JP2581746B2 - 導波路型光変調器 - Google Patents

導波路型光変調器

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 光通信システム等に利用される導波路型光変調器に関
し、 広帯域化の実現と共に、光ファイバとの安定な接続を
実現できるようにすることを目的とし、 導波路の形成された基板上に、該導波路に対応して電
極を設けてなる導波路型光変調器において、前記基板が
前記電極に近接して形成された端面を有すると共に、前
記導波路の入出射端が前記電極下の導波路と同一直線上
にないように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光通信システム等に利用される導波路型光
変調器に関する。
〔従来の技術〕
従来の導波路型光変調器の一例として、進行波電極を
用いた位相変調器の構成を第3図に示す。同図におい
て、基板1は例えばZ板LiNbO3からなり、その所定領域
にTi拡散等を施すことにより直線状の導波路2が形成さ
れている。更に、基板1上には、導波路2に対応して、
一対の非対称な電極3a,3bからなる進行波電極3が配設
されている。
また、このような導波路型デバイスに対する光ファイ
バの接続方法として、第4図に示すような方法が提案さ
れている。すなわち、例えば導波路2の入射端2aに光フ
ァイバ4を接続する場合は、まず、基板1上の入射端2a
側の端部にブロック材5を固定する。次に、ファイバ径
よりもわずかに大きな内径の孔6aを持つ環状の小片(例
えばルビービーズ等)6を用意する。そして、光ファイ
バ4を小片6に挿入した状態で入射端2aへの位置合わせ
を行った後、接着剤7等によりブロック材5の端面5a及
び基板1の端面1aに対して同時に固着する。このように
小片6を補強材として用いることにより、光ファイバ4
と入射端2aとを極めて安定に接続することができる。な
お、出射端2bに対しても同様にして光ファイバを接続す
ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
今日の高度情報化社会においては、情報量が益々増大
するため、より広帯域な光変調器が要求されている。
そこで、第3図に示したような導波路型光変調器をよ
り広帯域なものとするためには、電極3aを伝搬するマイ
クロ波の速度を、導波路2を伝搬する光の速度に近づけ
る必要がある。そのための手段として、本発明者等は、
第5図に示すように基板1を電極3aにできるだけ近接し
た位置で切断(切断部分は破線で示す)する方法を提案
した。このようにすれば、電極3aを伝搬するマイクロ波
の実効屈折率が減少して光の屈折率に近づくことから、
上記マイクロ波の速度を光の速度に近づけることができ
る。なお、上述したような基板1の切断は、磁気ヘッド
等の加工に使われているカッティングソー(超高精密研
削切断機)を用いることにより、電極を破壊することな
く行うことができる。
ところが、基板1に対して上記のような切断を行う
と、この切断によって生じた端面cと導波路2との距離
が100μm以下となってしまうため、導波路2に対して
第4図に示した方法で光ファイバを接続しようとした場
合、以下のような問題が生じる。すなわち、接続の補強
材として用いる小片6の直径はファイバ径(通常125μ
m程度)よりも相当に大きな直径(例えば1mm程度)を
有しているため、第6図に示すように小片6の約半分が
空中に飛び出す状態となってしまい、よって安定な接続
が実現できなくなるという問題が生じる。
本発明は、上記問題点に鑑み、広帯域化の実現と共
に、光ファイバとの安定な接続を実現できるようにする
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
導波路基板を第5図に示したようにカッティングソー
で切断すること等により、電極に近接した端面を形成す
る。それと共に、導波路の入出射端が電極下の導波路と
同一直線上に位置しないように、すなわち入出射端を上
記端面から離れるようにずらして配置する。このような
配置構成は、例えば曲げ導波路等を用いることにより可
能である。
〔作用〕
本発明の導波路型光変調器では、上記切断等による端
面から電極までの距離が短い。よって、第5図に示した
ものと同様に、光変調器の広帯域化が実現される。
一方、従来のように導波路の入出射端が電極下の導波
路と同一直線上(マッハツェンダ型の場合はほぼ同一直
線上)にあるものと比べ、上記切断等による端面から導
波路の入出射端までの距離は相当に長くなる。よって、
第4図に示したような小片を用いて光ファイバを接続す
る場合にも、小片と基板端面との接触面積が増加するこ
とにより、安定な接続が実現される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本発明の一実施例の平面図である。ここに
は、位相変調器の構成を示した。
同図において、基板11はZ板LiNbO3等からなり、その
所定領域にはTi拡散等により導波路12が形成されると共
に、これに対応して一対の非対称な電極13a,13bからな
る進行波電極13が配設されている。ここで、上記導波路
12は、その入射端12a及び出射端12bが電極下の導波路12
cと同一直線上に来ないように、曲げ導波路12d,12eを用
いて配設されている。
さらに基板11は、電極13aに対し例えば数μm程度ま
で近接した位置に端面11aを有している。この端面11a
は、例えば基板11の端部(破線で示す)11bをカッティ
ングソー等で切り落とすことにより、電極13aを破壊す
ることなく簡単に得られる。
上記構成からなる本実施例の光変調器では、電極13a
を伝搬するマイクロ波が、従来と同様に基板11中に染み
出すことになる。その場合、基板11の端面11aが電極13a
に近接して設けられており、すなわち基板11の幅が従来
よりも端部11bの分だけ狭くなるため、その分だけ空気
層が生じることになる。すると、基板11の誘電率(LiNb
O3の場合は30程度)に比べて空気層の誘電率が非常に小
さい(1程度)ので、上記端部11bが空気層に代わった
分だけマイクロ波の実効屈折率が小さくなり、よってマ
イクロ波の速度を光速に近づけることができる。このこ
とから、変調帯域を著しく拡大することが可能となる。
また、曲げ導波路12d、12eを用いて入出射端12a,12b
の位置をずらしたので、基板11の端面11aから入出射端1
2a、12bまでの距離が第5図のものよりも相当に長くな
る。これにより、入出射端12a,12bに対して、第4図と
同様に光ファイバを安定して接続させることができる。
その接続例を第2図に示す。すなわち、まず基板11上の
入射端12a側の端部にブロック材5を固定し、次に小片
(例えばルビービーズ等)6の孔6aに光ファイバ4を挿
入した状態で入射端12aへの位置合わせを行う。その
後、接着剤7等により、ブロック材5の端面5a及び基板
11の端面11cに対して同時に固着する。この場合、端面1
1aから入射端12aまでの距離を小片6の半径に等しいか
それ以上となるように予め設定しておけば、補強材とし
ての小片6が全面積にわたって端面5a及び11cと接触で
きるので、極めて安定な接続が可能になる。なお、出射
端12bに対しても、上記と同様にして光ファイバを接続
することができる。
なお、上記実施例では位相変調器について示したが、
本発明は強度変調器にも同様に適用できる。また、本発
明は進行波電極を用いたものに適用されることで大きな
効果が期待できるが、進行波電極以外の電極を用いたも
のにも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の導波路型光変調器によ
れば、変調帯域の広帯域化を実現できると共に、光ファ
イバとの極めて安定な接続を実現することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の平面図、 第2図(a)及び(b)は同実施例に対する光ファイバ
の接続例を示す平面図及び正面図、 第3図は従来の導波路型光変調器の平面図、 第4図(a)及び(b)は導波路型デバイスと光ファイ
バとの接続例を示す平面図及び正面図、 第5図は広帯域化を可能にした導波路型光変調器の平面
図、 第6図は第5図の導波路型光変調器に対して第4図の接
続法を適用した場合に生じる問題点を示す平面図であ
る。 11……基板、 11a,11c,11d……端面、 12……導波路、 12a……入射端、 12b……出射端、 12c……(電極下の)導波路、 12d,12e……曲げ導波路、 13(13a,13b)……進行波電極.

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導波路(12)の形成された基板(11)上
    に、該導波路に対応して進行波電極(13)を設けてなる
    導波路型光変調器において、 前記基板が前記進行波電極に近接して形成された端面
    (11a)を有すると共に、前記導波路の入出射端(12a,1
    2b)が前記進行波電極下の導波路(12c)と同一直線上
    になく、入出射用光ファイバ接続の補強材としての小片
    (6)による光ファイバ(4)の安定した固定接続が可
    能となる位置まで前記端面から離れて形成されているこ
    とを特徴とする導波路型光変調器。
JP9540888A 1988-04-20 1988-04-20 導波路型光変調器 Expired - Fee Related JP2581746B2 (ja)

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1987年(昭和62年)秋季第48回応用物理学会学術講演会予稿集第3分冊P.754 19P−ZG−15

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