JPH0828158B2 - 中高電圧用の熱バッファ式アーク吹消し回路遮断器 - Google Patents

中高電圧用の熱バッファ式アーク吹消し回路遮断器

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JPH0828158B2
JPH0828158B2 JP3102166A JP10216691A JPH0828158B2 JP H0828158 B2 JPH0828158 B2 JP H0828158B2 JP 3102166 A JP3102166 A JP 3102166A JP 10216691 A JP10216691 A JP 10216691A JP H0828158 B2 JPH0828158 B2 JP H0828158B2
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space
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piston
circuit breaker
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ドウニ・デユフルネ
ミシエル・ペレ
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ジエ・ウー・セー・アルストム・エス・アー
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/70Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/98Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being initiated by an auxiliary arc or a section of the arc, without any moving parts for producing or increasing the flow
    • HELECTRICITY
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H33/70Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/88Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
    • H01H33/90Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism
    • H01H33/901Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism making use of the energy of the arc or an auxiliary arc

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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中高電圧用の熱バッフ
ァ式アーク吹消し回路遮断器に関し、特に、六フッ化硫
黄(SF)のような絶縁特性の良好なガスによって絶
縁されると共に該ガスが遮断器の接触子が離れるときに
発生するアークを消滅させるために吹き付けられる中高
電圧用の熱バッファ式アーク吹消し回路遮断器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このタイプの遮断器では、アーク接触子
を含み、接触子が離れるとアークにより加熱されて容積
部内の圧力が上昇する「熱」容積部又は「吹付け」容積
部と呼ばれる容積部がある。ガスが膨張して電流の最初
のゼロ点時にアークを吹き飛ばす。
【0003】このタイプの遮断器を適用すると、以下の
問題が生じることが知られている。
【0004】低電流(例えば、通常遮断器を介して送給
される定格電流以下の電流)の遮断時には、圧力上昇が
吹付け容積部の寸法に応じて小さくなりすぎるか又は大
きくなりすぎる。吹付け容積部の寸法が大きければ圧力
上昇は小さく、吹付けは不十分となる。吹付け容積部が
小さければ圧力上昇は大きくなるが、効率を良くするに
は吹付け時間が短かすぎるであろう。
【0005】対照的に高電流(例えば、短絡電流)の遮
断時には、遮断不能とならないようにガスの圧力上昇及
び加熱はそれほど大きくなってはならない。
【0006】この問題を解決するために、遮断されるべ
き電流の値に応じて容積部が変動する遮断室形態の吹付
け容積部を提供することが、特にヨーロッパ特許公開第
0315505号で提案されている。
【0007】ここでは、通常遮断器内にある固定アーク
接触子の代わりに、対向するスプリングにより押圧され
るピストンに結合された半固定接触子が使用されてい
る。
【0008】ピストンのストロークは遮断されるべき電
流の値に応じて変動し、それに対応して吹付け容積部の
寸法が変動する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような装置には次
のような欠点がある。
【0010】高電流の遮断時には、半固定接触子が急速
かつ完全に上昇してしまい、スプリングにはそれを制限
する作用がない。その結果、アークが過度に引き伸ばさ
れて、吹付け用ガスが過度に加熱される。それにより、
遮断絶縁特性が低下し、アーク周辺のガスが過度に汚染
され、場合によっては、開放−0.3秒休止−閉鎖−開
放サイクル中での2回目の遮断が失敗する危険がある。
【0011】本発明の目的は、遮断電流の大きさに応じ
て、ガス吹付けに直接関係する熱膨張容積を変化させ得
ると共に大電流遮断時における半固定装置の移動速度及
び移動幅を制限し得、又、電流遮断直後における接触子
まわりの雰囲気を急速に回復させ得、小電流から短絡電
流までの幅広い電流の遮断並びに連続遮断を良好かつ確
実に実行し得る中高電圧用の熱バッファ式アーク吹消し
回路遮断器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的は、絶縁ガスで充填された気密ケーシングと、ケー
シング内に固定されており、一端が開放されると共に他
端が閉鎖された第1のシリンダと、第1のシリンダに同
軸的に収容されており、第1のシリンダの他端側方向に
位置する一端が遮断器の第1の端子に電気的に接続され
た棒状の半固定接触子と、一端が半固定接触子の他端に
対向しており、他端が駆動部材に機械的に連結されると
共に遮断器の第2の端子に電気的に接続されている棒状
の可動接触子と、半固定接触子を固定すると共に第1の
シリンダ内において可動接触子のストロークより小さい
所定距離だけ移動自在であり、第1のシリンダの一端側
において半固定接触子の他端及び可動接触子の一端を含
む第1の空間と第1のシリンダの他端側の第2の空間と
を画定する可動ピストンと、開放動作中において第1の
空間を変化させるように半固定接触子を可動接触子と同
一方向に移動させるべく半固定接触子を付勢するスプリ
ングと、第1の空間の圧力が第2の空間の圧力より小さ
いときにのみ第1及び第2の空間を連通すべくピストン
に設けられた第1の逆止め弁と、第2の空間の圧力が第
1のシリンダ外部の第3の空間の圧力より小さいときに
のみ第2の空間と前記第3の空間とを連通すべく第1の
シリンダの他端に設けられた第2の逆止め弁とを備えて
おり、第1及び第2の逆止め弁は、短絡電流遮断時の開
放動作中において接触子間の発生アークによる第1の空
間の膨張に従ってピストンの第1のシリンダの他端側へ
の移動速度及び移動幅を制限すべく作用すると共に、投
入動作中に第2の空間のガスを第1の空間内に導入すべ
く作用する中高電圧用の熱バッファ式アーク吹消し回路
遮断器によって達成される。
【0013】本発明の中高電圧用の熱バッファ式アーク
吹消し回路遮断器によれば、半固定接触子を固定する可
動ピストンは、第1のシリンダ内において第1の空間及
び第2の空間を画定すると共に可動接触子のストローク
より小さい所定距離だけ移動自在であり、スプリングが
半固定接触子を可動接触子と同一方向に移動させるべく
半固定接触子を付勢している。更に、ピストンに設けら
れた第1の逆止め弁は、第1の空間の圧力が第2の空間
の圧力より小さいときにのみ第1及び第2の空間を連通
し、第1のシリンダの他端に設けられた第2の逆止め弁
は、第2の空間の圧力が第1のシリンダ外部の第3の空
間の圧力より小さいときにのみ第2の空間と前記第3の
空間とを連通し、この第1及び第2の逆止め弁は、短絡
電流遮断時の開放動作中において接触子間の発生アーク
による第1の空間の膨張に従ってピストンの第1のシリ
ンダの他端側への移動速度及び移動幅を制限すべく作用
すると共に、投入動作中に第2の空間のガスを第1の空
間内に導入すべく作用する。それ故、本発明の回路遮断
器によれば、定格電流以下の小電流を遮断する場合は、
接触子間の発生アークによる圧力上昇によって第1の逆
止め弁が働いて第1の空間と第2の空間とを遮蔽すると
共にピストンの移動に伴う第2の空間の圧力低下により
第2の空間と第3の空間とを連通するため、ピストンが
スプリングの作用により所定距離だけスムースに移動
し、接触子間に絶縁ガスが吹き付けられてアークが吹き
消される。又、短絡電流のような大電流を遮断する場合
は、接触子間の発生アークがかなり大きくなり、このア
ークエネルギによって生じる圧力上昇が第1の逆止め弁
に働いて第1の空間と第2の空間とを遮蔽すると共にス
プリングに抗したピストンの逆戻り移動を生起し、この
逆戻り移動に伴う第2の空間の圧力上昇により第2の空
間と第3の空間とが遮蔽されるため、第2の空間が衝撃
緩衝装置として有効に作用し、ピストンにおける移動速
度及び移動幅がアークエネルギの大きさに応じて制限さ
れる。従って、遮断器開放動作時、アークを吹き消すた
めのガス吹付け量を画定する第1の空間の大きさを遮断
電流の大きさに応じて適宜変化させ得ると共にピストン
の極端な逆戻り移動を防止し得、小電流から短絡電流ま
での幅広い電流に対して良好な遮断を実行し得る。加え
て、遮断器投入動作時は、ピストンの移動に伴う第2の
空間の圧力上昇により第2の空間と第3の空間とが遮蔽
されると共に第1の空間の圧力低下によって第1の空間
と第2の空間とが連通し、第2の空間内のイオン化ある
いは絶縁破壊されていない低温度の新しいガスが第1の
空間内に導入されるが故に、絶縁ガスの特性低下に起因
する遮断不能を回避して短時間での複数遮断を可能にす
る。その結果、遮断電流の大きさに応じて、ガス吹付け
に直接関係する熱膨張容積を変化させ得ると共に大電流
遮断時における半固定装置の移動速度及び移動幅を制限
し得、又、電流遮断直後における接触子まわりの雰囲気
を急速に回復させ得、小電流から短絡電流までの幅広い
電流の遮断並びに連続遮断を良好かつ確実に実行し得
る。
【0014】本発明による回路遮断器の好ましい特徴に
よれば、第1の逆止め弁はピストンに設けられた第1の
穴とピストンの第1の空間側において第1の穴に対向し
て配置された第1のワッシャとを含んでおり、第2の逆
止め弁は第1のシリンダの他端に設けられた第2の穴と
第1のシリンダ内において第2の穴に対向して配置され
た第2のワッシャとを含んでいるのがよい。
【0015】本発明による回路遮断器の他の好ましい特
徴によれば、ケーシング内において第1のシリンダを同
軸的に収容しており、可動接触子が通過するノズルを一
端に有すると共に他端が第1のシリンダの他端に固定さ
れて閉鎖されており、第1のシリンダと協働して第4の
空間を画定する第2のシリンダを備えており、第1の空
間が第1のシリンダの一端及びノズル間を介して第4の
空間と連通しているのがよい。
【0016】
【実施例】添付図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0017】圧力が1から数バールの六フッ化硫黄SF
のような絶縁特性の良好なガスを含んでいる絶縁材料
からなるケーシング1を図1に示す。第1の電流端子2
は気密的にケーシング1を貫通し、かつ以下で説明する
理由により「半固定型」と呼ばれる半固定接触子として
の第1の接触子4にシャント3を介して電気的に接続さ
れている。接触子4は管形状であり、かつアーク作用に
耐える、例えばタングステンをベースとする合金材料か
らなる消耗部品4Aを末端に有する。
【0018】第2の電流端子5は気密的にケーシング1
を貫通し、かつ遮断器の可動接触子を構成するロッド7
に滑動接触子6を介して電気的に接続されている。ロッ
ド7は気密的にケーシング1を貫通し、かつ駆動部材を
含む駆動機構(図示せず)に接続されている。ロッド7
は、電気アークの作用に耐える材料からなる端部7Aを
有する。
【0019】半固定接触子4は、第1のシリンダとして
の固定シリンダ9内を滑動する可動ピストンとしてのピ
ストン8を担持している。ピストン8のストロークは下
方ショルダ11及び上方リング12により制限されてい
る。半固定接触子4はこの接触子4に当接するスプリン
グ13を有する。このスプリング13は遮断器が図1に
示す如く投入状態のときには圧縮されている。
【0020】シリンダ9は閉鎖された端部14を介して
より寸法の大きい第2のシリンダとしてのシリンダ15
に固定されている。シリンダ15はケーシング1に固定
されると共に一方の端部で絶縁ノズル16を担持してい
る。ロッド7は絶縁ノズル内を滑動する。
【0021】ピストン8はシリンダ9の内部を二つの容
積部に、すなわち図面内で下方容積部を構成している第
1の空間としての第1の容積部V1と、上方容積部を構
成している第2の空間としての第2の容積部V2とに分
割している。容積部V1,V2はピストン8に形成され
た複数のオリフィス18を介して連通し得る。これらの
オリフィス18は、ピストン8のショルダ21により保
持されているワッシャ19からなる第1の逆止め弁によ
り同時に閉鎖されるのに適している。第2の容積部V2
はシリンダ9の閉鎖された端部14に形成された複数の
オリフィス22を介してシリンダ9の外部における第3
の空間としての第3の容積部V3と連通し得る。これら
のオリフィス22は、リング12により保持されている
ワッシャ23からなる第2の逆止め弁により同時に閉鎖
されるのに適している。
【0022】シリンダ15に形成されたオリフィス24
はケーシング1の内部におけるガスの流れを容易にして
いる。
【0023】シリンダ15とシリンダ9との間に位置す
る第4の空間としての第4の容積部V4は、各容積部V
4,V1が遮断器の総熱膨張容積部V1+V4をなすよ
うに、ノズル16とシリンダ9の端部との間の通路を介
して常に容積部V1に連通している。
【0024】以下に遮断器の動作について説明する。
【0025】小電流の遮断: これらは、遮断器が挿入されている回路の定格電流より
も値が大きくない電流である。
【0026】ロッド7は図面では駆動機構により下方に
引っ張られる。スプリング13により押圧されていた半
固定接触子4は、ピストン8がショルダ11により停止
させられるまで下方に移動する。その後もロッド7は下
方への移動を継続し、それにより接触子が離間する。ア
ーク50が接触子4A、7A間に飛んで(図2)、周辺
のガスを加熱させる。ピストン8の下方移動及び容積部
V1,V4内のガスの加熱により圧力が上昇すると、ノ
ズル16及び接触子4A間を通過するガス流によってア
ークが吹き飛ばされる。電流がゼロ点を通過すると完全
に消弧される。
【0027】この動作中での容積部V1の過圧力は僅か
であり、逆止め弁19がピストン8の弁座に当接し、そ
れにより容積部V2を遮断する。
【0028】高電流の遮断: これらは短絡電流である。
【0029】接触子が離れるまでは、上述した動作と同
様である。
【0030】しかしながらこの場合、アーク51(図
3)は非常に高温であり、容積部V1,V4内の圧力を
かなり上昇させるのに十分な熱を発生する。ピストン8
にかけられる非常に高い圧力がスプリング13の力を上
回る力を生じるために、接触子4は図面内では上方に押
し戻される。このように、容積部V1内の圧力が高いと
はいえ尚許容し得る値であるようにするために容積部V
1が拡大される。
【0031】容積部V1の圧力が上昇すると、逆止め弁
19が閉鎖され、それにより容積部V2が遮断される。
この容積部V2は可動ピストン8により縮小される。そ
の結果、容積部V2の圧力が上昇し、それによりまず逆
止め弁23が閉鎖され、次にピストン8の速度及びスト
ロークが制限される。容積部V2内のガスは衝撃吸収手
段として作用する。結果的に、アーク51が過度に引き
伸ばされることはなく、それにより、アークが放出する
熱量及びSF分解生成物による周辺ガスの汚染の程度
が制限される。
【0032】主に容積部V1,V4内の熱膨張により生
じたような圧力上昇により、アークはノズル16及び接
触子4A間を通過するガス流によって吹き飛ばされる。
電流がゼロ点を通過すると完全に消弧される。
【0033】消弧後に、スプリング13は半固定接触子
4を図2に示す如く再度ショルダ1に当接させる。
【0034】投入状態復帰: ロッド7を図面内にて上方に移動させて遮断器を投入状
態に戻す(図4参照)と、容積部V1の圧力が低減さ
れ、それにより逆止め弁19が開放される。次に容積部
V2から汚染されていないガスがオリフィス18内を通
過し、それにより容積部V1,V2のガスの絶縁特性、
従って(開放、0.3秒休止、閉鎖、開放サイクルでの
ように)閉路状態復帰直後に生じ得る任意の遮断達成の
機会が改善される。
【0035】本発明は前述した実施例に制限されること
はなく、同一の結果を得るために本発明の手段の代わり
に同一の機能を果たす手段を使用している任意の遮断器
に適用される。
【0036】本発明は中電圧及び高電圧遮断器に適用さ
れ得る。
【0037】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の中高電圧
用の熱バッファ式アーク吹消し回路遮断器によれば、遮
断電流の大きさに応じて、ガス吹付けに直接関係する熱
膨張容積を変化させ得ると共に大電流遮断時における半
固定装置の移動速度及び移動幅を制限し得、又、電流遮
断直後における接触子まわりの雰囲気を急速に回復させ
得、小電流から短絡電流までの幅広い電流の遮断並びに
連続遮断を良好かつ確実に実行し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】投入状態での本発明の遮断器の軸方向断面図で
ある。
【図2】小電流遮断時を示す同一遮断器の軸方向断面図
である。
【図3】短絡電流遮断時を示す同一遮断器の軸方向断面
図である。
【図4】投入動作中における同一遮断器の軸方向断面図
である。
【符号の説明】
1 ケーシング 4 半固定接触子 7 ロッド(可動接触子) 8 ピストン 9,15 シリンダ 12 リング 13 スプリング 19,23 ワッシャ 50,51 アーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスで充填された気密ケーシング
    と、 該ケーシング内に固定されており、一端が開放されると
    共に他端が閉鎖された第1のシリンダと、 前記第1のシリンダに同軸的に収容されており、該第1
    のシリンダの他端側方向に位置する一端が遮断器の第1
    の端子に電気的に接続された棒状の半固定接触子と、 一端が前記半固定接触子の他端に対向しており、他端が
    駆動部材に機械的に連結されると共に前記遮断器の第2
    の端子に電気的に接続されている棒状の可動接触子と、 前記半固定接触子を固定すると共に前記第1のシリンダ
    内において前記可動接触子のストロークより小さい所定
    距離だけ移動自在であり、前記第1のシリンダの一端側
    において前記半固定接触子の他端及び前記可動接触子の
    一端を含む第1の空間と該第1のシリンダの他端側の第
    2の空間とを画定する可動ピストンと、 開放動作中において前記第1の空間を変化させるように
    前記半固定接触子を前記可動接触子と同一方向に移動さ
    せるべく該半固定接触子を付勢するスプリングと、 前記第1の空間の圧力が前記第2の空間の圧力より小さ
    いときにのみ前記第1及び第2の空間を連通すべく前記
    ピストンに設けられた第1の逆止め弁と、 前記第2の空間の圧力が前記第1のシリンダ外部の第3
    の空間の圧力より小さいときにのみ前記第2の空間と前
    記第3の空間とを連通すべく前記第1のシリンダの他端
    に設けられた第2の逆止め弁とを備えており、 前記第1及び第2の逆止め弁は、短絡電流遮断時の開放
    動作中において前記接触子間の発生アークによる前記第
    1の空間の膨張に従って前記ピストンの前記第1のシリ
    ンダの他端側への移動速度及び移動幅を制限すべく作用
    すると共に、投入動作中に前記第2の空間のガスを前記
    第1の空間内に導入すべく作用する中高電圧用の熱バッ
    ファ式アーク吹消し回路遮断器。
  2. 【請求項2】 前記第1の逆止め弁は前記ピストンに設
    けられた第1の穴と前記ピストンの第1の空間側におい
    て該第1の穴に対向して配置された第1のワッシャとを
    含んでおり、前記第2の逆止め弁は前記第1のシリンダ
    の他端に設けられた第2の穴と該第1のシリンダ内にお
    いて該第2の穴に対向して配置された第2のワッシャと
    を含んでいる請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】 前記ケーシング内において前記第1のシ
    リンダを同軸的に収容しており、前記可動接触子が通過
    するノズルを一端に有すると共に他端が前記第1のシリ
    ンダの他端に固定されて閉鎖されており、第1のシリン
    ダと協働して第4の空間を画定する第2のシリンダを備
    えており、前記第1の空間が前記第1のシリンダの一端
    及び前記ノズル間を介して前記第4の空間と連通してい
    る請求項1又は2に記載の回路遮断器。
JP3102166A 1990-02-07 1991-02-06 中高電圧用の熱バッファ式アーク吹消し回路遮断器 Expired - Lifetime JPH0828158B2 (ja)

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FR9001406 1990-02-07
FR9001406A FR2657998B1 (fr) 1990-02-07 1990-02-07 Disjoncteur a moyenne ou haute tension a autosoufflage.

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JPH065167A JPH065167A (ja) 1994-01-14
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JP3102166A Expired - Lifetime JPH0828158B2 (ja) 1990-02-07 1991-02-06 中高電圧用の熱バッファ式アーク吹消し回路遮断器

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US (1) US5126516A (ja)
EP (1) EP0441292B1 (ja)
JP (1) JPH0828158B2 (ja)
CN (1) CN1023735C (ja)
AT (1) ATE122498T1 (ja)
BR (1) BR9100493A (ja)
CA (1) CA2035688C (ja)
DE (1) DE69109508T2 (ja)
DK (1) DK0441292T3 (ja)
ES (1) ES2072460T3 (ja)
FR (1) FR2657998B1 (ja)

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