JP2578696Y2 - 回転砥石の着脱構造 - Google Patents

回転砥石の着脱構造

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JP2578696Y2
JP2578696Y2 JP1993013366U JP1336693U JP2578696Y2 JP 2578696 Y2 JP2578696 Y2 JP 2578696Y2 JP 1993013366 U JP1993013366 U JP 1993013366U JP 1336693 U JP1336693 U JP 1336693U JP 2578696 Y2 JP2578696 Y2 JP 2578696Y2
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビル建設等のコンクリ
ート面に押し当ててコンクリート表面を研磨する回転砥
石の着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビル建設等における床コンク
リート面の仕上げ施行として、モータ駆動による回転砥
石を床面に押し当てて研磨する方法が採られている。こ
の際に使用する研磨機は、摩耗した回転砥石を交換する
必要があるので、回転砥石を取り替え可能に構成しなけ
ればならない。
【0003】そこで、従来の回転砥石は、先ず回転砥石
を砥石ホルダーに固着しておいて、この砥石ホルダーを
モータ回転軸に連結した砥石フランジに対して、ボルト
締結手段により固定する構成としていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
回転砥石は、使用の際、モータの振動や床面から伝わる
振動を受け、この振動によりボルトの締め付けが緩むた
め、作業途中でボルトの締め直しを行ったり、ときには
ボルトの離脱によって回転砥石が外れてしまうという危
険性もあったのである。
【0005】本考案は、このような問題点を解消するた
めに成されたもので、使用時の振動等によって緩むおそ
れのあるボルト締結手段を一切用いずに着脱でき、しか
も簡単な取り付け及び取り外し作用により着脱できるよ
うにした回転砥石の着脱構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本考案の回転砥石の着脱構造は、モータ回転軸1
に連結した砥石フランジ2の下面に回転砥石3を交換可
能に取付けるために、前記回転砥石3を固着した砥石ホ
ルダー4を前記砥石フランジ2に対して固定するように
した回転砥石3の着脱構造であって、前記砥石フランジ
2の下面にて直径方向に蟻溝5を先すぼまり形状に穿設
すると共に、前記砥石ホルダー4の上面に前記砥石フラ
ンジ2の蟻溝5に差込み嵌合し得る蟻ほぞ6を形成し、
前記砥石ホルダー4の蟻ほぞ6と前記砥石フランジ2の
蟻溝5とを嵌合したときに前記砥石フランジ2の周側か
ら前記砥石ホルダー4の蟻ほぞ6と前記砥石フランジ2
の蟻溝5とを同位置で貫く貫通孔7を設け、該貫通孔7
にはピン状のストッパー8を係止状態にして着脱自在に
挿嵌するようにし、さらに前記ストッパー8の前後端部
が突出する前記砥石フランジ2の周側部に切込部9を形
成することにより、前記ストッパー8の前後端部が前記
砥石ホルダー4の周側外へ突出しないようにしたことを
特徴とするものである。
【0007】また、前記ストッパー8は、弾性材から成
る割りピン状のもので形成し、先端付近には弾性復元力
を有する隆起部8aを形成し、該ストッパー8を前記貫
通孔7に挿入した時、前記隆起部8aが貫通孔7の外方
に弾性的に突出して抜け防止をするようにした構成とし
てもよい。
【0008】
【作用】上記構成により、回転砥石3を固着した砥石ホ
ルダー4をモータ回転軸1に連結した砥石フランジ2に
取り付けるには、砥石ホルダー4の上面に形成した蟻ほ
ぞ6を砥石フランジ2の下面に形成した蟻溝5に差し込
んで嵌合することができる。
【0009】しかも、蟻溝5と蟻ほぞ6は一端と他端の
幅が異なる先すぼまり形状に形成してあるので、蟻ほぞ
6の小幅6aを蟻溝5の大幅5aに挿入する途中で、蟻
ほぞ6の小幅6aが蟻溝5の小幅5aに接触した嵌合状
態となり、それ以上の進入を阻止される。
【0010】前記砥石ホルダー4の蟻ほぞ6と前記砥石
フランジ2の蟻溝5とを嵌合したときに前記砥石フラン
ジ2の周側から前記砥石ホルダー4の蟻ほぞ6と前記砥
石フランジ2の蟻溝5とを同位置で貫く貫通孔7を設
け、さらに、蟻ほぞ6と蟻溝5とには、互いの嵌合状態
で、砥石フランジ2の周側から砥石ホルダー4の蟻ほぞ
6と砥石フランジ2の蟻溝5とを同位置で貫く貫通孔7
を穿設してあり、これに弾性復元力による係止作用をし
て抜け防止を成すストッパー8を係止状態に嵌入してお
くと、回転砥石の使用時に発生する振動等によって、砥
石ホルダー4の蟻ほぞ6が砥石フランジ5の蟻溝5から
抜け落ちることがない。
【0011】しかも、砥石フランジ2に設けた切込部
9、9に貫通孔7に挿嵌したストッパー8の前後端が収
容されて、砥石フランジ2の周外に突出することがな
く、回転砥石の回転時に、ストッパー8の前後端部によ
って床周辺の壁面等に損傷を与えることがない。
【0012】また、砥石ホルダー4を砥石フランジ2か
ら取り外す時には、ストッパー8を抜き出してから、砥
石フランジ2の蟻溝5から砥石ホルダー4の蟻ほぞ6を
抜き出すだけでよい。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0014】図1は、本考案による回転砥石の着脱構造
の分解斜視図である。図2は、図1の回転砥石の着脱構
造の装着時の斜視図である。図3は、図1の回転砥石の
着脱構造の側面図である。図4は、図3におけるA−A
線断面図である。図1において、円形盤から成る砥石フ
ランジ2はモータ回転軸1に連結してあり、不図示のモ
ータ駆動によりモータ回転軸1を回転する。砥石ホルダ
ー4は砥石フランジ2と同様の外形を有し、下面に円形
砥石3を接着剤等によって固定してある。
【0015】砥石フランジ2の下面には、この下面の直
径方向に蟻溝5を穿設してある。該蟻溝5は周部の一端
と他端とが異なる幅を有する先すぼまり形状に形成して
あり、小なる幅を有する端部を小幅5a、大なる幅を有
する端部を大幅5bとしてある。
【0016】これに対して、砥石ホルダー4の上面には
直径方向に砥石フランジ2の蟻溝5に差込んで嵌合する
ことができる蟻ほぞ6を形成してある。両者の嵌合関係
から、蟻ほぞ6も、蟻溝5と同様に、一端と他端とが異
なる幅を有する先すぼまり形状であって、一端を小幅6
a、他端を大幅6bとしてある。
【0017】従って、砥石ホルダー4の蟻ほぞ6を砥石
フランジ2の蟻溝5に嵌合するときは、砥石ホルダー4
をもって、蟻ほぞ6の小幅6aを蟻溝5の大幅5b側に
差し込んで押し入れると、蟻ほぞ6は蟻溝5の溝形状に
沿って進入し、遂に蟻ほぞ6の小幅6aが蟻溝5の小幅
5aに挟まれて嵌合状態になり、砥石ホルダー4と砥石
フランジ2とが互いの接触面を一致した状態で結合す
る。
【0018】ところで、砥石ホルダー4の周側部には、
砥石フランジ2の蟻溝5の小幅5a側にて、該蟻溝5の
小幅5aを挟んだ両方に突起部2a、2aを残した状態
で切込部9、9を設け、さらに蟻溝5の小幅5aと蟻ほ
ぞ6の小幅6aの側方を同位置で貫く貫通孔7、7を穿
設してある。この貫通孔7、7には、ピン状のストッパ
ー8を挿通するようにする。
【0019】ストッパー8は、例えば、二股の割りピン
状のもので形成し、先端付近の一側には弾性を有する隆
起部8aを形成してあり、砥石ホルダー4の蟻ほぞ6を
砥石フランジ2の蟻溝5に完全に嵌合した状態で、蟻ほ
ぞ6の貫通孔7と蟻溝5の貫通孔7とが合致する。
【0020】そこで、ストッパー8の後端側の頭部を叩
き入れることにより、ストッパー8が両者の、7に嵌入
すると、蟻溝5と蟻ほぞ6との抜け防止がなされ、さら
にストッパー8の先端の隆起部8aが貫通孔7から抜け
出して隆起部8aの隆起形状が弾性的に復元し、これが
貫通孔7の端部に係止してストッパー8自体の抜け防止
が為されるのである。
【0021】ストッパー8を抜き出すときは、後端側の
頭部を殴打すると、この殴打力により隆起部8aが圧縮
されて両方の貫通孔7、7を通過して取出すことができ
る。上記の砥石ホルダー4の周部に設けた切込部9、9
は、ストッパー8を貫通孔7、7に嵌入したとき該スト
ッパー8の前後端が砥石ホルダー4の周外へ突出しない
ようにしたもので、切込部9、9はその目的に応じた大
きさに形成するとよい。
【0022】これにより、この回転砥石を使用して床面
を研磨する時、ストッパー8の前後端が研磨中の床面の
周辺にある壁面等に当たってこれを損傷させることがな
い。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の回転砥石
の着脱構造によれば、回転砥石3を固着した砥石ホルダ
ー4をモータ回転軸1に連結した砥石フランジ2に取り
付けるには、夫々に設けた蟻ほぞ6を蟻溝5に差込み嵌
合し、次いでストッパー8を挿着するだけで、容易かつ
迅速に行うことができる。
【0024】これらの蟻ほぞ6と蟻溝5との抜け防止
は、ストッパー8の係止作用により為され、しかもスト
ッパー8自体の抜け防止は、ストッパー8の挿着と同時
に該ストッパー8の隆起部8aの弾性力を利用して行わ
れるから、回転砥石の着脱構造全体を、ボルト締結手段
を一切用いずに構成することができ、従来のボルト締結
と異なり、使用時の振動によって全く離脱するおそれが
なく、簡単且つ迅速な着脱作業で、しかも安全に使用す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案による回転砥石の着脱構造の分
解斜視図である。
【図2】図2は、図1の回転砥石の着脱構造の装着時の
斜視図である。
【図3】図3は、図1の回転砥石の着脱構造の側面図で
ある。
【図4】図4は、図3におけるA−A線断面図である。
【符合の説明】
1…モータ回転軸、2…砥石フランジ、3…回転砥石、
4…砥石ホルダー、5…蟻溝、5a…蟻溝の小幅、6…
蟻ほぞ、6a…蟻ほぞの小幅、7…貫通孔、8…ストッ
パー、8a…隆起部、9…切込部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ回転軸1に連結した砥石フランジ2
    の下面に回転砥石3を交換可能に取付けるために、前記
    回転砥石3を固着した砥石ホルダー4を前記砥石フラン
    ジ2に対して固定するようにした回転砥石3の着脱構造
    であって、前記砥石フランジ2の下面にて直径方向に蟻
    溝5を先すぼまり形状に穿設すると共に、前記砥石ホル
    ダー4の上面に前記砥石フランジ2の蟻溝5に差込み嵌
    合し得る蟻ほぞ6を形成し、前記砥石ホルダー4の蟻ほ
    ぞ6と前記砥石フランジ2の蟻溝5とを嵌合したときに
    前記砥石フランジ2の周側から前記砥石ホルダー4の蟻
    ほぞ6と前記砥石フランジ2の蟻溝5とを同位置で貫く
    貫通孔7を設け、該貫通孔7にはピン状のストッパー8
    を係止状態にして着脱自在に挿嵌するようにし、さらに
    前記ストッパー8の前後端部が突出する前記砥石フラン
    ジ2の周側部に切込部9を形成することにより、前記ス
    トッパー8の前後端部が前記砥石ホルダー4の周側外へ
    突出しないようにしたことを特徴とする回転砥石の着脱
    構造。
  2. 【請求項2】前記ストッパー8は、弾性材から成る割り
    ピン状のもので形成し、先端付近には弾性復元力を有す
    る隆起部8aを形成し、該ストッパー8を前記貫通孔7
    に挿入した時、前記隆起部8aが貫通孔7の外方に弾性
    的に突出して抜け防止をするようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の回転砥石の着脱構造。
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