JP2577083B2 - 射出装置 - Google Patents
射出装置Info
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Description
後進させるとともに、回転させるための射出シリンダの
構造に関する。
ンダ内で加熱され流動化された成形材料を高圧により金
型内に射出し、その中で冷却固化又は硬化させ、次いで
金型を開いて成形品を取り出すようになっている。
クリュ2が回転自在かつ前後進自在に支持されていて、
油圧シリンダ3及びスクリュモータ4からなる駆動系に
接続され、該駆動系によって回転及び前後進させられ
る。
了した状態であるが、ここで次のショットに先駆けて、
成形材料5を溶融し可塑化してヘッドの先端に蓄える作
業、すなわち計量が行われる。該計量工程においては、
スクリュ2が上記スクリュモータ4に駆動されて回転
し、このとき、材料供給口10から落下供給された成形材
料5が、上記スクリュ2の回転により溝6の中を前方に
移動しつつ加熱シリンダ1内で溶融可塑化され、スクリ
ュ2の前端に蓄えられる。溶融可塑化に伴い発生する加
熱シリンダ1内の成形材料5の圧力は、スクリュ2に対
する反力となり、該反力でスクリュ2が予め設定された
位置まで後退するようになっている。
5は、続いて該スクリュ2を上記油圧シリンダ3によっ
て前方に押し出すことにより、ノズル7から金型8のキ
ャビティ9の中に射出される。
ビティ9内の成形材料5が冷却し収縮する分を補うた
め、一定の射出油圧を作用させる。この保圧工程が終了
するとスクリュ2は再び回転させられ計量が行われる。
と射出機構とを分けて併設した複数シリンダ型と、両者
をインライン上に一列に並べた1本シリンダ型とがあ
り、上述した装置は後者に属する。この1本シリンダ型
に対して複数シリンダ型においては、複数の射出シリン
ダを設けることにより、油圧がかけられる面積を増加さ
せることができる。
は同断面図、第3図(b)は同側面図である。
本体11は、ベース12上に固定され、その前端にスクリュ
2が貫通する開口12′が形成されている。
構成されており、該射出シリンダ13内には円形の射出ピ
ストン15が配設され、上記射出シリンダ13内を摺動往復
する。
ド16が突出形成されていて、該ロッド16の外周と射出シ
リンダ13の内周との間に環状油室17が形成される。射出
シリンダ13には、射出ピストン15のロッド側に上記環状
油室17に連通する図示しないポートが形成されていて、
該ポートから圧油を供給することにより射出ピストン15
を図上左方に移動させることができる。
側に図示しないポートが形成されていて、該ポートから
圧油を供給することにより射出ピストン15を図上右方に
移動させることができるようになっている。
は、射出ピストン15のロッド側に圧油が供給され、スク
リュ2を強制的に引き戻すサックバック時には、射出ピ
ストン15のヘッド側に圧油が供給されるようになってい
る。
グケース21が配設されている。該ベアリングケース21の
内部には、上記スクリュ2を支持するための回転軸18が
回転自在に配設されている。また、該回転軸18は射出ピ
ストン15と共に前後進することができ、その先端19に上
記スクリュ2が固定される。そして、回転軸18の後端
は、スクリュモータ4から前方に突出形成された駆動軸
20に対してスプライン係合させられる。
せることにより前後進し、スクリュモータ4を駆動する
ことにより回転するようになっている。
工程時に射出ピストン15、ベアリングケース21、スクリ
ュモータ4等の重量のある部材を移動させなければなら
ず、計量後退抵抗が大きく、安定した計量を行うことが
できない。同様に射出工程時においてもそれら部材を移
動させるための抵抗は大きく、射出制御応答性が悪くな
ってしまう。
ド16があるため、射出シリンダ15の断面積を有効に利用
することができず、射出シリンダ15の径が大きくなる。
めに必要となる油量が多く、応答性が悪くなるとともに
油圧配管も太くなってしまう。
工程時に移動させる部材を少なくすることができ、また
射出シリンダの断面積を有効に利用することができる射
出装置を提供することを目的とする。
ンダと、該射出シリンダ内で往復する射出ピストンと、
該射出ピストンのロッドに固定されたベアリングケース
と、該ベアリングケースに回転自在に支持される回転軸
とを有しており、該回転軸の一端にスクリュが連結され
るとともに、回転軸の他端にスクリュモータの駆動軸が
スプライン結合される。
位置するように配設される。
出シリンダ内で往復する射出ピストンと、該射出ピスト
ンのロッドに固定されたベアリングケースと、該ベアリ
ングケースに回転自在に支持される回転軸とを有してお
り、該回転軸の一端にスクリュが連結されているので、
射出ピストンとベアリングケースとが一体的に往復動し
てスクリュを前後進させる。
プライン結合されているので、スクリュモータを回転さ
せて計量を行うことができる。
位置するように配設されている。したがって、スクリュ
を前進させて射出を行う場合に、射出ピストンのヘッド
側に圧油を供給し、サックバック時に射出ピストンをロ
ッド側に圧油を供給することができる。
例について図面を参照しながら詳細に説明する。
同断面図、第1図(b)は同側面図である。
成され、ベース12上に接地されていて、その中心部には
ベアリングケース31が収容される凹部32が形成され、ス
クリュモータ4が固定されている。
ダ33が設けられており、該射出シリンダ33内には円形の
射出ピストン35が配設され、上記射出シリンダ33内を摺
動往復する。
ド36が突出形成されていて、該ロッド36の外周と射出シ
リンダ33の内周との間に環状油室が形成される。射出シ
リンダ33には、射出ピストン35のロッド側に、上記環状
油室に連通する図示しないポートが形成されていて、該
ポートから圧油を供給することにより射出ピストン35を
図上右方に移動させることができる。
部分との間には油室37が形成される。そして、射出シリ
ンダ33には、射出ピストン35のヘッド側に図示しないポ
ートが形成されていて、該ポートから油室37内に圧油を
供給することにより射出ピストン35を図上左方に移動さ
せることができるようになっている。
は、射出ピストン35のヘッド側に圧油が供給され、スク
リュ2を強制的に引き戻すサックバック時には、射出ピ
ストン35のロッド側に圧油が供給されるようになってい
る。
グケース31が配設され、該ベアリングケース31のフラン
ジ38とロッド36の端部とが結合されている。そして、該
ベアリングケース31のフランジ38の更に前方には、スク
リュ取付部39が配設される。
は、回転軸42が回転自在に支持されている。
を有しているとともに、後方にロッド44が突出形成され
ていて、該ロッド44内に上記スクリュモータ4の駆動軸
45がスプライン係合される。
内に圧油を供給して上記射出ピストン35を前方に押し出
すと、該射出ピストン35と共に前後進するベアリングケ
ース31の先端に固定されているスクリュ2も前方に押し
出され、射出が行われる。
から圧油が排出され、射出ピストン35は後退させられ
る。このとき、スクリュモータ4により駆動軸45が回転
させられると、該駆動軸45とスプライン係合されている
ロッド44を介して回転軸42が回転させられ、計量が行わ
れる。
して、その先端がスクリュモータ4に当接する位置近く
に至る。
させることにより前後進し、スクリュモータ4を駆動す
ることにより回転するようになっている。
く、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、そ
れらを本発明の範囲から排除するものではない。
内で回転する回転軸42とスクリュモータ4から突出する
駆動軸45の間は、スプライン結合によって連結されてい
るが、キーにより連結させてもよい。
でなくとも、圧縮空気、水、グリコール等でもよい。
に使用した例について説明しているが、射出成形機以外
のプラスチック成形機、ダイキャストマシン、その他の
工作機械にも応用することができる。
リンダと、該射出シリンダ内で往復する射出ピストン
と、該射出ピストンのロッドに固定されたベアリングケ
ースと、該ベアリングケースに回転自在に支持される回
転軸とを有しており、該回転軸の一端にスクリュが連結
されるとともに、回転軸の他端にスクリュモータの駆動
軸がスプライン結合されるので、射出工程及び計量工程
の時にスクリュモータを移動させる必要がなく、移動部
の重量を従来の射出装置の1/2〜1/3軽減することができ
る。そのため、制御応答性が20%〜30%向上し、摺動抵
抗が1/2〜1/3減少して射出及び計量が安定する。
るように配設されているので、スクリュを前進させて射
出を行う場合に射出ピストンのヘッド側に圧油を供給
し、サックバック時に射出ピストンのロッド側に圧油を
供給することができ、射出工程時にピストンの受圧面積
を有効に利用することができる。すなわち、大出力が必
要な射出工程時にピストンの受圧面積の大きい方に圧力
を加えることができ、計量時に必要となる油量が少なく
なり、従来の射出装置の30%程度に減少する。また、射
出シリンダの直径が従来の射出装置の90%程度で済み、
射出成形機を小型化することができる。
断面図、第1図(b)は同側面図、第2図は従来の射出
成形機を示す図、第3図は従来の射出装置を示す図、第
3図(a)は同断面図、第3図(b)は同側面図であ
る。 1……加熱シリンダ、2……スクリュ、3……油圧シリ
ンダ、4……スクリュモータ、5……成形材料、6……
溝、7……ノズル、8……金型、9……キャビティ、11
……射出シリンダ本体、15,35……射出ピストン、16,36
……ロッド、18,42……回転軸、20,45……駆動軸、21,3
1……ベアリングケース。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)射出シリンダと、 (b)該射出シリンダ内で往復する射出ピストンと、 (c)該射出ピストンのロッドに固定されたベアリング
ケースと、 (d)該ベアリングケースに回転自在に支持される回転
軸と、 (e)該回転軸の一端にスクリュが連結されるととも
に、回転軸の他端にスクリュモータの駆動軸がスプライ
ン結合され、 (f)上記射出ピストンは、スクリュ側にロッドが位置
するように配設されることを特徴とする射出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8476389A JP2577083B2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 射出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8476389A JP2577083B2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 射出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02263614A JPH02263614A (ja) | 1990-10-26 |
JP2577083B2 true JP2577083B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=13839722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8476389A Expired - Lifetime JP2577083B2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 射出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577083B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180079338A (ko) * | 2015-11-02 | 2018-07-10 | 테트라 라발 홀딩스 앤드 피낭스 소시에떼아노님 | 몰딩 조립체 |
-
1989
- 1989-04-05 JP JP8476389A patent/JP2577083B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02263614A (ja) | 1990-10-26 |
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