JP2577520Y2 - 池水等の浄化装置 - Google Patents
池水等の浄化装置Info
- Publication number
- JP2577520Y2 JP2577520Y2 JP1991091889U JP9188991U JP2577520Y2 JP 2577520 Y2 JP2577520 Y2 JP 2577520Y2 JP 1991091889 U JP1991091889 U JP 1991091889U JP 9188991 U JP9188991 U JP 9188991U JP 2577520 Y2 JP2577520 Y2 JP 2577520Y2
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- Japan
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- air
- water
- pond water
- supply line
- air supply
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、池水,湖沼水,河川水
等に活性化した空気を供給,拡散させて水質を浄化する
ための装置に関するものである。
等に活性化した空気を供給,拡散させて水質を浄化する
ための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水中の各種揮発性物質の除去、有
機物の酸化分解等の目的で水中に空気を供給することが
行われており、空気の吸込み、拡散を行うためにブロワ
ー及び水中攪拌機等が使用されていた。そして、水質浄
化効率を高めるためには、空気を水中に広く拡散する必
要があり、空気供給と同時に水を攪拌することが望まし
いが、池等の全体を攪拌するためには大動力を必要とし
ていた。また、空気を活性化して水中に供給すべく、ブ
ロワーで加圧した空気を磁場内を通過させ、空気中のO
2を活性化した後水中へ供給することも知られていた
が、ブロワーの圧縮熱で空気が加熱されて70℃以上に
なり、磁力を減衰させ、あるいは磁場を破壊することに
もなり、十分な活性化空気を得ることができなかった。
機物の酸化分解等の目的で水中に空気を供給することが
行われており、空気の吸込み、拡散を行うためにブロワ
ー及び水中攪拌機等が使用されていた。そして、水質浄
化効率を高めるためには、空気を水中に広く拡散する必
要があり、空気供給と同時に水を攪拌することが望まし
いが、池等の全体を攪拌するためには大動力を必要とし
ていた。また、空気を活性化して水中に供給すべく、ブ
ロワーで加圧した空気を磁場内を通過させ、空気中のO
2を活性化した後水中へ供給することも知られていた
が、ブロワーの圧縮熱で空気が加熱されて70℃以上に
なり、磁力を減衰させ、あるいは磁場を破壊することに
もなり、十分な活性化空気を得ることができなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前記従来の
池水等の攪拌装置における欠点を排除し、イニシャルコ
スト,ランニングコストを大幅に低減し、維持管理が簡
単で、効率よく池水等を攪拌浄化することができる池水
等の浄化装置を提供しようとするものである。
池水等の攪拌装置における欠点を排除し、イニシャルコ
スト,ランニングコストを大幅に低減し、維持管理が簡
単で、効率よく池水等を攪拌浄化することができる池水
等の浄化装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、回転インペラ
付水中攪拌装置の負圧部に空気供給ラインを連結し、該
空気供給ライン中に、中心軸を含む面で切断した断面形
状が矩形で、かつ、前記ライン中を流れる空気の流れの
方向に沿って磁化されたリング状永久磁石の複数を同極
同士が接するように空気の流れの方向に同軸に重ねて組
み込んだ磁気式活性化装置を介在させたことを特徴とす
る池水等の浄化装置であり、また、前記気供給ラインに
微粉添加物供給口を開口したことを特徴とするものであ
る。
付水中攪拌装置の負圧部に空気供給ラインを連結し、該
空気供給ライン中に、中心軸を含む面で切断した断面形
状が矩形で、かつ、前記ライン中を流れる空気の流れの
方向に沿って磁化されたリング状永久磁石の複数を同極
同士が接するように空気の流れの方向に同軸に重ねて組
み込んだ磁気式活性化装置を介在させたことを特徴とす
る池水等の浄化装置であり、また、前記気供給ラインに
微粉添加物供給口を開口したことを特徴とするものであ
る。
【0005】回転インペラ付水中攪拌装置を水中に浸漬
して駆動すると、池内全体に水流が拡散されると同時
に、攪拌装置に発生する真空エネルギーにより、負圧部
から空気供給ライン中に空気が吸い込まれて水中に微細
気泡となって効率よく拡散されるが、空気供給ライン中
の磁気式活性化装置を通過する間に連続して存在する多
くの異なった磁界中を繰り返して通り、空気中のO2が
活性化され、分子クラスターが小さくなって微細化さ
れ、水分と混合しやすくなる。また、空気供給ラインに
餌,殺藻剤,水質活性剤等の微粉添加物の供給口を開口
した時は、空気と共にこれらの微粉添加物が吸い込まれ
て水中に拡散される。このように、回転インペラ付水中
攪拌装置に発生する真空エネルギーを利用して他に何の
動力を要することなく空気、微粉添加物が水中に供給さ
れ、空気は加熱されずに磁気式活性化装置に影響を与え
ることなく、また微粉添加物も熱による変質を生ずるこ
とがない。
して駆動すると、池内全体に水流が拡散されると同時
に、攪拌装置に発生する真空エネルギーにより、負圧部
から空気供給ライン中に空気が吸い込まれて水中に微細
気泡となって効率よく拡散されるが、空気供給ライン中
の磁気式活性化装置を通過する間に連続して存在する多
くの異なった磁界中を繰り返して通り、空気中のO2が
活性化され、分子クラスターが小さくなって微細化さ
れ、水分と混合しやすくなる。また、空気供給ラインに
餌,殺藻剤,水質活性剤等の微粉添加物の供給口を開口
した時は、空気と共にこれらの微粉添加物が吸い込まれ
て水中に拡散される。このように、回転インペラ付水中
攪拌装置に発生する真空エネルギーを利用して他に何の
動力を要することなく空気、微粉添加物が水中に供給さ
れ、空気は加熱されずに磁気式活性化装置に影響を与え
ることなく、また微粉添加物も熱による変質を生ずるこ
とがない。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を図面を参照しながら説明
すると、図1において、1は池水を示し、回転インペラ
付水中攪拌装置2が架台3によって水中のある高さに保
持されている。回転インペラ付水中攪拌装置2として
は、図2に示すように、駆動装置(図示せず)によりシ
ャフトケーシング4内で回転するドライブシャフト5の
先端に補助インペラ6を備えたインペラ7が取付けら
れ、インペラケーシング8内でインペラ7が回転するこ
とによって池内全体に水流が拡散され、同時にシャフト
ケーシング4内に負圧部が生ずる。
すると、図1において、1は池水を示し、回転インペラ
付水中攪拌装置2が架台3によって水中のある高さに保
持されている。回転インペラ付水中攪拌装置2として
は、図2に示すように、駆動装置(図示せず)によりシ
ャフトケーシング4内で回転するドライブシャフト5の
先端に補助インペラ6を備えたインペラ7が取付けら
れ、インペラケーシング8内でインペラ7が回転するこ
とによって池内全体に水流が拡散され、同時にシャフト
ケーシング4内に負圧部が生ずる。
【0007】この負圧部には、図3に示すような空気取
入れ口9を設けた上蓋10を備えた空気取入れ容器11
を端部に取り付けた空気供給配管12が連結され、回転
インペラ付水中攪拌装置2の駆動により発生した真空エ
ネルギーにより空気が空気取入れ容器11から吸い込ま
れるが、空気供給配管12の途中には磁気式活性化装置
13が配備され、空気供給配管12を経る空気が通過す
るようになっている。
入れ口9を設けた上蓋10を備えた空気取入れ容器11
を端部に取り付けた空気供給配管12が連結され、回転
インペラ付水中攪拌装置2の駆動により発生した真空エ
ネルギーにより空気が空気取入れ容器11から吸い込ま
れるが、空気供給配管12の途中には磁気式活性化装置
13が配備され、空気供給配管12を経る空気が通過す
るようになっている。
【0008】磁気式活性化装置13は、図4に示すよう
に、外部ケーシング14内に、中心軸を含む面で切断し
た断面形状が矩形で、かつ、軸方向に磁化されたリング
状の永久磁石の複数個をその同極同士が向き合って接す
るように非磁性体の反転カラー15を適宜介在させて同
軸に組み込んだ外筒フェライト磁石16と、該外筒フェ
ライト磁石16の内空部に位置して同心に配置した、同
様なリング状永久磁石からなる内筒フェライト磁石17
とを備え、内筒フェライト磁石17を貫通する取付ボル
ト18にノズル板19を取付ナット20で取り付け、左
右のノズル板19間で外筒フェライト磁石16と内筒フ
ェライト磁石17を保持したものである。
に、外部ケーシング14内に、中心軸を含む面で切断し
た断面形状が矩形で、かつ、軸方向に磁化されたリング
状の永久磁石の複数個をその同極同士が向き合って接す
るように非磁性体の反転カラー15を適宜介在させて同
軸に組み込んだ外筒フェライト磁石16と、該外筒フェ
ライト磁石16の内空部に位置して同心に配置した、同
様なリング状永久磁石からなる内筒フェライト磁石17
とを備え、内筒フェライト磁石17を貫通する取付ボル
ト18にノズル板19を取付ナット20で取り付け、左
右のノズル板19間で外筒フェライト磁石16と内筒フ
ェライト磁石17を保持したものである。
【0009】この磁気式活性化装置13中を通過する空
気は、連続して存在する多くの異なった磁界中を繰り返
して通り、空気中のO2が活性化され、分岐クラスター
が小さくなって微細化され、水分と混合しやすくなる。
従って、インペラ7を駆動させて池水全体に水流を拡散
させると、発生する真空エネルギーによって、空気は空
気取入れ容器11から吸い込まれて空気供給配管12を
経て、磁気式活性化装置13を通過する間に空気は活性
化された後、微細となって池水1中に効率よく拡散され
る。また、空気取入れ容器11又は空気供給配管12中
の適宜の位置に、餌,殺藻剤,中和剤等の微粉添加物供
給口21を開口し、吸い込まれる空気と共に池水中に拡
散させることができる。
気は、連続して存在する多くの異なった磁界中を繰り返
して通り、空気中のO2が活性化され、分岐クラスター
が小さくなって微細化され、水分と混合しやすくなる。
従って、インペラ7を駆動させて池水全体に水流を拡散
させると、発生する真空エネルギーによって、空気は空
気取入れ容器11から吸い込まれて空気供給配管12を
経て、磁気式活性化装置13を通過する間に空気は活性
化された後、微細となって池水1中に効率よく拡散され
る。また、空気取入れ容器11又は空気供給配管12中
の適宜の位置に、餌,殺藻剤,中和剤等の微粉添加物供
給口21を開口し、吸い込まれる空気と共に池水中に拡
散させることができる。
【0010】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、次
に列記するような極めて有益なる効果を生じるものであ
る。 攪拌装置の真空エネルギーによって他に動力を要す
ることなく大気中のO2を効率よく全体に拡散すること
ができる。 大気中のO2を活性化させることによって浄化処理
効率を高めることができる。 攪拌装置の真空エネルギーによって池水中に供給し
ようとする微細添加物を効率よく全体に拡散することが
できる。 従来のブロワーによるエアー供給方式と比較して、
イニシャルコスト,ランニングコストを大幅に低減する
ことができると同時に、設置面積も地上部においてほと
んど必要としない。
に列記するような極めて有益なる効果を生じるものであ
る。 攪拌装置の真空エネルギーによって他に動力を要す
ることなく大気中のO2を効率よく全体に拡散すること
ができる。 大気中のO2を活性化させることによって浄化処理
効率を高めることができる。 攪拌装置の真空エネルギーによって池水中に供給し
ようとする微細添加物を効率よく全体に拡散することが
できる。 従来のブロワーによるエアー供給方式と比較して、
イニシャルコスト,ランニングコストを大幅に低減する
ことができると同時に、設置面積も地上部においてほと
んど必要としない。
【図1】本考案の一実施例を示す全体の系統説明図であ
る。
る。
【図2】回転インペラ付水中攪拌装置の要部の断面図で
ある。
ある。
【図3】空気取入れ容器の断面図である。
【図4】磁気式活性化装置の断面図である。
1 池水 2 回転インペラ付水中攪拌装置 3 架台 4 シャフトケーシング 5 ドライブシャフト 6 補助インペラ 7 インペラ 8 インペラケーシング 9 空気取入れ口 10 上蓋 11 空気取入れ容器 12 空気供給配管 13 磁気式活性化装置 14 外部ケーシング 15 反転カラー 16 外筒フェライト磁石 17 内筒フェライト磁石 18 取付ボルト 19 ノズル板 20 取付ナット 21 微粉添加物供給口
Claims (2)
- 【請求項1】 回転インペラ付水中攪拌装置の負圧部に
空気供給ラインを連結し、該空気供給ライン中に、中心
軸を含む面で切断した断面形状が矩形で、かつ、前記ラ
イン中を流れる空気の流れの方向に沿って磁化されたリ
ング状永久磁石の複数を同極同士が接するように空気の
流れの方向に同軸に重ねて組み込んだ磁気式活性化装置
を介在させたことを特徴とする池水等の浄化装置。 - 【請求項2】 前記空気供給ラインに微粉添加物供給口
を開口した請求項1記載の池水等の浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091889U JP2577520Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 池水等の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091889U JP2577520Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 池水等の浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533900U JPH0533900U (ja) | 1993-05-07 |
JP2577520Y2 true JP2577520Y2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=14039127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991091889U Expired - Lifetime JP2577520Y2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 池水等の浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577520Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5172252B2 (ja) * | 2007-09-07 | 2013-03-27 | シャープ株式会社 | ナノバブル含有磁気活水を用いた処理装置および処理方法 |
JP2011152485A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 帯電微粒子水含有微細気泡発生装置 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP1991091889U patent/JP2577520Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533900U (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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