JP2577113B2 - 吹込み誘電ガスによる高圧遮断器 - Google Patents

吹込み誘電ガスによる高圧遮断器

Info

Publication number
JP2577113B2
JP2577113B2 JP2141211A JP14121190A JP2577113B2 JP 2577113 B2 JP2577113 B2 JP 2577113B2 JP 2141211 A JP2141211 A JP 2141211A JP 14121190 A JP14121190 A JP 14121190A JP 2577113 B2 JP2577113 B2 JP 2577113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
contact
arc
circuit breaker
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2141211A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0322315A (ja
Inventor
エドモンド・テユリエ
ドウニ・デユフルネ
ミシエル・ペレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alstom Holdings SA
Original Assignee
GEC Alsthom SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GEC Alsthom SA filed Critical GEC Alsthom SA
Publication of JPH0322315A publication Critical patent/JPH0322315A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2577113B2 publication Critical patent/JP2577113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/70Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/88Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
    • H01H33/90Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism
    • H01H33/901Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism making use of the energy of the arc or an auxiliary arc
    • H01H33/903Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism making use of the energy of the arc or an auxiliary arc and assisting the operating mechanism

Landscapes

  • Circuit Breakers (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Discharge Lamp (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、誘導性ガスを自動的に吹き付けて消弧する
高電圧回路遮断器に関し、得に、遮断室が六フッ化硫黄
(SF6)のような誘電性ガスで満たされており、アーク
エネルギによるガス圧力の増加によって、一方では遮断
器の開路時に発生するアークへの吹付けをもたらすと共
に他方では遮断器の開路機構に付加エネルギを与える高
圧遮断器に関する。
これは、例えば、遮断器の開放時に二次アークを発生
することができる一対の補助接触子をこの遮断器に備え
ることによって達成される。
このタイプの遮断器は、例えば1988年3月23日に出願
のフランス特許出願第88 03 803号に記載されている。
本発明の目的は、開路方向の操作力を低減しつつ遮断
電流の大きさに応じた適切なガス吹付けを実現し得、高
速かつ良好なガス吹付け電流遮断を可能にすると共に駆
動装置の小形軽量化を図ることができ、しかも、電流遮
断時及び投入動作時におけるアークの短絡を防止し得、
小電流から大電流までの広範囲の電流を一台の遮断器で
安全かつ確実に遮断し得る高電圧回路遮断器を提供する
ことにある。
本発明によれば、前述の目的は、誘電性ガスを自動的
に吹き付けて消弧する高電圧回路遮断器であって、誘電
性ガスが充填された密閉絶縁ケーシングの中に、固定主
接触子及び固定アーク接触子を含む固定組立と、可動主
接触子及び可動アーク接触子を含んでおり、操作ロッド
により駆動される可動組立と、固定アーク接触子及び可
動アーク接触子間に誘電性ガスを吹き付けるべく可動組
立に設けられた吹付けノズルと、可動組立内に吹付けノ
ズルに開口する吹付け容積を画定すべくケーシングに固
定されており、吹付け容積の反対側に可動組立と協働し
て第1の容積を画定する吹付けピストンと、開路時、第
1の容積内のガス圧を上昇させて開路操作に付加的なエ
ネルギを与えるべく第1の容積内に設けられて二次アー
クを発生する一対の二次接触子と、二次接触子間に発生
した二次アークの転移を防止すべく二次接触子の下方で
離間方向に延伸する絶縁材料製ライナとを備えており、
ライナが二次接触子の一方における少なくとも一部分と
接触していると共に二次接触子側に縦溝を有しており、
吹付けピストンが、吹付け容積と吹付け容積及び第1の
容積の外側の第2の容積とを連通すると共に第2のピス
トンによって開閉自在な第1の連通路を含んでおり、第
2のピストンは、小電流遮断時のみ移動して第1の連通
路を開くように、一方の面が吹付け容積にかつ他方の面
が縦溝を通じて第1の容積に接続されていると共にばね
で付勢されている高電圧回路遮断器によって達成され
る。
従って、本発明の高電圧回路遮断器によれば、電流遮
断時、二次接触子間に発生する二次アークが第1の容積
内のガス圧を上昇させ、この圧力上昇ガスが、吹付けピ
ストンと協働して第1の容積を画定する可動組立部分を
押圧し、遮断器の開路操作に付加的なエネルギを与え
る。しかも、小電流遮断時には、第1の容積内における
二次接触子間アークによって生起されるガスの圧力上昇
が比較的小さいため、第2ピストンがばね力に抗して移
動し、第1の連通路を開いて吹付け容積と第2の容積と
を連通し、小電流を遮断するには過剰な該吹付け容積内
のガスを外部に逃してガス吹付け力を弱め、小電流遮断
に対して最適化すると共に遮断器の開路操作力を低減し
得、又、短絡事故あるいは落雷等の大電流遮断時には、
ばね力に加えて、第1の容積内の二次接触子間アークに
よって加熱された圧力上昇ガスがライナの縦溝を通って
第2のピストンを付勢し、第1の連通路を閉じて吹付け
容積内の全ガスをアーク接触子間のアークに対して有効
に吹き付けることができる。加えて、二次接触子の下方
には絶縁材料製ライナがあるため、二次接触子間に発生
する二次アークに対する絶縁障壁を形成することがで
き、二次接触子の周囲に存在する固定組立あるいは可動
組立における各構成部品への不測の転移を防止してこれ
らの構成部品の溶損、遮断器の焼損あるいは回路の短絡
を回避し得る。その結果、開路方向の操作力を低減しつ
つ遮断電流の大きさに応じた適切なガス吹付けを実現し
得、高速かつ良好なガス吹付け電流遮断を可能にすると
共に駆動装置の小形軽量化を図ることができ、しかも、
電流遮断時及び投入動作時におけるアークの短絡を防止
し得、小電流から大電流までの広範囲の電流を一台の遮
断器で安全かつ確実に遮断し得る。
本発明による回路遮断器の好ましい特徴によれば、二
次アークの長さを制限する手段を含んでいるのがよい。
本発明による回路遮断器の他の好ましい特徴によれ
ば、制限する手段が可動二次接触子の軌道上に配設され
た固定金属ブロックであるのがよい。
本発明による回路遮断器の更に他の好ましい特徴によ
れば、吹付けピストンは、閉路時、二次接触子の前点弧
によって閉路操作に付加的なエネルギを与えるべく、第
1の容積及び吹付け容積を通過すると共に吹付け容積内
に配置された差動弁によって開閉自在である第2の連通
路を含んでいるのがよい。これにより、投入動作時に
は、二次接触子の前点弧によって発生する二次アークが
第1の容積内のガス圧を上昇させ、この圧力上昇ガスが
吹付け容積内に配置された差動弁を動かして第2の連通
路を開き、この第2の連通路を介して吹付け容積内に流
れ込んで遮断器の閉路操作に付加的なエネルギを与え
る。すなわち、二次アークのエネルギを電流遮断時だけ
でなく投入動作時にも効果的に利用することができ、閉
路方向の操作力を大幅に低減することが可能になる。
本発明による回路遮断器の更に他の好ましい特徴によ
れば、一対の二次接触子が二次アークを伸長させべく夫
々角部を備えているのがよい。
本発明による回路遮断器の更に他の好ましい特徴によ
れば、一対の二次接触子が回路遮断操作の終りに同電位
となるのがよい。
以下、本発明を図面に示す好ましい実施例を用いて詳
述する。
第1図中、符号1は中心軸がXXでセラミックのような
絶縁材料からなる密閉絶縁ケーシングとしての円筒形包
囲体を示しており、六フッ化硫黄(SF6)のような良好
な誘電特性をもつガスを満たす内部容積2を形成してい
る。
遮断器はチューリップ形に配置された接触ピンからな
る固定主接触子3を含んでいる。この接触子3はグロー
放電防止用キャップ4に囲まれている。主接触子3は、
先端にアーク効果に耐える、例えば純タングステン又は
合金タングステンで作られた部品5Aを有する金属管5か
らなる固定アーク接触子と結合されている。上記二つの
固定接触子は図示しない第1の電流端子と結合されてい
る。
遮断器の可動組立は先端が摩耗部品6Aとなった金属管
6を含んでおり、可動アーク接触子を構成している。こ
の管6は金属部分によって操作ロッドとしての絶縁材料
製の軸方向操作制御棒8と結合され、この棒8は遮断器
の開閉操作に使用される。
可動組立は更に、隣接して同軸での不等直径の二つの
円筒部9A及び9Bをもつ管9を含んでおり、円筒部9Aはよ
り小径で可動主接触子として働き、接触子3と協働す
る。円筒9Bはより大径であり、管6と共に吹付け容積10
を形成する。管9及び6は、穴11Aが明けられた絶縁材
料製円形部品11を介して固定されている。円筒部9Aは絶
縁材料製吹付けノズル12を支持している。
固定組立は、ノズル12の端部に位置する吹付け部に対
して反対の端部において、図示しない第2の電流端子に
電気的に結合された固定金属ブロック15を含んでいる。
ブロック15は、管9及びブロック15間の連続的な電流通
過を確保するために管9と協働する接触フィンガ15Aを
支持している。
ブロック15は更に管6と共に第1の容積としての環状
容積20を形成する管状金属部材16を支持している。この
容積20はその一端を、容積20の内部から外部へ向かうガ
ス通過を禁止する逆止め弁23によって塞がれる開口22を
備えた絶縁環状部材21によって閉じられる。部材21は管
6に固定されており、運動用シール24を介して封止的に
管16に沿って滑る。容積20の他端は絶縁材料製部品25に
よって閉じられ、これは管9と協働して吹付けピストン
の役割を果す。この部品25は管16に固定されており、管
9Bと協働する運動用封止パッキン26及び管6と協働する
滑りパッキン27を含む。
部品25は全体的に管形状をもち、中心軸XXと平行で夫
々容積10及び20を連絡する第1及び第2の連通路として
の通路28及び29を含み得る厚さを有している。通路28
は、部品25内の容積20側に設けられた容積31内をスライ
ドするピストン30によって塞がれている。
ピストン30は後述する固定組立に当接するばね32によ
って通路28を閉じる方向に押されている。
通路29は、容積10側においてストッパ36により行程を
制限される単純な円形座金で構成された差動弁35によっ
て閉じられ得る。通路29は部品25と管16との重なり部を
越えて延伸する。管16の穴37は通路29及び容積20間の連
絡を可能にする。
管16は一対の二次接触子の一方としての第1の接触片
41を含む。この接触片41はばね32のストッパとしても働
く。この接触片41は先端が消耗部品41Aとなっており、
管状である。
管6は一対の二次接触子の他方としての第2の接触片
42を支持している。この接触片42も同様に管状で消耗部
材42Aの先端をもち、接触片41と同軸である。遮断器が
閉鎖位置にあるとき(第1図の場合)は、接触片41及び
42はその大部分が向き合っている。
部品25は、ピストン30が通路28、容積10及び容積2を
塞がないときにこれらを連絡する通路44を有する。通路
44は軸XXに平行な部分44Aと通路28の出口に隣接した開
口をもつ径方向部分44Bとを有している。
本発明の重要な特性の一つによれば、部分25は軸XX側
で、第1の接触片41の一部と滑り接触する絶縁材料製ラ
イナとしての管状部分25Aによって延長される。ライナ2
5Aは接触片41側において第2図に示されたXX軸方向に平
行な縦軸45を含んでいる。図示の例では、部品25とライ
ナ25Aは一体加工品を構成する。
部品25は制御部材8に最も近く位置する先端に、電気
滑り接触子48を介して管6と電気的に接触される金属ブ
ロック47を有している。このブロック47は耐アーク材料
の、直径が管41とほぼ等しく管の消耗部品41Aの方を向
いたリング49を有している。
遮断器の動作は次の通りである。
閉路位置(第1図)においては、電流は接触子3、管
9、フィンガ15A及び金属ブロック15を通って流れる。
[小電流しゃ断」 ここで問題となるのは、遮断器が挿入された回路の定
格電流値より低い又は等しい電流である。
開路時には操作制御棒8は図の右方へ向かって移動し
て可動組立を駆動する。先ず、主接触子が分離し、電流
はアーク接触片に移行する。そして、電流は管5、管
6、接触片42、接触片41、管16及びブロック15を通過す
る。
アーク接触子5及び6の分離時は、これは二次接触子
41及び42の分離と一致するが、アーク51が管5及び6間
に発生し、アーク52は接触片41及び42間に発生する(第
3図参照)。しゃ断電流は小さいから、アーク52による
発熱量は僅かである。弁23は開き,容積20を満たすこと
ができる。
吹付け容積10内の圧力増加は、主としてシリンダ10内
のピストン25の移動によって生じる圧縮効果による。こ
の圧力増加はアーク51への吹付けを引き起こす。過圧は
通路28,44B及び44Aを介して容積2の方へ排出される。
実際、容積10内の圧力増加は、二次アーク52によって
引き起こされた軽い過圧にもかかわらずばね32の作用に
逆らってピストン30の移動を引き起こした。弁35は同様
に遮断器の開路操作中に容積10内の過圧力によって閉じ
られている。管6の内部の過圧は部品21の先に明けられ
た穴53によって排出され得る。
操作の終りに、管6はフィンガ60を介してブロック15
と同電位にされる。
二次アーク52は金属ブロック47のために、接触片41A
及びリング49を分離する距離を超えては伸びない。この
ようにして周囲の金属壁にアークが転移する危険製が回
避される。ライナ25Aによって偶発的な点火が防止され
る。接触片41に対する摩擦は、ある量の摩耗及び絶縁材
料の軽い炭化を生じ、周辺雰囲気をイオン化してアーク
を指向させ溝45に沿って案内する。
[大電流しゃ断] ここで問題となるのは短絡電流である。
二次アーク52(第4図)は容積20内の圧力P3における
重要な立上がりを引き起こす大きな発熱量をもつ。弁23
は閉鎖されている。容積20の加熱ガスは溝45を通って進
み、ピストン30による通路の閉鎖を引き起こす。差動弁
35も又、閉じている。何故なら、弁35の全断面S1が容積
10から受ける圧力P2の作用は通路29の開口断面S2を介し
て作用する容積20の圧力P3より大きいからである。それ
故、吹付け容積内の圧力は、ガスが排出されないため非
常に大きくなる。
電流の最初のゼロ点通過時において、容積10のガスに
よってアーク51に対する極めて強い吹付けが発生し、こ
れによって二次アーク52が消滅する。可動組立の移動中
に容積20内の圧力P3が部分21の表面に加わり、これによ
って操作エネルギが付加される。
[遮断器閉路] 第5図を参照して説明する。
可動組立は図の右から左へ移動する。主アーク接触片
及び二次アーク接触子が絶縁距離を超えて接近すると、
前点火アーク61及び62が現れる。弁23は閉じている。二
次アーク62によって生じる圧力増加はピストン30の閉鎖
と差動弁35の開放とを引き起こす。それ故、容積20の圧
力P4は通路29を通って部品11、管9A及び9Bに伝達され、
閉鎖エネルギが付加される。
遮断器の一実施例を説明してきたが、内部におけるア
ークの点火を防止するため講じられた方策のおかげで確
実性の高い作動を行い得る。二次アークによる効果を利
用することによって、大電流のしゃ断に必要な操作エネ
ルギを大きく増加させることができる。アークの点火は
回路を閉じるが、閉路操作エネルギも付加する。
第6図から第8図は本発明の参考例を示す。前図に共
通の部品は同一符号を付してあり、改めて説明しない。
可動アーク接触子は金属管106からなり、端部が絶縁
管107となっており、更にこの絶縁管107の先端も操作制
御棒と結合する金属管108となっている。
二次接触子の一つ141はピストン36に固定され、滑り
接触子143を介して管106と電気的に接触している。
他方の二次接触子142は管16に固定されており、滑り
電気接触子144を介して管108と電気的に接触している。
ピストン36の開口は、リング136からなる弁を用いて
塞がれ得る。
この変形例の特徴によれば、二次接触子の先端には角
部151及び152が備っており、その役割は後述する。
遮断器の閉路位置(第6図)においては、電流は部品
接触子3、管9及びフィンガ15Aを横切る。
開路行程中におけるアーク接触子の分離後は(第7
図)、主アーク51及び二次アーク52が伸展する。二次ア
ーク52は電磁力の作用で、角部に沿って上昇しながら伸
張し、周囲ガスの加熱と容積内の圧力上昇とを促進す
る。二次アークによってもたらされたエネルギは開路動
作を補助する。
開路作業の終り(第8図)には、二次接触子151及び1
52は丸味付けられた先端141A及び142Aによって管106と
接触し、その結果、接触子151及び152の電位は同じにな
る。
上記の参考例は構造が単純で堅牢であり、高電圧回路
遮断器に適用される。
絶縁管107が存在することによって、二次アークの指
向が促がされ、不慮の短絡が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による遮断器を閉路位置で示す軸方向半
断面による部分概略図、第2図は第1のII−II線による
断面図、第3図は遮断器を小電流しゃ断のために開路操
作する状態説明図、第4図は遮断器を大電流しゃ断のた
めに開路操作する状態説明図、第5図は開路操作中の遮
断器の説明図、第6図は本発明の参考例を閉路位置で示
す軸方向半断面による概略図、第7図は開路操作の開始
時を示す遮断器の説明図、第8図は開路操作の終了時を
示す遮断器の説明図である。 1……円筒形包囲体、3……固定接触子、5,6,9……金
属管、10……吹付け容積、12……吹付けノズル、15……
金属ブロック、16……管状部材、20,31……容積、25…
…絶縁材料製部品、27,48……滑り接触子、25A……ライ
ナ、28,29……通路、30……ピストン、32……ばね、41,
42……二次接触子、44……通路、45……縦溝、49……リ
ング。
フロントページの続き (72)発明者 ミシエル・ペレ フランス国、38300・ブルゴワン‐ジヤ リユウ、トラモル、レジダンス・ドウ・ ラニー・10 (56)参考文献 特開 昭64−59732(JP,A) 特開 昭63−16514(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電性ガスを自動的に吹き付けて消弧する
    高電圧回路遮断器であって、誘電性ガスが充填された密
    閉絶縁ケーシング(1)の中に、 固定主接触子(3)及び固定アーク接触子(5)を含む
    固定組立と、 可動主接触子(9A)及び可動アーク接触子(6A)を含ん
    でおり、操作ロッド(8)により駆動される可動組立
    と、 前記固定アーク接触子及び前記可動アーク接触子間に誘
    電性ガスを吹き付けるべく可動組立に設けられた吹付け
    ノズル(12)と、 前記可動組立内に前記吹付けノズルに開口する吹付け容
    積(10)を画定すべく前記ケーシングに固定されてお
    り、該吹付け容積の反対側に前記可動組立と協働して第
    1の容積(20)を画定する吹付けピストン(25、36)
    と、 開路時、前記第1の容積内のガス圧を上昇させて開路操
    作に付加的なエネルギを与えるべく該第1の容積内に設
    けられて二次アークを発生する一対の二次接触子(41、
    41A、42A)と、 前記二次接触子間に発生した二次アークの転移を防止す
    べく前記二次接触子の下方で離間方向に延伸する絶縁材
    料製ライナ(25A)とを備えており、 前記ライナが前記二次接触子の一方における少なくとも
    一部分と接触していると共に該二次接触子側に縦溝(4
    5)を有しており、前記吹付けピストンが、前記吹付け
    容積と前記吹付け容積及び前記第1の容積の外側の第2
    の容積とを連通すると共に第2のピストン(30)によっ
    て開閉自在な第1の連通路(28、44)を含んでおり、該
    第2のピストンは、小電流遮断時のみ移動して該第1の
    連通路を開くように、一方の面が前記吹付け容積にかつ
    他方の面が前記縦溝を通じて前記第1の容積に接続され
    ていると共にばね(32)で付勢されている高電圧回路遮
    断器。
  2. 【請求項2】前記二次アークの長さを制限する手段を含
    んでいる請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】前記制限する手段が可動二次接触子(42
    A)の軌道上に配設された固定金属ブロック(47)であ
    る請求項2に記載の回路遮断器。
  4. 【請求項4】前記吹付けピストンは、閉路時、前記二次
    接触子の前点弧によって閉路操作に付加的なエネルギを
    与えるべく、前記第1の容積及び前記吹付け容積を連通
    すると共に該吹付け容積内に配置された差動弁(35)に
    よって開閉自在である第2の連通路(29)を含んでいる
    請求項1から3のいずれか一項に記載の回路遮断器。
  5. 【請求項5】前記一対の二次接触子が前記二次アークを
    伸長させべく夫々角部を備えている請求項1から4のい
    ずれか一項に記載の回路遮断器。
  6. 【請求項6】前記一対の二次接触子が回路遮断操作の終
    りに同電位となる請求項1から5のいずれか一項に記載
    の回路遮断器。
JP2141211A 1989-05-31 1990-05-30 吹込み誘電ガスによる高圧遮断器 Expired - Lifetime JP2577113B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8907179A FR2647949B1 (fr) 1989-05-31 1989-05-31 Disjoncteur a haute tension a gaz dielectrique de soufflage
FR8907179 1989-05-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0322315A JPH0322315A (ja) 1991-01-30
JP2577113B2 true JP2577113B2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=9382216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2141211A Expired - Lifetime JP2577113B2 (ja) 1989-05-31 1990-05-30 吹込み誘電ガスによる高圧遮断器

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4983791A (ja)
EP (1) EP0400523B1 (ja)
JP (1) JP2577113B2 (ja)
AT (1) ATE120031T1 (ja)
BR (1) BR9002558A (ja)
CA (1) CA2017804C (ja)
DE (1) DE69017758T2 (ja)
ES (1) ES2070950T3 (ja)
FR (1) FR2647949B1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2661550B1 (fr) * 1990-04-26 1992-06-12 Alsthom Gec Disjoncteur a haute tension a arc serie.
FR2668648B1 (fr) * 1990-10-24 1992-12-24 Alsthom Gec Disjoncteur a sf6 a condensateur incorpore.
FR2720188B1 (fr) * 1994-05-19 1996-06-14 Gec Alsthom T & D Sa Disjoncteur à autocompression réduite.
DE19629475A1 (de) * 1996-07-10 1998-01-15 Siemens Ag Druckgasleistungsschalter
US10026571B1 (en) * 2017-03-31 2018-07-17 General Electric Technology Gmbh Switching chamber for a gas-insulated circuit breaker comprising an optimized thermal channel

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3555225A (en) * 1967-09-25 1971-01-12 Westinghouse Electric Corp Fluid-flow circuit interrupter with arc-assisted piston action
DE8334983U1 (de) * 1983-12-02 1988-02-11 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Elektrischer Druckgasschalter
FR2576144B1 (fr) * 1985-01-16 1987-02-06 Alsthom Atlantique Disjoncteur a haute tension, a gaz comprime, a faible energie de manoeuvre
JP2528100B2 (ja) * 1986-07-08 1996-08-28 株式会社日立製作所 パツフア形ガス遮断器
FR2610763B1 (fr) * 1987-02-09 1989-04-28 Alsthom Disjoncteur a faible energie de manoeuvre
FR2619246B1 (fr) * 1987-08-03 1989-11-17 Alsthom Disjoncteur a haute ou moyenne tension a gaz sous pression a energie de coupure prelevee sur celle de l'arc
FR2639147B1 (fr) * 1988-09-16 1990-12-14 Alsthom Gec Disjoncteur a haute tension a gaz dielectrique utilise pour le soufflage

Also Published As

Publication number Publication date
FR2647949A1 (fr) 1990-12-07
CA2017804C (fr) 1994-02-01
DE69017758T2 (de) 1995-07-13
ES2070950T3 (es) 1995-06-16
ATE120031T1 (de) 1995-04-15
DE69017758D1 (de) 1995-04-20
CA2017804A1 (fr) 1990-11-30
EP0400523A1 (fr) 1990-12-05
US4983791A (en) 1991-01-08
JPH0322315A (ja) 1991-01-30
EP0400523B1 (fr) 1995-03-15
BR9002558A (pt) 1991-08-13
FR2647949B1 (fr) 1994-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2571779B2 (ja) 圧縮誘電ガスブレ−カ−
US2158846A (en) Electric circuit breaker
US4467158A (en) Puffer type gas circuit
CA1042493A (en) High voltage gas blast circuit interrupter
JP2579688B2 (ja) 高圧遮断器
JP2577113B2 (ja) 吹込み誘電ガスによる高圧遮断器
US4841108A (en) Recloser plenum puffer interrupter
JP2514030B2 (ja) 圧縮誘電ガス高圧遮断器
JP2577080B2 (ja) 低エネルギで動作する高電圧遮断器
US4650942A (en) Compressed gas high tension circuit breaker, requiring low operating energy
US4649243A (en) Double-acting, compressed gas, high tension circuit breaker with actuating energy assisted by the thermal effect of the arc
JP2655733B2 (ja) 中高電圧回路遮断器
JPH0828158B2 (ja) 中高電圧用の熱バッファ式アーク吹消し回路遮断器
JPH061656B2 (ja) アークから遮断エネルギをとる高電圧又は中電圧の圧縮ガス式遮断器
JP2837188B2 (ja) 送風に使用される誘電性ガス式高圧遮断器
US4780581A (en) Suicide switch/interrupter with variable volume chamber and puffer action
JP2577116B2 (ja) 高圧又は中電圧の遮断器
JP2563855B2 (ja) 高電圧回路遮断器
JPS63211532A (ja) ガス開閉器
CA1059192A (en) Arc extinguishing arrangement for gas blast type circuit breaker
US4303814A (en) Gas-blast power switch
US4511776A (en) Break chamber for a gas-blast circuit breaker
JP2568296B2 (ja) 回路遮断器
JPH02288120A (ja) 絶縁ガス吹付け式中電圧回路遮断器
US3379848A (en) Gas-blast circuit breaker having a movable tubular venting contact and a laterally arranged exhaust vent in the interrupting chamber