JP2581392B2 - 道路標識柱 - Google Patents
道路標識柱Info
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- JP2581392B2 JP2581392B2 JP5063191A JP6319193A JP2581392B2 JP 2581392 B2 JP2581392 B2 JP 2581392B2 JP 5063191 A JP5063191 A JP 5063191A JP 6319193 A JP6319193 A JP 6319193A JP 2581392 B2 JP2581392 B2 JP 2581392B2
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- JP
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- protective cover
- transparent protective
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Description
ン、車線変更線及び分離帯等に用いられる道路標識柱に
関する。
は、路面に埋設される固定型、路面立置型などがあり、
柱本体の材質としては、金属製の中空パイプの他、ゴム
材やプラスチック材の中空成形品などが用いられる。こ
れら中空状の柱本体の外周面には、車両の夜間照明ライ
トで照射されて反射する反射シートを柱の縦方向に断続
的に貼付したり、また夜光塗料を柱本体の外周に直接塗
布するなどして標識としている。
柱にあっては、車両衝突によって反射シートに傷がつい
たり剥離するなどの問題がある。また、反射シートの風
雨塵埃による汚れはいかんともし難く、視認性が低下し
て本来の標識機能を著しく損ねる結果を招いている。反
射シートの汚れを洗浄する手段としては作業人力に頼っ
て拭きとるか、もしくは洗浄専用機を使用するなどの手
段がとられているが、汚れのひどい場合は使用不能の事
態も生じている。また、洗浄に際し、反射シールの剥が
れ等が生じ、作業を困難にすることもある。従って、修
復作業等の経費が嵩むほか、作業時は安全上交通規制の
必要があるが、特に交通量の多い個所では頻繁に交通規
制を行うには無理があり、行うにしても短時間での作業
が要求される。また、交通量の激しい場所やトンネル内
部では洗浄しても早期に汚れが生じるなどの問題を抱え
ている。更に、汚れ以外にも、風雨や排ガス等により、
反射シート自体劣化するという問題もあり、これが反射
シートの寿命を著しく低下させる原因ともなっている。
のような不具合を解消すべく改良され、塵埃等の汚れや
損傷から反射シートを保護して視認性の機能を維持し、
かつ交換も簡便に改良された道路標識柱を提供すること
にある。
柱は、柱本体に反射シートが取り付けられたものにおい
て、柱本体の全長のうち少なくとも反射シートの部分を
外側から筒状の透明保護カバーで覆い、該透明保護カバ
ーの上端を閉塞している蓋部またはキャップの部分を締
結部材によって取外し可能に柱本体の上部に固定した構
成となっている。
透明保護カバーで保護し、柱本体の反射シートの機能を
維持する。汚れ、損傷及び破損によって透明保護カバー
が使用に耐えない場合は、締結部材を除去して透明保護
カバーを柱本体から簡単に取り外して交換する。
図面に基づいて説明する。図1は、本発明による第1実
施例の部分断面による組立正面図を示す。道路標識柱の
柱本体10はゴム材、プラスチック材または金属によっ
て中空成形され、図の下方の道路面に台座11で固定ま
たは取外し可能に設置される。柱本体10はその高さの
ほぼ全長にわたって、もしくは上半分のみに反射領域帯
が設けられ、実施例では図示のように反射シート12が
間隔をおいて設けられている。この反射シート12に夜
間走行中の車両の照明ライトの光があたって反射するこ
とにより、ドライバーが標識を視認できるようになって
いる。また、柱本体10の全体の補強のために、内部に
二重に補強パイプ13が下の台座11まで挿通して嵌合
されている。柱本体10の上端頂部は蓋部材14で閉塞
してあって、この蓋部材14は本来は雨水塵埃の柱中へ
の侵入を防止するためのものであるが、次に説明する透
明保護カバー15を柱本体10に固定するための台とな
る部材でもある。
設けられた長さの範囲を透明の保護カバー15で覆われ
ている。この透明保護カバー15は筒状に成形された上
端に閉塞された蓋部15aを有し、蓋部15aの中心部
には後述する締結部材が挿通する貫通孔を設けてある。
透明保護カバー15の下端は開口され、柱本体10の外
周面との間に嵌装されたO−リングによるシール材16
を介して、反射シート12への塵埃や雨水の侵入を防ぐ
程度の液密性を保持するようになっている。
ではポリエチレンテレフタレートが用いられているが、
他の使用材質としてポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リウレタン、ポリ塩化ビニル等の樹脂も使用可能であ
る。また、シール材16としてO−リングが用いられた
が、所要のシール性が得られれば特に材質及び形状に限
定されるものでない。
5aで柱本体10の蓋部材14に締結部材を用いて固定
されるようになっている。締結部材としては例えばポリ
ウレタンゴムによって図示のように頭部17a付きの止
めピン17に成形されたものであり、この止めピン17
の先端には矢印形の係止部17bが設けてある。また、
柱本体10の蓋部材14には止めピン17が打ち込まれ
る相手部材の係止孔付きピン受け18が埋設してあり、
止めピン17をピン受け18に打ち込み係止部17bを
アンダーカット嵌合させることによって、透明保護カバ
ー15を柱本体10に固定する構造である。ピン受け1
8にもまたポリウレタンゴムが用いられている。
し、この第2実施例では先の実施例として図1に示され
た上端蓋部15a付きの透明保護カバー15に代えて、
成形性を考えて透明保護カバー23を上下端ともに開口
された筒状にしたもので、上端開口部にはキャップ24
が嵌合により一体的に固定してある。このキャップ24
にも中央にピン挿通用の貫通孔が設けてあり、図1で示
されたものと同じ頭部17a付きの止めピン17をキャ
ップ24に挿通させると共に、止めピン17の係止部1
7bを柱本体10の蓋部材14に埋設したピン受け18
に打ち込んでアンダーカット嵌合させることによって、
透明保護カバー15を柱本体10に固定するようになっ
ている。
10の反射シート12は透明保護カバー15を通して外
側から透視できるから、夜間走行中の車両の照明ライト
の光を反射させてドライバーに視認させることができ
る。また、仮に車両が衝突した場合は、衝突の程度によ
っては外側の透明保護カバー15(23)が損傷した
り、破損に至る場合もあるが、内部の柱本体10の反射
シート12に損傷を与えることがなければ、標識として
の機能を維持できる。損傷した透明保護カバー15は上
部の止めピン17を抜き取り柱本体10から外して簡便
に交換する。また、透明保護カバー15に塵埃や泥が付
着して汚れた場合、その汚れを払拭して除去できれば、
柱本体10の反射シート12の視認性をそのまま維持で
きる。汚れを除去できないものは透明保護カバー15を
取替える。
路標識柱は、柱本体の反射シートを外側から透明の保護
カバーで覆って保護しているため、しかも透明保護カバ
ーは柱本体に簡単に着脱可能な取付構造となっているた
め、塵埃等による汚れは反射シートに及ぶことなく視認
性の機能を維持でき、車両衝突による損傷を受けた場合
や汚れの程度によっては外側の透明保護カバーのみの交
換に止まり、従来のように汚れの洗浄や交換に煩わしい
作業の手間が省ける。
がれが生じ、それが洗浄作業を困難にすることが問題と
して挙げられていたが、本発明の透明保護カバーを取り
付けることにより、剥がれが生じなくなり、作業が容易
となる。更に、風雨や排ガスによる劣化に関しても、透
明保護カバーの取り付けによりそれを有効に防止するこ
とができ、反射シートの寿命を大幅に向上させることが
可能となった。
断面による組立正面図である。
断面による組立正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 柱本体に反射シートが取り付けられ、柱
本体の全長のうち少なくとも反射シートの部分を外側か
ら筒状の透明保護カバーで覆い、該透明保護カバーの上
端を閉塞している蓋部またはキャップの部分を締結部材
によって取外し可能に固定すると共に、柱本体外周面と
透明保護カバー下端開口部との間にシール材を嵌装させ
た道路標識柱において、柱本体の蓋部材には止めピンが
打ち込まれる相手部材の係止孔付きピン受けが埋設され
ており、止めピンをピン受けに打ち込み、ピン係止部を
アンダーカット嵌合させることによって、透明保護カバ
ーを柱本体に固定せしめるようにした道路標識柱。 - 【請求項2】 柱本体に反射シートが取り付けられ、柱
本体の全長のうち少なくとも反射シートの部分を外側か
ら筒状の透明保護カバーで覆い、該透明保護カバーの上
端開口部に嵌合一体化されたキャップの部分を締結部材
によって取外し可能に固定すると共に、柱本体外周面と
透明保護カバー下端開口部との間にシール材を嵌装させ
た道路標識柱において、柱本体の蓋部材には止めピンが
打ち込まれる相手部材の係止孔付きピン受けが埋設され
ており、止めピンをピン受けに打ち込み、ピン係止部を
アンダーカット嵌合させることによって、透明保護カバ
ーを柱本体に固定せしめるようにした道路標識柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063191A JP2581392B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 道路標識柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063191A JP2581392B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 道路標識柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06248618A JPH06248618A (ja) | 1994-09-06 |
JP2581392B2 true JP2581392B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=13222094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5063191A Expired - Fee Related JP2581392B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 道路標識柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581392B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH10147913A (ja) * | 1996-11-20 | 1998-06-02 | Sekisui Jushi Co Ltd | 車線分離標 |
JP4926773B2 (ja) * | 2007-03-16 | 2012-05-09 | 株式会社マルテー大塚 | 誘導標識ポスト用カバー |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS52112300A (en) * | 1976-03-18 | 1977-09-20 | Kenji Tokuoka | Traffic control guide sign |
JPS61102612U (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-30 | ||
JPH044917U (ja) * | 1990-04-23 | 1992-01-17 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5063191A patent/JP2581392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06248618A (ja) | 1994-09-06 |
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