JP2578860Y2 - 高さ調節可能な寝台 - Google Patents

高さ調節可能な寝台

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JP2578860Y2
JP2578860Y2 JP1993061196U JP6119693U JP2578860Y2 JP 2578860 Y2 JP2578860 Y2 JP 2578860Y2 JP 1993061196 U JP1993061196 U JP 1993061196U JP 6119693 U JP6119693 U JP 6119693U JP 2578860 Y2 JP2578860 Y2 JP 2578860Y2
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bed
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legs
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JP1993061196U
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JPH0728460U (ja
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武男 中川
光次 加藤
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株式会社関西製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、寝台に関するものであ
り、更に詳しくは、簡単な構造で寝台床面の高さを簡単
に調節することができ、在宅用としても使用しうる寝台
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高さ調節可能な寝台としては、病
院用のものではモータ等の駆動手段を用いて床面を上下
させるものがある。しかし、在宅用の寝台では、前記の
ような病院用の寝台と異なり簡単な構造のものがよい。
この在宅用寝台における高さ調節構造としては、例えば
図5(イ)に示すように寝台の脚Lの上下に所定の間隔
をおいて複数の固定孔a・・・を列設し、いずれかの固
定孔aを貫通させた固定ネジbを寝台のサイドフレーム
Fの端部に形成したネジ孔cに螺合することで高さを調
節するものや、あるいは図5(ロ)に示すように、脚L
の上下に所定の間隔をおいて複数の係止ピンp・・・を
列設し、サイドフレームFの端部に設けたフックdを前
記係止ピンpのいずれかに係止することで高さを調節す
るものがあった。
【0003】ところが、前者の場合には、寝台フレーム
Fの高さを調節する際には全ての固定ネジbを外してサ
イドフレームFと脚Lを一旦分離する必要があり、ま
た、後者の場合も寝台フレームFの高さを調節する際に
はヘッドボードやフットボードをフレームFから取り外
して行わなければならず、いずれにしても高さ調節作業
が非常に面倒であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記のような
点に鑑み、主に在宅用として用いられる寝台として、構
造が簡単で、かつ簡単な作業で寝台床面の高さ調節を行
うことができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1に係る
高さ調節可能な寝台は、一対の脚の上部を寝台フレーム
の前後に略ハの字型に開閉自在に軸着するとともに、前
記脚の上部に、前記寝台と脚との軸着点を中心とする同
一円周上に所定の間隔をおいて複数の高さ調節孔を設け
た高さ調節金具を固着し、前記フレームに前記高さ調節
孔に合致する固定孔を設けてなり、前記高さ調節孔のい
ずれかと前記固定孔とを一致させて両者に貫通させた固
定杆で寝台フレームと脚とを回動規制するように構成す
ることで上記の目的を達成した。
【0006】更に、請求項2では、前記のような寝台に
おいて、略U字形に形成した脚の両端部のそれぞれを寝
台の左右サイドフレームに取り付けるようにした。
【0007】
【作用】前記請求項1に係る高さ調節可能な寝台では、
一対の脚の上部を寝台フレームの前後に略ハの字型に開
閉自在に軸着したままの状態で、寝台フレームと脚とを
回動規制してなる固定杆を取り付けた脚の高さ調節金具
の高さ調節孔の位置を変えることで寝台フレームと脚と
の取り付け角度が変化して寝台フレームの高さが変化
し、寝台床面の高さを調節することができる。
【0008】更に、請求項2に係る高さ調節可能な寝台
では、略U字形の脚の両端部と寝台の左右サイドフレー
ムとを軸着したままの状態で、左右サイドフレームと脚
とを固定している固定杆を取り付けた高さ調節孔の位置
を変える ことで寝台フレームと脚との取り付け角度が
変化して寝台フレームの高さが変化し、寝台床面の高さ
を調節することができ、しかもこの場合にも、脚を寝台
フレームの左右サイドフレームを軸着したままの状態で
高さを調節することから、寝台左右における寝台床面の
高さが同一に調節される。
【0009】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づき、本考案
を更に詳細に説明する。
【0010】図1は本考案にかかる高さ調節可能な寝台
1の一実施例を示す分解斜視図である。図中符号2、2
で示すものが左右のサイドフレームで、この左右サイド
フレーム2、2は、その前後がフロントフレーム3およ
びリアフレーム4で連結され、左右サイドフレーム2、
2の前後にはヘッドボード6およびフットボード7がそ
れぞれ取り付けられている。更に、前記サイドフレーム
2、2の内側には、略U字形の脚フレーム8、8が左右
のサイドフレーム2、2間にわたって取り付けられてい
る。
【0011】前記脚フレーム8とサイドフレーム2との
取付構造を図2に示す。サイドフレーム2の内面には、
脚受け金具10が固着されており、この脚受け金具10
には背面にナット13、14を固着した軸孔11と固定
孔12の2つのネジ孔が設けられている。一方、脚フレ
ーム8の上端にはこれを貫通して軸孔15が設けられて
おり、また、脚フレーム8側面には高さ調節金具16が
溶接等にて固着されている。この高さ調節金具16に
は、前記サイドフレーム2の受け金具に設けた軸孔11
と固定孔12の2つのネジ孔間の距離と同じ距離だけ前
記軸孔15から離れた同一円周上に複数の高さ調節孔1
7a、17b、17cが設けられている。そして、前記
脚フレーム8の軸孔15とサイドフレーム2の受け金具
10に設けた軸孔11、および脚フレーム8の高さ調節
金具16に設けられた高さ調節孔17a〜17cのいず
れかとサイドフレーム2の受け金具10に設けられた固
定孔12とを位置合わせして、それぞれ軸ネジ18、お
よび固定ネジ19で固定することでサイドフレーム2、
2に対して寝台1の側面視で前後の脚フレーム8、8が
略ハの字型になるように所定の角度で取り付けられてい
る。
【0012】上記のように構成してなる本考案に係る高
さ調節可能な寝台1では、サイドフレーム2と脚フレー
ム8とを固定してなる軸ネジ18を緩めるとともに、高
さ調節金具16の高さ調節孔17に取り付けたネジ19
を取り外して軸ネジ18を中心として脚フレーム8を回
動可能な状態としてサイドフレーム2、2に対する脚フ
レーム8、8の取り付け角度を変化させ、脚受け金具1
0の固定孔12と高さ調節金具16の他の高さ調節孔1
7とを位置合わせしたうえで、再び固定ネジ19で両者
を固定するとともに脚フレーム8とサイドフレーム2と
を軸着しているネジ18を締めつけることで図3、図4
に示すようにサイドフレーム2と脚フレーム8との取付
角度を変化させて寝台1における床面20の高さを調節
することができる。このように、本考案に係る高さ調節
可能な寝台1では、軸ネジ18でサイドフレーム2と脚
フレーム8とを軸着したままの状態で固定ネジ19を外
して高さ調節孔17a〜17cの位置を変えるだけで、
床面20の高さ調節作業を簡単に行うことができる。
【0013】尚、前記高さ調節金具16に設けた複数の
高さ調節孔17の数、および各調節孔17a〜17cの
間隔は適宜設定することができるが、サイドフレーム2
と脚フレーム8との取付角度が大きくなるにしたがっ
て、サイドフレーム2の上昇距離は短くなる。そこで、
サイドフレーム2と脚フレーム8との取付角度が大きく
なるにしたがって、各高さ調節孔17間の距離が大きく
なるように設定しておけば、つまり、高さ調節孔17a
と17bとの間の距離に較べて高さ調節孔17bと17
cとの間の距離を大きくとることで、寝台1の床面20
の高さの変化を一定とすることができる。
【0014】尚、上記の実施例では、脚フレーム8側に
複数の高さ調節孔17を設けた高さ調節金具16を取り
付けているが、この高さ調節孔17はサイドフレーム2
の側に設けるようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る高さ調節可
能な寝台は、一対の脚の上部を寝台のサイドフレームの
前後に略ハの字型に開閉自在に軸着したままの状態で
単に高さを調節することができ、また構造も簡単で製造
コストも安くつき、在宅用として使用しうるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る高さ調節可能な寝台の一実施例
の分解斜視図。
【図2】 前記寝台におけるサイドフレームと脚との取
付構造を示す要部拡大分解斜視図。
【図3】 前記サイドフレームと脚との取付構造を示す
要部拡大側面図。
【図4】 前記寝台の簡略側断面図。
【図5】 従来の寝台における高さ調節構造を示すもの
であり、(イ)はネジ止め式、(ロ)はフック式を示
す。
【符号の説明】
1 寝台 2 サイドフレーム 3 フロントフレーム 4 リアフレーム 6 ヘッドボード 7 フットボード 8 脚フレーム 10 脚受け金具 11 軸孔 12 固定孔 13 ナット 14 ナット 15 軸孔 16 高さ調節金具 17 高さ調節孔 18 軸ネジ 19 固定ネジ 20 床面
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−9640(JP,U) 実開 昭58−154669(JP,U) 実開 昭49−86902(JP,U) 実開 昭60−175163(JP,U) 特公 昭50−7496(JP,B1) 実公 昭29−12541(JP,Y1) 実公 昭45−18903(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 9/18 A47C 3/36 A47C 19/04 A47D 7/01

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の脚の上部を寝台フレームの前後に
    略ハの字型に開閉自在に軸着するとともに、前記脚の上
    部に、前記寝台と脚との軸着点を中心とする同一円周上
    に所定の間隔をおいて複数の高さ調節孔を設けた高さ調
    節金具を固着し、前記フレームに前記高さ調節孔に合致
    する固定孔を設けてなり、前記高さ調節孔のいずれかと
    前記固定孔とを一致させて両者に貫通させた固定杆で寝
    台フレームと脚とを回動規制してなることを特徴とする
    高さ調節可能な寝台。
  2. 【請求項2】 略U字形に形成した脚の両端部のそれぞ
    れを寝台の左右サイドフレームに取り付けてなる請求項
    1記載の高さ調節可能な寝台。
JP1993061196U 1993-11-15 1993-11-15 高さ調節可能な寝台 Expired - Lifetime JP2578860Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993061196U JP2578860Y2 (ja) 1993-11-15 1993-11-15 高さ調節可能な寝台

Applications Claiming Priority (1)

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JP1993061196U JP2578860Y2 (ja) 1993-11-15 1993-11-15 高さ調節可能な寝台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0728460U JPH0728460U (ja) 1995-05-30
JP2578860Y2 true JP2578860Y2 (ja) 1998-08-20

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ID=13164187

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JP1993061196U Expired - Lifetime JP2578860Y2 (ja) 1993-11-15 1993-11-15 高さ調節可能な寝台

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507496A (ja) * 1973-05-18 1975-01-25
JPS5542765Y2 (ja) * 1978-07-05 1980-10-07
JPS58154669U (ja) * 1982-04-08 1983-10-15 松下電工株式会社 ベツドと机の組立体

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JPH0728460U (ja) 1995-05-30

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