JP2578990Y2 - 水質検出装置 - Google Patents
水質検出装置Info
- Publication number
- JP2578990Y2 JP2578990Y2 JP1992073406U JP7340692U JP2578990Y2 JP 2578990 Y2 JP2578990 Y2 JP 2578990Y2 JP 1992073406 U JP1992073406 U JP 1992073406U JP 7340692 U JP7340692 U JP 7340692U JP 2578990 Y2 JP2578990 Y2 JP 2578990Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- mounting block
- water quality
- hose
- sensor cable
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は,上水,下水,工場排水
等におけるPH計,溶存酸素計,活性汚泥濃度計等の吊
り下げ形水質計検出器に関し,例えば水面から検出器ま
での深さが3mを越えるような潜漬形検出器の保守作業
の容易化を図った水質検出装置に関する。
等におけるPH計,溶存酸素計,活性汚泥濃度計等の吊
り下げ形水質計検出器に関し,例えば水面から検出器ま
での深さが3mを越えるような潜漬形検出器の保守作業
の容易化を図った水質検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,水質検出装置としては潜漬深さが
3m程度まではステンレスまたはプラスチックパイプの
先端に検出器を固定した潜漬形のものがある。そして潜
漬深さが3mを越えるもの(水面からタンク上面までの
高さがあるので実際の長さは例えば5mを越える)では
操作が困難になるので,例えば図2に要部構成を示すも
のが用いられている。
3m程度まではステンレスまたはプラスチックパイプの
先端に検出器を固定した潜漬形のものがある。そして潜
漬深さが3mを越えるもの(水面からタンク上面までの
高さがあるので実際の長さは例えば5mを越える)では
操作が困難になるので,例えば図2に要部構成を示すも
のが用いられている。
【0003】図2において,10は取付ブロックであ
り,この取付ブロック10の一方の側には検出器2及び
ノズル3が固定されている。また他方の側には前記検出
器2から延長されたセンサケーブル5及び前記ノズル3
の固定端側に接続された洗浄用配管ホース12及びこれ
らを支持するチェーン11から構成されている。上記の
構成において,チェーン11で吊り下げられて水中に潜
漬された検出器の電極13は時間の経過によって汚れて
いくが,適当な時間間隔で洗浄用配管ホース12から電
極13に向かって洗浄液(若しくは空気)を噴射するこ
とにより電極の汚れを防止している。
り,この取付ブロック10の一方の側には検出器2及び
ノズル3が固定されている。また他方の側には前記検出
器2から延長されたセンサケーブル5及び前記ノズル3
の固定端側に接続された洗浄用配管ホース12及びこれ
らを支持するチェーン11から構成されている。上記の
構成において,チェーン11で吊り下げられて水中に潜
漬された検出器の電極13は時間の経過によって汚れて
いくが,適当な時間間隔で洗浄用配管ホース12から電
極13に向かって洗浄液(若しくは空気)を噴射するこ
とにより電極の汚れを防止している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記構成の水質検出装
置において,校正やセンサ交換時の保守作業を行う際は
検出器を昇降するが,その昇降作業においてはセンサケ
ーブル,配管ホース,チェーンの3本を同時にたぐる必
要がある。しかし3本の異なる種類のものをたぐるのは
作業性が悪く,また,これらのケーブルや配線は被測定
液に濡れ,その上汚れが付着しているのでそれらが飛散
して作業者が汚れるという問題があった。
置において,校正やセンサ交換時の保守作業を行う際は
検出器を昇降するが,その昇降作業においてはセンサケ
ーブル,配管ホース,チェーンの3本を同時にたぐる必
要がある。しかし3本の異なる種類のものをたぐるのは
作業性が悪く,また,これらのケーブルや配線は被測定
液に濡れ,その上汚れが付着しているのでそれらが飛散
して作業者が汚れるという問題があった。
【0005】本考案は,上記課題を解決するために成さ
れたもので,洗浄用配管ホースの中にセンサケーブルを
納め配管ホースとしてセンサを吊り下げるのに十分な強
度を有するものを選択することにより,吊り下げチェー
ンを不要とし保守作業の容易な水質検出装置を提供する
ことを目的とする。
れたもので,洗浄用配管ホースの中にセンサケーブルを
納め配管ホースとしてセンサを吊り下げるのに十分な強
度を有するものを選択することにより,吊り下げチェー
ンを不要とし保守作業の容易な水質検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本考
案は,取付ブロックに固定された検出器と,該検出器か
ら延長されたセンサケーブルと,前記取付ブロックに固
定されたノズルと,前記センサケーブルが収納され一端
が前記取付ブロックに気密に固定された可撓性配管ホー
スからなり,前記可撓性配管ホースの他端から洗浄液
(若しくは空気)を導入し,前記ノズルの先端から前記
検出器の電極部に前記洗浄液(若しくは空気)を噴射す
るように構成したことを特徴とするものである。
案は,取付ブロックに固定された検出器と,該検出器か
ら延長されたセンサケーブルと,前記取付ブロックに固
定されたノズルと,前記センサケーブルが収納され一端
が前記取付ブロックに気密に固定された可撓性配管ホー
スからなり,前記可撓性配管ホースの他端から洗浄液
(若しくは空気)を導入し,前記ノズルの先端から前記
検出器の電極部に前記洗浄液(若しくは空気)を噴射す
るように構成したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本考案の水質検出装置において,配管ホースは
取り付けブロック(検出器)を吊り下げるとともに洗浄
液(若しくは空気)の通り道として機能する。
取り付けブロック(検出器)を吊り下げるとともに洗浄
液(若しくは空気)の通り道として機能する。
【0008】
【実施例】次に図面を用いて本考案の一実施例を説明す
る。図1は本考案の一実施例を説明する要部構成図で,
1は取付ブロック,2はPH計,溶存酸素計,活性汚泥
濃度計等の検出器,3は取付ブロック1に固定され,そ
の一端が検出器2の電極13に対向して配置されたノズ
ルである。4は配管ホースで,このホースの中には検出
器から延長されたセンサケーブルが収納されている。な
お,配管ホースは検出器2や取付ブロック1の重さに十
分に耐えられる強度と巻き取り半径が10〜50cm程
度の柔軟性を有するものとし,その内径とセンサケーブ
ル5の外径は洗浄液の流通が可能な程度に空間が形成さ
れている。
る。図1は本考案の一実施例を説明する要部構成図で,
1は取付ブロック,2はPH計,溶存酸素計,活性汚泥
濃度計等の検出器,3は取付ブロック1に固定され,そ
の一端が検出器2の電極13に対向して配置されたノズ
ルである。4は配管ホースで,このホースの中には検出
器から延長されたセンサケーブルが収納されている。な
お,配管ホースは検出器2や取付ブロック1の重さに十
分に耐えられる強度と巻き取り半径が10〜50cm程
度の柔軟性を有するものとし,その内径とセンサケーブ
ル5の外径は洗浄液の流通が可能な程度に空間が形成さ
れている。
【0009】配管ホース4の一端は取付ブロック1にホ
ースクランプ6により気密に固定されると共に他端がチ
ーズ7の一端にホースクランプ6’により気密に固定さ
れている。センサケーブル5はチーズ7を通って外部へ
引き出されて変換器(図示せず)へ向かい,センサケー
ブル5の外周とチーズ7はガスケット8とグランド9に
より気密に固定されている。15は導入ホースであり一
端がホースクランプ6’により気密に固定され,他端は
洗浄液(若しくは空気)の供給手段(図示せず)に接続
されている。
ースクランプ6により気密に固定されると共に他端がチ
ーズ7の一端にホースクランプ6’により気密に固定さ
れている。センサケーブル5はチーズ7を通って外部へ
引き出されて変換器(図示せず)へ向かい,センサケー
ブル5の外周とチーズ7はガスケット8とグランド9に
より気密に固定されている。15は導入ホースであり一
端がホースクランプ6’により気密に固定され,他端は
洗浄液(若しくは空気)の供給手段(図示せず)に接続
されている。
【0010】上記の構成において,洗浄液(若しくは空
気)は導入ホース15から導入され,配管ホース4を通
って取付ブロック1に形成された貫通孔16を通り,ノ
ズル3の先端から検出器の電極13に向かって噴出す
る。上記の構成によれば配管ホース4の中にセンサケー
ブル5が収納され,配管ホース4が従来例で示したチェ
ーン11と洗浄用配管ホース12を兼ねているのでホー
スが一本になり,保守作業時における検出器2の昇降作
業を極めて容易に行うことができる。
気)は導入ホース15から導入され,配管ホース4を通
って取付ブロック1に形成された貫通孔16を通り,ノ
ズル3の先端から検出器の電極13に向かって噴出す
る。上記の構成によれば配管ホース4の中にセンサケー
ブル5が収納され,配管ホース4が従来例で示したチェ
ーン11と洗浄用配管ホース12を兼ねているのでホー
スが一本になり,保守作業時における検出器2の昇降作
業を極めて容易に行うことができる。
【0011】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば,配管
ホースの中にセンサケーブルを収納し,配管ホースが一
本になり,保守作業時における検出器の昇降作業が極め
て容易な水質検出装置を実現することができる。
ホースの中にセンサケーブルを収納し,配管ホースが一
本になり,保守作業時における検出器の昇降作業が極め
て容易な水質検出装置を実現することができる。
【図1】本考案の一実施例を説明する要部構成図であ
る。
る。
【図2】従来の水質検出装置の構成図である。
1 取付ブロック 2 検出器 3 ノズル 4 配管ホース 5 センサケーブル 6,6’ ホースクランプ 7 チーズ 8 ガスケット 9 グランド 13 電極 15 導入ホース 16 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 取付ブロックに固定された検出器と,該
検出器から延長されたセンサケーブルと,前記取付ブロ
ックに固定されたノズルと,前記センサケーブルが収納
され一端が前記取付ブロックに気密に固定された可撓性
配管ホースからなり,前記可撓性配管ホースの他端から
洗浄液(若しくは空気)を導入し,前記ノズルの先端か
ら前記検出器の電極部に前記洗浄液(若しくは空気)を
噴射するように構成したことを特徴とする水質検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992073406U JP2578990Y2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 水質検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992073406U JP2578990Y2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 水質検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0637765U JPH0637765U (ja) | 1994-05-20 |
JP2578990Y2 true JP2578990Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=13517287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992073406U Expired - Fee Related JP2578990Y2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 水質検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578990Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9448221B2 (en) * | 2011-05-18 | 2016-09-20 | Saudi Arabian Oil Company | Method, solvent formulation and apparatus for the measurement of the salt content in petroleum fluids |
KR102060036B1 (ko) * | 2018-06-05 | 2019-12-27 | 목포대학교산학협력단 | 자동세척기능을 갖는 염도 측정 장치 |
KR102647289B1 (ko) * | 2023-11-14 | 2024-03-13 | 주식회사 아주엔지니어링 | 다측점 수중 센싱 및 경보 시스템 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP1992073406U patent/JP2578990Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0637765U (ja) | 1994-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |