JP2580326Y2 - システム噴水 - Google Patents

システム噴水

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JP2580326Y2
JP2580326Y2 JP9087492U JP9087492U JP2580326Y2 JP 2580326 Y2 JP2580326 Y2 JP 2580326Y2 JP 9087492 U JP9087492 U JP 9087492U JP 9087492 U JP9087492 U JP 9087492U JP 2580326 Y2 JP2580326 Y2 JP 2580326Y2
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JP
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fountain
planter
inclined side
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hexagonal
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JP9087492U
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JPH0648856U (ja
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伸幸 中島
早織 銭坂
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、庭先やロビー等の好み
の場所に簡易に組み合わせて施工される新規なシステム
噴水に関する。
【0002】
【従来の技術】噴水は水の流れを目で見て楽しみ、水音
により安らぎを得ることができるものであるため、住宅
の庭先等にエクステリアとしてだけでなく、インテリア
としてオフィスのロビー等に噴水を配置し、快適な生活
環境や労働環境の提供が所望されだした。
【0003】そのため、最近では、住宅等の庭先に豪華
な噴水施設を配置しているのを見掛けたり、ロビーに噴
水を配置したビル等を見掛けるようなってきたが、今ま
での噴水では次のような問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】まず、庭先やロビー等
に配置される噴水は、大規模なものが殆どであり、例え
ば、コンクリート等で水槽等を構築して配管を施すな
ど、比較的広い施工スペースが必要な場合が多かった。
そのため、工事が専門的となって費用が嵩み、一般的に
手軽に噴水を造ることは困難であった。
【0005】また、今までの噴水では、一度構築してし
まうと、取り壊して造り直さない限り噴水を別の場所に
移動させることができないため、設置場所等を綿密に検
討してから工事に取り掛かる必要があり、途中での計画
変更が行い難いといった問題があった。
【0006】さらに、施工された噴水のメンテナンス等
は専門業者に委託せざるを得ず、維持費が嵩み、不経済
であった。
【0007】本考案はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、住宅の庭先等のエクス
テリアとしては勿論、特にオフィスのロビー等のインテ
リアとして、好みの場所に誰でもが簡単に配置でき、設
置場所の変更や噴水と周囲とのマッチングが容易で、メ
ンテナンスも簡単で経済的に有利となるシステム噴水を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案のシステム噴水は、六角形の底面部と底面部よ
り表面積の狭い六角形の表面部との間を傾斜側面で囲ん
だ略正六角錐台形状の噴水本体と、上記噴水本体の傾斜
側面に面接触する傾斜側面と、該傾斜側面の左右両側に
位置する垂直側面とを有する略六角柱形状のプランター
部と、からなり、上記噴水本体の六側方にプランター部
の傾斜側面をそれぞれ面接触させると共に、各プランタ
ー部同士を垂直側面で面接触させたことを特徴とする。
【作用】上記構成のシステム噴水では、噴水本体、プラ
ンター部とがそれぞれユニット品となり、噴水本体の傾
斜側面にそれぞれのプランター部の傾斜側面が面接触さ
れると共に、各プランター部同士は垂直側面によって面
接触されて構成されるため、傾斜側面をもつ略正六角錐
台形状の噴水本体と、傾斜側面と該傾斜側面の左右両側
の垂直側面とをもつ略略正六角柱形状のプランター部と
が隙間なくきっちりと簡単に配置される。このようなシ
ステム噴水では、噴水本体とプランター部との組み合わ
せでだけで構成されるため、配置施工が極めて容易で、
設置場所の変更も自由となり、プランター部に草花を植
えたりベンチ等にするなど多目的に利用することができ
るシステム噴水となる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。
【0010】図1は本考案の一実施例に係るシステム噴
水の概略分解斜視図であり、図2は平面図、図3は図2
のA−A線に沿った概略断面図、図4は図2のB−B線
に沿った概略断面図、図5は図2のC−C線に沿った概
略断面図である。図に示すシステム噴水1は、噴水本体
2と該噴水本体2の周囲に配置される6個のプランター
部3とで構成されている。
【0011】中心に配置される上記噴水本体2は、水槽
部21,蓋体22及び送水部23とで構成されている。
水槽部21はFRP等で成形された正六角形の底面部2
1aと、該底面部21aより表面積の狭い正六角形の表
面部21bとをそれぞれ傾斜側面21cで囲んで、頭部
を切除した略正六角錐体台形状を呈している。上記表面
部21bの略中央部分は円柱状で上方に盛り上がった送
水部23等の収容部24が形成され、また、各傾斜側面
21cの中心線と対応する底面には底面より一段高めら
れた補強溝25が設けられている。上記収容部24の一
部には例えば、水槽部21内の水量によってオン・オフ
されるフロートスイッチ26が取着されており、該フロ
ートスイッチ26の動作によって送水部23の送水が制
御されるようになっている。また、収容部24の中央上
面には送水部23に取り付けられる噴水ノズル27の挿
通孔24aが、一側面には水槽部21内の水を送水部2
3に取り込むための注水孔24bが穿孔されている。
【0012】水槽部21の表面部21bの周縁は一定巾
をもって内側に折り返されて蓋受部28が形成されてお
り、該蓋受部28に蓋体22が載置されている。該蓋体
22は、例えば、FRP製であり、上記蓋受部28に支
持される周囲の鍔部22aと中央の凹んだ六角形皿部2
2bと、6ヶ所の傾斜面22cとの折曲加工品であり、
六角形皿部22bの中央部分には噴水ノズル27の挿通
孔22dが穿孔され、傾斜面22cにはそれぞれ長孔状
の水落孔22eが穿孔されている。
【0013】水槽部21の収容部24に収容される送水
部23は、基板23aに支持された送水ポンプ23bと
図示していない送水制御部とで構成されている。送水ポ
ンプ23bは噴水ノズル27に接続される送水口23c
と、収容部24に穿孔された注水孔24bから水が取り
入れられる取水口23dとが設けられ、取水口23dか
ら注水した水槽部21内の水を送水口23cから噴水ノ
ズル27に送出し、該噴水ノズル27から水が飛散する
ようになっている。
【0014】該噴水ノズル27は、例えば、先端部分に
水受部27aが載置されており、上記送水ポンプ23b
から送られる水が該水受部27aによって放出方向が変
えられ、水は周囲に略半球のベル状となって飛散される
ようになる。尚、噴水ノズル27としては図示したもの
に限らず、一般的な種々の形状のものが適宜利用できる
ことは云うまでもない。
【0015】噴水本体2の周囲に配置されるプランター
部3は、FRP等の成形品で、上方の開口した中空容器
体であり、略六角柱状を呈し、上記噴水本体2の各傾斜
側面21cと面接触するように傾斜した傾斜側面31a
が一面と、該傾斜側面31a左右両側に位置する垂直側
面31b,31bを有しており、他の三面は対角線を挟
んで対称に形成されている。また、上下面は略正六角形
の表面部32と変則六角形の底面部33とで構成されて
いる。表面部32の周縁は一定巾をもって内側に折り返
されて受部34が形成されており、この受部34は上記
蓋体22の受部としたり、後述するように種々の用途に
利用される。底面部33の中央部分が若干凹んでおり、
中心に水抜口33aが穿孔され、周囲には略六角形状に
脚部33bが突設されている。尚、傾斜側面31a及び
その左右の垂直側面31b,31bを除く他の三面を全
て垂直側面31bとすると、プランター部3の増設が意
匠性を損なうことなく行える利点がある。
【0016】本考案のシステム噴水1では、基板23a
に送水部23を設置して水槽部21の収容部24で囲
み、噴水ノズル27と送水口23cとを、水槽部21の
注水孔24bと送水ポンプ23bの取水口23dとを連
結して水を循環可能として噴水本体2を構成し、該噴水
本体2の周囲の傾斜側面21cに6個のプランター部3
の一面の傾斜側面31aをそれぞれ面接触させて配置す
るだけで、それぞれのプランター部3同士は垂直側面3
1b,31bが面接触状態で設置され、噴水本体2とプ
ランター部3とがユニット化されたものとなり、簡単に
システム噴水1が構築できる。
【0017】このシステム噴水1では、噴水本体2と各
プランター部3との接触面が何れも傾斜面接触状態とな
って隙間を生じることなく配置され、配置後の位置ずれ
が起こり難く、一体感が得られる六角形造形物の組み合
わせ構造物となる。また、プランター部3同士の接触面
は垂直面となっているので、意匠性にも優れたものとな
っている。そして、配設施工も専門業者に委託するまで
もなく誰でもが簡単に行え、また、一度施工されたシス
テム噴水1は噴水本体2と各プランター部3がユニット
化されているのでそれぞれの移動も容易で、配置場所の
変更が生じても直に対応できるものとなる。従って、誰
でもが非常に簡単に配置できるシステム噴水1となるの
で、一般家庭の庭先のエクステリアだけでなく、オフィ
スのロビー等に設置して職場内のインテリアとしても鑑
賞に値する噴水が提供できるようになる。
【0018】さらに、本考案のシステム噴水1では、プ
ランター部3の有効利用により、周囲とのマッチングを
考慮して様々な雰囲気作りが可能となる。例えば、図6
に示すように、各プランター部3内に草花の植えられた
植木鉢4を受部34で受けて挿着すると、このプランタ
ー部3内の植木鉢4の草花によって噴水本体2の周囲が
飾られ、オフィスのロビー等に配置すると、あたかもロ
ビーに噴水付きの花壇が設けられているような自然の雰
囲気となって、安らぎを覚える演出が可能となる。
【0019】また、図7に示すように、プランター部3
の受部34に支持されて六角形表面部32と面一となる
カバー5を挿着すると、このプランター部3の表面が面
一となってベンチ状となり、噴水の周りに腰を掛けて噴
水ノズル27から飛散されて蓋体22に落下する水の音
を楽しみながら休息をとるといった環境が提供できるよ
うになる。
【0020】尚、プランター部3の利用方法は上記した
二例に限らず、直接プランター部3内に土砂を詰め込ん
で草花を栽培させてもよく、例えば、一つのプランター
部3の栽培植物が枯れると、そのプランター部3に替わ
って、例えば、別の植物を栽培したプランター部3を配
置させることが簡単に行え、メンテナンス等も非常に容
易なシステム噴水となり、周囲の雰囲気との調和を瞬時
の展開させることも可能となり、特にインテリアとして
の利用が有効なシステム噴水1の提供が可能となる。
【0021】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
のシステム噴水では、噴水本体の各側面と各プランター
部の側面が何れも傾斜面で接触して隙間なくきっちりと
簡単に配置され、また、外部から見えるプランター部同
士の接触面は垂直であるので、意匠性に優れ、配置施工
も極めて容易で、設置場所の変更も自由となり、プラン
ター部に好みの草花を植えたりベンチ等にするなど多目
的に利用することもでき、特にインテリアとしての鑑賞
用のシステム噴水が簡単に提供できるといった効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るシステム噴水の概略分
解斜視図である。
【図2】同実施例のシステム噴水の概略平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った概略縦断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿った概略縦断面図である。
【図5】図2のC−C線に沿った概略縦断面図である。
【図6】プランター部の利用例を示す概略縦断面図であ
る。
【図7】プランター部の利用他例を示す概略縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 システム噴水 2 噴水本体 21a 底面部 21b 表面部 21c 傾斜側面 3 プランター部 31a 傾斜側面 31b 垂直側面 32 表面部 33 底面部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】六角形の底面部と底面部より表面積の狭い
    六角形の表面部との間を傾斜側面で囲んだ略正六角錐台
    形状の噴水本体と、 上記噴水本体の傾斜側面に面接触する傾斜側面と、該傾
    斜側面の左右両側に位置する垂直側面とを有する略六角
    柱形状のプランター部と、からなり、 上記噴水本体の六側方にプランター部の傾斜側面をそれ
    ぞれ面接触させると共に、各プランター部同士を垂直側
    面で面接触させたことを特徴とするシステム噴水。
JP9087492U 1992-12-11 1992-12-11 システム噴水 Expired - Lifetime JP2580326Y2 (ja)

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JPH0648856U JPH0648856U (ja) 1994-07-05
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