JP2578983B2 - 直流電動機用速度発電機 - Google Patents
直流電動機用速度発電機Info
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- JP2578983B2 JP2578983B2 JP1173482A JP17348289A JP2578983B2 JP 2578983 B2 JP2578983 B2 JP 2578983B2 JP 1173482 A JP1173482 A JP 1173482A JP 17348289 A JP17348289 A JP 17348289A JP 2578983 B2 JP2578983 B2 JP 2578983B2
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- pattern
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- speed generator
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は直流電動機用速度発電機に関し、特に、プリ
ント基板上にエッチングによってFGパターンとリターン
導体部が配置されている直流電動機用速度発電機に関す
る。
ント基板上にエッチングによってFGパターンとリターン
導体部が配置されている直流電動機用速度発電機に関す
る。
第4図は直流電動機用速度発電機の従来例を示す斜視
図、第5図は第4図のプリント基板14の平面図である。
図、第5図は第4図のプリント基板14の平面図である。
この直流電動機用速度発電機は、直流電動機のロータ
10とプリント基板14とからなり、ロータ10の周縁部に配
置されている環状の永久磁石11の多極着磁された面に対
向して、プリント基板14上に、FGパターン7とリターン
導体部5が配置されている。FGパターン7は、ロータ10
が軸12の回りに回転すると両端に電位差が発生する複数
の発電導体部7aと、隣接する発電導体部間を接続する導
体連結部7bとからなり、歯車の形状でプリント基板14上
にエッチングされたパターンである。リターン導体部5
は、直流電動機(不図示)からの電磁誘導ノイズと外部
からの電磁誘導ノイズの流入を阻止するために、FGパタ
ーン7に近接して、プリント基板14上にエッチングして
FGパターン7と同心の円上に配置されている。
10とプリント基板14とからなり、ロータ10の周縁部に配
置されている環状の永久磁石11の多極着磁された面に対
向して、プリント基板14上に、FGパターン7とリターン
導体部5が配置されている。FGパターン7は、ロータ10
が軸12の回りに回転すると両端に電位差が発生する複数
の発電導体部7aと、隣接する発電導体部間を接続する導
体連結部7bとからなり、歯車の形状でプリント基板14上
にエッチングされたパターンである。リターン導体部5
は、直流電動機(不図示)からの電磁誘導ノイズと外部
からの電磁誘導ノイズの流入を阻止するために、FGパタ
ーン7に近接して、プリント基板14上にエッチングして
FGパターン7と同心の円上に配置されている。
この直流電動機用速度発電機は、FGパターン7とリタ
ーン導体部5との間のいずれかの部分にショート不良が
発生すると、FGパターン出力端子1,2から出力されるFG
パターン7の出力電圧が小さくなり、次段の増幅回路
(不図示)が誤動作をする原因となる。
ーン導体部5との間のいずれかの部分にショート不良が
発生すると、FGパターン出力端子1,2から出力されるFG
パターン7の出力電圧が小さくなり、次段の増幅回路
(不図示)が誤動作をする原因となる。
第6図は、第5図のFGパターン7とリターン導体部5
の一部がショートした状態を示す、直線方向に展開した
図である。
の一部がショートした状態を示す、直線方向に展開した
図である。
FGパターン7は導体幅に対して導体長が短いため、FG
パターン7の抵抗値は、数Ω〜数10Ωという非常に小さ
い値である。
パターン7の抵抗値は、数Ω〜数10Ωという非常に小さ
い値である。
FGパターン7の一部にパターンショート部13が発生す
ると、FGパターン7の抵抗値は、パターンショート部13
が発生していない正常の抵抗値よりも小さくなるが、正
常の場合と同様に数Ω〜数10Ωである。
ると、FGパターン7の抵抗値は、パターンショート部13
が発生していない正常の抵抗値よりも小さくなるが、正
常の場合と同様に数Ω〜数10Ωである。
上述した従来の直流電動機用速度発電機は、FGパター
ンの抵抗値が非常に小さいため、FGパターンとリターン
導体部との間のいずれかの部分にショート不良が発生し
ているか否かをFGパターンの抵抗値測定により検出する
には、高精度の抵抗測定器が必要となり、一般に使用さ
れている簡易抵抗計ではショート不良を検出することが
難しいという欠点がある。
ンの抵抗値が非常に小さいため、FGパターンとリターン
導体部との間のいずれかの部分にショート不良が発生し
ているか否かをFGパターンの抵抗値測定により検出する
には、高精度の抵抗測定器が必要となり、一般に使用さ
れている簡易抵抗計ではショート不良を検出することが
難しいという欠点がある。
本発明の目的は、FGパターンとリターン導体部との間
のいずれかの部分にショート不良が発生しているか否か
を簡易抵抗計で容易に検出できる直流電動機用速度発電
機を提供することにある。
のいずれかの部分にショート不良が発生しているか否か
を簡易抵抗計で容易に検出できる直流電動機用速度発電
機を提供することにある。
本発明の直流電動機用速度発電機は、FGパターンとリ
ターン導体部との間に、FGパターンとリターン導体部と
は離れてテスト用導体が設けられている。
ターン導体部との間に、FGパターンとリターン導体部と
は離れてテスト用導体が設けられている。
FGパターンとリターン導体部との間のいずれかの部分
にショート不良が発生した場合、FGパターンとテスト用
導体相互間の抵抗値を、例えば簡易抵抗計で測定してシ
ョート不良を容易に検出できる。
にショート不良が発生した場合、FGパターンとテスト用
導体相互間の抵抗値を、例えば簡易抵抗計で測定してシ
ョート不良を容易に検出できる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の直流電動機用速度発電機の一実施例
を示す斜視図、第2図は第1図のプリント基板9の平面
図である。
を示す斜視図、第2図は第1図のプリント基板9の平面
図である。
本実施例は、プリント基板9上のFGパターン7とリタ
ーン導体部5との間に、FGパターン7とリターン導体部
5とは離れてテスト用導体6が設けられている。
ーン導体部5との間に、FGパターン7とリターン導体部
5とは離れてテスト用導体6が設けられている。
次に、本実施例の動作について説明する。
第3図は、第2図のFGパターン7とテスト用導体6の
一部がショートした状態を示す、直線方向に展開した図
である。
一部がショートした状態を示す、直線方向に展開した図
である。
表1は、FGパターン7が正常の場合とパターンショー
ト部8が発生した場合について、FGパターン7の各端子
間の抵抗値を示す表である。
ト部8が発生した場合について、FGパターン7の各端子
間の抵抗値を示す表である。
FGパターン7が正常の場合、FGパターン出力端子1,2
とテスト用導体出力端子3,4相互間の抵抗値は、表1に
示すように、端子1,2間の抵抗値がFGパターン7の抵抗
値とリターン導体部5の抵抗値の和に等しい数Ω〜数10
Ω、端子1,3間、端子1,4間、端子2,3間、端子2,4間の抵
抗値がそれぞれ無限大(107Ω以上)、端子3,4間の抵抗
値がほとんど0Ωである。
とテスト用導体出力端子3,4相互間の抵抗値は、表1に
示すように、端子1,2間の抵抗値がFGパターン7の抵抗
値とリターン導体部5の抵抗値の和に等しい数Ω〜数10
Ω、端子1,3間、端子1,4間、端子2,3間、端子2,4間の抵
抗値がそれぞれ無限大(107Ω以上)、端子3,4間の抵抗
値がほとんど0Ωである。
一方、FGパターン7の一部にパターンショート部8が
発生した場合、各端子間の抵抗値のうち、端子1,3間、
端子1,4間、端子2,3間、端子2,4間の抵抗値がそれぞ
れ、表1に示すように、数Ω〜数10Ωになる。したがっ
て、テスト用導体6を設けたことにより、端子1,3間、
端子1,4間、端子2,3間、端子2,4間の抵抗値には、正常
の場合とパターンショート部8が発生した場合とで106
Ω以上の差が生じ、ほとんどオープン,ショートの判定
で良くなるため、簡易抵抗計で容易に、ショート不良を
検出できる。
発生した場合、各端子間の抵抗値のうち、端子1,3間、
端子1,4間、端子2,3間、端子2,4間の抵抗値がそれぞ
れ、表1に示すように、数Ω〜数10Ωになる。したがっ
て、テスト用導体6を設けたことにより、端子1,3間、
端子1,4間、端子2,3間、端子2,4間の抵抗値には、正常
の場合とパターンショート部8が発生した場合とで106
Ω以上の差が生じ、ほとんどオープン,ショートの判定
で良くなるため、簡易抵抗計で容易に、ショート不良を
検出できる。
以上説明したように本発明は、FGパターンとリターン
導体部の間にテスト用導体を設けることにより、FGパタ
ーンとリターン導体部との間のいずれかの部分にショー
ト不良が発生した場合、FGパターンとテスト用導体相互
間の抵抗値を例えば簡易抵抗計で測定してショート不良
を容易に検出できる効果がある。
導体部の間にテスト用導体を設けることにより、FGパタ
ーンとリターン導体部との間のいずれかの部分にショー
ト不良が発生した場合、FGパターンとテスト用導体相互
間の抵抗値を例えば簡易抵抗計で測定してショート不良
を容易に検出できる効果がある。
第1図は本発明の直流電動機用速度発電機の一実施例を
示す斜視図、第2図は第1図のプリント基板9の平面
図、第3図は、第2図のFGパターン7とテスト用導体6
の一部がショートした状態を示す。直線方向に展開した
図、第4図は従来例の直流電動機用速度発電機を示す斜
視図、第5図は第4図のプリント基板14の平面図、第6
図は、第5図のFGパターン7とリターン導体部5の一部
がショートした状態を示す、直線方向に展開した図であ
る。 1,2……FGパターン出力端子、 3,4……テスト用導体出力端子、 5……リターン導体部、6……テスト用導体、 7……FGパターン、7a……発電導体部、 7b……導体連結部、 8……パターンショート部、 9……プリント基板、 10……ロータ、 11……永久磁石、 12……ロータ10の軸。
示す斜視図、第2図は第1図のプリント基板9の平面
図、第3図は、第2図のFGパターン7とテスト用導体6
の一部がショートした状態を示す。直線方向に展開した
図、第4図は従来例の直流電動機用速度発電機を示す斜
視図、第5図は第4図のプリント基板14の平面図、第6
図は、第5図のFGパターン7とリターン導体部5の一部
がショートした状態を示す、直線方向に展開した図であ
る。 1,2……FGパターン出力端子、 3,4……テスト用導体出力端子、 5……リターン導体部、6……テスト用導体、 7……FGパターン、7a……発電導体部、 7b……導体連結部、 8……パターンショート部、 9……プリント基板、 10……ロータ、 11……永久磁石、 12……ロータ10の軸。
Claims (1)
- 【請求項1】直流電動機のロータの周縁部に配置されて
いる環状の永久磁石の多極着磁された面に対向して、プ
リント基板上にエッチングして配置され、前記ロータが
回転すると電位差が発生する複数の発電導体部と、前記
プリント基板上にエッチングして配置され、隣接する発
電導体部間を接続する導体連結部とを含むFGパターン
と、該FGパターンに近接して、前記プリント基板上にエ
ッチングして配置され、直流電動機からの電磁誘導ノイ
ズと外部からの電磁誘導ノイズの流入を阻止するための
リターン導体部を有し、直流電動機の速度を前記FGパタ
ーンの出力電圧に変換して、該速度を検出する直流電動
機用速度発電機において、 前記FGパターンと前記リターン導体部との間に、前記FG
パターンと前記リターン導体部とは離れてテスト用導体
が設けられていることを特徴とする直流電動機用速度発
電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173482A JP2578983B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 直流電動機用速度発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173482A JP2578983B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 直流電動機用速度発電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0340742A JPH0340742A (ja) | 1991-02-21 |
JP2578983B2 true JP2578983B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=15961318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1173482A Expired - Fee Related JP2578983B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 直流電動機用速度発電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578983B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01136547A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 周波数発電装置 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP1173482A patent/JP2578983B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0340742A (ja) | 1991-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |