3
    3,87)で保持板(16,16/1)が引っ張り部材
    (14,15,14/1)に解離可能に固定されてお
    り、連結部材(30,31,33,87)が保持板(1
    6/16/1)の種々異なる個所に配置されており、保
    持板(16/16/1)が自動車部分(25)を懸吊す
    るために、保持板(16,16/1)の種々異なる個所
    に固定可能な単数または複数の結合部材(20,21,
    22)を備えていることを特徴とする、昇降ブリッジ。
  2. 【請求項2】 連結部材(30,31,33)がリング
    ねじとして構成され、該連結部材(30,31,33)
    が保持板(16)の種々異なる個所で保持板(16)に
    固定可能である、請求項1記載の昇降ブリッジ。
  3. 【請求項3】 保持板(16)がほぼ方形に構成され、
    保持板の長手中心軸線が出発位置でほぼ支持レール
    (8,9)に対して平行に延びており、連結部材(3
    0,31,33)が保持板(16)の鉛直な長手中心平
    面に対してほぼ横方向に延びる保持板(16)の調節ス
    リット(34,35,36)内で移動可能に配置されて
    おり、調節スリット(34,35,36)における連結
    部材(30,31,33)の位置が調節スピンドル(3
    7,38,39)で調節可能でかつ固定可能である、請
    求項1記載の昇降ブリッジ。
  4. 【請求項4】 支持レール(8,9)の上に互いに間隔
    をおいて2つの昇降装置(12,13)が設けられてお
    り、該昇降装置の引っ張り部材(14,15)が保持板
    (16)における1つの連結部材(30,31)に配属
    されており、引っ張り部材(14,15)と連結部材
    (30,31)との間にほぼ対称的に、保持板(16)
    が持上げられた場合に引っ張り部材(14,15)にか
    かる負荷を軽減するために、長さ調節可能な安全棒(3
    2)が配置され、該安全棒(32)が支持レール(8,
    9)に長手方向に移動可能に支承され、保持板(16)
    の特別な連結部材(33)に固定可能であり、安全棒
    (32)の連結部材(33)が保持板の種々異なる個所
    に固定可能であるか又は支持レール(8,9)もしくは
    保持板(16)に対してほぼ横方向に延びる調節スリッ
    ト(35)内で調節スピンドル(38)により移動可能
    に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項
    記載の昇降ブリッジ。
  5. 【請求項5】 安全棒(32)が保持板(16)におけ
    る連結部材(33)に旋回可能に固定されている、請求
    項4記載の昇降ブリッジ。
  6. 【請求項6】 自動車部分を懸吊するための結合部材
    (20,21,22)が少なくとも1つの保持孔、保持
    フォーク(23,24)又は引っ張りフックを有し、引
    張り板及び又は引っ張りスピンドル(20,21,2
    2)及び又は引っ張りチェーン及び又は引っ張りベルト
    として構成され、保持板(16)が結合部材(20,2
    1,22)を固定するために複数の保持孔(17,17
    /1,17/2,17/3,17/4,17/5)を有
    している、請求項1から5までのいずれか1項記載の昇
    降ブリッジ。
  7. 【請求項7】 自動車部分(25)を懸吊するために保
    持板(16)を越えて突出する少なくとも1つの付加的
    な保持部材(18)が設けられ、該保持部材(18)が
    保持板(16)に対し種々異なる方向に向けられて保持
    孔(17,17/1,17/2,17/3,17/4,
    17/5)に固定可能であり、保持部材が結合部材(2
    0,21,22)を固定するために単数又は複数の保持
    孔(19)を有している、請求項1から6までのいずれ
    か1項記載の昇降ブリッジ。
  8. 【請求項8】 結合部材(20,21,22)が高さ調
    節可能に保持板(16)にかつ又は保持部材(18)に
    固定可能でありかつ又は結合部材(20,21,22)
    の長さが調節可能に構成されている、請求項1から7ま
    でのいずれか1項記載の昇降ブリッジ。
  9. 【請求項9】 保持板(16/1)がほぼ方形に構成さ
    れかつ下面に調節板(85)を有し、該調節板(85)
    が保持板(16/1)の長手中心軸線(89)に沿って
    又はこれに対して横方向に延びる調節スリット(88)
    を備えており、該調節スリット(88)内に連結部材
    (90)が調節スピンドル(95)で可変に移動可能で
    かつ固定可能に配置されており、調節板(85)が保持
    板(16/1)に対し、調節スピンドル(104)で保
    持板(16/1)における調節スリット(88)に対し
    て直角に移動可能でかつ固定可能であり、調節板(8
    5)がその調節方向に保持板(16/1)において案内
    レール(86,87)によって案内されており、連結部
    材(90)が調節スリット(88)と調節板(85)の
    上側の保持板(16/1)に配置された透し開口(8
    2)とを下から上へ貫通する、請求項1記載の昇降ブリ
    ッジ。
JP7287473A 1994-11-05 1995-11-06 昇降ブリッジ Expired - Lifetime JP2582240B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE9417788.0 1994-11-05
DE9417788U DE9417788U1 (de) 1994-11-05 1994-11-05 Traggestell für Hebebrücke mit Tragplatte

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08208200A JPH08208200A (ja) 1996-08-13
JP2582240B2 true JP2582240B2 (ja) 1997-02-19

Family

ID=6915769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7287473A Expired - Lifetime JP2582240B2 (ja) 1994-11-05 1995-11-06 昇降ブリッジ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5782459A (ja)
EP (1) EP0710620B1 (ja)
JP (1) JP2582240B2 (ja)
DE (2) DE9417788U1 (ja)
ES (1) ES2142985T3 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1067252A (ja) * 1996-08-29 1998-03-10 Aisin Seiki Co Ltd 車両走行状態検出装置
US6435360B1 (en) * 1997-10-31 2002-08-20 Steven P. Buchmeier Vehicle supported lift system
FR2794446B1 (fr) * 1999-06-02 2001-08-24 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif d'accrochage d'un element d'un vehicule automobile a un moyen de manutention sur une chaine de montage
US6651968B2 (en) * 2001-10-11 2003-11-25 Alfred D. Reyes Portable collapsible engine support apparatus
US7080864B2 (en) * 2002-05-03 2006-07-25 Drilltec Patents & Technologies Company, Inc. Apparatus for shipping and storing elongated members
FR2881762B1 (fr) * 2005-02-04 2007-04-27 Didier Feramus Caisson extractible autonome comprenant une borne escamotable pour le controle d'acces
CN102556828B (zh) * 2011-12-29 2013-12-25 浙江吉利汽车研究院有限公司 用于变速器装配的吊装夹具
US9409750B2 (en) * 2014-02-10 2016-08-09 Lange Originals, LLC Removable vehicle top lift system
US20140306472A1 (en) * 2014-06-25 2014-10-16 Caterpillar Inc. Low profile lifting assembly for managing electrical components during installation and service of machines
US10099906B2 (en) 2015-06-05 2018-10-16 Lange Originals, LLC Vehicle top lift and storage system
US10611015B2 (en) * 2015-12-14 2020-04-07 Ford Global Technologies, Llc Adjustable and flexible hood panel support
CN110065916A (zh) * 2018-01-22 2019-07-30 上海船厂船舶有限公司 支撑座移动装置及支撑座与主机机座的安装方法
CN109501760B (zh) * 2018-04-10 2022-06-03 蔚来控股有限公司 浮动装置、换电设备和换电站
US10913432B1 (en) * 2020-09-09 2021-02-09 Stephen Lynn Goldsmith Fender mounted hoist

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2361851A (en) * 1944-04-06 1944-10-31 Voy Bernard L La Service tool
US2848120A (en) * 1954-04-08 1958-08-19 Frank C Harmon Transmission hoist
US2846188A (en) * 1954-10-20 1958-08-05 Pierce Joseph Martin Transmission and cylinder head hoist
US3482817A (en) * 1966-05-09 1969-12-09 Ronald E Ross Lifting device for engines and the like
US4030705A (en) * 1976-01-19 1977-06-21 Jacob Bontrager Vehicle supported motor lift
US4431223A (en) * 1982-07-01 1984-02-14 Deere & Company Engine lift tool
US4774386A (en) * 1982-07-12 1988-09-27 Dennis Goodwin Spanning device
DE8627720U1 (ja) * 1986-10-17 1987-06-25 Becker, Guenter, 5600 Wuppertal, De
US4826228A (en) * 1987-11-13 1989-05-02 Transpo Industries, Inc. Universal safety lifting device
US4928927A (en) * 1987-12-21 1990-05-29 Fredrick William R Lifting mechanism for heavy street gratings
DE9302395U1 (ja) 1993-02-19 1993-04-22 Klann, Horst, 7730 Villingen-Schwenningen, De
DE9409121U1 (de) * 1994-06-04 1994-08-04 Klann Horst Traggestell für eine Hebebrücke
DE9412054U1 (de) * 1994-07-26 1994-09-22 Hans Joachim Sauer Gmbh & Co Motorbrücke für Kfz-Motoren

Also Published As

Publication number Publication date
ES2142985T3 (es) 2000-05-01
US5782459A (en) 1998-07-21
EP0710620B1 (de) 1999-12-22
DE59507472D1 (de) 2000-01-27
EP0710620A2 (de) 1996-05-08
JPH08208200A (ja) 1996-08-13
DE9417788U1 (de) 1995-01-05
EP0710620A3 (de) 1996-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2582240B2 (ja) 昇降ブリッジ
US4984657A (en) Service lift stand apparatus for small tractors
US5215287A (en) Vehicle lifter
US4941641A (en) Vehicle seat
US4787600A (en) Transmission jack attachment
US5660518A (en) Variable pitch dolly apparatus
US5456371A (en) Lifting bridge for installing and removing of motor vehicle parts
US4492506A (en) Under vehicle carrier for a spare wheel
US5671960A (en) Engine balance lifter
DE4122823C2 (de) Hubvorrichtung zum Anheben und Absenken eines Fahrrades an einem Dachträger eines Kraftfahrzeugs
US4576542A (en) Device for lifting removable automobile tops
CN110546103B (zh) 升降平台
US4402645A (en) Load support assembly
US20030071003A1 (en) Portable hoist and method
JP3726605B2 (ja) エレベータ用駆動装置の支持装置
US4862727A (en) Hoisting structure for automotive vehicle
EP1123891A2 (en) Dead end hitch for elevator rope
JP2004083257A (ja) ジャッキ装置の荷台支持装置
US4558849A (en) Support for the drive components of a front wheel drive vehicle
US11498818B2 (en) Vehicle support assembly
US20230174355A1 (en) Vehicle support assembly
US5672043A (en) Lifting and swivelling device, in particular for motor vehicles
JPH08127498A (ja) 大型重量機器吊込み用フリーテーブル
US4423798A (en) Lift-pad assembly for vehicle lift
CN215326574U (zh) 吊装组件