JP2578087B2 - 重量物移動装置用反力装置 - Google Patents

重量物移動装置用反力装置

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JP2578087B2 JP4978488A JP4978488A JP2578087B2 JP 2578087 B2 JP2578087 B2 JP 2578087B2 JP 4978488 A JP4978488 A JP 4978488A JP 4978488 A JP4978488 A JP 4978488A JP 2578087 B2 JP2578087 B2 JP 2578087B2
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実 落合
宗一 木谷
清人 増村
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、多数のブロックに分割した構築物に移動
させる際等に使用する重量物移動装置用反力装置に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、構築物のような重量物をけん引する場合の反力
装置としては、第5図および第6図に示すようなH型鋼
22のフランジ23をくさびの原理で挾んで反力装置21とす
る方式のものが用いられている。
すなわち、H型鋼22のフランジ23上に基板24を載置
し、この基板24を挾んで上部に傾斜面25を有し、下部に
チャックプレート27を取付けた締付け部28を有するクラ
ンプ本体26を取付け、クランプ本体26と基板24との間に
は左側に上部に傾斜面29を有するくさびジャッキ本体30
aが、右側に同じく傾斜面29を有するくさびジャッキヘ
ッド30bが介装され、くさびジャッキ本体30a内部には油
圧ジャッキ30cが設けられ、そのピストンロッド30dの先
端がくさびジャッキヘッド30bにねじ込まれている。
この反力装置21は、第5図に示すように、油圧ジャッ
キ30cのピストンロッド30dを矢印の方向へ引込ませてく
さびジャッキヘッド30bとくさびジャッキ本体30aとを矢
印のように内方に引寄せると傾斜面29が移動した分だけ
クランプ本体26もその傾斜面29に沿って下がるのでその
下部の締付け部28も矢印のように下がりチャックプレー
ト27とH型鋼22のフランジ23の裏面との間は離れるよう
になる。この状態で反力装置21を任意の位置に移動させ
た後、第6図に示すように油圧ジャッキ30cのピストン
ロッド30dを矢印の方向へ伸長させ、くさびジャッキ本
体30aとくさびジャッキヘッド30bとを矢印のように外方
に押し出すと、その傾斜面29とクランプ本体26の傾斜面
25を押し上げるので、その下部の締付け部28も矢印のよ
うに上がりチャックプレート27でH型鋼22のフランジ23
の裏面を締付け反力装置21は固定され、したがってこれ
を反力として大きな重量を油圧ジャッキ等でけん引する
ことができるようになるものである。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来の反力装置は、反力装置内にくさびジャッキ
を動かすための専用の油圧ジャッキを組込んでいるため
装置全体が大きくなるとともに油圧ジャッキを駆動させ
るための高圧の油圧パイプを組込むため装置が複雑とな
り、かつ反力装置の盛替えを他の油圧ジャッキ等で別途
に行わねばならない問題があった。この発明はこれらの
問題を解決することを課題とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は前記の課題を解決するため、レール支持体
上に載置される基板と、基板上に傾斜面が山形となるよ
うに傾斜方向を互いに反対にし、それぞれスライド可能
に載置される1対のくさび体と、くさび体の傾斜面に接
する山形の傾斜面と、レール支持体を挟んでその裏面に
接離する締付け部とを有するクランプ本体と、くさび体
間に配置されるカムと、カムに一端を枢着し、他端は長
孔を介してくさび体にそれぞれ枢着されるレバーと、油
圧ジャッキに連結され、カムに固着されるクランクとか
らなる重量物移動装置用反力装置、及びクランプ本体の
締付け部上に摩擦面を有するチャックプレートを設けた
前記の重量物移動装置用反力装置並びにカムを、その長
手方向が油圧ジャッキに連結されたクランクに、その軸
線と直交するように固着した前記の重量物移動装置用反
力装置の手段を講じるものである。
[作用] この発明の作用について実施例を参照して説明する。
反力装置1をH型鋼2のフランジ3の固定から解除す
るには、第1図において油圧ジャッキ14を矢印方向に前
進させるとクランク13は矢印方向に回動し、カム11も矢
印方向に回動し、これによってレバー15も反時計方向に
回動し、くさび体10,10は矢印のように内方に向って引
寄せられ、くさび体10の上部の山形の傾斜面9のためク
ランプ本体6の下面の山形の傾斜面5は下がり、そのた
めクランプ本体6の下部の締付け部8のチャックプレー
ト7が矢印のようにフランジ3の裏面から離れるように
なる。この時、油圧ジャッキ14をさらに前進させること
により反力装置1はクランク13に押されて前進し任意の
位置に盛替えることができる。この状態で第2図におい
て、油圧ジャッキ14を矢印方向に少し後退させるとクラ
ンク13は矢印方向に回動するためカム11は矢印方向に回
動し、くさび体10の垂直壁12を矢印方向に押し拡げ、く
さび体10の上部の山形の傾斜面9でクランプ本体6の下
面の山形の傾斜面5を押し上げるので締付け部8のチャ
ックプレート7を矢印のようにH型鋼2のフランジ3の
裏面に強く締付け反力装置1を固定することができ、油
圧ジャッキ14をさらに後退させることにより油圧ジャッ
キ14の他端に連結した構築物等の大重量物をH型鋼2の
レール2a上を移動させることができるようになる。
[実施例] この発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1実施例は第1図ないし第3図に示されており、1
は反力装置であってレール2aを支持するH型鋼2のウエ
ブ2bを挾んでその両側に取付けられるものであって、H
形鋼2のレール支持体であるフランジ3上に基板4を載
置し、基板4を挾んでその上方に下面に山形の傾斜面5
を有する山形のクランプ本体6を、その下方にクランプ
本体6と一体の締付け部8を取付け、締付け部8上に摩
擦面を有するチャックプレート7を設け、クランプ本体
6と基板4との間に上部に山形の傾斜面9を有するくさ
び体10,10が間隔をあけて介装され、この間隔内にはカ
ム11がくさび体10,10の垂直壁12,12に接するようにクラ
ンク13に取付けられている。このクランク13はけん引用
の油圧ジャッキ14の先端に回動自在に取付けられてお
り、その先端に固着されたカム11にはレバー15がピン16
で枢着され、レバー15の他端は長孔17を介してピン18で
くさび体10に枢着されており、油圧ジャッキ14の前後進
によりくさび体10,10を左右動させ、締付け部8を上下
させるように構成される。
第2実施例は第4図に示されるように、クランク13の
先端のカム11の長手方向をクランク13の軸線と直角に固
着し、レバー15の取付けも第1実施例とは反対向きに
し、その他の構成は、第1実施例と同一としたものであ
る。この実施例では油圧ジャッキ14の前進(矢印)時に
クランプ本体6の締付け部8をレール支持体3に締付
け、その後退時に締付けを解除することができ、押反力
をとることが可能である。
[発明の効果] この発明は、(1)反力装置内にくさび体を動かすた
めの油圧ジャッキを必要としないので装置全体が小型化
されるとともに構造が簡単となり、(2)けん引用の油
圧ジャッキの伸縮動作に連動して反力装置の固定,解除
および移動が行えるので反力装置の盛替えをけん引用油
圧ジャッキの操作のみできわめて簡単に行うことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、この発明の第1実施例を示すも
ので、第1図は第3図のI−I線における縦断正面図、
第2図は第1図と同様の縦断正面図、第3図は第1図の
III-III線における縦断側面図、第4図は第2実施例を
示す縦断正面図、第5図および第6図は従来技術を示す
もので、それぞれ縦断正面図である。 3……レール支持体(フランジ)、4……基板、5,9…
…傾斜面、10……くさび体、11……カム、13……クラン
ク、14……油圧ジャッキ、15……レバー、17……長孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増村 清人 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 滝井 良一 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) レール支持体(3)上に載置され
    る基板(4)と、 (B) 基板(4)上に傾斜面(9)が山形となるよう
    に傾斜方向を互いに反対にし、それぞれスライド可能に
    載置される1対のくさび体(10)、(10)と、 (C) くさび体(10)、(10)の傾斜面(9)、
    (9)に接する山形の傾斜面(5)と、レール支持体
    (3)を挟んでその裏面に接離する締付け部(8)とを
    有するクランプ本体(6)と、 (D) くさび体(10)、(10)間に配置されるカム
    (11)と、 (E) カム(11)に一端を枢着し、他端は長孔(17)
    を介してくさび体(10)、(10)にそれぞれ枢着される
    レバー(15)、(15)と、 (F) 油圧ジャッキ(14)に連結され、カム(11)に
    固着されるクランク(13)とからなる重量物移動装置用
    反力装置。
  2. 【請求項2】クランプ本体(6)の締付け部(8)上に
    摩擦面を有するチャックプレート(7)を設けた請求項
    1記載の重量物移動装置用反力装置。
  3. 【請求項3】カム(11)を、その長手方向が油圧ジャッ
    キ(14)に連結されたクランク(13)に、その軸線と直
    交するように固着した請求項1又は請求項2記載の重量
    物移動装置用反力装置。
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