JP2580233B2 - 自動車電話装置 - Google Patents

自動車電話装置

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JP2580233B2
JP2580233B2 JP63050285A JP5028588A JP2580233B2 JP 2580233 B2 JP2580233 B2 JP 2580233B2 JP 63050285 A JP63050285 A JP 63050285A JP 5028588 A JP5028588 A JP 5028588A JP 2580233 B2 JP2580233 B2 JP 2580233B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車電話装置に関するもので、特に、
例えばタクシーに設置された自動車電話装置における通
話料金の表示に係わる。
〔発明の概要〕
この発明は、例えばタクシーに設置される自動車電話
装置において、自動車電話装置を料金算出装置に接続
し、タクシー料金算出装置から実車/空車を示す指示信
号を受け取り、この指示信号により示される実車期間内
の通話料金の累計を算出し、表示するようにすることに
より、請求すべき通話料金を正しく表示できるようにし
たものである。また、通話毎の通話料金と、累計した通
話料金とを表示手段に選択的に表示できるようにしてい
る。
〔従来の技術〕
タクシーに乗客が利用できる自動車電話機を載置し、
乗客が乗車中に電話を利用できるようなサービスを普及
していくことが進められている。
ところが、自動車電話では、自動車電話側の使用者
に、その都度通話料金が知らされていない。このため、
タクシーに乗客が利用できる自動車電話機を設置した場
合には、その自動車電話機を利用した乗客に正確な通話
料金を提示することが困難である。このことがタクシー
に乗客が利用できる自動車電話機を載置し、乗客が乗車
中に電話を利用できるようなサービスを広く普及してい
くうえでの障害となっていた。
そこで、料金表示システム付の自動車電話機が提案さ
れている(例えば特願昭62−261096号明細書)。例えば
特願昭62−261096号明細書に示されている料金表示シス
テム付の自動車電話機は、セルサイトからチャージレー
トを送り、このセルサイトから送られてくるチャージレ
ートを受け取り、このチャージレートを基にして通話料
金を算出して表示するようにしたものである。このよう
な料金表示システム付の自動車電話機を用いれば、タク
シーに乗客が利用できる自動車電話機を設置した場合
に、その自動車電話機を利用した乗客に通話料金を提示
でき、料金上のトラブルの発生が回避できる。
このような料金表示システム付の自動車電話機では、
通話料金が自動車電話機のディスプレイに表示される。
すなわち、自動車電話機の例えばハンドセットには、デ
ィスプレイが設けられている。発信時には、このディス
プレイにキー入力された電話番号が表示される。通話終
了後には、このディスプレイに通話料金が表示される。
また、通話料金表示用のディスプレイをこの自動車電話
機のディスプレイと並列接続して別に設けるようにする
ことも考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、通常、自動車電話機では、電話番号入力間
違いを考慮して、クリアーキー入力によりディスプレイ
の表示が消去できるようになっている。また、新たな電
話番号がキー入力されると、古い電話番号表示は書き換
えられるようになっている。このため、上述のように、
例えばハンドセットに設けられるディスプレイで番号表
示とともに通話料金表示を行うようにすると、以下に述
べるような問題が生じてくることが考えられる。
つまり、上述のように自動車電話の料金表示をディス
プレイで行うようにした場合には、クリアーキー入力に
より通話料金表示を簡単に消去できる。タクシーに設置
される自動車電話の料金表示がこのように簡単に消去で
きるものであると、自動車電話が利用された後、通話料
金表示が乗客により消去されてしまい、通話料金がわか
らなくなる可能性がある。
また、このように番号表示をディスプレイで行うよう
にした場合には、新たな通話を行う毎に、前回の通話の
通話料金表示が消去される。1人の乗客が乗車中に自動
車電話を利用する回数は、1回とは限らず、1人の乗客
が1回の乗車中に自動車電話を数回利用することがあ
る。このような場合には、1回の乗車中にかかった通話
料金の累計を請求する必要があるが、新たな通話を行う
毎に前回の通話の通話料金表示が消去されてしまうと、
前の通話料金が不明になり、1回の乗車中にかかった通
話料金の累計を提示できない。
なお、通話料金表示用のディスプレイを、自動車電話
機のディスプレイとは別に、この自動車電話機のディス
プレイと並列接続して設けるようにした場合も、自動車
電話機のディスプレイと同様の表示が通話料金表示用の
ディスプレイに表示されることになるので、同様の問題
が生じる。
そこで、ディスプレイに表示される通話料金が乗客に
より消去されないように、例えばタクシーの運転者だけ
が知っている特定のキー入力がなされた場合だけ、通話
料金表示が消去されるようにすることが考えられる。と
ころが、このようにすると、乗客が乗り降りする毎に、
タクシーの運転者が設置されている自動車電話機を操作
しなければならなくなる。そして、1人の乗客が1回の
乗車中に自動車電話を数回利用する場合には、自動車電
話を利用する毎に、タクシーの運転者が設置されている
自動車電話機を操作するとともに、1回毎の通話料金を
控えておかなければならなくなる。
したがってこの発明の目的は、通話料金表示が利用者
により消去されることが防止でき、必要な通話料金を正
しく表示できる自動車電話装置を提供することにある。
この発明の他の目的は、1回の乗車で複数回電話を利
用した乗客に対して、請求すべき通話料金を正確に表示
できる自動車電話装置を提供することにある。
この発明の更に他の目的は、乗務員の負担を軽減する
ことができる自動車電話装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、通話料金を記憶する記録手段15と、通話
料金を表示する表示手段19とを有し、タクシー料金算出
装置2から実車/空車を示す指示信号を受け取り、この
指示信号により示される実車期間内の通話料金の累計を
算出して表示するようにした自動車電話装置である。そ
して、通話毎の通話料金と、累計した通話料金とを表示
手段19に選択的に表示させる手段F1〜F4が設けている。
〔作用〕
自動車電話機1とタクシー用賃走メータ装置2とがイ
ンターフェース3により双方向に接続される。これによ
り、自動車電話機1の通話料金表示をタクシー用賃走メ
ータ装置2の操作で制御できる。自動車電話機1の通話
料金表示をタクシー用賃走メータ装置2の操作で制御す
ることで、ディスプレイ19に表示される通話料金が乗客
に消去されてしまうことを防止できるとともに、1回の
乗車で複数回電話を利用した乗客に対して、通話料金の
累計を表示できる。
すなわち、ディスプレイ19に表示される通話料金表示
は、タクシー用賃走メータ装置2の支払キー21が押され
た状態から空車キー23が押されるか、又は、空車キー23
が押された状態から実車キー22が押されるときに消去さ
れ、実車期間ではリセットされない。実車期間内の通話
料金は、累計されて記憶され、表示される。1回の乗車
で複数回電話を利用した乗客に対して、その通話料金の
累計を運賃とともに請求できる。
但し、新たに電話番号入力を行い、電話を利用するこ
とは可能な構成とされている。すなわち、新たに電話番
号入力がなされた場合には、ディスプレイ19の料金表示
は一時的に消去されるが、メモリー15はクリアされない
ようになっており、通話が終了されると再び料金が表示
される。
〔実施例〕
この発明の実施例について以下の順序で説明する。
a.自動車電話装置の概要 b.タクシーに設置される自動車電話に適用した場合の一
実施例 c.通話料金表示の処理フローについての説明 d.変形例 a.自動車電話装置の概要 この発明は、セルラー方式の自動車電話に適用でき
る。セルラー方式は、出力の小さい電話器端末で広い地
域範囲での使用が可能となるとともに、見掛け上のチャ
ンネル数を拡大できるように工夫されたものである。第
2図にこのセルラー方式の自動車電話システムの概要を
示す。
第2図において、自動車電話のサービス領域は、無線
電話端末がその出力でカバーできる範囲の領域ごとに地
域分割される。この地域分割された各領域は、セルと称
される。各セル毎にセルサイトCSが置かれる。セルサイ
トCSは、固定局である。セルサイトCSとモービルテレホ
ンスイッチングオフィスMTSOとはケーブルで接続されて
いる。モービルテレホンスイッチングオフィスMTSOは、
通常の有線電話回線に接続されている。
モービルステーションMS(自動車電話機が設置された
移動局)は、セルサイトCS、モービルテレホンスイッチ
ングオフィスMTSOを介して相手方と結ばれる。モービル
ステーションMSとセルサイトCSとは、無線で結ばれる。
使用される周波数帯は、例えば800〜900MHz帯で、例え
ば25kHz或いは12.5kHz毎にチャンネルが割当てられる。
隣接するセルサイトCSとは、互いに異なるボイスチャン
ネルが使用される。モービルステーションMSは、複数の
セルサイトCSのうち、最も電波の強い制御チャンネルに
チューニングすることにより、モービルユニットMSの現
在地を含むセルをカバーするセルサイトCSを選択する。
モービルユニットMSが移動する毎に、その位置に対応し
たセルサイトCSが選択される。これにより、出力の小さ
い無線電話機端末で実質的に広いサービスエリアが確保
される。そして、セルの広さを狭くしていくことで、見
掛け上のチャンネル数が増大される。
モービルステーションMSと相手局とが結ばれる際に
は、先ず、制御チャンネルによりセルサイトCSとモービ
ルステーションMSとの間の無線回路の接続がなされる。
その後、ボイスチャンネルにより、通話が可能となる。
すなわち、モービルステーションMSから発信する時
(オリジネーション時)には、キー入力に基づいて、モ
ービルステーションMSからセルサイトCSに自己にシリア
ルナンバー、相手先の電話番号を含むオリジネーション
メッセージが送られる。モービルステーションMSからの
オリジネーションメッセージがセルサイトCSで受信され
ると、サルサイトCSからモービルステーションMSにイニ
シャルボイスチャンネルディジグネーションメッセージ
が送られる。
また、着信時(ペイジング時)には、ペイジングレス
ポンスメッセージがモービルステーションMSからセルサ
イトCSに送られる。モービルステーションMSからのペイ
ジングレスポンスメッセージがセルサイトCSで受信され
ると、セルサイトCSからモービルステーションMSにイニ
シャルボイスチャンネルディジグネーションメッセージ
が送られる。
セルサイトCSから送られてくるイニシャルボイスメッ
セージは、モービルステーションMSで受信される。ここ
までは、制御チャンネルで通信が行われる。
セルサイトCSからモービルステーションMSに送られる
イニシャルボイスメッセージにより、ボイスチャンネル
が指定される。そして、モービルステーションMSが指定
されたボイスチャンネルの周波数にチューニングされ
る。
モービルステーションMSとセルサイトCSとが結ばれた
かどうかは、SAT(Supervisory Audio Tone)と呼ばれ
る正弦波信号をやりとりすることにより確認される。モ
ービルステーションMSとセルサイトCSとが結ばれたこと
が確認されてから、モービルステーションMSとセルサイ
トCSとの間でボイスチャンネルで通信が行われ、モービ
ルステーションMSと相手方とがセルサイトCS、モービル
テレホンスイッチングオフィスMTSOを介して接続され
る。
b.タクシーに設置される自動車電話に適用した場合の一
実施例 この発明は、例えば上述のようなセルラー方式の自動
車電話をタクシーに設置する場合に適用できる。
第1図は、この発明の一実施例を示し、第1図におい
ては、1はタクシーに設置される自動車電話機、2はタ
クシー用賃走メータ装置である。自動車電話機1として
は、料金表示システム付のものが用いられる。このよう
な料金表示システム付の自動車電話機1としては、例え
ば特願昭62−261096号明細書に記載されているように、
セルサイトCSから送られてくるチャージレートを基にし
て、通話料金を算出するようにしたものを用いることが
できる。これに限らず、他の構成の料金表示システム付
の自動車電話機を用いても良い。
タクシー用賃走メータ装置2は、タクシーの走行距離
や走行時間に応じた運賃を算出するものである。このタ
クシー用賃走メータ装置2としては、例えばマイクロコ
ンピュータを用いて構成される電子式のものが用いられ
る。
自動車電話機1とタクシー用賃走メータ装置2とが例
えばRS232C等のインターフェース3を用いて双方向に接
続される。これにより、自動車電話機1とタクシー用賃
走メータ装置2との間でデータのやりとりが可能とな
る。自動車電話機1とタクシー用賃走メータ装置2との
間のデータのやりとりは、第3図に示すような調歩同期
式通信により処理される。すなわち、やりとりされるデ
ータは、第3図に示すように、8ビットのシリアルデー
タで伝送される。この伝送される8ビットのデータの先
頭には、スタートビットが設けられ、データの終わりに
は、ストップビットが設けられる。
第1図において、自動車電話機1は、送受信ユニット
11と、コントロールユニット12と、ハンドセット13とを
備えている。送受信ユニット11には、送受信アンテナ14
が接続されている。送受信ユニット11からは、送信メッ
セージ或いは会話中の音声が送受信アンテナ14を介して
セルサイトCSに向けて送信され、また、セルサイトCSか
ら送られてくる種々のメッセージ或いは会話中の相手方
からの音声が送受信アンテナ14を介して送受信ユニット
11で受信される。
コントロールユニット12は、マイクロコンピュータで
構成される。このコントローラユニット12には、通話料
金を記憶するためのメモリー15が接続されている。そし
て、ハンドセット13には、会話中の音声を入力するため
のマイクロホン16と、送られてきた音声を再生するため
のスピーカー17が設けられるとともに、入力キー18とデ
ィスプレイ19が配設されている。入力キー18からのキー
入力信号は、コントロールユニット12に供給される。入
力キー18は、テンキーとセンドキーからなる。入力キー
18からは、相先の電話番号等が入力される。そして、番
号が確認されるとセンドキーが押される。コントロール
ユニット12の出力により、ディスプレイ19には、発信時
の相手先の電話番号が表示されるとともに、通話料金が
表示される。
オリジネーション時には、先ず、コントロールユニッ
ト12でシリアルナンバー、相手先の電話番号を含むオリ
ジネーションメッセージが形成され、このオリジネーシ
ョンメッセージが送受信ユニット11から送受信アンテナ
14を介してセルサイトCSに向けて送信される。ペイジン
グ時には、ペイジングレスポンスメッセージがコントロ
ールユニット12で形成され、このペイジングレスポンス
メッセージが送受信ユニット11から送受信アンテナ14を
介してセルサイトCSに向けて送信される。
セルサイトCSでオリジネーションメッセージ又はペイ
ジングレスポンスメッセージが受信されると、セルサイ
トCSからイニシャルボイスチャンネルディジグネーショ
ンメッセージが返される。このイニシャルボイスチャン
ネルディジグネーションメッセージを受けて、ボイスチ
ャンネルがチューニングされる。
そしてボイスチャンネルがチューニングされた後は、
セルサイトCSと自動車電話機1との相互確認のため、SA
Tと称される正弦波信号がやりとりされる。そして、会
話中は、マイクロホン16からの音声が送受信ユニット11
から送受信アンテナ14を介して出力され、ボイスチャン
ネルでセルサイトCSに送られ、モービルテレホンスイッ
チングオフィスMTSOを介して相手先に送られる。一方、
相手先からの信号がモービルテレホンスイッチングオフ
ィスMTSO、セルサイトCSを介して送られ、送受信アンテ
ナ14を介して送受信ユニット11で受信される。そして、
スピーカー17から相手方から送られてきた音声が出力さ
れる。
この自動車電話1を利用した際の通話料金は、例えば
チャージレートと利用時間とから、コントロールユニッ
ト12で算出される。算出された通話料金は、ディスプレ
イ19に表示されるとともに、メモリー15に記憶される。
メモリー15は、通話直後の通話料金を記憶するメモリー
領域15Aと、1回の乗車での通話料金の累計が記憶され
るメモリー領域15Bと、1日に使用された通話料金の累
計が記憶されるメモリー領域15Cと、通話料金の総累計
が記憶されるメモリー領域15Dとを有している。また、
自動車電話機1には、ファンクションキーF1〜F4が設け
られている。このファンクションキーF1〜F4の操作によ
り、メモリー15のメモリー領域15A〜15Dに蓄えられる通
話料金を選択的に表示することが可能である。すなわ
ち、入力キー18内にあるファンクションキーF1の操作に
より、メモリー領域15Aに記憶される通話直後の通話料
金が表示され、ファンクションキーF2の操作により、メ
モリー領域15Bに記憶される1回の乗車での通話料金の
累計が表示され、ファンクションキーF3の操作により、
メモリー領域15Cに記憶される1日に使用された通話料
金の累計が表示され、ファンクションキーF4の操作によ
りメモリー領域15Dに記憶される通話料金の総累計が表
示される。
タクシー用賃走メータ装置2において、タクシーに乗
客が載せられるとき、実車キー22が押される。実車中の
運賃は、走行距離及び走行時間に基づいて、ディスプレ
イ24に表示される。乗客がタクシーを降りるときに支払
キー21が押される。乗客が降りて空車になるとき、空車
キー23が押される。
この発明の一実施例では、自動車電話機1とタクシー
用賃走メータ装置2とがインターフェース3により双方
向に接続される。これにより、自動車電話機1の通話料
金表示をタクシー用賃走線メータ装置2の操作で制御で
きる。自動車電話機1の通話料金表示をタクシー用賃走
メータ装置2の操作で制御することで、ディスプレイ19
に表示される通話料金が乗客に消去されてしまうことを
防止できるとともに、1回の乗車で複数回電話を利用し
た乗客に対して、通話料金の累計を表示できる。
すなわち、ディスプレイ19に表示される通話料金表示
は、タクシー用賃走メータ装置2の支払キー21が押され
た状態から空車キー23が押されるか、又は、空車中に運
転者が電話を利用することを考慮して、空車キー23が押
された状態から実車キー22が押されるときに消去され、
実車期間では消去されない。実車期間内の通話料金は、
累計されてディスプレイ19に表示される。
c.通話料金表示の処理フローについての説明 第4図は、自動車電話機1とタクシー用賃走メータ装
置2とを接続した場合の通話料金表示の処理を示すフロ
ーチャートである。このフローチャートについて説明す
る。
自動車電話機1がパワーオンされると(ステップ
)、自動車電話機1からタクシー用賃走メータ装置2
にコマンドが送られる(ステップ)。タクシー用賃走
メータ装置2は、このコマンドを受けて、自動車電話機
1にコマンドを返答する(ステップ)。
タクシー用賃走メータ装置2から自動車電話機1にコ
マンドが返答されたら、空車状態かどうかが判断される
(ステップ)。すなわち、タクシー用賃走メータ装置
2が支払キー21が押されている状態から空車キー13が押
されてから空車状態になり、また、空車キー23が押され
ている状態から実車キー22が押されるときまでが空車状
態である。タクシー用賃走メータ装置2が支払キー21が
押されている状態から空車キー13が押されるとき、すな
わち、空車になるとき、又は、空車キー23が押されてい
る状態から実車キー22が押されるとき、すなわち、空車
でなくなるとき、後で説明するように、ディスプレイ19
に表示される通話料金は、消去される。したがって、乗
客を乗せた時点では、ディスプレイ19の通話料金表示は
消去されている。
実車期間では、自動車電話機1を使用するかどうかが
判断される(ステップ)。
実車期間内に乗客に自動車電話が使用されるときに
は、入力キー18により相手先の電話番号が入力され、そ
して、センドキーが入力される(ステップ)。
相手先の電話番号が入力され、センドキーが入力され
たら、相手先回線が接続され、相手先との会話が成立し
たがどうかが判断される(ステップ)。相手先との会
話が成立しなければ、ステップに戻る。
相手先との会話が成立していれば、この通話でかかっ
た通話料金が算出され、この通話料金がメモリー15のメ
モリー領域15Aに記憶されるとともに、この通話料金が
メモリー15のメモリー領域15Bに移され、前回分の通話
料金に加算されていく。そして、メモリー領域15Bに記
憶される乗車ごとの通話料金の累計がディスプレイ19に
表示される(ステップ)。
オンフックされ、又はエンドキーにより通話が終了さ
れると(ステップ)、ディスプレイ19に表示される通
話料金が継続的に表示される(ステップ)。そして、
ステップに戻る。
1回の乗車で1人の乗客が複数回電話を使用するとき
には、ステップからステップまでの処理が繰り返さ
れる。したがって、ディスプレイ19には、1回の乗車で
1人の乗客が使用した通話料金の累計が表示される。
乗客がタクシーから降車する際には、ステップで、
支払キー21が押されてから、空車キー23が押され、空車
状態になる。支払キー21が押されるときのディスプレイ
19に表示される通話料金から、この乗客の乗車中の通話
料金の累計が示される。そして、この通話料金表示に基
づいて、乗客が降車時に運賃とともに通話料金の累計を
精算する。
ステップで空車状態になると、通話料金表示がある
かどうかが判断され(ステップ)、料金表示があれ
ば、そのタクシーが営業中かどうかが判断される(ステ
ップ)。通話料金表示がなければ、ステップに戻
る。
ステップでそのタクシーが営業中であれば、ディス
プレイ19の通話料金表示が消去されるとともにメモリー
15のメモリー領域15Aがクリアーされ、メモリー領域15B
の乗車毎の通話料金は、メモリー領域15Cに移され、メ
モリー領域15Cに記憶されている1日当たりの通話料金
の累計に加算される(ステップ)。そして、ステップ
に進む。
このようにして、そのタクシーの営業中には、実車期
間内の電話の通話使用料金の累計がディスプレイ19に示
される。そして、1日に使用された通話料金の累計がメ
モリー15のメモリー領域15Cに蓄えられる。
ステップにおいて、タクシーが営業を終了して帰庫
したときには、ディスプレイ19の表示が消去され、メモ
リー15のメモリー領域15Aがクリアーされ、メモリー領
域15Bの乗車毎の通話料金は、メモリー領域15Cに移さ
れ、メモリー領域15Cに記憶されている1日当たりの通
話料金の累計される。そして、メモリー領域15Cに記憶
されている1日当たりの通話料金の累計がメモリー領域
15Dに移され、通話料金の総累計に加算される(ステッ
プ)。
d.変形例 上述の一実施例では、自動車電話機1側に通話料金を
記憶するためのメモリー15を設けるようにしているが、
タクシー用賃走メータ装置2側に通話料金を記憶するた
めのメモリーを設けるようにしても良い。また、ファン
クションキーF1〜F4をタクシー用賃走メータ装置2側に
設けるようにしても良い。更に、通話料金の表示を、タ
クシー用賃走メータ装置2側のディスプレイ24で行うよ
うにしても良い。
〔発明の効果〕
この発明によれば、タクシー用賃走メータ装置とタク
シーに設置される自動車電話機とが接続され、タクシー
用賃走メータ装置で示される実車期間内における通話料
金の累計がディスプレイに表示される。そして、実車期
間内では通話料金ディスプレイは消去されない。
これにより、ディスプレイに表示される通話料金が乗
客に消去されてしまうことを防止できるとともに、1回
の乗車で複数回電話を利用した乗客に対して、通話料金
の累計を表示できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図,第2図はセ
ルラー方式の自動車電話システムの説明に用いる略線
図,第3図は自動車電話機とタクシー用賃走メーターと
の間を伝送されるデータのデータフォーマットの一例の
説明に用いるタイミング図,第4図はこの発明の一実施
例の説明に用いるフローチャートである。 図面における主要な符号の説明 1:自動車電話機,2:タクシー用賃走メーター装置,11:送
受信ユニット,12:コントロールユニット,13:ハンドセッ
ト,15:メモリー,19:ディスプレイ,F1〜F4:ファンクショ
ンキー。
フロントページの続き (72)発明者 安田 洋 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−114020(JP,A) 特開 昭51−10533(JP,A) 特開 昭60−14533(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通話料金を記憶する記憶手段と、 上記通話料金を表示する表示手段とを有し、 タクシー料金算出装置から実車/空車を示す指示信号を
    受け取り、上記指示信号により示される実車期間内の通
    話料金の累計を算出して表示するようにした自動車電話
    装置。
  2. 【請求項2】通話毎の通話料金と、累計した通話料金と
    を上記表示手段に選択的に表示させる手段を設けるよう
    にした特許請求の範囲第1項記載の自動車電話装置。
JP63050285A 1988-03-03 1988-03-03 自動車電話装置 Expired - Lifetime JP2580233B2 (ja)

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JPH01223869A (ja) 1989-09-06

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