JP2579136B2 - 板体とパイプの接合構造 - Google Patents

板体とパイプの接合構造

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JP2579136B2
JP2579136B2 JP1167695A JP1167695A JP2579136B2 JP 2579136 B2 JP2579136 B2 JP 2579136B2 JP 1167695 A JP1167695 A JP 1167695A JP 1167695 A JP1167695 A JP 1167695A JP 2579136 B2 JP2579136 B2 JP 2579136B2
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甲次 秋月
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、椅子や家具等におけ
る板体とパイプの接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、椅子の背凭れは、図4に示すよ
うに、一対のパイプP間に板体Bを渡した構成とされる
ことがある。パイプPと板体Bとは、パイプPの周壁に
形成された軸方向に延びる長孔20に板体Bの端部を挿
入し、パイプPに連設された内方向に延びる一対の突片
21にビス22を貫通させ、このビス22を板体Bにね
じ込むことにより接合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すような接合構造では、ビス23の頭部が外部に露出
し、見苦しいという問題があった。
【0004】そこで、この発明は、ビス等が露出せず、
外観に優れたパイプの接合構造を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、パイプの周壁に形成された軸方向に延
びる長孔に板体の端部を挿入し、パイプ内に位置する板
体の端部表面に凹部を設け、その凹部にばねと、そのば
ねによって外方向に押圧され、パイプ内面に対する当接
によって板体の抜出方向の移動を阻止するピンとを組み
込み、ピンの先端部にパイプ内面に沿う当接面を形成し
たのである。
【0006】また、板体に形成した挿入孔にガイド部材
を差し込み、そのガイド部材に前記凹部を設けてもよ
い。
【0007】
【作用】この発明に係る接合構造では、ピンがパイプの
内部で凹部から突出しているため、ピンとパイプの周壁
が係合し、板体とパイプが接合される。
【0008】板体をパイプから離反させる方向に強く引
っ張ると、ピン先端部の当接面がパイプの内面に案内さ
れてピンが凹部に押し込まれ、長孔から板体を引き抜く
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1乃至図3に示すように、パイプPの周
壁に形成された軸方向に延びる長孔1には、板体Bの端
部が挿入されている。パイプP内に位置する板体Bの端
部表面には挿入孔2が形成され、挿入孔2にガイド部材
3が圧入されている。ガイド部材3には凹部4が設けら
れ、凹部4にはピン5がスライド自在に挿入されてい
る。ピン5の基部にはフランジ6が形成され、このフラ
ンジ6がガイド部材3に形成されたフランジ7に衝合す
ることにより、ピン5は凹部4から抜け止めされてい
る。ピン5の端面8と凹部4の底壁9との間には、ピン
5を外方向に押圧するばね10が設けられている。
【0010】ピン5の先端部には、パイプPの内面に沿
う当接面11が形成されている。この当接面11がパイ
プPの内面に当接することにより、長孔1から板体Bが
抜け出す方向に移動することが阻止されている。パイプ
Pの上端部はセージング加工され、球面状の端壁12が
形成されている。
【0011】上記の接合構造では、ピン5がパイプPの
内部で凹部4から突出しているため、ピン5とパイプP
の周壁が係合し、板体BとパイプPが接合される。
【0012】板体BをパイプPから離反させる方向に強
く引っ張ると、ピン5先端部の当接面11がパイプPの
内面に案内されてピン5が凹部4に押し込まれるので、
長孔1から板体Bを引き抜き、板体BとパイプPとを分
離することができる。
【0013】なお、挿入孔2に差し込まれたガイド部材
3に凹部4を形成する構成に代えて、板体Bに直接凹部
4を形成してもよい。
【0014】
【効果】この発明によると、上記のような構成としたの
で、ピンがパイプの内部で凹部から突出し、ピンとパイ
プの周壁とが係合することにより、板体とパイプが接合
される。
【0015】従って、ビスを使用することもなく、ピン
は外部から見えないので、接合部分が美観に優れたもの
となる。
【0016】板体をパイプから離反させる方向に強く引
っ張ると、ピン先端部の当接面がパイプの内面に案内さ
れてピンが凹部に押し込まれるので、長孔から板体を引
き抜くことができ、工具等を使用することなく、板体と
パイプとを分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の接合状態を示す横断平面図
【図2】同上の長孔から板体を引き抜く状態を示す横断
平面図
【図3】同上の板体とパイプが分離した状態を示す斜視
【図4】従来の接合構造を使用した椅子の斜視図
【符号の説明】
B 板体 P パイプ 1 長孔 2 挿入孔 3 ガイド部材 4 凹部 5 ピン 10 ばね 11 当接面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの周壁に形成された軸方向に延び
    る長孔に板体の端部を挿入し、パイプ内に位置する板体
    の端部表面に凹部を設け、その凹部にばねと、そのばね
    によって外方向に押圧され、パイプ内面に対する当接に
    よって板体の抜出方向の移動を阻止するピンとを組み込
    み、ピンの先端部にパイプ内面に沿う当接面を形成した
    板体とパイプの接合構造。
  2. 【請求項2】 板体に形成した挿入孔にガイド部材を差
    し込み、そのガイド部材に前記凹部を設けた請求項1に
    記載の板体とパイプの接合構造。
JP1167695A 1995-01-27 1995-01-27 板体とパイプの接合構造 Expired - Lifetime JP2579136B2 (ja)

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JPH08200328A JPH08200328A (ja) 1996-08-06
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